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緑と赤の新たな旅人10

/緑と赤の新たな旅人10

前作:緑と赤の新たな旅人9


-第10話- イレスの暴走

僕は、今、大変なことになっている
腹に2つの短剣が刺さり、血がだらだらと地面に流れている
しかも、少しでも動けば、暴走したイレスに殺される・・・
暴走した、イレスは、僕の腹から出てる
血を直接、少しずつ吸って飲んでる
(!)
僕は、自分の異変に気づいた。
(め、めまいがする・・・)
そう、めまいが僕を襲い始めた・・動けば、あの世行き・動かないと大量出血であの世行き
どっちにしろ、僕には、【死】の運命しか、無いのか・・・
その時、僕は、動いてしまった!
グサッ!
「グワッ」
3本目を突き刺してきた
さらに、血が流れる
グサリ!
「グフォ!!」
4本目も刺してくる
「ウゴクナト、イッタロ・・・ツギ・・ウゴイタラ・・オマエノ・・イノチハナイ・・・」
イレスは、目を閉じて・・血を飲み始める
僕は、めまいと腹の痛みを耐えながら、いい方法が無いか考えた
(ん、待て・・・)
僕は、ある方法を思いついた。
その方法は、単純だがリスクは、結構少ない
その方法は、

1、暴走したイレスは、赤い目を閉じて血を吸ってるため、僕の行動を見ていない
2、慎重に腰のベルトに手を伸ばす
3、レナをそっと出す
4、レナに最大出力で冷凍ビームを放たせる
5、暴走してるイレスは、氷漬けに・・・
6、暴走が止まるまで凍らせる(暴走は、長い間・発動できない)

という、方法だ。
(意外といける!)
僕は、イレスを確認する・・・
目を閉じて、僕の腹から出る血を吸っている
(また、めまいが来ない内に済ませるぞ・・・)
僕は、ベルトのレナのボールを掴んだ
そして、コンパクトサイズから、通常サイズに膨らませ、そっと
レナをボールから出した
「!!!!!」
レナは、驚き、声を出しそうになるのを必死に抑える
イレスは、まだ、少しずつ血を吸っている
僕は、手話でレナに事情と、してほしい事を伝える
(レナと僕は、万が一の時の為に手話を母から教えてもらった)

手話での会話は、〔あ〕で表示します。

〔イレスが黒月団を見て、怒り狂って暴走したんだ。〕
〔それ、本当?!〕
〔そうだ、んで・・・こんな状況に・・・〕
〔どうすればいい?〕
〔イレスに冷凍ビームの最大出力を撃て〕
〔え!イレスに?!〕
〔そうだ、イレスを氷漬けにして・・暴走を止めるんだ。〕
〔分かったわ・・・〕
〔頼むぞ・・カウントする〕
レナは、口に冷気を集束し始めた・・・
いつも、見る大きさとは、明らかに大きい冷気の集束が出来た
イレスは、まだ、僕の血を吸ってる
〔3.2.1.0!〕
ビィィィィィ!!
[グヤァァァァ!!!]
イレスは、巨大な氷に包まれて、氷漬けになった。
僕は、そのまま視界が零になった

-2- 二度目の病院

「ん・・・」
僕は、目が覚めた
僕は、周りを見渡す・・・どうやら、病院のようだ。
(生きてる!・・ていうか、どうして?僕は、あれだけ出血したんだから・・)
そう、あれだけ出血したはずなのに生きてる・・・
ガチャ!
扉が開いて、レナが入ってきた。
「!!!!!」
レナは、驚いた顔をしてる
「どうした?僕の顔に何か付いてるのか?」
すぐにレナは、涙目になった。
「ちょ、なんで涙目になるんだよ?」
「アナキ・・・」
レナが上半身だけ起こした、僕に抱きついてくる
「アナキのバカ・・・」
「ちょ、どうしたんだよ」
「心配だったんだからね・・・」
レナは、そこまで言って泣き始めた。
(どうやら、心配させたみたいだな)
僕は、そっとレナを優しく抱いてあげた
「私・・アナ・・アナキが・・グスッ・・・死んだら・・・・生きていけないよ・・・」
泣きながら訴えるレナ
僕は、レナを抱いて、泣き止むまで待っていた。

