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煌めけ! ブイズ学園!!

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注意!
この小説はネタ小説です。
多大なネタ&文章崩壊が含まれています。それでも
大丈夫だ、問題無い
な方はそのままスクロールするZE





〜煌めけ! ブイズ学園!!〜
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エピソード1ーアタフタな学園生活ー 







チュンチュン…ヂュン!
温かく澄み切った青空に、ポッポ達のさえずりが木霊する。

もう少し寝ていたい…。
ふわふわした意識の中、私は再び夢の中へ旅立とうとしていた。
「ねーちゃん、起きて! 学校遅刻しちゃうよ?」
私の眠りを妨げるように、私の布団の上に乗ってくる黄色い物体、重い。
「後五分…」
「諦めるな! 諦めるなよお前! どおしてやめるんだそこで!!」
「ちょ…痛い 痛い! 分かったわよ、起きるから…」
布団の上から叩いてくる黄色物体、もとい"サンダース"に起こされ、目を開ける。 文字通り叩き起こしよ…

「そうだ! もっと、熱くなれよー!!」

うるさい弟を無視しながら、私は寝転びながら大きな伸びをする。

自己紹介がまだだったわね、私は"エーフィ"。 可憐な美少女よ♪
そして、この暑苦しい黄色はさっき話した私の弟サンダース。 言っとくけどカー○ルサンダースじゃ無いわよ。

「そういえばねーちゃん、今日から高校生だよね? 時間大丈夫?」
「大丈夫 大丈…くないかも…遅刻だ〜!」
そう言えば今日から高校生だった。 いつもは今から出ても余裕で間に合うの。 でも、今度の高校は家から30分はかかる。
壁に掛けられた時計の針は8時20分を指していた。
スカートを履き、毛繕いを大急ぎで行う。そして、ちらりと時計を見る。
「8時30分… 間に合わないわ。 しょうがない、アレを使うか。」
高校の場所は… うん、大丈夫。
「ねーちゃん、朝ごはんは?」
「要らない。 じゃあ、いってきます。」

私は学園の風景をイメージしながらワープした。

「気よつけて… いっちやった。 僕も学校行こう。」


《ブイズ学園 教室》

「到着っと。 いやーエスパーって本当に便利ね。」
私が思い浮かべた風景に強く念じると、そこは教室の前なの。 時間も押してるし、さっさと入ろう。
「あら、おはよう、アザレア。 またテレポートつかったの?」

「あ、おはようミント。 いやあ、朝からドタバタで。」

この子は私が中学から親友のリーフィアのミント。 可愛くておしとやかなお姉さんみたいな感じ。
「あら、先生が来たみたいね。 じゃあ、また後で。」
もう! いい所だったのに…。
「おーい、皆んな適当に席に着けー。 初めまして。 今日からこの教室を受け持つ事になったブースターの"ブレイブ"だ。 宜しく。
早速だが、皆んなとの交流も兼ねて一匹ずつ自己紹介をしてもらう。」
あれ? 不思議と不満のブーイングが起きないわね。
「これは、異変ね!!」
「ちょっと、声に出てるわよ。 ほら、先生に見られてるわよ?」
「…じゃあ、そこのエーフィから。」
ヤバい、当てられた。 えーと…
「初めまして、アザレア・サンシャイン・エーフィです。 これから宜しくお願いします。」

パチパチパチ

「まぁ、いいや。 次、横のリーフィア。」

フィー危なかった。 あの先生、とんでもないわね。

キーンコーンカーンコーン⤴︎

「おっと、チャイムが鳴ってしまったか。 じゃあ、自己紹介は後にして、体育館に向かうぞ。」

なんか学校のチャイム、おかしかったわね。 最後なんか音程上がりすぎて掠れてたし。 ま、いっか。

そして、私達は唯一お…もといブレイブ先生を筆頭に体育館へと足を運んだ。



「えー、本日はこの学園にご入学、誠におめでとうございます。 つきましては………

校長先生の長い話を華麗にスルーしながら、私は辺りを見渡す。
さっきから思うけどこの学校、雌子(じょし)多過ぎじゃない? 全体の9割はスカート履いてるじゃない。

………であるからして、規律を守り、楽しい学園生活にして下さい。
それでは、
『ようこそ! ブイズ学園へ!!』


キーンコーンカーンコーン〜

「あ、今度はちゃんと鳴った。 全くどうゆう原理で動いているのよ、あのチャイムは。」
「まあまあ、あのチャイムの事でそんなに考える事無いじゃない。」
「…それもそうね。」

