封印されしジグザグマ作『からたち島の恋のうた・怒濤編』
××吐き出す心××
・序章・石コロの昔話
・第1章・白と黒と
・第2章・目的と手段と
・第3章・広角と精細と
・第4章・死と生と
・終章・未来の落とし文
・ノベルチェッカー結果(改定後。注意書き、下巻予告、上巻あらすじを除く)
【原稿用紙(20×20行)】 188.8(枚)
【総文字数】 60622(字)
【行数】 1444(行)
【台詞:地の文】 47:52(%)|28881:31741(字)
【漢字:かな:カナ:他】 31:53:7:7(%)|19237:32465:4423:4497(字)
※ご注意
・ネタバレが多数あります。先に本文からお読みください。
・某漫画に対する描き手の本音が、本文以上に過激に含まれています。あらかじめご理解ください。
・主に元ネタを解説する注釈を数点追加。
・問題があった描写や矛盾点の修正。以下、特に重要な修正ポイント。
・クルマユのBURSTハートを、ベイガンが「先祖代々」受け継がれたものだと言っていたこと。これでラハードはベイガンがアーガンの息子だと気付いたワケでしたが、母方から受け継いだ可能性を除外していなかったため、「父の家系」に受け継がれたものに変更しました。
・第4話のベイガンのモノローグ。『この平和な時代に生まれながら……』となっていましたが、生まれた時点では平和ではなかったことが設定上明らかなので『せっかく平和な世の中になったというのに』に変更しました。
・クルマユがハハコモリに進化する方法をベイガンが知っていたことになっていましたが、特性も知らないベイガンが進化方法を知っているのはおかしいですし、「その、なついていないクルマユが、なによりの証*1」と、心が重なっていないことも気付いてなきゃおかしくなりますのでカットしました。
・細かい部分の加筆。特に第4章でベイガンが目覚めた場面以降は大幅に書き直してます。
BURSTなんですが、ReBURSTとは違うんです(笑)。とにかくビックリしたと思いますよ。 サンデー連載中からネタを温めていたのですが、けっこう
なんちゃってねw
上記を含め、本作にはパロディが非常に多く入っています。問題の漫画のみならず、ゲームやアニポケ、なぜかポケットモンスターSPECIALからの台詞までも混ざっており、書いた僕ですら幾つ入れたのか分からないくらいですw
派生作品を描く以上は、元の作品のファンを楽しませることを考えるのが当然ですので。……とまぁこんな具合に、問題の漫画を当てこすった皮肉も多分に含まれていますwww
BURSTハートのポケモンを解放してやれ――
本作が原作とした漫画に、ポケモンファンの多くが向けた言葉です。この言葉に負けたのか、漫画の最終回では主人公が相棒ゼクロムのBURSTハートを解放するための旅に出かけたところで終わっています。
けれど、僕はBURSTの物語を描くなら、解放を結論とした物語にはしたくありませんでした。
確かに解放されれば、ポケモンには自由が与えられるでしょう。
でも、と言うことは、封印されている時のポケモンには救いはないのでしょうか?
そんなことはないはずです。〝いつでもいつも、ホンキで生きてる〟のがポケモンなんですから、BURSTハートの中でだってホンキで生きて見せなきゃポケモンじゃありません。
解放を解決にするのは、プラズマ団の考え方です。「大切なのは、ポケモンの言葉を伝えることだった」って、Nさんも言っていたじゃないですか。
だから僕は、BURSTハートのポケモンに心を向ける物語を描くことに決めたのです。そのために必要だったのが、〝ポケモンのルールでBURSTの封印を破れるポケモン〟ミカルゲと、〝封印されたままでも自分の心を示せるポケモン〟なつき進化のハハコモリだったわけです。
前述の通り、何より伝えたかったのは、アニポケ初代主題歌『めざせポケモンマスター』のサビの一文〝いつでもいつも、ホンキで生きてる〟を、BURSTハートのポケモンにも適用したいということでした。
見出しやプロローグで、〝ホンキで生きてる〟を伏せ字で引いたのはそのためです。また、紫影螺がベイガンに絡みたがる理由の複線にする必要もあって、プロローグは紫影螺さんの過去話になりました。
ちなみに、対戦相手がガルーラになったのは、昨年11月、Wifiポケモンバトル大会のポケモンセンターカップオンラインで、先発に出したゾロアークが扮していたシャンデラもろとも、相手のガルーラに猫騙しからの攻撃で叩きのめされた経験からです。負けたから終わりじゃない*3のです。負けてもそこから何を学ぶか*4なのですw
