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Zeit

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Zeit 

関連作品はa sacrificeabfalleimer

エロ表現がメインです。放尿あり。メインが放尿。
青浪



横に長く、大きな窓。その窓際で、若くアブソルがふあぁ、と可愛いあくびをした。柔らかく撫でる春の陽光。その陽光に照らされた蒼い顔は歳相応の麗しさが備わっている。
そのアブソルは何度も大きく口を開く。アブソルがあくびをしても、何も起こらない。彼女がいるのはその身体にふさわしい、明るい色調の部屋。
ピンクの棚には、可愛いぬいぐるみや、観葉植物が不均等に置かれている。おそらくこの部屋の主の趣味だろう。
コンコン、とドアをノックする音が部屋に響く。それに気付いた若いアブソルはびくっと眠たい身体を起こし、ドアのほうに身体を向ける。
「どぉぞ・・・ふぁぁ・・・」
そのアブソルはかわいらしい幼さの残る声で言う。
ドアはキィ・・・と軽い音で開き、入ってきた者は身なりからして、友達のようだが、アブソルは眠くて、なかなか視野がはっきりしない。
「おはよう・・・今日の予定、言ってもらえる?」
入ってきた者は、コクリ、とうなずく。そいつは何やら手帳を開いている。
「ええと、7時から朝食です、8時からポーシャと会談のあと、9時半よりカントー学院大学の出資者説明会、11時昼食ののち、12時より財務会計のの講評があります。で・・・」
「ストップ!」
アブソルはもううんざりといった表情で、入ってきた者の話を止める。入ってきた者はトゲキッスで、名をイオと言う。秘書だ。
「イオ~・・・もう疲れたよぉ~・・・」
「ですけど、セドナ様は財団の総帥なんですよ?」
「もういいって。様も総帥も財団もぉ~!」
アブソルは秘書に不満を言うとだるそうに身体を動かして椅子に座る。イオと言う名の秘書もセドナと呼ばれたそのアブソルにつられるようにあくびをする。
「総帥のお力でここまで大きくなったんですから。総収益30兆。純利益5兆の超巨大財団なんですから。」
セドナははぁっとため息をついて目を輝かせているイオを見た。
「3か月前受注した港湾の建設工事、進捗状況150%ってどういうこと?」
「はい。あの件は思ったより工員数が多く、非常に工事の進捗が早くて・・・来月には完成です。」
イオは詰まることなく、暗記していたかのようにすらすらとそらんじる。
「そう。一応動員した工員には契約通りの日数分、俸給を支払うこと。いいわね?」
「はい。承知しております。では、朝食ですよ。」
イオはそう言ってスケジュールをセドナに見せる。セドナもわかった、と言うと食事をするためだけの部屋に向かった。
今日も忙しい1日が始まるんだ・・・

「ディオネさん。ミシロタウンに着いたっすよ。」
その声にぴくぴくっと耳を動かしたグラエナ。あわてて身体を起こすと、荷物を首から提げる。名はディオネだ。メガネをかけているせいか、性格も丸く見える。
「ああ・・・ごめん、ニンフ。」
ニンフ・・・そう呼ばれたハッサムをそのディオネは眼鏡越しの赤い瞳で見た。2匹は列車の中にいた。終点らしく、みんな列車から降りて行く。
2匹も急かされるように列車から降りた。
「ここがミシロですか・・・ディオネさんの故郷っすよね。」
「さん付けしなくて別にいいって。」
ニンフは大きな荷物を背負っているが、ディオネの荷物はいたって小さい。2匹は駅から出ると大きく伸びをした。
何かに気付いたらしく、ふとニンフが顔をあげる。
「このマークって・・・ネレウス財団のマークっすよねぇ・・・」
ああ、といった具合にディオネはニンフの質問に答える。
「ここは財団の本拠地だからね。♂のニンフはここの総帥が♀だって知ってる?」
からかうディオネ。どうやら2匹とも♂らしく、ニンフは興味なさげにまさか、と答えた。
「経済学部の教授だろ?それくらいは・・・」
「僕は巨大な複合企業には興味ないっす。そもそも財団がどういう経済活動をしてようと、僕はギルド制について調べてるんす。それでここに来たっす。」
「俺だってただの大学図書館の司書だろ。」
どうやら2匹とも大学の職員のようだ。土地勘のないニンフはディオネにとことことついていく。
ニンフはハッサムなので飛べるはずだが、歩みの遅いディオネについていくために足を使って歩いていた。
「はぁ・・・はぁ・・・暑いっす。」
「どこも一緒だよ。ホウエンにいる限りは。」
太陽は東に高く昇って2匹もこの町もギラギラと照らしている。愚痴を言うニンフはもう汗だくだ。ディオネも冷静に振舞うが、汗はかなり出ている。
「アレっすか?」
そう言うニンフが示す先には白く大きな建物がある。
「そう、それ。あれがギルド・・・全然変わってないな・・・ん?」
「どうかしたっすか?」
ディオネは久々にやってきた故郷に見なれない赤い大きな屋敷を見つけた。
「あんな赤レンガの建物無かったんだけど。」
首をかしげるディオネにニンフは時の移り変わりっすよ、と特に気にしなかった。
