opojiです!
閲覧注意!官能表現100%の短編です。
これは戦火月光のアフターストーリー的なやつです。本編の方は相変わらず展開グダグダでしたが、こちらも・・・。初めて(ちゃんとした)エロパートを執筆します。かなり見苦しい部分があると思いますが、宜しくお願いします♪
人間による戦争によって出会った、エーフィとブラッキー、まさしく戦火月光。エーフィの名はサンルーニャ、ブラッキーの名はジャイル。同じ戦争被害者であり、サンに関してはあと一歩で尊い命を落としかけていた。その命を救ったのはジャイル。二匹で一晩乗り越え、そして絆が生まれた。
「私、ジャイルとこれからも、ずーっと一緒に居たい」
高台の丘と呼ばれる、この戦火の中で唯一と言っていい綺麗な場所で、サンが自身の気持ちをジャイルに伝えた。それはジャイルにとっても望んでいた事だった。
「..ありがとう、サン。私もだ」
二匹は助け合い、そして惹かれ合っていた。ささやくように放った言葉は、どこか力強い。
「ジャイル、こっち向いて?」
サンに言われ、ジャイルは顔を向ける。
「これは、私を助けてくれた、私と出会ってくれた、ほんのお礼・・・目を閉じて?」
指示通りジャイルは目を閉じた。なんとも言えない緊張感が妙に興奮する。そして徐々にサンの顔がジャイルに近づいていく。唇と唇が重なり合う直前に、サンも自然と目を閉じた。
「ん...」
漏れ出した声とともに唇は重なり合う。深く、濃厚に。ジャイルは内心驚きつつ、しかし冷静で居られた。そのままサンを受け入れていく。
やがて、名残惜しそうにサンは口を離した。と同時に二匹はゆっくり目を開く。
「・・・」
「・・・」
沈黙が流れ、しかしそれは長くは無かった。サンはもう一度ジャイルに口付けを交わすため、さらにジャイルにくっつく。右前足を、お座りしているジャイルの左後ろ足に添え、触れる。一瞬ブルっとジャイルが反応したが、気にする素振りを見せないサン。口付け・・・ただのキスではなかった。ジャイルの口内にヌルっとしたモノが進入してくる。それはまるで味わうかのように口内をいじくりまわす。パッと目を見開き、完全にフリーズ状態のジャイルをよそに、サンは行為を続けていた。
「んぁふ...フフフ」
口を離した二匹のわずかな隙間に、透明の液体がキスをしていた事を証明するかのように繋がり、怪しく崩れ地面に垂れた。ジャイルの口はサンにいじられたまんまの形で止まり、サンをじっと見ていた。
「どうしたの?ジャイル」
ささやくように、誘うように問う。
「ディープキス、初めてだった?」
「・・・い、いや、その...」
「大丈夫、私も初めてだから」
「ぇ?・・・」
しどろもどろなジャイルに対し、サンは冷静で居た。
「もう一度・・・」
「ちょ!サ・・うわっ!!」
サンは両前足をジャイルの身体に乗せ、体重に任せそのままジャイルを押し倒した。まるでサンに対して降伏の合図でもしているような状態でジャイルの足は行き場を失い、たらんと上を向いている。一方サンは足をジャイルの身体に挟んで上から見下ろしていた。
「変な気分になっちゃった・・・ジャイルを見てると...ん」
有無を言わさずサンは再びジャイルの唇を奪う。
「むぅぅ!」
容赦なくサンの舌がジャイルの口内に侵入してくる。さらにはクチュ、クチュと、卑猥な音が聞こえてきた。でもジャイル自身嫌な気は全くしない。
「はぁ...はぁ...」
口は半開きで舌を出し、目はとろんとしてジャイルを上から見つめている。そんなサンをジャイルは初めて見て、自然と唾を飲み込んだ。恐らくサンの液も混ざっていたのだろうが、そんな事まで頭は働かない。あまりにも可愛く吸い込まれそうな瞳、視線をずらせば今では官能的な身体つきに見えるサン。
「可愛い顔で見つめちゃって・・・」
サンに言われ、ジャイルは恥ずかしそうに視線を外す。
「いや、だって...」
「だって、なに?」
「その...すごい...」
ちら、ちらっとサンを見て、カミカミ口調で話す。
「サンが、か、可愛かった、から?」
...ペロッ━━━
「ひっ!」
不意に喉元をサンに舐められ、ジャイルは情けない声と共に身体全体を使って一瞬震えた。
「んふふ...ありがと」
「・・・」
緊張してるのか興奮してるのかジャイルは訳がわからない状態であるが、逆にその反応がサンをヒートアップさせているのだった。
「もっと、ジャイルの事知りたいかも...」
口をジャイルの耳元まで近づけ、ささやいた。
「・・・」