他愛ない話をしながら私とミントは帰る支度を終える。
そして、学校…違った、学園の校門を出ようとした。

「HA☆NA☆SE」
「もうやめて!とっくにブラッキーちゃんのライフはゼロよ!」
うわー。 暴れてる唯一お… ゲフン、ブースター先生をシャワーズ先生がマウントしてる。
え? 先生と生徒の見分け方? そうねぇ、強いて言えばネクタイ?
そう、先生にはネクタイ着用が義務付けられてるの。 雌性(じょせい)はそれにスカート。
貰ったパンフレットに書いてあったわ。
ちらりとミントの方を見る。
「あらあらアザレア。 あれは関わらない方が得策よ〜」
「…そうね。」
「見捨てないで助けてよ〜!」
「だって。 どうする?」
「あらあら… アザレア、テレポートまだ使えるかしら?」
「まだ大丈夫よ。 行き先は私の家でいいわね?」
私は、意識を集中させる為目を閉じ、自分の部屋を念じるとミントのてを握る。
「行くわよ。 」
「いいわよ〜」

「ブラッキー、待ちなさ…いない…AIBOOOOO!」
「なんという豆腐メンタル…」
「AIBOOOOO! AIBOOOOO! AIBO…
「五月蝿い。
あら、ゴスッていい音がしたわ♪」
「aiboo…」

「ほいっと、到着よ」
さすがに1日2回のテレポートはきついわ…
「で、何があったのよ? 予想は大体つくけど。」
「えっと、アザレアちゃん…だったよね? 多分、予想通りだよ。
一番前の席で夢の世界に旅だっていたブラッキー、あれが僕。
あのあとブレイブ兄ぃに職員室に来るように言われていたけど、ほら僕、めんどくさがりでしょ?」
「「いやしらないわよ!!」」
「あはは、そういえば僕ら初対面だったね。 それでね、面倒くさかったからこっそり逃げようとしたの。」
「そしたら見つかって、校門で説教を受けていたのね。」
「うん♪」
「自業自得じゃ無いの! 何で私達までまきぞえにしたのよ!」
「だってブレイブ兄ぃ、説教長いんだもん。 ごめんなさい。」
やばい、ブラッキーの涙目にキュンキュンする。 何かに目覚めそうだわ。
「あらぁ? ブレイブ先生の事"兄さん"と呼ぶのを見ると、あなたたち兄弟なの?」
「あ、うん。 兄ぃのフルネームは ブレイブ・スリーピング・ブースターで、妹の僕は、ヒヤシンス・スリーピング・ブラッキーだよ。
宜しくね。」
「んもう、調子いいんだから♪」
それから暫くして、気が吹っ切れたヒヤシンスは、ミントと一緒に夕焼けの中に溶け込んでいった。 もっと涙目のあの顔を見たかったわ。

エピソード2ーありえない転校生ー 



「…朝、ね。」
普段より早起きした私は、布団を跳ね除け、深く伸びを始めた。
布団が吹っ飛んだ……うん、寒い!

そこに勢いよく入ってくる黄色い物体。 朝から暑苦しいわね。

「朝だ朝だ〜よ〜、サンダースが登〜る おはようございます!
ねーちゃん起きて…る、だと!?」

「なんで、そんなマメパトが豆鉄砲食らった顔をしてるのよ。
それとも何? 私が早起きするのが珍しい?」
「だってそうじゃん。 いつも遅刻魔のねーちゃんが朝六時に起きるだなんて…どうかしてるぜ!」

「ギリギリ、よ。 それより今からシャワー浴びるから、覗かないでよ。」
「誰がねーちゃんのペチャパイなんて覗くわけ無い ジャン!
…ね、ねーちゃん?」

「…二回死ねーーー!!」

「キャン!キャン!!」

全く、どの口が言ってんだか…まぁ、サイコキネシスで一撃じゃあ、先が思いやられるわ。

「♪いつか大人になって〜思い出に変わったら〜♪」

のんきに歌いながらシャワーを浴びている私の背後のドアから、気配を感じる。
サイコキネシスで返り討ちにしてやろうかと思ったのも束の間、そいつは音速で入ってきた。
…うん、音速って表現は無いわね。

「あらおはようアザレアちゃん。 シャワーを浴びる貴女はとてもいいわね。」
「ちょ、母さん!? どこ触って…にゃぁぁ!!」
「いい声で鳴くわね。 母さん、嬉しいわ。」
「尻尾ぉ らめえぇ、敏感にゃのぉ…!」
「じゃあ、此処はどうかしら? あーむ♪」
「にゃぁぁあ!! み、耳もらめえぇ…」
「さぁ次は何処を…ってあら? 気絶しちゃった?
しょうがないわね〜
サンダース、 覗いてるのはバレてるからエーフィを乗っけてって。」

