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熱と冷の姉妹

/熱と冷の姉妹

駄文執筆者 文書き初心者
※獣姦の描写があります。苦手な方はご注意下さい。



「うぅ寒い。ブースターがいるから暖かいけど……」
「まぁ冬場はボクに任せてよ御主人」
 僕はいま、カイロ代わりにブースターを抱えている。この寒さに堪えるには彼女の温もりが不可欠だ。
 こんな現場をもう片方に見られたら厄介な事になるとは思うが。
 取り敢えず、自宅が見えてきた。何処にでも建っていそうな、薄汚いアパートだけど。
 家が見えてきたのとさっさと湯船に浸かって冷えた身体を温めたい、という思いから自然と足が速くなる。

 で、着いたは着いた。しかし、誰かがドアの前で座りこんでいる。正確には僕の家の隣のドアだ。
 確か、あの人には見覚えがある。
「何してるんですか?」
 僕は同い年のお隣さんに声をかけた。すると、彼は少し驚いた様に、僕の方に振り向いた。
「いや、あいつに苛められて家に入れねぇんだよ」
 彼が言う“あいつ”とは彼のポケモンの事だろう。僕のブースターと同じイーブイの進化系のサンダース。僕達は何回か彼と一緒に居たのを目撃している。
 でも、言ってはいけないが、あのサンダースは少々性格が悪い気がする。まぁ、それを彷彿させようなのが僕のところにもいるが。
 恐らく、あのサンダースのせいで、彼はこうやってドアの前に座りこんでいるのだろう。
「だったら僕の家に入りますか?」
 日はとうに沈んでいるから、外に長時間居れば風邪を引くに違いない。
「いや、いいよ、迷惑だし」
「でも、寒いでしょ?」
「後五分もしたら入れる約束だから」
 そうだったのか。じゃあ僕は単なるお節介だったと言うわけか。
 でも万が一という為にも彼には伝えておく。
「そうですか……じゃあ万が一の場合は僕の家に来て下さい」
「ああ」
 そして僕は鍵を取り出して、ドアのロックを解除すると、自宅に入った。

「ただいまぁ……」
 やっと家に帰って来れた。今日は格別寒かったから、学校からの帰り道が長く感じた。
 やっぱり家は温い。でも少し寒さを感じる。目の前にいる彼女、グレイシアのせいで。
「……」
 グレイシアは無言且つ冷ややかな目差しで僕の事を見つめる。
 ああ、なんだろう。矢でも刺さったかの様に心が痛む。恐怖にも感覚が心を襲う……。
「……変態」
 そうやってグレイシアは僕に一言毒づいて、部屋の方に移動する。
 相変わらず、グレイシアには参る。双子の姉のブースターとは大違いだ。性格とかがまるっきり。
 取り敢えず、グレイシアには変態扱いされたので、直ぐにブースターを解放してやる。
「有難う、ブースターのお陰で温かかったよ」
 僕はそう言いながら、ブースターの事を優しく撫でてやる。ブースターの体毛は温くて、もふもふとしているからとても気持ちが良い。
 ブースターは嬉しそうに目を細めながら言った。
「ボクは御主人の助けになるなら、何時でも手伝うよ」
 何とも有り難い言葉で先程の心の傷を癒すのには充分であった。流石は姉のブースターだ。妹のグレイシアとは心の広さが違うというか大人だな。
「……抱き締めてくれるしね」
「……え?」
 ブースターは何か呟いたが、小声だったから、僕は何と言ったかは分からなかった。彼女に訊こうと思ってもスタスタと部屋の方に言ってしまい、訊く機会を失ってしまった。
 少なくとも、グレイシアみたいな毒めいた言葉では無いだろうから特に気にする必要もないか。
「さて、僕も彼女達に続いて部屋にでも入りますか」
 誰に言うわけでも無く、ただ独りで呟いて、彼女達の後に続いた。