さらに道をトコトコ進んでいくと、ギルドの建物の前で、耳にギザギザのついたピチューが手を振ってるのを2匹は見た。
「レオンだ。」
ディオネが呟くと、ニンフは懐かしいっすか?と少しからかうように言う。まあな、と恥ずかしげもなくディオネもニンフに返す。
2匹がギルドの入り口に進んでいくと、そのピチュー、レオンがディオネのほうに駆け寄ってきた。
「ディオネさん!お帰りなさい!メガネかけてる・・・」
「ただいま、レオン。こちらはホウエン大学の経済学部教授のニンフさん。」
そうディオネが紹介しても、レオンはさっぱり、といった顔をしたので、ディオネもニンフも気にせず進めることにした。
レオンの案内でギルドの中を進んでいく。ディオネは懐かしい思いがいっぱいだった。ほとんど変わらないギルドの廊下、部屋を特に驚くことなく進んでいった。
「こちらが、親方のポーシャさんの部屋です。」
コンコン、とレオンが言い終わらないうちにディオネはドアをノックした。はいは~い、と相変わらず元気そうな親方の声が聞こえる。
ギィ・・・とゆっくりドアを開けると、相変わらず・・・でははく、親方はドア前で、2匹を待っていた。
「お久しぶりです。親方。ホウエン大学図書館司書のディオネです。で、こちらは経済学部教授、3年後には学部長のニンフです。」
「こら!誰が3年後に学部長なんすか!」
冗談交じりにディオネがニンフを紹介すると、怒るニンフに対して、親方は笑った。
「相変わらずね。ディオネ。お帰りなさい。メガネをかけて、聡明そうになりましたね。」
少しディオネは照れたのか、うつむく。
「あなたのお土産話はこの教授さんから聞くとして、あなたは会うべき方々がいるんじゃないですか。ギルド内外に。」
「そうですね。ではそちらを・・・多分外に行ったら少なくとも今日は帰ってこれないと思いますので・・・では、失礼します。」
ディオネがそう言うと、ニンフは親方に自分のことは言わず、今までのディオネの大学での業績をペラペラ喋ってる。

廊下にディオネが出ると、レオンが待っていた。
「ディオネさん・・・メガネ・・・どうしたんですか?」
レオンはディオネのメガネが気になって仕方なかった。
「これは・・・ずっと図書館で本ばっかり見てたら、こうなった。」
そう恥ずかしそうにディオネは言うが、レオンにはクスッと笑う・・・けれど馬鹿にしたりとかそういうわけではない。
ディオネの赤い瞳の向こうの深淵がさらに深くなった、そうレオンは感じた。
「久しぶりに、紅茶でも飲むか?」
「いいですね。ヘレネさんも誘いましょうか。」
レオンの提案にディオネはうなずくと、2匹で、ヘレネが働いてるところに向かった。
「ヘレネさ~ん。」
「はいはい。」
呼びかけに対して、元気な声が帰ってくる。そして間もなく、どしどしと書類を踏みつける音が聞こえてきた。
「でぃ・・・ディオネ・・・ディオネ!」
「ぎゃぁ!」
ディオネの悲鳴とともにメガニウムが思い切りディオネに抱きつく。レオンはびっくりして目を見開いた。
「ディオネ~!元気してた?」
「うん・・・重い・・・です。」
重い、とディオネが言うとメガニウムのヘレネは嬉しそうにさらにギュッと抱きつく。
「重い重い!」
「仕方ないなぁ・・・」
ヘレネは嬉しくて仕方なかった。ディオネが帰ってきて。
別に重い、と言われても仕方ない。なぜならヘレネは前会ったときはまだベイリーフだったから。ゆっくりとディオネから身体をどけるヘレネ。
息も絶え絶えのディオネはヘレネを見るとにこっと笑った。
「進化して立派になったな。ヘレネ。」
「ディオネもメガネなんかかけちゃって・・・すっかり優しそうになっちゃって。」
ヘレネもディオネを笑顔で見た。
「ディオネ。彼女のところにはいかないの?」
その言葉を聞いて、ディオネの身体はびくっと震える。
「い・・・行くよ・・・」
「心配なら私がついてってあげるけど。」
「ほんと?」
「うん。」
ヘレネの言葉を聞いて、ディオネは安堵の表情を浮かべる。レオンは退屈そうにあくびをした。
「レオン?」
「はい・・・ふぁあ・・・すいません。」
「ちょっとスポンサーんとこ行ってくるから、後よろしく。」
「はい。わかりました。」
「さ、ディオネ。行くよ。」
そう言うとヘレネはディオネを蔓でずるずると引っ張って行った。

「ディオネ?知ってるかもしれないけど、セドナの家ってすごく大きくなってるの。」
「へえ。」
そっけない返事にすこしむっとするヘレネ。
「興味ないの?」
「いいや。そんなことない。俺はセドナが元気だったら、それでいいの。」
ヘレネはそれを聞くと顔が赤くなった。自分のことでもないのに、すごく恥ずかしいからね。
とことこと進んでいくうちに白い小さな家・・・じゃなくて赤レンガ造りの大きな屋敷が目に入ってきた。
「ここ。」
「これだったんだ・・・にしてもでかい家だな。」
2匹は赤い屋敷の門を見つけると、チャイムを鳴らした。
ぴんぽ~ん。
・・・
「反応ないね。」
「門前払いだって。」
そう諦めた風にディオネは言う。ヘレネはまたもむっとする。
「悔しいでしょ~。」
「セドナはもう俺の手の届くところにはいない、そういうことなのかも知れない。」