視線が合い、若干硬直するジャイル。嫌ではないのに、身体が言うことを聞かない。もっと欲したいのに、身体が言うことを聞いてくれない。何もかもこういう状態になるのは初めてな上、こういう時どういった行動に出ればいいのかジャイルにはさっぱりわからないのだ。
ペロッ━━━
「ぁっ!」
今度は耳元を舐められ、雄なしからぬ情けない声を漏らしてしまった。
「かわいい...」
サンはもっと、もっとジャイルをいじりたくなっていく。そしてそのまま、舌を身体の下へ、下へと滑らせて行く。触れるとこ全てが、ビクビクっと痙攣のような感じで震え、ジャイルの目は少しウルウルしている。前足の付け根、腹上、そして雄の象徴がある手前で舐めるのを止め、誘うような目つきでいやらしくサンはジャイルに目を向けた。
「身体は正直って言うじゃない?」
「う、うるさい...!」
普段のクールなジャイルとは全然違う反応に、サンはそのギャップが癖になりそうだった。
「ジャイル...大きいね」
サンの攻められように、もはやジャイルの雄は太刀打ちできないでいた。本性をむき出しに赤々と大きくなっていく。
「だから...口に出すなって・・・それにあんまジロジロ..っ!!」
ジャイルが喋っている途中に、サンは不意に右前足でツンツンと肉棒に触れた。
「硬い...私、初めて雄のアソコに触った」
「サンってば!ツン..ツンツンするのやめ!っ!」
「感じるの?」
「...っるさいよ..っっ!」
へへへ、とサンは可愛く笑う。
「ジャイルって、いつもは威厳がある感じだけど、今は全然その面影がないって感じ」
「じょ、状況が状況だか..ら..ぬぁ!サンってば!!」
会話中でも、サンは行為を止めていない。そのためさらにジャイルの肉棒は成長していく。ジャイル自身も、自分以外の者に股間を触られるのは初めて。何されてもそれは勃起の促進剤になってしまっている。
「ねぇ」
「っ...な、なに?」
「舐めたら気持ち良いかな?」
「!!!よ、よせって・・・」
「どうして?」
「どうしてって・・・だってそこは...っ、サン、ツンツンしないでって・・・うまく、喋れな、っ...」
どうやらサンは完全にエロスイッチが入ってしまったようだ。ジャイルが感じやすい所を見つけたらしく、該当箇所を集中攻撃している。一方ジャイルは、今だに仰向け状態なのだが、時より首を上げ下半身を確認するも、その体勢を持続できるわけなくまた空を向く。目をギュッとつぶったりと、なかなか忙しい。
「ちゃんと喋らないと、何言っているかわからないよ?」
本当にとろんとした表情で、ピンク色の顔が若干赤みがかっているサン。そしてSっ気が増して行くのであった。
「サン!あっ...くそぅ...」
時より肉棒がビクッと跳ね上がる。それは本当に感じている証拠だとサンは気づく。
「ねぇ...ほら、どうなの?」
「.....くぅぅ」
完全にサンのペース。この状況を打破したいジャイルだが、どうも突破口が見当たらない。・・・と、いきなり下半身の刺激が途絶えた。
「はぁ..はぁ......?」
少し荒くなった呼吸をしながらも、ジャイルは状況把握のため顔を上げる。と、いきなりサンの顔が目の前に現れ、有無を言わずまた唇を奪われた。先ほどとまったく同じ体勢。
「ん...クチュ..ん...」
「ん~!!」
サンはまたジャイルの口内をじっくり味わうと、唇を離した。再びお互いの液によってできた透明の橋がお互いの唇間で繋がれる。
「あふぅ...」
「はぁ..」
虚ろな目線が合う。サンは再びジャイルの下半身に移動し、そして・・・。
「ぅあ!サン!!っあ!!」
肉棒が暖かい何かの空間に包まれた。同時に両後ろ足が跳ね上がるかのように力が入る。首を上げ下半身を見れば、そこには肉棒を優しく咥えたサンの姿があった。上目使いでジャイルを見る。
「どうぉ?」
咥えたまま喋る。
「・・・・っ」
歯を食いしばり快感に耐え、目をギュッと閉じた。そうでもしないと何かが弾けそうだった。
「...ん」
興味本位で、サンは咥えたままさらにつつーっと奥まで入れていく。
「あぁぁ...ま、待って...サン・・」
サンの口の中で、何回もジャイルの肉棒が痙攣している。
「ん..チュ..クチュ..ん...」
ジャイルの願い届かず、さらにサンは咥え、吸い、上下に動き始めた。誰に教わったわけでもないのに・・・これが本能という物なのだろうか。
「さ、さ、サンんん!本当にやばっっくぁぁ!!だめぇぇぇ!!」
両後ろ足をバタつかせるが、力が入らない。むしろ動けばさらに肉棒への刺激が増えるだけだった。
