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緑と赤の新たな旅人4

/緑と赤の新たな旅人4

前作緑と赤の新たな旅人3


いつもは5時に起きるから・・1時間早い・・って事か・・・
とりあえず僕は上半身を起こそうとするが、左腕が動かないことに気付いた・・左腕を見る
そこには、僕の左腕にイレスが抱きつきながら笑顔で眠っていた
(ドキッ!か、かわいい・・・)
僕はそう思ったが、頭を振って思考を紛らす、イレスを起こさないように気を付けながら
イレスの腕を外す・・・が、
「う・・うーん・・」
イレスが目をこすった・・そして、目を開けた・・・
「アナキさん・・・」
イレスは、僕を見てきた、僕は上半身だけ起き上がり、イレスを見た
「お、おはよう・・・」イレスに声をかける、イレスは耳を立てた
「おはようございます、アナキさん・・」イレスは立ち上がり、僕を見てきた
「アナキさんは、もう起きるんですか?」首をかしげ、話しかけてくる
「いつもは5時に起きるんだけどね・・・」さっき見た夢を思い出しながら、イレスに言う
「ところで、なにか、するみたいですが、何をするんですか?」僕は立ち上がり言った。
「滝に打たれに行くのさ」イレスは、床に飛び降りて僕の足元に来た
「私も行ってもイイでしょうか?」疑問を投げかけてくるイレス
「いいよ」イレスを抱きかかえる
「きゃッ」昨日と同じリアクションだ、
「昨日と同じ反応するなよ~」そう言って、僕は歩き出す・・・イレスは顔を赤らめながら
「だって、恥ずかしいです・・・」と、言ってきたが、僕はそのまま歩いた

8分後・・・

僕たち(僕とイレス)は滝に到着した、いつものように滝が激しく当たってるところに行く
もちろん、イレスは傍で見守っている・・・

@@@@1時間後@@@@

イレナは、チョウを追いかけ遊んでいた・・僕は、まだ滝に打たれてる時だった
ドオオオォォォンン!!という音が辺りに、響いた・・・僕は目を開けて辺りを見る
イレスは、怯えた顔で辺りを見ている・・・突然、滝の上からラグラージが
飛び降り、滝つぼに<ドポォォォォォン!>という、デッカイ音をたてながら
沈んでった、僕は滝つぼに警戒した・・・イレスも、すかさず戦闘態勢になった
1分程して、ラグラージがまだ出てこなく緊張の糸を解こうとした時!
滝つぼから、ラグラージが素早く出てきて、イレスの首周りの毛を掴み投げ飛ばした!
イレスは、そのまま投げられ行きよいよく地面に叩きつけられた・・・そのショックで
気を失ったようだ。ラグラージは、それを確認して僕の方へ<ズシッ!ズシッ!>っと

音をたてながら、接近してくる・・・僕はポケモンに敵うわけがないので逃げようと
したが、動けない!右も駄目、左も駄目、両足が動かない!こうしてる間も
ラグラージが、僕を睨みながら接近してくる・・体がでかいのに
なおかつ殺気と睨みながら、<ズシッ!ズシッ!>と音をたてながら、近ずいてくる
ラグラージは、まるで殺気をおびた戦車のようだった・・・僕は足が動かない
原因を探ろうと足を見ると・・・両足が氷に包まれていた、僕は感じ取った・・・
奴は、イレスを投げ飛ばし・・イレスの様子を見ている隙に僕に〔冷凍ビーム〕を
撃ったんだ! 謎は解明した・・ッて!、なに納得してるんだ、僕は・・・。
その時だった、僕の視界がめちゃくちゃになった・・・。
しばらくして、だんだんと意識が戻ってくる。僕は仰向けに、されていた
目の前にはラグラージの顔があった
ラグラージは、僕の手足を〔冷凍ビーム〕で動けなくした。立ち上がり
僕を見下ろしながら、不気味に笑いながら、こう言った
「ヘッ、お前が【選ばれし人間】ていうのは、本当かよ~、思ってたよりも弱いじゃんか」
(カチン!)
弱いだと!・・・あれ?確かにそうだな・・ハァ・・・僕は、何で納得してんだか
「さて、そこのイーブイを片付けるか」
「!」
イーブイッて・・イレスしか居ないじゃないか・・・てことは!
「やめろー!イレスに手を出すなーー!!」ラグラージは振り返り、こう言った
「ふんッ!お前が言える立場か?」嘲笑うラグラージ
「イレスを殺るなら、僕を殺せッ!」ラグラージは、その言葉を聞き、笑い出す
「グハハ!お前は利用する価値が、まだあるんだよ!」そう言ってラグラージは
走って、イレスの近くに行く・・・そして、イレスの頭に足を乗っける。
イレスは苦しいのか、目を覚ました・・・ラグラージは、足に力を入れていく
「アアアァァァァァ!!痛いよぉー!」涙を流しながら、訴えるイレナ・・・
それを見てラグラージは叫び始める
「この悲鳴が俺には爽快なんだ!さぁ、もっと叫べッ!」もっと足に力を入れながら言う
「イアアアアアアァァァァァァ!!」もうイレナの頭が、限界の寸前の時、奇跡は起こった
「やめろーーーーー!!」

ズシャ!という音がしたと、同時にラグラージは横に倒れる・・・。
そして、誰かが、そっとイレスを抱える・・・イレスは、あたたかい温もりで、目を開ける
すると目の前には・・・ポケモンの【ジュプトル】が、いた
「大丈夫か?イレス?」その、ジュプトルは言った
「貴方は、誰?」イレスは、ジュプトルに向かって言う
「あそこに居た人だよ」そう言って、ジュプトルは、ある方向を指差す、
イレスは、その方向を見る・・・4つの氷の塊と、氷の破片が散乱していた・・・
「アナ・・・キさん・・?」ジュプトルに向かって言う・・すると
「そうだ・・正真証明、僕はアナキだ」
「!」イレスは、驚いた様子だ、無理もないだろう・・いきなり現れたジュプトルが
アナキだと言い出すのは、さすがに・・信じがたい
「信用できないか?そりゃーそうだよな、イレスを助けたいって思ったら、こんな姿に
なったんだ」イレスは落ち着いた様子で言った
「信用してます・・・絶対にアナキさん、でしょ?」僕は、少し驚いた
「僕を信用してくれるの?だって、ジュプトルだよ・・・」
イレスは、僕の顔の前に自分の顔を動かした
「こういう時に、ちょっぴり弱気になる、それがアナキさんです。」
「でも、もしm・・んッ!」温かい感触が唇から伝わってくる
イレスを見ると、顔を赤くしていた・・・僕の顔は、顔中が赤くなってると思う。
「その反応も、アナキさんの証拠です」
「イレス・・・」いい感じの空気が、流れ始めたとき・・・
「おふたりさん~ラブラブですね」声の方向を見ると、そこには・・・レナが居た
(ヤバッ!)イレスは、どうしよう・・・という、表情だった
レナが笑顔で近ずいてくる。こういう、レナの行動は怒り狂ってるのが、分かった
「アナキは、私の物よ!!」レナは、イレスを追いかけ始め
イレスは「きゃー、きゃー」と言いながら逃げてた
ジュプトルの姿の僕は、その場で立ち尽くしていた・・・


緑と赤の新たな旅人5



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Last-modified: 2009-12-01 (火) 00:00:00
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