注意書きにも描きましたが、本作は原作漫画からの流用はBURST及びアルカデスの設定と幾つかの台詞のみで、ストーリーや世界観は採用していません。
〝あの大戦〟も僕のオリジナルです。実は元々僕の『からたち島の恋のうた・暁光編』の根幹となる話に「ポケモンを道具として酷使する人間たちに、ポケモンたちが革命を起こす」話が予定されていたので、その敵役としてBURST戦士を採用したのです。人と動物たちが互いを得体の知れない怪物と誤認するという、童話『ふるやのもり』をモチーフにした展開も元々予定していたもので、BURST戦士はいろんな意味で適役でした。
多分いつかそのうち詳しく描いてみたいな、とは思っているのですが、先約がとにかく多いのでいつ描けるかは分かりません。実は導入部だけ、既にこのWiki内で発表済みだったりもしますがw
BURST戦士がBURSTの際、BURSTハートを押し当てる体の部位に名前を与えたのは、ベイガンが心移植ができない理由を説明しやすくするためです。
治療のために双方のBURSTが必要な状況を考えていったら現在の形になったのですが、この方法だと心移植をすれば助けることができてしまうため、BURSTのために心臓が必要だ、という理由付けが必要になったワケです。
結果としてこの設定は、ベイガンのBURSTへの強いこだわりと、それすらもクルマユとの約束を考えたら捨てるべきだった、という反省に繋がることになりました。
なお、ラハードはBURST後もBURSTハートが左眼に張り付いていますが、原作漫画のBURST戦士でBURSTハートが露出しているのは、敵のBURST戦士として最初に登場したヒルグレイツと、その戦いまでの主人公リョウガだけ*5です。2例でも例がある以上、他のBURST戦士も見えないところにBURSTハートがあるのだろうと考えて露出したデザインを採用しました。
ベイガンのBURST態も、クルマユだとマントの内側に隠れていましたが、進化後は左胸に勲章のように付いています。エルナスの花嫁の大ダロス様のBURSTハートは、BURST時には小さくなって掌の中に埋め込まれているという設定です。
原作漫画の町村名が、ゲームの統一感を全く無視した付けられ方をしていた*6ため、オリジナルの地名はイッシュにあってもおかしくないような名前にしてやろうと考えました。その上で「BURST戦士なんて革新的とか謳っているけれど、本当は時代遅れでしかない」という皮肉を込めて、思い付く限り古い文様の名前をあてがってやったのですが。
何故か自然と、チャビオ道場編で描かれた完全なBURSTの概念図にあった〝二重螺旋〟とくっついて、しかもベイガンが父やご先祖様たちの意志を感じる場面では、まるでDNAをイメージするかのように登場したりと、当初の意味を越えてポジティブな形に変わっていきました。描いた僕自身ビックリですw
実は原作漫画では、BURST戦士がトレーナー+ポケモンに比べてどう強いのか、全く説明されていません。
本作では、原作漫画では使われていないポケモンならではの戦法*7と、主にアニポケで示された人とポケモンの力強い絆を駆使して、徹底してポケモン側の基準でBURST戦士を計りました。
スーパ-マサラ人のご都合主義的な能力まで使ってBURST戦士を貶めた格好ですので『ズリぃ~』と思われたかもしれませんが、僕に言わせれば「ズルくない!*8」ポケモンもトレーナーもまともに描かず、BURST戦士ばかりを強い強いと持ち上げる方がズルいんです。第一、個々の強さなんて、抜いてしまえば陳腐化するだけのことです。
一応、BURSTすれば能力が上がる設定にはしてあります。……だってそうしないと、アステルに殺されたエルナスたちが浮かばれませんし。
仮に、トレーナーの指揮能力とポケモン単体の能力が共に50ずつだとして、『自分で戦う』BURST戦士は人間だけで90の力がある、と考えてください。BURSTハートのポケモンは封印されているので生身のポケモンほどの力は出せませんが、それでも10の力をBURST戦士に与えられるとします。
この計算で行くと、BURST状態で出せる力は90×10=900。パーシィがトレーナーでなかったため、50の力しか出せなかったエルナスやアリアドスが瞬殺されたのも無理はありません。
でも、ベイガンはラハードに勝てませんでした。何故なら、トレーナーが50の指揮能力を駆使して、ポケモンの50の力をフルに使えば、50×50=2500の力が発揮できるからです。