 
「無い……」
 それは夕食を食べ終えて、お風呂から出た後の事だった。
 脱衣所に置いといた筈の着替えとタオルが見事に跡形も無くなっているのだ。
 取り敢えず、一旦風呂場に戻って、湯船に浸かる。
 種族は違うが異性がふたりいる為、流石に粗末なものを隠さずに出る訳にはいかない。しかし、このまま風呂から出ないという訳にもいかない。タオルと着替えを取って来て貰うのが妥当だろう。
「御免、どっちか僕のタオルと着替えを取って、脱衣所に置いて!」
 僕は風呂場から大きな声でふたりに言った。
 だが、ふたりの反応が無い。テレビに釘付けにでもなっているのだろうか?
 だとしたら、どうしようも無い。このまま裸体を晒けだして取りに行くしか無い。だけど、タオルと着替えが置いてあるのはふたりがいる居間だ。(ワンルームだから居間と呼べるか謎だが)
 桶でモノを隠しながら行けばギリギリセーフだろう、そう意を決心して、モノを桶で隠しながら風呂場から出て、脱衣所のドアを開けた。
「あっ……」
 僕は思わず声を上げて、ドアを開けた体勢のまま、身体が石像にでもなったかの様に固まる。そうならない訳が無かった。
 理由はドアの目の前で二匹が居たからだ。ブースターは着替え、グレイシアはタオルをきちんと咥えながら。
 見られてはいけないのに、早速見られてしまった。おまけに、僕がせっかち過ぎたというドジとうか馬鹿過ぎるオチ。
 僕の哀れすぎる光景を見て、グレイシアはタオルを居間の方へと放ってしまう。何故かブースターも着替えを咥えたまま、居間の方へと戻ってしまう。
「ちょっと……何やってんの? 取ってきてくれたんじゃないの?」
「そのつもりだったけど、あんたの姿を見て不快になったから向こうへ捨てた。自分で取ってくれば?」
 グレイシアに棘のあるキツい言葉を言われて、正直、心が折れそうだ。いや粉々に砕け散りそうだ。
 何回、僕は心に傷を負えばいいのだろう。グレイシアが居る限り一生か?
 そもそも何で彼女達が連いてきたのだろう? 本来ならば平穏に独り暮らしをする筈だったのに。
 そんなことを考えながら、タオルを取りに居間の方へと移動する。決して彼女達にはモノを見せないように慎重に慎重を重ねる。
 そして、無事に布団の上に放られたタオルを拾おうとした瞬間に、
「いまだ! お姉ちゃん!」
 グレイシアが、待っていました、と言わんばかりに叫ぶ。いやいや、夜遅いんだから少しは自重しようよ。
「えい!」
「ぐはぁっ」
 なんて考えている矢先に背中を体当りされて、あまりの痛さに僕は布団の方へと倒れこむ。
 その際に桶を手放してしまい、僕のモノを隠すものが無くなってしまう。せめてもの救いが、俯せで倒れたから、未だ彼女達に見られていない事だ。
 でもどうするこの状況。一歩も動けないし、何で僕はこんな目に遭わなくてはいけないのだろうか?
 背中に何かが乗る。その何かからは、背中に温もりを感じさせる。
 この温もりはアレだ。本日、カイロの代わりに抱いたから分かる。
「あの……ブースター、降りてくれない?」 
「嫌だと言ったら?」
「僕が裸で寝るハメになって風邪を引く」
 ただでさえ、冬は寒いのに裸で寝るなんて自殺行為に等しい。というか何でブースターは僕の上に乗るんでしょうか。
「ボク達が温めるって言ったら?」
「ああ、それだったら風邪を引かなくて済むなぁ……え?」
 つい勢いで言ったけど、何かとんでもないことを口走った気がするんですが。聞き間違うことが無ければ。
「グレイシア、今の聞いたよね?」 
「うん、聞いた。本当に変態なんだから」
 グレイシアはそう言いながら、近寄ってきては僕の事を見下ろす。
 グレイシアの表情はニヤニヤしている。人の事を、変態、と言っておきながらどうしてそんな表情が出来るのだろうか? いつものように軽蔑する目差しで見つめないのか?
「グレイシアはどっちが良いの?」
「じゃあ、あたしは上で」
「そう、ならボクは下ね」
 姉妹だけが分かる会話で、僕は完全に枠の外。そもそも温めるって、いつもの様に、僕を間に挟んで川の字で寝るって事では無いよね、絶対に。他に考えられるとしたら、やっぱりこう男女の身体が重なり合うアレしか……。
