ポケモン小説wiki

BURSTトリックルーム

第五回仮面小説大会参加作品『エルナスの花嫁』＆『吐き出す心』の自己パロギャグページです。

ティーチャーズルーム† 

　↑本文はタイトルのリンク先へ。
　第三回短編小説大会参加作品。
　結果は5票獲得で10作品中2位と好評を得ましたが、まさかこの作品が仮面小説大会参加作品のトリックルームだったとは誰も思わなかったでしょうｗｗｗ

エルナスの花嫁トリックルーム† 

勇気一つを友にして† 

　あとがきというか、コメント帳前文の雑談の続き。
「大ダロス様が与えた試練が、〝体を引っ張ってバラバラにするような〟痛みを与えるものだったのは、昔の処刑方『牛裂きの刑』をイメージしてるんだなも」
「〝牛(エルナス)と結ばれる〟って洒落だったのね……」
「更に、ラブシーンの一文『黄金の中で、エルナスの肉角は灼熱に焼け融けた』も、処刑方『ファラリスの牡牛』が元ネタだも。真鍮製の牡牛像の中に罪人を閉じこめて、炎を焚いていぶり殺すというもので、燻製にされた死体は飴色に融けて、装飾品に加工されたとか」
「牛つながりとはいえ、えげつない処刑方から二つもネタを引っ張ってくるとは、あんたもろくでもない趣味してるねぇ」
「……ちょっと待って。あのラブシーンって本当にそんなのが元ネタだったの？ 僕はまたてっきり別の由来かと思ってたんだけど」
「何だいエルナス、別の由来って？」
「ほら、僕だって大ダロス様と融合した母さんが父さんと結ばれて産まれた『大ダロスの息子』でしょ？ 膣内を『空』に見立てて飛んで、『熱く明るく輝く星』に向かって突き進んで、『焼け融けて流れ落ちた』ダイダロスの息子っていったら……」
「まぁ本当、そのまんまですわ」
「何だい、一つの場面を複数のイメージで描くなんて、なかなか洒落たことするじゃないかあんた。……あれ、どうしたんだい？ 変な顔して」

「…………ほんとだ。イカロスになってるだなも……」

「「「……はぁ!?」」」
「今気付いた！*1 ビックリした！ いやぁ、よくできてるもんなもなぁ！ じゃあもうイカロスネタだったってことでいいのね!!」
「『いいのね』って……」
「……よくさぁ、原作漫画のキャラの不自然な行動への批判で『作者より頭のいいキャラはいない』って言うけど…………」
「いるモンなんだねぇ。『作中キャラより頭の悪い作者』って…………」

吐き出す心トリックルーム† 

少し頭冷やそうか*2† 

　2011年、3月某日。
　狸吉は、某喫茶店の机に突っ伏していた。
「おかしいなぁ……サンデーさん、どうしちゃったのかな？」
　喫茶のサンデーを震える手で握り締め、虚ろな表情で狸吉は呟く。
「新しいことやりたいの解るけど、ポケモンバトルは、ケンカじゃないんだよ。第一話の冒頭だけ『ポケモンと旅に出る』とか普通のポケモンのフリして、人間が殴り合った挙げ句に変身とかするなら、ポケモン漫画の意味、ないじゃない……。ちゃんとさ、ポケモン描こうよ。ねぇ、僕の言ってること……ポケモンファンの想い、そんなに間違ってる…………!?」
　言った瞬間。
　ハリセンと水色の翼が、狸吉をブッ叩いた。
「てっ!? な、何するだもか？ 悪夢のダンジョンの晴彦くんと、僕らのレンジャー ～新たなる切り札～のコアルヒーくん!?*3」
「間違ってるとは言わんが、あんたが言うなあんたが!!」
「完全に同じ穴の狸じゃねーか！ てめぇにヒッカケを批判する資格はねー!!」

コメント帳† 

・晴彦「狸吉さんがBURSTものやるって言い出したときは、てっきりそう見せかけてメタルバーストかナイトバーストに関係した話を書くんだと信じてたよ。なんで普通にアレンジしたBURSTものなんだよ!? ふざけるな!!」
・コアルヒー「『吐き出す心』ってタイトルなら、嘔吐系のスカトロものだって思うだろ普通!? まんまと騙されたぜ、この詐欺師め!!」
・狸吉「…………君ら、ボクのことをいったい何だと思ってるんだもか？」