ヘレネはディオネのネガティブな発言を聞いて少し落ち込む。
「そんなことない!あれ?誰か来たよ。」
門の向こうから、トゲキッスがトコトコ歩いてくるのが2匹に見えた。
「あの~、どちら様です?」
トゲキッスが2匹に聞く。
「ああ、すみません。ギルドから来ました。ヘレネとディオネです。」
ヘレネが答えると、トゲキッスは愛想よく、お待ち下さいと言って再び屋敷に消えて行った。よかった、とヘレネは一息ついた。
ふたたび空気が止まる。2匹の間に会話はない。ディオネはすこし諦めたような顔だし、逆にヘレネは希望に満ちた顔だ。
「すいません!門開けて入ってきてくれませんか?」
2匹でもうるさいと思うほどの声で先ほどのトゲキッスは叫ぶ。2匹はあわてて門を開けて玄関まで行く。

「すみません。総帥は今すぐお会いになるそうで・・・って言ってもあと5分待ってほしいと。」
「なんで?」
思いあたることのあったヘレネは野暮だと思ったが一応聞くことにした。
「それは・・・言えません。総帥に直接聞いてください。」
「だよね。」
トゲキッスに連れられて2匹はでっかい部屋で待たされている。
「ディオネ~。この部屋すごいよ。」
「ん?」
「だって、この椅子樹脂でしょ、机もすっごい高そうな木だし。」
ヘレネは大はしゃぎであちこちの道具を触りまくっている。おいおい、とディオネは止める。確かにギルドにいる限りではこんなの目にする機会もないか、ディオネはそう思った。
ドアが開いて先ほどのトゲキッスが入ってきた。
「お待たせしました。総帥のセドナです。」
トゲキッスの顔にはさっきまでのお茶目さはない。真剣なまなざしで総帥と呼ばれる者が入ってくるのを待つ。
ゆっくりとセドナが部屋に入ってくる。ディオネは前に会った時よりも綺麗になってたのでびっくりした。
「お久しぶりです。ディオネ?あなた、私のこと忘れてない?」
「い、いやいや忘れるわけないって。」
明らかにセドナはディオネのことを責めている。
「メガネなんかかけちゃって・・・ほんとに・・・この5年ずっと・・・」
「セドナ・・・ごめん。」
責める口調から一転してセドナは泣きそうだ。誤魔化すようにセドナはトゲキッスにお茶を持ってくるように言う。
「あのー・・・また私居づらい・・・」
ヘレネは存在を主張するけど、セドナは気にも留めてない。
「ディオネ・・・私・・・ずっと待ってた・・・ずっとこの仕事を大事にしてきたの。でもディオネなかなか帰ってきてくれないから・・・」
セドナはゆっくりディオネに近づいてきた。ディオネはずっとうつむいている。
「だから!」
ギュッと強くディオネを抱くと、セドナはそのままディオネを押し倒す。ディオネも逆らいはしない。
「セドナ・・・メガネ取って。」
「うん!」
そう言うとセドナはうれしそうにディオネの顔からメガネを取って机の上に置いた。ヘレネの存在は空気のようだ。
セドナはディオネを仰向けにして、その上に馬乗りになった。2匹にはお互いの鼓動が、何よりお互いの存在を証明するサインのように伝わる。
ディオネのグレーの体毛にセドナの白い体毛をくっつけるように、2匹は重なった。
「ん・・・ん・・・」
身体をプルプル震えさせてセドナはディオネに自分の体毛をこすりつける。ディオネのお腹に白い毛が付いたが、ディオネはそれを気にするようなそぶりはしない。
「あの・・・」
「うるさい!」
ヘレネが口を挟もうとしたら、セドナがそれを一蹴した。
「お茶をお持ちしました~。ってセドナ様!」
コップを3つ載せたお盆を持ったトゲキッスが部屋に入ってくるなり、セドナとディオネの姿にびっくりしてセドナの名前を言う。
セドナはすっごく嫌そうにディオネの上から退くと、お茶を一口飲む。ヘレネはそれを見て一気にお茶を飲んだ。
「ヘレネ?毒なんて使ってませんよ。ただ、ねむり薬は・・・」
ドサッという音とともに、ヘレネの姿勢は崩れた。ディオネは仰向けのままとろん、としている。耳もだらりと垂らしてるし、尻尾も床に伸びてるし、その姿はどこか滑稽だ。
「さ、ヘレネさんを寝室に運んであげて。」
「かしこまりました。総帥。」
そう言うと部屋にカイリキーがやってきて、いびきをかいて寝てるヘレネを運んで行った。トゲキッスも後を追うように出て行く。
部屋にはセドナとディオネだけが残された。
「ディオネ?」
「ん~?」
「部屋行こっか。」
「うん・・・」
2匹には時間の壁など、関係ないように仲良くふるまう。セドナはディオネが好きだし、ディオネはセドナのことがもちろん好きだ。
ディオネはセドナに連れられて、大きな部屋の前に着いた。
「ここが私の部屋。お風呂から、何から何まであるんだよぉ。」
セドナは嬉しそうに言う。2匹が中に入ると、暖色で統一された部屋は入ったところではそこまで大きくなく、機能の充実を感じられるように部屋の中にもさらにドアがある。
「向こうがお風呂。広いよぉ。で、あそこがベッドだよ。」
よっぽどディオネがいるのが嬉しいみたいで、セドナはさらにはしゃいでる。その様子を見てディオネはずっと微笑んでる。
「ディオネ?どうしたの?」
「ん・・・幸せだなって。」