 そんなことを考えている内に俯せから仰向けにされている。考えていたのが災いになってしまった。
 目の前にはいつの間にかグレイシアがいる。いつもの人を変質者を見るか様な目差しではなく、少し頬を赤く染めながら、艶やかな表情で僕の事を見つめてくる。その為、相手があのグレイシアなのに、心臓の鼓動が速くなる。こんなに可愛いかったっけ、と疑いたくなる程に。
 グレイシアが口を少しずつ僕の方に近付けてくる。普段なら、僕にキスをしようなんて事は絶対にしない。
 グレイシアとの距離が目と鼻の先になって、僕は思わず目を閉じた。いまのグレイシアを見ていると自分が狂ってしまいそうで。
 唇に何かが触れる感覚する。柔らかくて且つ少し冷たさを感じさせる。
 この冷たさには覚えがある。きっと彼女、グレイシアのものだ。それでキスをされているんだな、と実感が湧いてくる。
 ただ重ねるだけだと思いきや、グレイシアは舌を侵入させてくる。そして、愛しそうに僕の舌に絡み付いては、僕の口内を貪るかの様に歯茎やらなんでも隅々まで舐める。
 いつの間にか僕もグレイシアの舌に絡ませていた。普段の僕なら拒む筈なのに、今日の僕は違っていた。
 僕はグレイシアとの行為で陶酔に陥っていた。多分、大人のキスがこんなにも心地の良いものだとは思ってもいなかったからだろう。それに、もう僕の心はグレイシアに奪われている。
 グレイシアが口を離す。僕は瞼を開ける。
 すると、唾液が嫌らしく糸を引いて、グレイシアとの間に橋が出来ていた。
 グレイシアの表情はキスをする以前のまま。強いて言うならば、先程よりも頬を赤く染めていた。
 行為を終えた後はお互いに無言のまま。僕もグレイシアも余韻に浸りたかったんだと思う。
 時間の経過と伴に橋はみるみるの内に音を一切立てずに虚しく崩れていく。
 橋が完全に崩れきった時に、僕は下腹部の違和感に気付いた。
「ああぁっ……」
 僕は思わず声を上げてしまう。下腹部の違和感は、久しく味わうことの出来なかった性的な刺激だったからだ。僕にとっては至福の快感である。その為、グレイシアのことを凝視することが出来なくなってしまう。
 熱くてねっとりしたものが、僕のモノを刺激しながら、下から上まで移動する。上まで到達したら今度は下へと移動していき、再度刺激を与える。その為、僕のモノは欲望を露にして肥大化していた。
「ひもちいぃ? ほぉしゅしん」
 下腹部の方から、呂律の回っていない声が聞こえた。となると、モノを刺激しているのはブースターか。恐らく、舌でモノを舐めているのだろう。
 さっきの会話はこの事だったのか……。上が口、下はモノということか。これが目的でこの姉妹は僕の着替えとタオルを移動させたという訳か。だとしたら、僕が風呂に入った時点で姉妹の手中に収まっていたことになる。
 そんなことに今更気付いても遅かった。貞操を守る為に反抗なんてことは出来ない。二対一では明らかに不利だ。それに牡の本能の所為で、僕の理性は崩壊して皆無に近かった。
「……舐めなさいよ。あんたばっかり良い思いなんてさせないんだから」
 そう言いながら僕の目の前でグレイシアは、危なかっしくふらつきながら、後ろ脚で立つ。すると、目と鼻の先にグレイシアの綺麗な割れ目あるから、嫌でも目に付いた。割れ目からは切なげに一筋の愛液が垂れている。
 僕は舌で愛液を舐めながら割れ目に近付いていく。割れ目に辿り着くと、舌を膣内へと入れた。入れるときに水っぽい音が発して、嫌らしかった。
「ああっ……」
 すると、グレイシアは甘い声を出して善がる。割れ目から愛液を洪水でもしているかの様に垂らし続ける。
 グレイシアが気持ち良さそうにしているので、僕は積極的に割れ目を舐めたり、出し入れする。渇いていた喉はグレイシアの愛液によって、潤されていく。
 部屋にはピチャピチャと複数の卑猥な音が響き渡り、僕達の興奮が高まっていく。
 急に、モノから伝わる刺激が途絶える。
「もぅ我慢出来ない……。入れるよぉ……」
 その刹那、部屋に嫌らしい音が一瞬だけ響く。すると下腹部に再び異変が起こる。
「あんっ……」
「うああっ……」