「ええー それ、母さんでも出来るじゃ… 」「覗いた罰よ。」
「うぅ…はぁーい」

って事で、ちょっとナレーターをエーフィの母の私がやるわ♪
いい声で鳴いてくれたアザレアちゃんをなんやかんやで学園まで送った。
なんかんやは、なんやかんやよ。
つっこんだら負けよ。

「あら、おはようございます、アイ…」
「しー、ミントちゃん。 今は私の事は伏せといて?
サンダースは、すぐに分かるわ。」
「? 分かりました。それで、そのぐったりしているアザレアちゃんはなんですか?
それに、サンダースくんもなぜか一緒にいますし。
…あら、そうゆう事ですか。
うふふ、よろしくね、サンダースくん♪」
「です♪」
「じゃ、私達は行くから。 アザレアをよろしくお願いね。」

物分かりが早くていい子だわ。 アザレアの嫁に欲しいくらいね。
……百合展開…悪くないわね♪

それからなんやかんやで、あっとゆう間に始業式の時間帯になったわ。
これで私の出番は終わりね。
また、後ほど会いましょう。


《ブイズ学園 医療室》

「うーん、此処は何処?」
「あら、おはようアザレア。
朝から喜劇だったみたいね〜」

「あ、おはようミント。
あれは喜劇じゃなくて悲劇よ、ヒ・ゲ ・キ」

また母さんにはめられた。
あんなの毎朝やられたら、こっちの身が持たないわ。

そして私は、ミントと他愛のない話をしながら授業が始まるのを待ったけど………


…あれ? チャイムが鳴らないわね。

教室にある時計の針は8時40分を過ぎているのに、チャイムが鳴る気配が無い。
それどころか、ブースターのブレイブ先生が来る気配すら無い。

「やっぱり、これは異変ね!」
「そうね〜異変ね〜、ウフフ♪」

ミントが眩しい笑顏で答えてきた。
絶対何か知ってるわね。

「何か知ってるわね?」
「さあ、ね。 それよりチャイム鳴らないわね〜」

話を逸らされた。
一体、何が起こるってのよ…。


キンコンコン ピロリロリ〜ン

いやそれは無いわ!!

やっと鳴った変なチャイムに私が心のツッコミをいれてると
いつの間にかブレイブ先生がいた。
空気か!!
あら? よく見るとヒヤシンスが先生の上で寝てる、いや爆睡してる。
妬ましいわ! 私だって寝たいのに!パルパル…

「はーい 注目!今日から初めての授業だが、転校生を紹介します。
じゃ、自己紹介 ヨロシク!」

「えーと、初めまして! 今日から学園に転校してきた "キキョウ・サンシャイン・サンダース" です。
みんな、楽しくやろ♪」

サンダースが自己紹介を終え、彼がウインクする。
すると拍手と同時に黄色い声が広がる。
何故かって? だって彼、すごくイケメンだもの。 私が認める位に…

みんな恍惚の表情で見惚れる中、私の心は漣の様にかき乱されている。
漣どころじゃないわ、大洪水よ! ハロー注意報よ!!

「せんせー、授業しないんですか?」
ジト目でサンダースを見ていたら、モブのブースターが声を荒げる。
彼女もまた、至福のひと時みたいな顔でサンダースを見ている。
一点の曇りもない憧れの眼差しで。

「そ、そうだな、じゃあ、授業は明日からで。 その様子じゃ授業にならんだろう。」

モブのブースター、うん。 モブースターで良いわ。 の気迫に押されたのか、ブレイブ先生は全身を犬の様に震わせる。

「痛っ」

短い悲鳴を上げながらヒヤシンスが落ちた。 いい気味ね♪

「すまん・・・ごゆっくりー」

泣きながら涼宮ハ○ヒの名言(?)を言いながらブレイブ先生退場。
きっとサンダースが羨ましかったのね。 今回ばかりは同情するわ…


-学園内廊下にて-


「見せてやろう、ラピ○タの雷を!」
うわ

「…絶技、サイコ目潰し!!(小石の時速200キロ)」
「目が! 目が〜!!」
《タダクニは 5のダメージを受けた》
「いや、タダクニって誰よ、てか、変なテロップ入れないで!」
「知らんな」
「知らんな」
「そこ二匹、続けて同じ事を言わない!」

私がつっこむと、ブレイブ先生とヒヤシンスはシュンとなる。
よくAAで見る(´・ω・`)の顔になる

「この鬼畜ライス〜!!」

私の絶技を受けたサンダースはまだもがいている、これはこれで面白いわね。
え? 何してるかって?

ミントにどうするか話しながら歩いててたら、ブレイブ先生とヒヤシンスが付いてきた。 ついでに要らないオマケも。
そんで、そのオマケのサンダースを追い払おうとしてバトルになったのよ!

