ポケモン小説wiki
求めし者の灯

/求めし者の灯

大会は終了しました。このプラグインは外していただいて構いません。
ご参加ありがとうございました。

エントリー作品一覧


この作品は流血・惨殺及び官能表現があります。それでも良い方は↓よりお進みください。
求めし者の灯・上
求めし者の灯・下
作者:オレ
感想等は↓にあります。本編を読んで下さった方はスクロールでご覧ください。

















 どうも、この作品の作者は自分でした。見破れた方も見破れなかった方も楽しんでもらえたなら幸い。
 というわけで皆様大会お疲れさまでした。今回は「作品数は少ないものの皆様力作揃い」と言われていた中6票をいただき、3位入賞させて貰えて嬉しい限りです。ですがその一方で。
流血や官能があるのに注意書きを忘れてしまい大変申し訳ありませんでした!
 大会のたびに何かしでかしている気がするんですが、気のせいであることを祈っています。


感想への返信

>タマゴにそんな設定があったとは (2017/06/28(水) 00:48)
> ポケモンとしてのルールを提示しつつ、敢えてそれを破りに行く物語やバトル描写が斬新でした。
 ただ、タマゴグループの解釈ですが、現実の交雑種からすればむしろ、『トレーナー下のポケモンでないと、同じタマゴグループでも同族以外は交配不可』な気がします。ルナが妊娠したのは、他に理由があるかも知れませんね。 (2017/07/02(日) 23:40)

 ↓にもありますが、この設定は自分が「作ったもの勝ち」との暴力的な精神の元で作り上げたものです。公式でもXYの「タマゴはゆりかごのようなもの」の説明やORAS・サンムーンの異世界等に触れるストーリーから、この設定も「そういう異世界がある」くらいに捉えてもらえればと思います。
 何より他の方もそういう設定作っているなら是非見せていただきたいです!

>子供を作ろうとする二人がよかったです。
官能シーンもよかったので入れておきます。 (2017/06/28(水) 19:37)

 タマゴグループの違いから子供ができなくて安心と快楽目的で交わりまくれるなんて最高だと思いました。そしてそこからさらに変わって子供を望むことにより物語が動かせる部分も思いついてみると面白かったです。ルナは自分が最初思っていた以上に壊れてくれました。

>ちょっと日本語おかしいところ?あったような気がするけど面白かった (2017/06/29(木) 16:44)

 感想チャット会でも指摘されました。説明が冗長になっているためにおかしくなった部分も出てきたんだと思います。表現不足から伝わらなくて別の内容にとられてしまうとかを恐れすぎてついつい書き込みがちになってしまいますが、その辺は「もっと読者を信じて」と言われたのでそうしたいと思います。

>バトルがゲームのような味気なくシンプルなものになるのではなく、アニメのような戦いとも違い、複数の道具を使用したり、生放送をして弱みを握ったりなど、可能な限り卑怯で、それでいて外道ではないラインを見極めたすがすがしい汚さのバトルが面白く感じました。 (2017/07/02(日) 22:33)
> ポケモンとしてのルールを提示しつつ、敢えてそれを破りに行く物語やバトル描写が斬新でした。
 それにしてもコラプサーの胸糞ぶりときたら……ガツンとやってくれてスッキリしましたw (2017/07/02(日) 23:40)

 便宜上コメントの一部をぶった切らせていただきました大変失礼しました。
 基本的にゲームの戦いとかには忠実にありたいと思いますが、逆に「なぜゲーム内の戦いがこうなっているのか」はかなり思いを巡らせています。そしてそれを破りに行くにも理由付けが大事だと思いました。
 理由付けという意味では悪役というのもなかなか苦労しますね。ただ悪事を繰り返すだけだと(基本的に娑婆に生きているであろう)作者が悪役に血を通わせるのは難しい、かと言って血の通った悪役を描きたいからと悪事に手を染めるなど論外、それに下手に共感できる感情を通わせると今度は「あれ主人公の方が悪くない?」になりますから。
 後述しますが「コラプサー」とはブラックホールで、何も考えずに重力に任せて周囲のものを食らいつくす存在です。そういうキャラとして描いてみました。

>と (2017/07/04(火) 20:15)

 うひょうありがとうございます!