ラハードが言った、「人とポケモン、それぞれが与えられた役目を全力でこなしてこそ、最高の結果を上げられる」とはこういう意味です。人とポケモンの関係は掛け算であり、等しく掛け合ってこそ一番大きくなるのです。BURST戦士は、まさに偏った掛け算でした。
しかし、この計算を逆に辿れば、ポケモンが本来持つ50の力のうち、BURSTポケモンが使える10の力にのみ絞れば、BURST戦士の方が強い、とも言えます。これが『視野角』の差というワケです。マジでカメラを(デジカメではなくビデオカメラでしたが)弄くっていて閃きました。ポケモンの50の力をワイドに活かすトレーナーと、10の力にズームして活かすBURST。強さで及ばなくっても差別化できるなら、陳腐化することはないのです。*9
ズームするべき10を知るために、本来ポケモンが持つ50を知る。これが本作でラハードが教え、ベイガンが目覚めた『完全なBURST』なのでした。
原作の設定を読み解く限り、
1・BURSTは本来、心が重なったポケモンとしかできない。
2・先祖がBURST戦士なら、心を重ねなくてもBURSTすることができる。*10
3・ただし、本来の力を出すためには、BURSTハートに入ってポケモンと心を重ねなければならない。
という設定のようで、今回の両作品もこれを踏襲しています。エルナスの花嫁でアステルがBURSTできたのは2のためで、ベイガンは『3まで行かないとBURST戦士とは言えない』というナワメシティの教えの元に修行していたという設定です。
本当はBURSTの物語なんて、1しか認めたくありませんでした。永久封印されたポケモンを、血縁だというだけで使い回す2の設定は、ポケモン道具扱いの象徴のような設定でしたから。
けれど、その1の要素は、原作漫画ではろくに描かれていないのです。*11ポケモンにとって『ゲット』はとても重要な要素なのに、BURSTそれに相当する『封印』がどのように行われるか描かれたことが一度もないのです。何の糸口もないのでは、アレンジのしようがありませんでした。1=初代のBURST戦士について紫影螺が批判しないのも、描かれていないことを批判することができなかったためです。
その上でBURST戦士を扱う以上、3をいかに描くかが重要でした。
ただお願いして力を貰うだけじゃ、2とまったく同じことです。受け継いだポケモンのことを考えるのは無論のこと、受け継がせた親の想いも併せて考えさせることが大事だと考えました。
既存のポケモンの理屈としては、トレードを参考にすれば解りやすいでしょう。ポケモントレードは決して無感情な受け渡しではなく、ポケモンに人と人を繋ぐ架け橋になって貰う、ということなのですから。
BURSTハート内の門番に関しては考察していません。ポケモンと関係ない要素ですので。
原作の〝17タイプのポケモンにBURSTできる〟というだけの説明では、複数のBURSTハートを使う場合と比べてどう強いのか解りません。
そこで、原作の文章説明は無視して『絵』として描かれたものだけでも再現できるよう、石化することや前任者の体に触れて受け継ぐ設定、光の羅針盤なども利用して組み直しました。光の羅針盤は、アルカデスが使うポケモンの情報を蒐集しつつ、候補者を前任者の亡骸へと導くシステムだったと解釈してあります。
一応〝BURST戦士〟としては最強になったと思いますが、どっちにせよこんな力で世界中の人間を消去とかできるとは思えませんし、特定の相手との一騎打ちに、有効打以外の能力を多数持っていてもあまり意味がありません。原作漫画で最終的にアルカデスになったラスボス、フロードがそういう使い方をしたワケですが、元々持っていたレシラムを使った方が、石化の心配もありませんし明らかに強かったでしょう。*12
実は大会後の修正で、過去のアルカデスの例として、フロードのように能力を無駄に使い潰したアルカデスがいたことを付け加えてあります。言ってしまえば、原作漫画中の事件なんて、ポケモンの常識に照らせばこの程度の話題にしかならないワケです。おかしな奴がワケの分からないことを言って、意味不明な戦いの果てに勝手に石化した事件なんか、歴史の片隅にも残りません。
アルカデスのような多彩な能力は、多様な状況で活用してこそ意味を持ち得ます。それを考えると、多数多様のポケモンと戦うためにアルカデスになったアーガンは、紫影螺の評価に反してむしろ妥当な使い方をしたとも言えるのです。
ちなみに、紫影螺の批判もベイガンの擁護も、実はあるものにに向けられた意見を参考にしています。色々差し障りがあるのでちょっと何かは言えないのですが……って何ゴミ箱からメモを漁ってるんですか青大将!?
