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災難な通信士?のお話7

/災難な通信士?のお話7

作者:ぽーにょ
官能シーンは基本的に向いてない様です
しょうゆ おいしい です(^ρ^)
―――――――――――――
「汚っ!」
第一声がコレだ。
とにかく部屋の中央には巨大なスクリーン、
その周囲に小型パソコンが散らばっている。
部屋が暗くてよくわからないが、いらないゴミとかも散乱していた。
「ノワール様ー?」
「・・・ん、呼んだか?」
で・・・でかい・・・
「先程お話した彼らを連れてきました」
「・・・・・・ああ、あれね、忘れてたよ。
それよりアシュリー、コーヒーを煎れてくれないか?」
アシュリーは満面の笑みで
「嫌です。欲しいなら自分で煎れて下さいこのクソニート」
「相っ変わらずきついねぇ・・・
シリウス、煎れt」
「あんたがノワールか」
「・・・ホウエン陸軍諜報部、シグニット・ブレイズキン、クリスチャン・ラティアス、メロディーニ・アグロン」
「・・・!!」
今まで略称しか言ってなかったのに・・・こいつ!
へぇ・・・簡単にバラしてくれるじゃない・・・
名前・・・もう・・・知られているみたいですね
「ジョウト陸軍工作員、ジャッカス・シザー、コリンズ・アリアドス」
グゥレイトッ!100点だぜっ
フルネームで言われると・・・恥ずかしいですね
「・・・正解かな?」
「・・・ああ、見事だ」
「ハイ・・・正解dす(噛」
「これからどうするかについてだが・・・」
その時、どこからか笑い声が響き、
中央のスクリーンに姿が映し出される。
『こんにちは、ノワール君』
「またアンタか・・・『ミュウツー』」
『さて、いつものようにお願いにきたよ・・・?』
「お前の『輪』には入らないといつも言ってるだろう」
『どうしてかなぁ、折角の理想郷に興味を示さないのかな?』
「・・・俺は・・・こいつらを養うためにも、此処を守ってやりたい」
『へぇ、これでもかな?』
スクリーンに何処かの映像が投影される・・・セキエイ基地だな。
施設の周囲には沢山のポケモンが・・・
「・・・!お前!」
『幹部クラスの8割をそこに集めてみました・・・
これでもノーと言うなら、・・・分かってますね?』
「・・・」
ノワールが緊急警報を作動させる。
「・・・生憎、ノーと言わせてもらう。
それに、どうせ出すなら『上層部』出さないと・・・負けるぞ?」
『・・・いつか殺してあげるからね?』
通信が切れた。
「シリウス、アシュリー!
至急エイダに防壁システムの作動を!」
「了解だ!」
「こちらアシュリー、『長男』『次男』『三男』、防壁システム作動よ!」
『了解です!』
「シグ達は外の頭数を減らしてくれ!」
「分かった!」
「・・・『転送!』」
瞬間、周囲の景色が移った。
「テレポートしてやったぜ・・・」
「ガナード!サラザールも!」
「敵の数が多すぎる・・・」
「ぬぅ・・・!」
「ど・・・どうsます?(噛」
シグ達の後ろで鋼鉄で出来てるであろうシャッターが下ろされる。
「クリス」
「・・・何?」
「シャッターに火炎放射!
少しは時間を稼げる筈だ」
「了解よ!
1・・・2の・・・3っ!」
俺とクリスの火炎放射がシャッターの表面を軽く溶かす。
「これでシャッターを開くのは多少難しくなる筈・・・!
みんな、敵が来る迎撃するぞ!」
「上等!」
「うおおおお!唸れ!俺のゴッドフィンガー!」
「ジャック!フィンガーじゃないから!ただの鋏だkら!(噛」
敵はカントー陸軍か・・・
「ふうっ!準備完了だ!」
「おmたせしました!(噛」
ジャックとコリンが地面から出て来た。
「びっくりした!・・・ていうかどこか行ってたの?」
「えへへ・・・『ちょっと』ね・・・」
「おまえら、コイツも使いな」
ガナードは起爆スイッチ、サラザールはC4爆薬をジャック達に渡す。
「代金は後払い、利子は一週■■%だぜ?」
「おおう!こいつを仕掛ければ」
「更に『仕掛け』の幅が広がりますね!(そんなに利子掛けるなんて・・・恐ろしい!)」
「ちょっと『仕掛け』って・・・まさか」
「みんな、来るぞ!」
カントー陸軍が攻撃を開始する。
「ウィンディにサンダースにストライク・・・手強そうだ」
「でもシグさん、そろそろですよ」
「何がだ?」
軍団がこちらに近付いた時・・・落とし穴が作動!
「まず第一弾・・・ジャックの『あなをほる』と、僕の『いとをはく』で作りました!」
溝の形状をした落とし穴に沿うように、
巨大な樽を載せた荷車が坂道を駆け降りていく・・・