「そう~?」
セドナはゆっくりとディオネに近づいて・・・ドサッと押し倒す。
「大胆でしょ?」
「相変わらずね。」
2匹とも笑顔で話をする。セドナはゆっくりとディオネの唇を奪う。
「んっ・・・んっ・・・」
最初はただ口づけをしているだけだったが、セドナはディオネの口が開くと、舌を入れる。
「ふぁぁん・・・ふぁっ・・・」
ディオネは見計らったかのようにセドナの舌を自分の舌に絡ませる、するとセドナは気持ちよさそうに嬌声をあげる。
さらに唾液も舌も、ディオネに送り込む。ディオネは口腔がいっぱいになったのか唾液を口から垂らす。
「ん・・・んん・・・ディオネ・・・お願い・・・」
セドナはそう言って自分にも舌を入れて、と懇願する。今まで下で仰向けになってたディオネはセドナを仰向けにして、自分の舌をセドナの舌ごとセドナの口腔に送り込む。
ぴちゃぴちゃといやらしい音が、2匹だけの部屋に響く。セドナは息も絶え絶えで、目はとろんとディオネを見ているだけ。
「はぁっ・・・はぁっ・・・もっと・・・ディオネがほしい・・・」
ディオネはセドナの願いを聞き入れて、もっと激しく舌を絡ませる。
セドナは力なく、口元から涎をどろっと垂らしている。首周りの白く麗しい毛は、涎の跡で、次第に染みができてくる。しかも口元から垂れる涎はとどまることがない。
「んっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・」
ディオネもセドナも息をはぁはぁと激しくさせながらも、やめる気配がなかった。
セドナの口腔はディオネの舌と唾液と、さっき自分が送り込んだ唾液でいっぱいだ。
端正なセドナの蒼い顔はすっかり紅潮し、その赤い瞳も普段の活発なものではなく、♂を引きつけるようなとろんとしたものになっている。
2匹は満足するまで貪りつくすと、口を離す。2匹の関係のように口には長く澄んだ糸がかかっていた。
「セドナ・・・やらしいよ・・・」
「ディオネだって・・・」
セドナは身体を起こすと、ディオネの胸に顔を当てる。
「ディオネ・・・」
「ん?」
「ディオネのがほしい・・・」
顔をうずめているけれど、ディオネにははっきりと聞こえた。セドナが自分を欲していると。
「ディオネ・・・身体大丈夫なの?・・・それだけが心配で・・・」
「俺たちがやってきたことの中で、命がけじゃなかったことなんてあるか?」
セドナの心配をディオネはいつもの軽い感じで流す。それを聞くとセドナはバッと顔をあげて、ディオネの顔を笑顔で見た。
「じゃあさ・・・入れてよ。」
「いきなり?」
「えっ・・・」
ディオネの返しにセドナは戸惑う・・・だって初めてだったから。ディオネも初めて・・・だろうけど。
「入れてもいいけど・・・その感じだと痛いよ?」
「うん・・・ディオネが欲しいの!」
やれやれ、といった感じでディオネはセドナを再びゆっくりと仰向けにする。セドナの勇気を振り絞った告白を聞いて、ディオネは嬉しくもあるし、不安でもある。
仰向けになったセドナはさっきの涎で、首周りの白い毛のいたるところに染みが出来ている。
相変わらず顔は紅潮しているし、瞳からも不安と期待を感じられた。
「いくよ・・・」
ディオネは勃った自分のモノをセドナの普段白い毛に隠された膣に近づけて行く。
「ひゃん!ちょっと!ディオネ!」
セドナは異変を感じて、ディオネを呼ぶ。
「はい?」
「なんで触ってるのよぉ・・・」
ディオネは前肢でセドナの膣の周辺の肌を引っ張って、入れやすいようにしていた。
「初めてなの?」
意を決してディオネは言う。その言葉を聞いてセドナの顔は今までにないくらい赤くなる。
「はぁっ・・・初めてだよぉ・・・なんかわるい?」
「ん?俺も初めてだから・・・何していいかわかんないんだよね・・・ただすぐに入れるものじゃないと思うけど・・・」
「つづきやってよぉ・・・」
仕方ないな、とディオネは膣の周りの毛をあらかた入れやすいようにどけると、さらに大きくなったモノを膣の入り口に・・・
「やぁん!」
セドナの声にディオネの動きはぴくっと止まる。まだモノの先っちょを挿れただけだからだ。
「痛い?」
「ちがぅ・・・なんか経験したことなくて・・・やめないで・・・」
わかった、というとディオネはまた挿れ始める。
「きゃん!やん!やぁぁん!」
ズブズブと膣のなかに入っていくのに合わせるようにセドナの身体の動きは激しくなっていく。
「全然濡れてないよ・・・このままいくと危ないって・・・」
ディオネは何とかセドナを説得しようとするけど、自分のモノはそれに反比例するように大きくなってくる。
「はぁっ・・・ジンジンするよぉ・・・だめぇ・・・ディオネ・・・もっとぉ・・・」
セドナは頭が混乱していた。初めての経験で最も好きなディオネが相手で、どうすればディオネを引き留めずに済むか・・・とか・・・考えすぎて言葉に一貫性がない。
少しため息をつくとディオネはまた入れていく。ズブズブと挿れていっても、セドナの膣は全然濡れてないし、動かすと、双方に痛みがありそうだった。
「きゃん!」
セドナが悲鳴をあげたので、奥に着く前にディオネは動きを止める。
「どうした?出す?」
