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緑と赤の新たな旅人12

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前回:緑と赤の新たな旅人11


-第12話-  雨の中の大戦闘

僕とレナとイレスは、今、214番道路にいる 天気は、雨だ
今の目的は、ノモセシティのマキシと戦う事だ。
僕達は、歩きながら、話していた・・・今は、ジム戦の事を話していた
「スモモが言うには、次のマキシの手持ちは、水タイプみたいだぞ」
「じゃあ、私が出ます!」
即答する、イレス
「どうだ、レナ・・・」
一応、レナに聞く
「いいんじゃない、有利だし」
レナは、笑顔で返答する
「じゃ、イレスで決定だな」
「やった!」
イレスがその場で、跳ねる
「でも、ジム戦は始めてだろ、大丈夫か?」
「大丈夫ですよ!」
「ならいいが・・・」
その時だ。
ドォォォォン!!
物凄い音がして、僕達の前方25Mの所にでっかい、隕石が落ちた
「うわ!!」
「「キャーーー!!!」」
衝撃波が僕達を襲う
あまり、衝撃波は、強くない為、高度は、高くないことが分かる
「何なんだ・・・」
僕は、すぐ立ち上がった
「なんなのよ・・・」
レナは、倒れたまま隕石を見ている
イレスは、頭を抑えている
僕は、すぐイレスに近寄る
「どうした?イレス、大丈夫か?」
「頭を軽く打って、少し痛い・・・」
「見せてみろ」
僕は、イレスが抑えてる手を退けて、見てみる
イレスの左耳のすぐ後ろにかすり傷がついていた
「かすり傷だから大丈夫だ。」
イレスは、頷く
「ア、アナキ・・・あ・・・あれ・・・」
レナが怖がってる。僕は、隕石の方を見る
「そ、そんな・・・」
僕は、我が目を疑った
あの、化け物【リバァナ】が数十匹
隕石から、出てくる・・・
グロォォォンン!!
グォォォォオオ!!
リバァナは、戦闘形態になる
「リバァナが出てくるなんて、聞いてないぞ!!」
「あ、あの時の・・・化け物!!」
レナは、半分パニックに陥っている
イレスは、唾をごくりと飲み込み、緊張していた
グロロォォォ!!
「来るぞ!」
レナとイレスは、身構える
1匹のリバァナが突っ込んでくる
「今だ!」
僕とレナとイレスは、散開した。
グスニィィィン!!
リバァナは、僕に目掛けて、黒い光線を放つ
(やっぱり、狙いは、僕か・・・)
僕は、黒い光線をギリギリで、避ける
後ろの方で、黒い光線が地面に当たり、大爆発がおきた
(畜生!なんで、ジュプトルにならないんだ。)
そう、いつもなら、ピンチの時・・・僕の体は、勝手にジュプトルになるのに
今は、何故か・・・ならない!!
グスィゥィゥー!!
レナとイレスは、リバァナの背後にいる
イレスとレナは、溜めていたのを一気に放った
「竜の波動!!」
「リーフブレード!!」
イレスがまず、右前足の5Mになったリーフブレードをリバァナの背中に叩き込む
グセェェェェン!!
物凄いデカイ悲鳴のような声をリバァナが上げる
「くらえ!!」
レナが竜の波動をリバァナの背中にさらに放つ
グララァァァァァ!!!!
大爆発がリバァナを包む・・・
やがて、煙が晴れた
地面に半径10Mの穴ができていた。
リバァナは、跡形もなく消えた
『『グララァァァァァオーン!!!!!』』
隕石の周辺を漂っていた、30匹のリバァナが一気に此方に飛んでくる
「いや・・・いやー!!来ないで!!!」
レナは、気持ち悪いリバァナが沢山、自分達の所に向かってくるのをみて
パニックを起こしている
イレスは、恐怖のあまりか、足がガクガク揺れているのが分かった
グラャャャン!!
30匹のリバァナが一斉に黒い光線をイレスに放つ
「イレス!!避けろ!!!」
イレスは、僕の声より恐怖が勝っているのか
動かない・・・
「イレス!!!」
「へ?キャーーー!!!」
やっと気付いたが、時既におそし・・・イレスは、30匹のリバァナの攻撃を喰らった