「そこに第二弾です!」
コリンが『どくばり』を樽に撃ち込むと、
樽からは何か液体が流れ出る。
「ジャック!第三弾を!」
「スイッチ!オーン!」
辺りは大爆発!
「流れ出てたのは油か!」
「ハイ!これで炎タイプ以外にはダmージが入る筈です!」
「数が多すぎる!クリス、メロディ、俺達も続くぞ」
「で、何するの?」
「私たち・・・何か出来ましたっけ・・・?」
「メロディ、『まるくなる』だ」
「はい・・・!」
メロディは文字通り円くなる。かわいい。
「クリス、『水の波動』をメロディに」
「は!?」
「わ・・・私の事は・・・気にしなくても結構です・・・」
「クリス」
「・・・分かったわよ・・・」
クリスの水の波動がメロディの表皮を濡らす。
「「シュ――――――ト!!」」
俺とクリスでメロディを蹴り飛ばす。
なんだクリス、分かってるじゃないか
メロディは落とし穴に落ち、炎の中をごろごろと駆け抜ける。
「え・・・えぇ~・・・?」
そのまま中に入っている敵兵を次々と薙ぎ倒して行った。
「シグさん・・・クリスさん・・・後で覚悟しておいてくださいね?」
その時トランシーバーから通信が入った。
「おう俺だ、シリウスだ!
中で少々厄介な事になってる、援護を頼む!」
「・・・どうする?」
「行くんでしょ!?急ぎなさいよ!」
「でも・・・扉・・・溶かしてしまいましたね・・・」
「ガナード、サラザール」
「何だ?」
「俺を中に飛ばしてくれないか?」
「・・・」
「・・・コレしかないが・・・頼む」
俺は双眼鏡を差し出す。
「へっへっへっ・・・ありがとよ」
その瞬間、視界が施設内部まで飛んだ。
「シリウス!どうしたんだ!?」
「内部システムが暴走したんだ!
『次男』以外は敵に回ったと考えてもいい!」
「先程メンテナンスされたおかげで侵食を食い止められ、
なんとか思考ルーチンが書き換わる前に、無事にネットワークからの切り離しが完了しました。」
アシュリーが走って来た
「とりあえず制御室に!ノワール様がピンチです!」
「何だって!?分かった、すぐ行く!」
シグ、シリウス、アシュリー、『次男』・・・4人(?)が制御室に入ると、
ノワールはこっちを向いて・・・
「・・・自爆プロセスが発動された。
俺には止める事ができん・・・」
「ノワール様!脱出です!」
「ああ・・・そうだな・・・」
「他の皆は!?」
「・・・死んだよ」
「・・・え・・・?」
「暴走した警備システムによってな・・・」
「・・・何て事・・・!」
「とにかく此処から逃げるのが先だ!」
「おう・・・当たり前だ!」
シグ達はノワールの背に乗る。
「時間が無い。絶対に振り落とされるな!」
「はい!」
ノワールが入口まで飛んだが・・・
「何だこれは!?シャッターが熔けてる!」
まずい、俺達だ・・・
「シリウス、アシュリー、頼んだぞ」
「「はい!」」
二人が「ふぶき」をシャッターに吹く。
・・・成る程、この温度差だからな。
「うおおおお!」
俺が力一杯のブレイズキックをかますと、シャッターはかなりへこんだ。
「あとは俺がやろう」
ノワールは精神を集中させ・・・
「・・・シャドーボール」

――――――――
「そ・・・そろそろ疲れてきたわ・・・」
「う・・・ぬう・・・」
「ジャックが弱気になるなんて・・・でも援軍をm」
背後のシャッターが粉砕された!
「おまえら!早く乗れ!逃げるぞ!」
「ありがとう!助かったわ!」
ノワールのうえにガナード、サラザール、コリン、
ジャック・・・ズシッ「うっ」
メロディ・・・ズシッ「うぐふっ!?」
「私は飛べるからいいわ」
「す・・・すまない」
「さっきのリアクション・・・ストレートに・・・傷付きました・・・」
「・・・ゴメンな(´・ω・`)」
シグ達はノワールの背から爆発する基地を見ていた・・・
「私たち・・・どこか行くごとに皆を不幸にして・・・」
「クリス、思い詰めるな。
・・・今は生きる事を考えろ」
「・・・」
ノワールの姿が影に隠れて見えなくなった。
――――――――
『まだ・・・逃がしませんよ・・・』
――――――――
災難な通信士?のお話8
鯖落ちって・・・怖いね!(^ρ^)
ペース落ちてきた。さーて、どこまでもつかねぇ・・・

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Last-modified: 2009-12-01 (火) 00:00:00
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