「ぅぅん・・・いいのぉ・・・」
さっきからセドナの身体を見るとあっちやこっちやで悶えている、という動きよりは何か来るものを我慢してる、そんな動きに見えた。
「やめないでぇ・・・」
「でも・・・」
ディオネはセドナを失望させまいと少しずつ奥に挿れていく。セドナのナカの温かみをディオネはモノから感じ取っていた。
「くぅぅっ・・・くぅん・・・あぅっ・・・」
セドナの動きは上半身を揺さぶる動きから、下半身、下腹部に至るまで、もじもじとした動きに変わってきた。
「くぅぅん・・・ぅぅん・・・ふぁぁっ・・・」
下腹部を軽く浮かせるようにセドナは動く。ディオネは挿れたまま、セドナの動きに合わせる。
けれどセドナにとってはそのディオネの心遣いも、自分の来るモノの前には無力だった。
「まさか・・トイレ行きたいの?」
「ぇえう!しょ、しょんなわけないれひょ!」
ディオネは図星をついてきた。そう、セドナはディオネのモノが入ってきたときから、ずっとおしっこに行きたくなってたのだった。
「早くいきなって。」
「こんにゃ・・・じょうたいひぇ・・・いけるわけ・・・にゃいでひょ・・・」
セドナは結構限界が近いのがわかっていた。仮にディオネの言うとおりにしても、途中で漏らすことは確実。
下腹部をがくがく動かして、膀胱の排尿の動きに耐えるセドナ。ディオネは挿れたまま、ずっと不安そうな表情を浮かべている。
「風呂場行く?」
「ふぇ?んにゃぁっ・・・ふぁっ・・・ぁぁっ・・・」
ディオネの言葉もセドナの頭には届かない。
なにしろ一世一代のピンチだから。自分の好きなディオネの前で、漏らしてしまう・・・それもあるし、なにしろディオネのモノは自分の膣に入ったままだし・・・
そんな状況で漏らしたらどうなるのか・・・セドナの頭は真っ白だ。
「ふぁっ・・・んぅっ!ん~!ぁぁっ・・・」
腰と下腹部を動かして何とか危機を乗り切ろうとするけど、それは不可能だろう・・・ディオネは思った。
まず、自分の入ったままのモノを引き抜かないといけないし、そうすると、余計に刺激が強まって、そこで漏らしちゃうかもしれない。我慢するのにも限界はあるし・・・
「でぃおねぇ~・・・ふぁぁぁっ・・・んぅぅっ!ん~!ぁぁっ・・・見ないでぇ・・・」
ディオネは仕方ないな、と思ってモノを引き抜くのを諦めて、仰向けのセドナに覆いかぶさった。
「これならセドナの恥ずかしいところを見なくて済むでしょ?」
「うん・・・」
目を潤ませて、セドナはディオネを凝視している。
セドナもディオネもこの状況がおかしくて仕方がなかった。膣に♂の象徴を突っ込まれたまま尿を漏らすヤツなんてそうそういないから。
「ふぁぁぁぁっ・・・でぃおねぇぇっ・・・ごめん~・・・ぁぁぁぁぁっ・・・ぃぁぁぁっ!」
その断末魔の声をセドナがあげた途端、ディオネのモノに何か温かい液体がからみつき、そのままその感覚がどんどん身体まで広がってくる。
がくがくと動かしていたセドナの下腹部は放尿の快感に備えるためか、ずっと浮いたままになっていた。
そこに割れ目からのおしっこがドバドバと溢れだす。そのおしっこは浮き上がった下腹部から雪崩のように下り、セドナの白い身体を汚していく。
普通なら放物線を絵がいで飛ぶはずなのに、ディオネのモノで栓がされたような状況になってるので、身体をどんどん下ってくる。
「ぁぁん!ふぁぁ!!なんかくるぅ!・・・でぃおね・・・みないでぇ・・・みないでぇ・・・」
うわごとのように見ないで見ないで、と言ってくるセドナ。そんなセドナをディオネは抱きしめるように前肢を首の左右に置いて、顔を今にも泣きそうなセドナに近づける。
ディオネも身体をくっつけているので、セドナの温かいおしっこをお腹に浴びる形になった。
セドナは、全身を喘ぎながらぴくぴく震えさせて、脳を襲う放尿の快感と羞恥に打ちひしがれている。
やはり相当我慢してたのか、セドナの割れ目からの勢いのいい黄色い液体はとどまる気配がない。
ディオネがちらっと、身体の左右を見ると、白いセドナの身体を黄色く汚した液体が次第に、水たまりを形作っていった。
「ぁぅ・・・ぁぁぅ・・・ぁぁぅ・・・ぁぁぁぁ・・・ぁぁ・・・」
セドナは今にも恥ずかしさで意識を失いそうだった。ここまで羞恥心を存分に掻き立てられるような出来事はここ7,8年くらい経験してなかったからだ。
「ぁぁぁぁ・・・でぃおね・・・ぁぁぁ・・・・ぁぁっ・・・ぁぁっ・・・とまらなぃよぉ・・・」
自分の発した言葉でセドナはさらに恥ずかしくなる。自分が恋焦がれていたディオネに慰められている感覚よりも、今自分を覆う放尿の快感のほうが大きいから。
「ぇっ・・・ぇっ・・・えっ・・・」
ようやく、割れ目からのおしっこの氾濫はおさまりを見せて、セドナは力なく、浮かせていた下腹部をペシャっと黄色い水たまりに降ろした。
「ふぇっ・・・ふぇぇっ・・・ふぇぇぇぇん・・・ぇぇん・・・」
あまりの恥ずかしさで泣き始めるセドナ。ディオネは慰めるように何度もセドナの顔をぺろぺろと舐める。
「ディオネぇ・・・ディオネぇ・・・」
「お風呂入ろうよ。いつまでも身体を汚くしてるわけにはいかないよ。」
「うん・・・ひゃっ・・・」