「え~となになに? 『世界最大の戦艦だか何だか知んないけど、海戦の主役が航空機に移っているのに、小回りの利かない大砲抱えて役に立つワケないっちゅ~の! ハッタリだけの無駄な図体ひけらかして、戦局も読まずにノコノコと出撃して、一方的にボコられて何の戦果も挙げられなかった挙げ句、あっさりと撃沈されちゃったんだって? まさに大艦巨砲主義の虚栄の象徴だとしか……』」
わーっ!? 何ちゅう危ない発言を!? どうか皆さま、何も見なかったことにしておいてください!!
アルカデスの管理人に関しては考察していませ(r
エルナスの花嫁のあとがきでも描きましたが、BURSTの物語を描くに当たり最初に作ったキャラが、特性すり抜けでBURSTハートの封印を抜け出せるミカルゲの紫影螺さんでした。
では、ミカルゲとBURSTして何ができるのか、と考えたのですが、結局『ブラック・ジャック』のハリ・アドラの真似しか思いつかなかったんです。中途半端に手術法だけ使っても、元ネタを知っている人にパクり扱いされるかと思いましたので、開き直ってハッキリパロディだと分かるように容姿も合わせました。さすがに半裸とカタカナ言葉は使えませんでしたが。ちなみに、名前もハリ・アドラから〝リ〟を抜いてアナグラムしてラハアドでしたw
ゼブライカの雷妃はエルナスの花嫁のあとがきで描いた通り、元々は主人公として作ったキャラで、原案を没にした段階で一緒に没になるはずでした。が、相手がクルマユに決まったため、レベルアップで覚える不一致技でクルマユの4倍弱点を突けるポケモンとして再度抜擢されました。
・封印されたままでも、自分の心を示すことができる〝なつき進化〟をするポケモン。
・進化前は閉鎖的なイメージで、進化して開放的になるイメージ。
・『トレーナーはポケモンの親だが、BURST戦士はポケモンの方が親』という、僕の従来の主張にふさわしいポケモン。
・不一致技が使えないため、タイプは複数。
・ミカルゲのタイプの片方に弱点を突けると勘違いさせるため、また、『いつまで泣いてるつもりだ泣き虫カルタ!!』のパロディを使うために、虫ポケモンが望ましい。
・原作漫画が第5世代ポケモンオンリーのため、できれば第5世代から。
・人に着せるデザインが無理なくイメージできる姿をしていること。
主人公がBURSTするポケモンとして、これらの条件全てに適合するクルマユが選ばれました。
えぇ、『クルマユを使うからこういう話にしよう』と決まったのではなく、『こういう話だからクルマユにしよう』と決まったのです。さすがは第5世代までで約650種類、第5世代のみ数えても150種類以上いるポケモン。ネタを先に作ってもピッタリの候補が見つかりますw
主人公ベイガンは、一見原作漫画の主人公を思わせる戦いたがりのおバカ。一人称『おれ』も、原作第1話雑誌掲載時の主人公の一人称*13から取りました。ただし決定的な相違点として、BURSTへのこだわりを付与しています。主人公が、仮にもポケモンとの関係であるBURSTを中心にして物語を進めてくれなければ、煮ても焼いても料理のしようがありませんでしたから。
エピローグでBURST演奏家になったのは、紫影螺に解説させた通り戦士時代の技を活かすため。ハハコモリらしくファッションデザイナーでもやらせようかという案もありましたが、元々クルマユまでで使える技の中に虫のさざめきと草笛がある*14ため、音楽家でもイメージは外れていないだろうと考えて採用しました。
ラハードが使った手術へのBURST能力の応用や、パーシィが使った子作りのためのBURST、更にベイガン自身がクルマユ時代に使っていた痛み止めのためのBURSTと比べても、音楽というのは必ずしもBURSTしなければできない使い方とは言えないかもしれません。しかし、『封印されたポケモン』との交流は、本来それ自体が〝BURSTしなければできない〟使い方だとも言えるのです。紫影螺の台詞にもありますが、BURST戦士も、自分や相手が使うポケモンと常に生き物として交流していれば、廃れることはなかったのでしょう。
ベイガンの演奏が、ハハコモリの意志と交流してのものだということを強調するために、大会後の修正で紫影螺の感想を追加しました。
>> (2013/04/02(火) 01:00)さん
>>件の漫画はそれなりに読みましたが、なる程設定の使い方が素晴らしかったです。 BURSTの正しい使い方を垣間見た気がしました。
描いていた側としても、ポケモンの設定とBURSTの設定を組み合わせるのはパズルを解いているみたいで楽しかったです。投票ありがとうございました!
