前回:緑と赤の新たな旅人2
-第3話- お風呂で
ガバッ
僕は今、湯船に居る・・・
「あれ?夢だったのか・・・最近なんでレナの夢をみるんだろう」
ふと、僕の背中に何かの感触がした・ゆっくり僕は振り返る・・・すると
「アナキ起きた?」
「!」
なんと!そこにはレナがいた・・しかも湯船に入ってるし・・・僕はあることに
気が付いて顔を赤くしながらレナに背中を見せるレナはその行動を見て
「アナキが赤くなったー」
「ちょ・・・僕は赤くなんてなってない!」
そう言ってみたが顔がどんどん赤くなるのが自分でも分かった
「どんどん赤くなってる~」
僕はキレて、振り返り
「お前が悪りぃんだろ!!」
「だってぇ~私はアナキに見られたってイイもーん♪」
僕は軽く舌打ちして立ち上がった
「何処行くのぉ~?」
レナはどんな考え方をしてるのやら・・・呆れた僕はこう言ってやった
「もう、つきあってらんねぇ~」
レナは僕の気持ちを悟ったのか、立ち上がり(浮いて)こう言ってきた
「どうせ私の事何も思ってないでしょ・・・わたしは・・ただ・・小さい頃みたいに・・
アナキと・・グスッ・・・一緒に・・お風呂に入りたかった・・・だけ・・なのに・・・
どうして・・アナキは・・認めてくれないの・・・」
涙目で物をねだる子供みたいにレナは目をウルウルさせながら僕を直視してきた
(ドキッ!)
そんなつもりじゃないのに、しかも、そんな目で見られると何だか僕がレナをいじめてる様
にしか見えないじゃないか・・・突然レナは僕を押し倒した、這うような体勢になり
「ねぇ・・・教えてよ・・どうしてなの・・」
追撃を浴びせてくる、レナはどんどん顔を近つけてくる涙を必死に抑えてるのが
分かるぐらいまでにそして、僕の唇とレナの唇の距離が3cmしかない
「答えてッ!!」
そうレナは訴えてくる、僕は心の中で議論した
(ここは、レナの思いに答えないと!)
(駄目だって、男が女性と風呂に入るなんて・・・すんごく恥ずかしいことなんだぞ!)
(オイ!アナキ答えてやれ!)
(アナキ!駄目です、そんなことをしたら・・・)
@@@@議論終了@@@@
「分かったよ・・・レナ」
「アナキ・・・やっぱり、わかっt・・んぅ!?」
レナの唇に気持ちいい感触が伝わる・・・それは、僕の唇だったことにレナは驚いた顔を
している、僕はレナにキスした・・・僕はそっと口を離す、数秒が経ち
レナは僕を見た
僕はまだ仰向けのレナを見てふと感じた
(無防備だなぁー)
僕はしゃがんで丸見えの秘部を短い足(?)を閉じさせ見えなくしてやりこう言った
「一緒に風呂にはいるのは我慢して・・・あッ!今のは、代わりにしてやったことだから」
時計を見ると時刻は昼12時だった
そろそろ昼ご飯だ・・・僕は着替えた・・・その後に僕とレナとイーブイと母で昼を済ませ
僕は2時に腹筋300回などの運動をした(運動の内容は世界設定・登場人物紹介で)
時は過ぎ・・・夜9時そろそろ寝るか・・・
「ふぁ~あ」(あくび)
寝ようと仰向けになった時、僕の部屋の扉が開いた、扉からイーブイが出てきた
「アナキさん・・・」
「なんだ」
イーブイが僕のベットの横にきて「ベットに乗っていいですか?」と聞いてきたので
「いいよ」と返した・・・イーブイは僕の目の前に来てモジモジしていたいたが
「あのぉ~」と尋ねてきた
「なんだい?」僕は座る体制になって僕はイーブイを抱きかかえた
「ひゃう!」驚くイーブイ
「そんなに驚かないでいいじゃないか・・」
「その・・・本題なのですが・・私に名前を下さい、アナキさん・・・」
「んぅ?名前かぁ・・・」頭の中にいろんな名前が渦巻く
「そんなに考えなくてもいいですよ・・・」暗い顔をしながら言ってくる
「ていうか・・・お前って♀?・・・♂?」イーブイは僕に抱えられながら、赤くなった
「♀です」そうなんだ!ヤベッ・・・僕、イーブイのこと一人称が<私>の♂かと思っていた
「♀なんだ・・・じゃー・・【5分経過】・・・イレス!どうかな?」
「有難う御座います!」顔をほんのり赤くしながらイレスは言ってくる
「よし、じゃお前はイレスということで」
僕はイーブイおっと失礼!イレスを布団に仰向けに入れた、少しイレスは戸惑う
「アナキさんと寝ていいんですか?」
「嫌か?レナも一緒に寝てるんだが・・・」
「じゃあ、一緒に寝ます」僕はイレスの隣に仰向けに寝る・・・その時、扉が開きレナが
入ってきた・・・レナは少し顔を赤らめながらベットの左側に寝た、僕と反対方向を
見ながら・・・ちなみに僕が右側でイレスが真ん中
「おやすみレナ」レナの体がピクッと反応し、レナの顔が赤くなったのが見えた
「おやすみイレス」目の前のイレスに言う
「おやすみなさいアナキさん」イレスは目を閉じた、僕も目を閉じ眠った・・・
僕は目を開けた・・・周りは真っ白だった・・・なんだココ?
向こうからなにか光ってる物がこっちに歩いてきた・・・まぶしすぎてよく見えないが
シークレットの形的に・・・ディアルガだ!
「【選ばれし人間】アナキよ・・・今後の世界は2つの選択肢しかありません・・・」
僕は1歩前に出て「2つの選択肢とはどういう事ですか?ディアルガ様」
ディアルガが一瞬だけ顔を歪めた「一つは破滅の未来・もう一つは平和な未来・・・
それは貴方にかかっています・・・」そう言ってディアルガは半透明になった
「まって下さい!まだ聞きたいことが!!」
「未来は・・・貴方と・・共にあり・・・ます」
ガバッ!
僕の体は汗だらけだった・・・
「ゆ、夢だったのか・・・?」
時計を見てみる・・・時刻は4時だった。