セドナはディオネの気遣いが何より、今の崩壊した精神を唯一つなぎとめる糧だった。一度、ディオネは挿れていたモノ・・・小さくなっていたが・・・を引き抜く。
ディオネの言葉に従うように身体を起こすも、ちょろちょろの自分の背中の毛についていたおしっこが垂れて、冷たかった。
綺麗だった白の身体は、お腹から、背中まで黄色く染まり、歩くたびにピチョピチョとおしっこが床に落ちる。
床に染みが出来ないうちに、とセドナと同じようにお腹を汚しているディオネが雑巾を床にできた水たまりに敷き詰める。
「さ、お風呂場行こうよ。」
セドナはディオネを風呂場に連れて行く。
「綺麗にしてあげるから、泣かないで、セドナ。」
「うぅぅん・・・」
セドナは自分を失って、普段のかわいらしい瞳は光を失っている。そんなセドナをディオネはシャワーを取って洗い流し始める。
「ひゃっ・・・」
ディオネは悶えるセドナにゆっくりと、丁寧にシャワーのお湯を流していく。
「泣いてたら、可愛い顔が台無しだよ。」
「ディオネ・・・」
セドナの黄色く汚れた身体はゆっくりと白く、元の色に戻っていく。
普段マッサージ師にやってもらうよりも、ディオネが丁寧に毛をもみしだいてくれるほうがよっぽどセドナには気持ちがよかった。
「ふぁん!そこだめぇ!」
「え?ああ、ごめん。ここも綺麗にって思ったんだけど。」
ディオネはセドナの黄色い液体の供給源だった、割れ目にシャワーを浴びせている。放尿の快感で、いまいち神経が過敏なセドナは少しの刺激にも反応してしまう。
「ひゃっ!やん!やぁっ・・・でぃおねぇ・・・やぁっ!」
「もうちょっと綺麗にしないと。」
すこしニヤッとディオネが笑うと、セドナも笑った。ディオネになら、何されてもいい・・・率直にセドナはそう思った。
「ぁぁん!やん!ゃあん!」
ディオネはシャワーを浴びせ続けながら、仰向けになってるセドナの膣に爪を立ててない指を突っ込んできていた。
いやらしく、くちゅくちゅと膣のなかで動くディオネ。セドナは息を荒くして。ディオネの攻撃に身をゆだねる。
「やん!ぁぁっ!・・・ぁぁん・・・ああん・・・ぁん・・・」
「マメみっけた。」
ディオネは指をマメをなんどもしごいていく。セドナの身体は比較にならないくらい喘ぎ、身体をぴくんぴくん跳ねさせる。
「きゃん!やぁぁん!ふぁぁぁっ!ぁぁぁぁぁっ!なんか・・・イきそう・・・ゃぁぁぁぁぁぁぁあぁん!」
そう言うとセドナは身体を大きくびくびく震えさせて絶頂を迎えた。息もあらく・・・普段のセドナからはうかがい知れない・・・淫美な姿。
「まだ終わらないよ。」
「はぁっ・・・はぁっ・・・待って。フェアじゃないよね?」
「え?」
そう言うと息も絶え絶えのセドナはディオネからシャワーを奪い取ると、ディオネがしたのと同じように、汚れている部分を洗い流す。
「っ!そこダメだって!」
「へえ~・・・嫌がってる割にはちんちんは正直だけど。」
セドナはディオネのモノにシャワーを浴びせて、もみしだく。
「さて、こんなものでいいかな・・・それ。」
「きゃうん!」
モノをしゃぶりだす、セドナ。ディオネは、耐えられなかった。さっきイったばかりのセドナはすごく元気にディオネのモノをいやらしく、でもけなげにしゃぶっている。
「んふっ・・・んふぅ・・・んふぁっ・・・」
時折息を漏らすセドナに対して、ディオネは何度も身体を悶えさせた。限界が近く、ディオネの頭は真っ白だ。
「で・・・でるっ・・・」
「んふぅっ!んー!んー・・・」
そうディオネが言うと、モノは大きく震え、セドナはびっくりしたような声を出した後、またしゃぶりだす。
「もういいって・・・セドナ・・・」
「ん?そう?おいしかったからおかわりもらおうかなって。」
「いいよ。その前に俺がおかわり貰うけど。」
へ?と疑問をもったセドナを無理やり風呂場の濡れた床にディオネはあおむけに寝かせると再び膣いじりを始めた。
「きゃん!やぁん!やめてぇって!」
「さっきマメ見つけたから、もう抵抗してもダメだよ。」
容赦なく、優しい動きで、マメを、セドナを攻め立てるディオネ。
「きゃぅん!やぁぁぁん!だめぇ!ぁって!ぁぁぁん!でぃおねぇ・・・」
「セリフを返すよ。身体は正直だって。」
冷徹にいう振りをしたディオネはニコニコ顔でまたマメを時に舐めたり、優しく転がす動きをしてみたり、淫美なセドナを存分に味わっていた。
すぐにセドナは電撃の襲う身体をビクンビクン動かして喘ぐと、ディオネの指に蜜を垂らす。
「でぃおねぇ・・・くるっ・・・ぁぁあ!ぁぁぁぁっ・・・ぁっ・・・ぁっ・・・きゃぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁっ!・・・ぁぁっ・・・はぁっはぁっ・・・はぁっ・・・」
「蜜取れたよ。」
ディオネは粘度のある液体を指に含んで虚ろなセドナに見せる。
「これ、セドナの身体から取れたんだよ。」
「・・・はずかしぃよぉ・・・そにゃことぃわれたらぁ・・・」
セドナは前肢で涙の出そうな顔を何度か拭いた。
「悲しい?」
ディオネは聞く。セドナは首を横に何度も振る。
「嬉しいの。ディオネに私を見てもらえて。」