【30分後】
レナがやっと、泣き止んだ。
「なぁ、レナ」
「何?」レナは、僕の目を直視してくる
「あのさ、心配かけてすまなかったな。」
「ううん、アナキが目が覚めたから別に誤らなくていいよ」
「有難う・・」
自然に口から言葉が出た
チュ
「!」
レナが突然、僕の頬にキスしてきた
「私に心配させた分ね」
「レナ・・・」
レナの顔は、赤く染まっていた
「僕は、どの位、気を失ってたんだ?」
「1週間」
「僕は、そんなに気を失ってたの?」
「そうよ・・・」
どうりで、泣かないレナが泣く訳だ。(レナは、滅多に泣かない)
ガチャ
また、扉が開いた・・
白衣姿の看護婦が出てきた
「先生!先生!」
ダダダダ
走ってきて息が荒い、白衣の医師がいた
「どうしたのかね、サネス君!」
「患者が目を覚ましました!!」
「本当かね・・おお!目が覚めたようだな」
「はい」
僕は、返答する。レナは、僕に抱きついたまま話を聞いてる
「よかった、よかった。」
医師は、笑顔を浮かべている
「君の体には、驚いたよ」
「どういうことですか?」
「君のラティアスが君を背中に乗せて、運んできたんだ。そんでもって
大量出血してたんだが、手術をする必要なかったよ」
医師は、にんまりと笑う
「なぜですか?」
「なぜか、ありえない事だが・・・輸血しようとした時、君の血がどんどん再生されてね。
さらに、傷口が勝手に塞がったんだ。」
「え?!」
「こちらでも、理解不能でね」
(ん!もしかしたら、ジュプトルの体と関係あるのかな?)
実は、ジュプトルは、再生能力が高いと聞いたことがある
「ジュプトルと僕に何か関係ありますか?」
「なぜそれを?君の血液を調べたんだが、ジュプトルの血液が君の血液に
3分の1混ざってたんだ。しかも、普通のジュプトルよりその血液は、
進化してるんだ。」
「本当ですか?」
「本当だ」
僕とレナは、目と目を合わせた。
「聞いたことないな・・・」
「私も」
僕とレナは、医師の方に向き直る
「そういえば、イレスは?」
「ああ、あのリーフィアの事ですか、一命は取り留めましたが・・まだ、目が覚めてない」
「案内してください」
「駄目だ、君の傷口は、完全にまだ、収まってない。明日には、完治するから
明日に行きなさい」
「分かりました。」
医師と看護婦は、部屋から出て行った。
「イレスちゃんの事が気になるの?」
「うん」
レナは、なにか思い出した顔になる
「どうした?」
「イレスちゃんは、何で、貴方を襲ったの?」
「分からない・・・でも、記憶が無かったみたい」
「そういう事ね・・」

-3- 見知らぬ天井

私は、目が覚めた。此処は何所だろう?
目を開けた私の目に入った光景は、知らない白い天井があった
(私、何してるんだろう?)
私は、記憶のかけらを探り、かき集めた。
たしか、黒月団に遭遇して、姉の事を思い出したら、怒って・・・
それから、記憶が無い・・・
そこで、何かが起きて・・私は、此処にいると予測できた
(あれ?アナキさんは・・・)
私は、上半身を起こし辺りを見回した。
「アナキさん、何所ですか?」
私は、一人呟く
情報収集をする私は、ベットの上にいるみたいだ
すぐ左に壁があり、窓がある
右を見てみる、すぐ傍にテーブルがあり、テーブルの上には、花瓶にバラが2本入っていた
少し私から離れたところに扉がある
(アナキさん・・・何所にいるんですか・・?)
私は、一人寂しく病院の一室にいる
外は、真っ黒だった。
時計を見ると、深夜1時だった。

急に頭の中に嫌な思考が浮かぶ
(もしかして、アナキさんが死んじゃってたりして・・・嫌!そんなの嫌!)
私は、両前足で、頭を抱え頭を左右に振る
嫌な思考を消す為である
私の頬を何かが伝った・・私は、その何かを触ってみる
(冷たい・・・)
私は、それを見ようと手を前に持ってくる
(涙・・・)
私は、自然に目から涙があふれてきた
私は、前足で、拭くがどんどん涙がこぼれ出てくる
「アナキさん・・寂しいよ・・・何所にいるの?・・」
私の手は、自然に下半身へ伸びる

善[駄目よ、イレス、そんな事しちゃ駄目!]
悪[アナキの事が好きなんだろ、寂しさ紛らわしなんて、別にしていいんだ]
善[駄目です!イレス!!そんなことは、やめなさい!!]
悪[やるんだ!!]
@@@@@議論終了@@@@@