 ブースターと僕はお互い喘いだ。全身を駆け抜ける様な刺激が走ったからだ。
 感覚からして、僕のモノが蠢く何かに包まれている。それはとても熱く、しかもヌルヌルとしていて、まるで僕のモノが溶かされていくんじゃないかって思ってしまう。
 ブースターが動く度に、先程よりも気持ちの良い快感が襲ってくる。モノはブースターの中で射精を促すかの様に幾度となく締め付けられる。
 そして、結合部からは卑猥な音が発生して、部屋はどんどん音で溢れていく。
「お姉ちゃん、先にやるなんてずるいよぉっ……あたしもして欲しいのにっ……もう、お姉ちゃんにはおしおきが必要だね……」
 グレイシアは身体を百八十度回転させて、姉のブースターと向き合う形となる。そして、顔を胸元へて埋めていく。すると、ちゅぱっ、という幼稚でやらしい音が聞こえてきた。
「やぁっ……グレイシア、駄目だよっ……」
 僕の目線からだとグレイシアの背中ぐらいしか見えない。だから彼女達が何をしているのか分からないが、恐らくグレイシアがブースターの乳をまさぐっているのだろう。
「あぁっ……そんなに吸ってもミルクは出ないよぉ……」
 悦の入った口調でそんなことを言いながら、ブースターは心地良さそうに身体をくねらせながら善がる。
 対するグレイシアは赤児の様にブースターの乳首を吸いながら、僕が与えている刺激を、身体を小刻みに震わせて受け入れる。
 そして僕は熱と冷の姉妹を犯しては、逆に犯されてもいる。グレイシアに快感を与えては、ブースターから快感を与えられる。
「あぁ、ブースター、もう……」
 最早、限界だった。この度重なる快感の所為で肉体は更なる快楽、果てることを望んでいた。おまけにまだ一度白濁液を出してもいなかったから余計だった。
「ひゃあっ、ああん、ぁああああっっっ……」
 そして、一足先にブースターの方が絶頂を迎える。身体を震わせながら快楽へと浸っていく。
 果てた為か先程よりも膣内の締め付けが増してくる。まるで僕の精液を求めているかの様に。お陰で僕は彼女の中へと出してしまった。
「締めちゃ駄目だって……うわああぁ……」
 今まで味わったことも無い快感が身体中を駆け巡る。自慰の時とは比べ物にはならないような、思考なんて麻痺して働かなくなるような快楽。僕もブースター同様に身体をビクビクとさせる。
 精液は凄い勢いで僕のモノから発射されて、彼女の膣内を汚していき、膣内は精液で満たされていく。
 ブースターが僕のモノとの結合を解くと、秘部からはだらしなく混合物が垂れて、布団に染みをつくらせる。そして、ブースターは布団の上へと倒れこんでしまう。
 快感の余韻に浸る暇もなく、モノを萎えさせる間もなく、再び下腹部に違和感が生じる。今度はグレイシアの番だった。
「お姉ちゃんぐらいに――出させてあげるんだから……」
 そう言いながら、グレイシアは先程のブースター同様に馬乗りの形で腰を振る。上下運動をする度にグレイシアの人間でいう髪にあたる部分がふさふさと揺れる。
 グレイシアの中はブースターとは反対に少し冷たさを感じさせる。更にブースターとの違いは、蠢くと言うより、きゅうきゅうと僕のモノを締め付けてくる。
 犯されながらグレイシアの全体を見渡すと、やはり妹と言うことなのか、本来出ていても良い所があまり出ていなかったり、しなやかな身体付きというよりは何処となく幼さを感じさせる。生まれるのがブースターより少し遅かっただけなのに。
 それにしてもブースターは大丈夫なのだろうか? ぐったりしていて生気を感じられないんだけど……。
 僕が横目でブースターのことを見ていたのに気付いたのであろう、突然グレイシアが前に倒れて来る。前脚を僕の胸に置いて、顔を覗きこんでくる。
「姉の事なんて考えるなぁ……今はあたしのことだけを見てよぉ……」
 普段のグレイシアからは想像もつかない甘えるような目差しで見つめてくる。
 そして、グレイシアによって唇は塞がれ、彼女と上でも結ばれてしまう。グレイシアの荒い息遣いを聞きながら、舌と舌とを淫らに絡ませ合う。僕は思わず腕をグレイシアの背中に回しては抱き寄せる。あまりの甘美さに、この卑猥な行為に酔い痴れていた。