「そっか・・・でも俺もうれしい。セドナにそんなこと言ってもらえて。」
「抱いて?さっきの続きしよっ。」
「うん。」
2匹とも嬉しそうにギュッと抱き合うと、またセドナは仰向けになった。
「またおしっこ漏らすなよ。」
「もういいって・・・はずかしぃ・・・」
「ごめん。」
ディオネはさっきよりもより慎重に、濡れたセドナの膣に自分のモノを挿れる。
「ふにゃっ!・・・ごめん・・・」
「ふふっ・・・」
いちいち感じるたび謝るセドナに、ディオネは笑う。けどズブズブとモノを躊躇なく挿れていく。
「んっ・・・」
何か薄く柔らかい膜のようなものに当たった。一度動きを止めるディオネ。
「なぁ、なに?」
「もっと突っ込んでいい?」
ディオネは気づかいとは裏腹に乱暴な言葉を使った。セドナはもちろん、とうなずく。
「きゃぅぅん!」
セドナがすこし身体を跳ねさせる。
「痛い?」
「違う・・・きもちいぃの・・・」
ディオネのモノはもうすぐ付け根まで到達しようとしている。
ズブブッ・・・またディオネは動きを止める。
「どしたの?」
異変に気付いたのか膣にモノを咥えたままのセドナが声をかける。
「ん・・・入りきったから。」
「ふぇ?」
セドナは快感の波が脳を襲う中、自分の膣に目をやる。そこにはディオネのものが、すっぽり・・・というか少しだけはみ出ていた。
これを見たセドナはすっかり満足だった。
「動かすよ?」
「うん・・・お願い。」
自らお願いして、セドナはディオネに動かしてもらう。
くちゅくちゅ、とゆっくり動き始めるディオネ。濡れた肉ひだにモノが当たってそれをまだ見ていたセドナは快感で身を悶えさせる。
「ううっ・・・でぃおねぇ・・・いいよぉ・・・」
「セドナも気持ちいいよぉ・・・」
お互いに確認を取りながら、行為を進めて行く。はたから見ればうるさいかもしれないが、2匹とも初めてなのだ。
ぐちゅぐちゅと前後に腰を動かすディオネ。その動きは次第に速くなっていく。
「ふぁぁぁぁっ・・・きもひいいよぉ・・・」
セドナは速くなる動きに、構うことなく再び涎を垂らす。とろんとした瞳で、ガシガシ腰を動かしてくるディオネを捉えた。
リズムよく、腰を動かすディオネに、セドナは脳まで突かれるんじゃ・・・と少し興味と不安を持った。
膣の中のモノは次第に大きく、たくましくなり、ディオネは快感の波に身体の動きをますます速める。
セドナも目を潤ませてディオネの肉ひだを擦るような運動の快感に溺れていく。
「あうっ・・・でぃおねぇ・・・もっとぉ・・・」
それを聞くと、ディオネはさらに腰の動きを速める。セドナはまるで赤子のようにディオネを求め続ける。
ディオネは感じていた・・・セドナの膣が次第に、自分のものを捉えるような動きをしてくるのを・・・
「やぁん!ぁぁん!ぁん・・・・ぁぁん・・・でぃおねぇ・・・ぁっ・・・」
セドナは何度もディオネの名前を呼ぶ。ディオネも嬉しくて動きを速める。するとまたセドナは身体をぶるぶるふるわせてディオネの名前を呼ぶ。
「でぃおねぇ・・・わたし・・・ぁぁっ・・・ぁっ・・・」
喘いで、何度も身体を悶えさせて、それでもセドナはディオネを見続ける。ディオネもその赤い瞳でセドナを見続ける。
2匹の前に、この行為は単なる性交、という意味以上のものが含まれていた。
「きゃぅ!やぁん!ゃぁぁっ!でぃっ・・・でぃおねぇ・・・」
「せどなぁ・・・」
ディオネのモノの動きは次第にセドナの脳に快感の大きな波を植え付ける。
セドナは求めるように前肢でディオネの顔を触る。ディオネは特に驚きもせず、モノをさらに激しく動かす。セドナはそのたびに上半身を曲げるけど、ディオネを絶対に離さない。
「んっ・・・んっ・・・」
「ぁっ・・・ぁっ・・・ぁぁん・・・ぁぁっ!ぁっ・・・ぁっ・・・」
そして2匹は無言になり、セドナは快感で脳を揺さぶられ、意識が飛びそうになるのを前肢でディオネをしっかりつかむことにより、防ごうとする。
「ぁっ・・・ぁっ・・・ぁぁっ!ぁぁん!ぁぁん・・・」
「だいじょぶ?・・・はぁっはぁっ・・・」
2匹とも息も絶え絶えにディオネは腰を動かし、セドナは快感に耐えるために何度も身体を反らせようとしたりする。
「だ・・・いじょぁぁっ!・・・でぃ・・・でぃおねぇ・・・なんかぁ・・・なんかくるよぉ・・・」
「お、おれもいきそう・・・」
「やぁぁん!ゃぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁっ!でぃおねぇっ!ぁぁぁぁあぁぁぁぁっ・・・・ぁぁっ・・・ぁぁっ・・・ぁぁっ・・・ぁぅぅ・・・」
ディオネが言った刹那セドナの身体を電撃が貫き、何度も身体をびくびく震えさせ、掴んでるディオネの顔を何とか離さない、と爪を立ててしまう・・・
「せどなっ・・・せこい・・・さきに・・・イきやが・・・ぁっ・・・もう出る・・・」
セドナが身体を快感でぶるぶるふるわせていると、快感の絶頂に達したディオネのモノもびくびく震え、セドナの膣に白濁を放出する。
「ぁぁっ・・・あっ・・・なんか・・・あついの・・・くるよぉ・・・でぃおねぇ・・・ぁぁぁぁぁ・・・」