私は、自分の秘部に触れる
「ひっ!」
小さく声が出ると同時に快感が伝わってくる
私は、秘部を擦る
「ひゃう!」
快感が押しおせてくる
私は、アナキさんを頭の中で、イメージしながら
自分の秘部を強く擦る
「ひゃぁぁん!!アナキさん!!」
自然に声が出てくる
私は、右前足を秘部に入れる
「ああん!!アナキさん!もっと!!!」
私は、アナキさんとやってるのを想像しながら
自慰を続ける・・・
そして、右前足を出し入れする
「ひゃゃん!!アナキさん!もっと激しく!!!」
私は、快感の渦に飲み込まれていた。
私の秘部からは、愛液がどんどん出てきて、布団を汚す
私は、左前足で、左後足に生えた葉を握る
「アナキさん!!両方は駄目ー!!!ああん、気持ち良さすぎるよー!!!!!」
私はそこで、秘部から、大量の愛液を噴出して、イった
「ハァ、ハァ、ハァ」
部屋には、私の荒い息遣いが響いていた・・・
私は、そのまま睡魔に襲われ、目を瞑った





· 4- 再開する一人と一匹

夜が明けた・・・時刻は、5時
「ふぁ~」
僕は、大きな欠伸を一つする
「Zzzzz・・・・アナキ・・・」
隣には、レナが僕の名前を呼びながら、スヤスヤと気持ちよさそうに寝ている
(さて、イレスに会いに行くか・・・)
僕は、レナにキスした。
「うふ、アナキ・・・」
レナが寝言を言った。
僕は、笑顔で部屋を出た
(あれ、イレスは、何所の部屋だっけ)
僕は、医師の言葉をフラッシュバックする

『イレスは、何所にいるんですか?』
『5階の598番にいるよ、此処は4階の465番だよ』
『分かりました』
『明日、見に行っていいからね』
『有難うございます』

「そっか、598番だったな・・・」
僕は、階段を上がり5階に行く
(598・・・598・・・あった!)
僕は、598番の部屋を開ける
ガチャ
「イレス、起きてる?」
ベットで寝てる、イレスに向かって言う
「zzzz」
(寝てるか・・・)
ふと、僕は、あることに気付いた
(なんか、変なにおいが・・・)
そう、部屋の臭いが変だ・・・
しかも、布団が濡れてるぞ・・・・
僕は、布団を嗅ぐ
(おねしょではないようだ・・・って、する訳ないじゃんか!!!)
僕は、自分で自分にツッコミを入れる
僕は、とりあえず、イレスの顔を見る
(普段からも可愛いのに寝顔も超可愛い・・・)
僕は、イレスの顔を見て、そう思った。
「んぅ~」
イレスが目を開く・・目の前には、僕の顔
「きゃー!!」
「なんだよ!」
「あれ?ア、アナキさん・・ですよね?」
「そうだが・・・」
イレスは、涙目になる
「寂しかったよ・・」
ガバッ
「うわ!」
イレスが抱きついてくる
「グスッ・・・」
(また、こういう展開?)

【10分後】

イレスは、泣き止んだ
「なぁ・・・イレス・・」
「何?」
僕は、イレスをベットに下ろす
イレスは、不思議そうな目で僕を見る
「何で、裸なんだ?」
「へ?」
イレスは、自分の体を見る・・すぐに頬が赤くなっていく・・
「いやーん!!アナキさんのエッチ!!!」
「はぁ?」
イレスは、自分の大切なところを隠す
(裸のお前が悪いだろ・・・)
イレスは、必死に布団に潜り込み
頭だけ出した、顔を赤くしながら・・・
「アナキさんの変態!!」
怒った様子で、言ってくる
「お前が裸なのが悪いだろ!!」
「出て行って!!」
イレスは、そっぽを向く・・・少し笑ってる。
(からかってみよ・・・)
僕は、イレスを見ないようにイレスに背中を見せる
イレスは、僕が背中を見せたのを不思議そうに見る
僕は、扉に向かって、歩く
「アナキさん!!何所行くの?!」
慌てて、イレスが言ってくる
「お前が出てけと言ったから、出て行くんだよ!」
「そんな、意味で言ったんじゃないの!」
僕は、そのまま扉に手を掛ける・・・
「行かないで!アナキさん!!」
イレスが裸のまま、右足に抱きついてくる
(食いついたな・・・)
「離せよ!!」
怒ってる様に怒鳴る
「私が悪かったから!アナキさん置いてかないで!!」
「本当に悪かったと、思ってんの?」
「はい!」
イレスは、涙目で訴える
「よし、いい子だ。」
「へ?」
僕は、イレスをお嬢様抱っこする
「お前をからかっただけだよ」
「・・・」
イレスは、下を向いて返答がない・・・
「おい、イレス?」
「・・・」
心配になった僕は、イレスの顔を見ようと、イレスの顔を覗こうとした
「イr・・ん!」
イレスに口をキスされた
「アナキさんのバーか」
「イレス・・・」
イレスは、尻尾を左右に振りながら笑う


緑と赤の新たな旅人11



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Last-modified: 2009-12-01 (火) 00:00:00
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