Writer:赤猫もよよ
【注意】
・ポケモンオンリーです。鬱多めです。そして結構キャラが死にます(敵味方問わず)。エグい描写が入る際には注意書きを付けますが、予めご了承下さい。
――神獣に見放された世界
広がるは憂悶の海――
『花葬の街、憂悶の海』
「憂悶の海」に呑まれ、滅び朽ちていくだけの世界。
ふとしたことから共に旅をすることになったザングースの「ヒヨス」とマグマラシの「リコ」は、多くの出会いや別れ、対立、消えたと思われていた神獣達との邂逅を経て、この世界の存在に関わる大きな事件に巻き込まれていく。
憂悶の海の正体、花葬の街の真実、そしてヒヨスが手にする謎の赤光。その全てが一本の糸で結ばれた時、ある一つの陰謀が明らかとなり――。
これは、「贖罪」と「意思」の物語。
ヒトが再び歩き出すまでを描いた、ただそれだけの幻想譚。
――どうか、幸せで。
・一幕「憂悶の海に漂う」
・二幕「石穿ちの火種」
・三幕「果ての土塊」
・四幕「白色境界」
――水月、語るるは誰が為。
・五幕「少年と水平線」
・六幕「水草騎士団」
・七幕「水草騎士団―②」
・八幕「水草騎士団―③」