>>(2013/04/04(木) 05:32)さん
>>例の漫画への興味はからっきし……というより、なんであんなものを世に出すことをお偉方は許可したんだろうとさえ思っていましたが。 この小説に出会えたことで、その漫画の価値もいくらかは認められるかな、と思いました。
僕も書き終わってから思いましたよ。あの漫画に感謝しなければいけないな、って。BURSTによるポケモンの扱いや物語の雑さに対する不満があったからこそ、この作品が生まれたわけですからね。
>> それと、熱い展開ってバトルだけじゃないんだなと。見倣いたいです。
まさにそれです。力をぶつけ合わなくても、心をぶつけることで、熱い物語は生まれるんです。
困難を乗り越えて友情が結ばれる世界観こそ、熱血少年漫画の伝統なんですから。
見倣いたいと思ってもらえて光栄です。これからも見倣われるような作品作りを目指して頑張ります!
>>(2013/04/06(土) 02:36)さん
>>笑い過ぎて死にかけてたら、一転したシリアスからやられました。
殺しかけてすみませんw
前回のコメントへのレスで、『爆笑系の作品ばかり描いているので、ハートフル路線も描きたい』と言っていたのは本作のことだったんですが、結局ついつい笑いに走ってしまいましたwww
>>官能部門からのつながりだとしたら、 読む順番まで狙った点でも鋭さを感じます。
ご推察の通り、官能部門のBURST作品『エルナスの花嫁』は姉妹作で、『BURSTの語原は〝
>>(2013/04/07(日) 20:33)さん
>>ReBurstはゼクロムのネタ程度しか知らないのですが、作中で詳しく解説してくださるので未読の人間でもとても楽しく読む事が出来ました。
詳しく描かざるを得ませんでした。とにかく原作漫画ときたら設定に意味不明な点が余りにも多く、描いている自分が納得できるように逐一説明を付けないといけなかったんです。
もし原作にもっとしっかりとした設定が付いていたら、その説明に頼って解説を端折っていたかもしれません。つくづくあの漫画に感謝しないとw
>>ベイガンのパートナーと心を通わせてるつもりが、お前は本当にパートナーの事何も知らないんだなと罵倒される場面はドキリとさせられます。 BURST戦士とポケモントレーナーとの対比を通して、人とポケモンとの本物の信頼関係を築く努力の大切さを訴えていますね。 一見珍しいReBurst小説かと思いきや、中身は人とポケモンとの絆に迫った原点とも言えるテーマで深く共感しました。
トレーナーもトレーナーで、〝親〟失格のことをポケモンにしてしまうことも多いですからね。そういう意味では、BURST戦士とポケモンの関係は、トレーナーとポケモンとの関係を鏡に映したようなものと言えます。
あの漫画を反面教師として、ポケモンのファンから共感されるような作品を目指して、これからも描いていきたいと思います。投票ありがとうございました!
>>(2013/04/12(金) 22:24)さん
>>某漫画に関しては殆ど無知ですが楽しめました
およそポケモン漫画としても熱血少年漫画としても読めるところのないあの漫画ですが、二次創作作品を描こうと思っている人は目を通しておく価値があるかもしれません。何をどう描いたら元の作品のファンに嫌われるのか、ウンザリするほどよく解りますので。
また、読まれる場合は同作品の不満点まとめWikiも一緒に読むことをお勧めします。アンチよりですが、一番詳しいデータベースですので。僕も時々編集に参加していますw 投票ありがとうございました!
改めまして皆さま、応援ありがとうございました。次回作もご期待ください!!
・巴「それで狸吉さん、あなたは一体いつまで引きこもってるつもりなんですか?」
・久連「せめて『ジグザグマのBURST戦士』を名乗ってくれよ!? 何だよ封印されしって、遊○王の必殺カードかっつーの!?」
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