ディオネが白濁を放っている間も、ディオネの腰はガシガシ動いているし、イったばかりのセドナもナカに入ってくる精液を感じて、悶えていた。
「ふぅっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・」
「ぁぁっ・・・ぁっ・・・ディオネの熱いの・・・きたよ・・・」
笑顔でセドナはディオネを見る。
「恥ずかしいって・・・はぁっ・・・はぁっ・・・」
ディオネは恥ずかしそうに顔をそむける。そして2匹は繋がったままお互いを抱きしめる。
「ディオネの子供・・・産みたい。」
「セドナ・・・ありがとう・・・」
抱き合ったまま再び深くキスをする。今度は口腔だけでなく、首筋や乳首までも攻め立てる。
「やぁっ・・・なんでぇ・・・ディオネぇ・・・なにするのぉ・・・」
「まだイきそうだから。」
冷酷にディオネは言い放つ。その言葉を聞いてセドナは凍りつく。
「気、失っちゃうよぉ!」
「大丈夫だって。俺もいつ意識飛ぶかわからないから。」
へらへら言うディオネだが、セドナは感じていた。一度小さくなったディオネのモノが再び膣を締め付けそうなくらいにまで大きくなってるのを。
「ぁっ・・・ぁぁっ・・・でぃおねぇ・・・」
ディオネは胸をまさぐってセドナの乳首を何度もしつこく舐めずる。セドナはまた息を荒くして喘ぐ。
「じゃ、動かすね。」
「だめぇ!」
容赦なく打ち付けるディオネのモノはセドナから意識を奪い・・・また尿意を込み上げさせる。
「ちょ・・・またおしっこ・・・」
「だめ。俺の相手してよ。」
「やぁん!」
泣いて懇願するセドナだったけど、ディオネのほうが今は上だ。セドナは意識をつなぎ止めて何とか尿意を止めるが・・・
「きゃううんっ!」
いままで聞いたことのないような悲鳴をセドナが上げると、セドナはぐったり動かなくなってしまう。
ぷしゃぁぁっ・・・また割れ目から黄色い液体が漏れる。
「ぁぅ・・・ぁっ・・・ぁっ・・・ぁっ・・・ぁっ・・・」
ディオネはおしっこが止まるのを待って再び動かす。意識がもうろうとするセドナは快感だけを感じていた。
「ぁぁっ・・・ぁぁぁぁぁあっ!・・・・・・はぁっはぁっ・・・はぁっ・・・」
薄れる意識の中、快感だけがセドナの身体を貫く。
「うっ・・・出る出る・・・」
ディオネは再び身体を大きく震わせて、精液を力なく横たわってるセドナの膣に出す。
「ごめん、せどなぁ・・・・」
セドナに謝るが、ディオネもさすがに意識を保っていられず、セドナの上に覆いかぶさるように倒れた。

「ディオネ?」
「ん・・・」
ディオネは目を覚ました・・・柔らかな毛布の上で。
「どこここ・・・」
「私のベッドだよ。」
声の聞こえるほうに顔を向けるとセドナがいた。
「ごめん・・・」
さっきの暴走を謝るが、セドナはもう遅い、といった感じにプイっと首を振る。
「あのね・・・ディオネ・・・」
「ん~?」
セドナは怒っている、そう言うわけじゃなさそうだ。優しい瞳でじっとディオネを見ていた。
「ディオネ・・・結婚しよ!」
「セドナ・・・俺でいいの?」
「当たり前でしょ!」
ばしっ!
「いでっ!」
さっきの恨みを晴らすかのように、セドナは少しきつめに叩く。
「俺と・・・結婚・・・しよう・・・セドナ・・・」
すこしうつむいて、それでもはっきりと瞳はセドナのほうを向いていた。
「ディオネ・・・ありがとう・・・ご飯食べようよ。」
「いま何時なの?」
この寝室には時計がない。
「今は・・・夜の7時です。私は6時まで風呂場で気絶してたから。そこから怪しまれないように全部流して、ディオネをベッドまで運んで・・・」
「ごめん。」
散々性欲を解放したのか、おとなしくなったディオネはセドナにとりあえず頭を下げ続ける。
でもセドナは、そのたびに首をプイっと横に振る。
「ご飯食べたらさ。またしようよ!」
「するって何を?」
心当たりのないディオネはセドナに聞く。そして思い出して驚愕する。
「え・・・また・・・・」
「うん・・・だって楽しいもん。今度は私が気絶させてあげる。」
完全に恐れおののいてディオネはベッドから逃げようとするけど、身体に力が入らない。
「無理しないほうがいいよ。」
「無理させたいのかさせたくないのか、どっち?」
「夜まで・・・っていってもあと3時間だけど、体力取っといてね。」
「もう出ないって。」
「ディオネは2回も私がおしっこするところ見たんだから!」
その言葉を聞いてディオネはがくっと肩を落とす。
「俺にも・・・ってことか?」
「うん!」
嬉しそうに言うセドナに、ディオネは少しの後悔と、未来に対する期待とで、複雑な表情を浮かべた。

2匹の夜はまだこれからだ・・・


最後になるにつれてやっつけ・・・というかエロネタはその時々の意欲の増減が激しいので・・・
もっといい描写法が見つかればな~エロ小説でも読むか。
@10/07/18


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Last-modified: 2010-07-18 (日) 00:00:00
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