ドォォォォォォォン!!!!!
物凄い大きい爆発が起きた
離れている、僕にも衝撃波が襲う
「うわぁぁぁぁ!!!」
僕は、自分の体がしばらく浮遊感に襲われるのを感じた
ドサッ
僕は、腹から地面に叩きつけられた
僕は、立った、辺りを見回す。
「!」
50M先にレナとイレスが倒れていた
「レナ!イレス!」
僕は、全力ダッシュで、レナとイレスの所に走っていった
「大丈夫か?!」
僕は、レナの状態を見る
気を失っていて、体中に傷がつき、頭と首と足と腹から、血が流れている
「まずいな・・・このままだと大量出血で、死ぬ」
僕は、イレスも見る
イレスは、体中の葉が一部焼け落ちていた
背中から大量の血が流れていた
(背中に攻撃を喰らったみたい・・・)
頭の葉が3分の1しか残っていない
僕は、レナとイレスを持ち上げようと、立ち上がった
その時だ、
ボコッ!
「グワッ!!」
僕は、何者かに右わき腹を殴られて、倒れた
ビラセン!!
ブルセェー
リバァナが犯人だった。
なにやら、話している模様
ビラッ!!
リバァナは、29体が隕石に吸い込まれるように消えた
残った、一匹は、他の奴より2倍の大きさのリバァナだ。
どうやら、こいつが隕石の中から出てきた、リバァナの群れの頭らしい
グラァァセン!
ボコッ!
「グワッ!」
リバァナが僕を一発、殴る
僕の胸辺りの服を左手で、掴んで、持ち上げた。
そして、右手から、真紅に光る槍を出した
槍の横幅は、1cm・・・先が鋭く尖っている・・・長さは、8M
リバァナは、僕を石ころみたいに前方に高く投げた
僕は、どんどん高度が上がる
リバァナは、槍を構える・・・
グレェェア!!
リバァナは、槍を僕に向けて、投げる
このままでは、刺さってしまう・・・
しかし、飛ばされているので、抵抗ができない
シュッーーー!
槍がすごいスピードで、向かってくる
グサ!!
「ああー!!!!!!!」
槍が僕の右肩に刺さる・・・刺さるどころか、貫通した。
槍は、僕の右肩に貫通して、刺さったまま
僕と一緒にだんだんと、地面に近づく
ドカッ!!
「ぐわああぁぁぁぁぁ!!!!!!」
地面に高いところから、落ちた為に衝撃が強い
しかも、槍が衝撃で、動き・・・僕の傷口を広げる
僕は、この世の痛みとは、思えないほどの痛みに襲われる
「ああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!・・・・」
僕の声が、辺りに響く
僕の視界がぼやけている。
リバァナの頭は、僕に向かって、また槍を出して、投げようとした時・・・・
ドゴォォォォォォン!!!!
爆発音がして、リバァナがいる、隕石が一瞬で、爆風で消える
今度は、頭のリバァナが爆発する
僕は、何が起きてるんだろうと思い
仰向けの状態で、首を少しずつ
動かして、辺りを見回す・・・。
視界がぼやけていて、よく分からないが、レナとイレスの倒れているところに
【虹色に光るポケモン】が視界に入った
「何だ?あの・・・・ポケモンは・・・」
僕は、右肩に刺さった、槍の痛みに耐えながら呟いた
視界がぼやけている事に僕は、イラついてきた
「畜生!僕は、レナとイレスを守れないのか!!」
あのポケモンが味方か、敵か分からない事に怒りを覚える
やがて、ぼやけて、よく分からないが
そのポケモンの【虹色の光】が強くなり
レナとイレスを包んだ・・・
「ど・・・どうなってる・・・・」
僕は、視界が滅茶苦茶になってきたのが、分かった
右肩が痛い・・・頭も痛くなってきた・・・
僕の意識は、溶け始めた
「レナ・・・・イレス・・・・・」
僕は、こう呟き、意識を失った・・・。


緑と赤の新たな旅人13



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Last-modified: 2009-12-01 (火) 00:00:00
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