ポケモン小説wiki
忙しい人のためのイーブイズ!/第02回-ポッキーの日-

/忙しい人のためのイーブイズ!/第02回-ポッキーの日-

忙しい人のためのイーブイズ!
第02回 -ポッキーの日-


11月11日。11時11分から4時間ほどすぎたイーブイ一家。
「ただいまー!」
帰宅したイーブイの声が響き渡った。
「おかえりぃ、イーブイー。」
妙にゆったりした口調で迎えたのはリーフィア。
「今日のおやつはぁ、ポッキーとプリッツよぉ!いっしょにいただきましょぉ!」
「たべるたべるー!やったー!」
リーフィアのおやつの誘いに、イーブイは部屋に入るリーフィアの後ろについていった。

部屋のテーブルには、皿に盛り付けられたポッキーとプリッツが準備してあった。イーブイが来るのを見越してか、もしくは自分ひとりで完食するつもりだったのかは知らないが、二匹で分けるのには十分な量だ。
「あぁ、そうそう。イーブイはぁ、今日が何の日か知ってるぅ?」
「うーん、わからないよー。」
突然のリーフィアの質問に首を傾げるイーブイ。
「今日はぁ、ポッキーとプリッツの日よぉ!二人で一本のポッキーをー、両端から分け合って食べる日なのよぉ!」
しかしこのリーフィア、なんだかノリノリである。
「わぁ、おもしろそう!やってみよう!」
ノリノリが感染したのか、イーブイもそれに応じる。
「じゃあー、そっちを咥えてぇ、せーのでいっしょに食べるのよぉ!」
イーブイにポッキーの片方を咥えさせると、リーフィアはもう片方の端を咥えた。
「うんっ!」
イーブイとリーフィアが、約10センチの間で見つめあった。
「せーのぉ!」
リーフィアの声で、二匹は咥えたポッキーをかじりはじめる。
10センチの間は、一瞬後には5になり、2になり、1より小さくなり、そして0になった。
しかし一瞬にして、くっついた唇は離れる。残ったのはイーブイとリーフィアの、偽りのない笑顔。
「えへへ、なんかたのしいね!」
「もう一回やりましょぉ!今度はプリッツよぉ!」
「じゃあこんどはイーブイがせーのっていうのやる!」
「じゃあどうぞぉ!」

そんな様子を、窓の外の木の上から覗いている魚影……もといシャワーズが居た。
「やっぱりおねしょたっていいわぁ……」
当の本人達の思考とは全く関係のないイメージを妄想して楽しんでいるようだ。
「そう、今晩は二匹同じ部屋で、二人でポッキーを食べながら、下の口でイーブイのきりたんぽを共有する、淫らで美しい、アツアツの夜を共有するの……あぁっ、想像しただけでもぉ……いやんっ♪今夜のオカズはこれで決まりねッ♪」
直後、シャワーズはどこからともなく飛んできた野良シグナルビームに被弾して木から落ちるのだが、それはきっと別の話。


11月11日はきりたんぽの日だそうです。他にも色々な日が複合するそうです。つまりポッキーとプリッツの独壇場じゃないそうです。



ポッキーが安くなるかもね!


コメントはありません。 忙しいブイズコメント!/ポッキー ?

お名前:


トップページ   編集 凍結 差分 バックアップ ファイル添付 複製 名前変更 再読み込み   新規作成 ページ一覧 ページ検索 最近更新されたページ   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2011-11-10 (木) 00:00:00
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.