…ま、アホのサンダースはスルースキル発動で、
「せっかくだから案内してやる」ってブレイブ先生が言うもんだから、学園の散歩をしてるのよ。



しばらく歩いてると、学園中に音楽が流れ出した

ててんてんてんてんてーてれれー

「まさかの自転車に乗ってる時の音!?」

「ホントかなぁ?」

復活早っ
何処にそんな体力有るのよ。
それはさておき…

「うっさいゴ○リ! わくわくさんの所に帰りなさいよ!」

「いいんじゃないかなぁ?」

「うっさいわ! エ○ャルダイのネタなんて観る人を選ぶわよ!
それに、あんた付いて来ないで!!」
「なして!? なーんもしとらんとに!」

あぁ、この子自覚無しね…

「後ろを見なさい、あんたの追っ掛けが絶賛大量発生中よ」
小声でサンダースにどついてみたけどやっぱり羨ましい。
…うん、向こうもそう思ってるみたいね。 パル○ィ並みの妬みが凄まじいわ。
因みに彼氏募集中よ♪

そんなやり取りをしながら、学園内を散歩し終わる頃には夕方になっていた。

え? 何処を周ったかって?
それはおいおい話して行くわ。

それで、疲れたから一匹で帰った。
ミント達は各々の用事で帰ったわ。
サンダース? 大量発生の雌子に追いかけられてたわよ?

それはさておき、なんやかんやで
うるさい学園散歩の一日が終わった。



その頃彼女が帰宅している中、学園長室では・・・

「こんにちは、アイリス学園長?」

「…なるほど、あなた様がこの世界に来られるという事は…いよいよなんですね、アザレア様…」
私は、朧げな存在のエーフィに告げる
「…そうよ。 時期にポリゴン達が暴走するわ。 準備は宜しいかしら?」

「はい、徐々に神の遺伝子を持つ者達が接点を持ちつつあります。
もう少しで異変を迎え撃てます。」

「そう、頼んだわよ。 この世界が壊れても次元の均衡が成り立たないから。」
「かしこまりました。 それで、あの方は何方へ?」
「マスターはソラト君達と外の異変を解決しているわ。
じゃ、あたしはこれで。」

「行っちゃった。 …貴女の方も頼んだわ、アザレア。」

私が彼女を見送ると、彼女と同じ名前である私の娘に対して身を案じた。



最新の5件を表示しています。 コメントページを参照

  • 196様。
    お久しぶりです。 そして、コメントありがとうございます。
    狙い通り(? で良かったです。
    生○会の一存ですか… 私はまだ読んだ事がないので、機会があれば読んでみたいですね。
    ―― 2014-11-14 (金) 09:48:47
  • 更新お疲れ様です。
    最近ここの更新が少なくなり、寂しく思う196です。
    はてさて、2回死ねとはあの方のセリフですね。僕も好きですよ。迷い猫
    そして、ご馳走さまです。アザレアちゃん、かわいかったです。
    今回もおもしろく読ませていただきました、次の更新も楽しみに待ってますね、では執筆頑張ってください。
    ――196 ? 2014-12-24 (水) 21:09:50
  • コメントありがとうございます
    196様。
    投稿遅れてしまい、申し訳ありません(−_−;)
    迷い猫。
    当たりです。 芹沢○乃の有名なセリフです。
    お楽しみ頂けたのなら幸いです!
    ―― 2015-03-15 (日) 21:53:54
  • 更新お疲れ様でした。
    やはり、迷い猫でしたか、当たっててよかった。
    今回は東方ネタでしたね。異変と出た辺りからもしやと思いましたが、パルパルとは……水橋さんですね。わかります、東方に関してはにわかですが、好みの娘だったので覚えてました。
    そして、名言というよりは迷言の方が正しいようなセリフですね。ハ○ヒにはもうエンドレスエイトで心が折れてしまい、途中までしか見てなかったりします(汗
    相も変わらずアザレアちゃんのかわいさも堪能させて頂きました。
    次回の更新も楽しみに待ってます。執筆頑張ってください。
    ――196 ? 2015-03-17 (火) 01:04:45
  • 196様。
    コメントありがとうございます。
    まさかパル○ィを知っていらしたとは!
    その妬みが今後、重要になってきます(笑)
    ハルヒのあれは迷言ですね!(誰が言ったっけ?)
    少しだけ投稿しましたが、最近仕事が忙しくなって来たのでこの小説を休止
    致します。
    お楽しみの所申し訳ないのですが、暫くお待ちくださいm(_ _)m
    ―― 2015-04-02 (木) 23:12:36
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Last-modified: 2015-03-15 (日) 22:03:29
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