見たいかもわからない舞台裏
 リザルカ……リザードン♂×ルカリオ♀が沢山欲しい人生でした。どちらもスマブラやポッ拳でも揃って出演したりして一緒にいる印象は強いのに、育て屋で一緒にいても卵ができないもどかしさ。しかし逆にいくら交尾しまくっても子供ができないとわかれば、快楽目的のための行為を安心して繰り返せるなんて最高じゃないですか。それに交わっているうちに仲が深くなってしまう展開も最高なのでルナにはリエンに無茶ぶりしてもらいました。
 まあXYの時にもこんな感じにリザルカを揃えていたわけですが(当然リオルは♀を粘った)超ダンでもこの組み合わせの未来を妄想して主人公ヒトカゲ(オレ)パートナー可愛いリオルでいったら終盤のイベントでいろいろ持って行ってくれました。ポケダンの主人公になりたい症候群。
 そして私的なこともあり動物愛護について色々考えたのもこの作品に乗せることにしました。これについては「キャラクターたちの力を借りて自分の中で色々と思うことを具現化していきたい」のスタンスがあるわけですが、無理に官能部門でやることもなかったのかなとは今更ながら疑問。でも話のつながり的に出したくなったからまあいいか。動物愛護の話で言えばツイッター上でも「動物はあなたのごはんじゃない」をスローガンにしたNPOが笑いものにされたりする一方で、毎年何十万もの犬や猫が保健所で殺処分されている現状を問題視されています。どちらも動物を殺していることは間違いないのですが、なぜこの両者に違いを感じるのかを解き明かさなければ動物愛護は前に進めることはできないと思いました。これに対して作中でリエンやアースに「最終的には人間を守るため」「弱い動物を意味もなくいたぶる精神性は人間に牙を剥く危険がある」「畜産での屠殺は肉の出荷を待つ人たちが目的で、自身や享楽ではない」という感じに回答させたわけです。この考え方はツイッターで流しているため、それを見た方はこの作品で自分が浮かびそうな気がしていました。まあ動物愛護にしてもポケモンの繁殖の仕組みについても、結局最後の最後でお茶を濁しちゃっていますがね。
 なおポケモンの繁殖の仕組みについては、ぶっちゃけ「作ったもの勝ち」だと思っています。そして「どんなものを作っても他の作品の設定とは競合しない」と思っています。公式でも思いっきりパラレルワールドが示唆されていますし、こういう「理が違う異世界」があってもいいんじゃないんでしょうか? 自分自身がそんな考え方なので、この設定も他の作品に反映させるかどうかは未定です。
 キャラの名前は星由来に統一することに。メガリザードンYに憧れた少年時のアース(Earth、地球)がリエン(oriens、日の昇る方)と名付けたところで統一を決めました。回想した名づけのシーンは厨二感がたっぷりですが、アース自身がそういう年齢だったのでむしろ厨二なくらいの方が良かったと思います。勿論自分法則の「人間以外は種族名の一文字を入れる」まで拘ったわけですが、最初から決めていたルナ(Luna、月の女神)だけでなく上手いことにネプ(Neptune、海王星)と回ってくれたのでマズン(Mars、火星)やプラネ(planet、惑星)畜産所、マーキュ(Mercury、水星)水産、コラプサー(Collapsar、ブラックホールの旧称)とかもいってしまうことに。特にあらゆるものを食らいつくす存在という意味ではブラックホールからのコラプサーの名前はぴったりでしょうね。昔のロックマンのお陰で星の名前は結構頭に入っています。まあキャラの殆どが人間なので下手にポケモンを増やさなかった今回も難しくはなかったですがね。難しくないという意味では主人公以外名前を決めなかった去年に勝るものはないですがね。
 なお食肉出荷するポケモンは第一感はポカブでしたが、以前ポカブいじりをしまくった過去があるのでやめにしました。そして代替のポケモンはエンブオーよりも対戦で使われるポケモンの孵化直後で、肥やして肉にする姿がなんとなく浮かんだのがモノズでした。結果的にサザンドラまで殺害してしまい某氏ごめんなさいの作品に仕上がりました。去年のリオル唐竹割と違ってわざとじゃないんです言い訳無用か。
 ではまた次の投稿の時にでも。一度エラー食らってコメントへの返信等が書き直しになったのは内緒です。