 行為は終局に差し掛かろうとしていた。
 グレイシアはもう僕の動きに身を委ね、唯艶っぽい声で喘いでいるだけ。
 対する僕は、狂った様に彼女の膣奥を突いては、敏感な尻尾を弄りまくる。
 絶えず襲ってくる快感は、限界という境界を越えさせようとしていた。
 そして、越えるのも時間の問題だった。
「ぁあっ……出ちゃうっ」
 射精感が込みあげてくる。身体は快楽を迎える準備が出来ていた。
「中にたっぷりだしてぇっ……」
 グレイシアは僕の事をしっかりと抱いてきて、外では射精を出来なくさせてくる。
 その所為で僕はモノを抜くことも出来ずに、グレイシアの中で果てた。グレイシアも僕が果てたのと同時に、限界を迎えた。
「「ぁああああっっ……」」
 喘ぎ声は重なり、部屋中に響き渡る。もしかしたら隣の家まで聞こえるかもしれないくらいの大きさで。
 僕のモノからは精液が吐き出されて、彼女の膣を汚していく。それも二発目なのにも関わらず、凄まじい勢いで。
 その後、突然泥の様に瞼が重たくなってくる。僕は余韻に浸りながら、徐々に瞼を閉じていった。

 

 瞼を開けてみると、一番最初に目にしたのは見慣れた天井だった。そして、両サイドには何時も通りにブースターとグレイシアが寝ていた。
「あれ……?」
 僕は思わず声を上げてしまう。何故ならば身に着けた覚えもない寝間着を着ているからである。
 部屋の様子だって、昨日彼女達と営んだ跡は残ってもない。昨日帰ってきたときの雰囲気のままである。おまけにパンツは夢精してしまったせいか濡れてしまっている。
 全ては僕の夢での出来事だったのだろう。此処最近、一度も抜いてもいなかったからあんな淫らな夢を見てしまったのかも知れない。
 それに彼女達が僕のことを好きな訳が無い。今まで平然と関わってきたのだから。
 取り敢えず、彼女達を起こさないように起きては洗面所に移動する。替えのパンツも忘れずに持って。
 そして、着替えよう、と思った矢先にある異変に気付く。

 洗面所の鏡に映しだされた僕は、首筋に右と左に一つずつ覚えもない何かの跡が残っていた。




もう一つのお話熱帯夜の姉


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Last-modified: 2010-10-13 (水) 00:00:00
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