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 読了報告をば。オレさんの描く濃密な世界観をゆっくりと漂ってまいりました。お考えになっているものごとが現代に合致しているから世界観に溶け込めた、ということもありますが、なにより作り込みがすごい。バックボーンがしっかり出来上がっていることは、読んでいるこちらにも伝わってきました。

    あまりに多くの動物たちを手にかけている世の中に訴える、非常に読み応えのある物語でした。「増えすぎたから」、「食べるから」。言っていることはもっともだけれど根本的に見るとわずかに違う。そんな状況を見極めなければ、たとえば「核兵器は持たないけど原発は持つ」、「軍隊じゃなく自衛隊だから」という(一見すると)矛盾してるような問題には立ち向かえないのかなと思います。一部だけ見て全体を見ようとしなければ、それこそ自身の中でさえ矛盾が生まれてしまう。リエンくんの葛藤がありありと浮き彫りになりました。まあ、やれ交尾しただの群れの長が息絶えただの、動物の生態を一歩外側から面白そうに観察するのは私たち人間くらいでしょうけれど。そもそもカネだけしか見えない、自身の欲望にあまりにも忠実、そのような人間にはなりたくないですねえ。

    ところでリザルカが私の中でツボでした。ルナちゃんかわいい。清楚な()を手込めにしていく展開に狂喜乱舞((
    けふん。
    3位入賞おめでとうございます。執筆お疲れ様でした。 --
  • 世界観については、作品を長くするうえではどうしても作り込みは避けられないですからね。矛盾が読者に見破られたとかなったら死ぬほど泣きたくなりますから、そうならないように結構必死……自然に浮かぶ部分を主体にそれをどう組み合わせるかでしょうね。

    同じ「動物を殺す」という行為でも「目的がどこにあるか」という疑問がこの問題に直通していると思うんですよね。目的が快楽とか「自身」に向かっている加虐・殺戮行為は、目的の外である他の「人間」であっても傷つくのがお構いなしになりかねない。それを言葉での説明はできないけど、感覚的に「残酷だ」と感じ忌み嫌う性質を持つことで、結果人間の社会性の維持で重要な役割を担うんじゃないかと思います。もちろん今はその性質が暴走して変な愛護団体が暴れていたりしますが、最終目的であるはずの人間を見ていないのがわかるので笑い者にされるのはしかたないんですよね。そういう連中は別な方向を見ている例としては、世界で暴挙を繰り返す反捕鯨テロ団体は、北欧で絶滅危惧種の鯨類の乱獲には何も反対しません。日本の捕鯨だから反対するという「隠れた目的」の存在が明白な行動をしていたりします。だから同じ理論を別の場所に向けることを嫌うんです。原発や軍隊の例で言うなら「原発に反対するなら韓国の原発にも抗議すべき」「軍隊を無くすために中国首脳部を説得して憲法九条を定めさせては」とか一緒に出すことが無いのと同じなんですよね。結局「隠れた目的」があると見て間違いないんでしょうね。
    ちなみにリエンの葛藤のシーンも描こうと何度も試しましたが、書いていてなんだかテーマの押し付けに近い感じがあったのでカットしました。「カット」するかも「葛藤」しました。欲望自体は自分は否定しませんが、世の中との相互関係を頭から外さないようにして欲しいと思いますね。

    皆さんもっとリザルカを書いて描いて欲しいです。純粋な娘ほど壊れる時の壊れ方は美味しいと思います。
    コメントありがとうございます。 -- オレ
お名前:

トップページ   編集 凍結 差分 バックアップ ファイル添付 複製 名前変更 再読み込み   新規作成 ページ一覧 ページ検索 最近更新されたページ   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2017-07-08 (土) 00:40:27
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.