「はぁ..はぁ..はぁ..本気で、限、界・・」
チュパ、クチュ、どれも聞こえる音は卑猥なものばかり。そして、ジャイルの肉棒に射精感が確実に迫っている。しかも自慰の時より数千倍もの快感の波だ。
「サ、ン、、口を、口を・・・くぁぁぁぁああ!離せぇぇ!!」
何を言ってもサンは言うことを聞かなかった。ただひたすら、目の前の肉棒を優しく、強く刺激を与え続ける。
「出るから!出るか、ら、!くぁぁ...あっ..あっ..もぅ...ふぁぁぁあ!」
肉棒、足、身体、いや、もう全身だろう。ジャイルの全てが快感に溺れ、波打ち、目をつぶれば真っ白な世界。そして肉棒から、熱い熱い精子が解き放たれた。
「!!ん..!」
「ぁぁぁっ・・・」
サンの口内へ精液が放たれる。サン自身も驚き射精中に口を離してしまい、ドピュドピュとでる精液が顔面にベットリ付着した。
「ひゃぁ・・何これ?」
初めて見る精子。口元に入ってきた精子を飲んでしまう。
「・・・ジャイル?」
「はぁはぁ、はぁはぁ...」
完全にジャイルは身体と意識が別々になったかのように、仰向けから横向けに寝っころがってしまった。イメージとしては雌が子供にミルクをあげる体勢。
「ねぇ?」
精子が顔面についたまま、不思議そうな顔をしてジャイルの顔を覗き込む。半開きだがジャイルの目は開いていて、しかしどこに視線が向けられているのかさっぱりわからなかった。
「もしかして、イッちゃったの?雄って、イッちゃうとこのベトベトした液がいっぱい出るの?」
ジャイルは聞こえているのだが、声に出して答える気力は今は無かった。はじめて異性に射精を促され、あまりにも気持ち良すぎてまるで空でも飛んでいるかのように身体の感覚がフワフワしている。
この時サンの股間は、自ら出している愛液により既に濡れている。しかし本人はまだ気づいていない。
「精子、見るの初めてか?」
「え?」
「・・・サン、顔がすごい事になってるぞ」
「せいしって言うんだ?これ」
「うん」
「ジャイルの精子・・・少し飲んじゃった」
「飲んだのか?!...大丈夫?」
「うん!」
「気分悪くなったり・・・しない?」
「大丈夫。だって、ジャイルのだから..」
「・・・そら!」
「ひゃぁ!」
ジャイルは突然立ち上がり、サンを押し倒す。さっきと間逆の体勢になった。
「ジャイル...?」
「さっきのお返しだ。こんなに顔を汚して・・・」
「ひぅ...」
サンに付着した自身の精子を、ジャイルは丁寧に舐め取り始めた。本当は自分の精子を自分で舐めるなんて、正気ならばしないだろう。
「ジャイル、ひぅ...くすぐったいよぅ」
二匹はお互いの身体を激しく求め合う獣と化し、ただ快楽に溺れて居たかった。
「...ほら、キレイになった」
全ての精子を舐め取ると、今度はジャイルの方からキスをする。サンは行為をジャイルに委ね、ただ喘ぎ声を漏らすだけ。
「ふぁ・・・」
キスを終えると、ジャイルはサンの下半身に移動する。
「濡れてる・・・」
「濡れたのは...ジャイルのせいだから」
「じゃあ、もっと濡らしていい?」
「・・・」
恥ずかしくて顔を背ける。と、サンに突然快楽が襲ってきた。
「ぁぁん!んん...」
ジャイルはサンの秘所を舐めていく。いくら舐め取っても舐め取りきれない愛液が、とめどなくサンの秘所から流れ出ていく。そして全身をびくつかせ、仰向けのままジャイルに身体を委ねている。
「んぁ・・・んぅ、気持ち、いい・・・」
甘い喘ぎと、本音。それを聞き取ったジャイルは、さらに顔を突っ込み舌の動きを早くする。
「はっ...はっ...っぁん!」
サンの秘所自体がびくついてきた。
「激し...ぁぁ・・・」
ジャイルは一度秘所から顔を離す。顔面は愛液で濡れていた。
「気持ち良い?」
「・・・ぅん」
「じゃあ、こうしたらもっと・・・」
「あんっ!」
ジャイルは器用に左前足をサンの秘所にあてがうと、そのまま刺激を与え始めた。
「ん!ぁ...」
うつろな目で遠く空を見上げるサン。次々押し寄せる快楽の波に、そろそろ耐えられなくなってきた。
「はっんぅ!ジャイ..ル!もう!ダメぇ・・」
ジャイルはさらに動きを激しくする。
「ぃ・・イク!イッちゃう!ぁん!ぁぁっぁ!」
大きく身体が波打ち、秘所から愛液を惜しみなく出しそのままイッてしまった。ジャイルは左前足を秘所から離し、サンの様子を伺う。
「イッちゃったね」
「ハァ...ハァ...ジャイルが...激しくする、から・・・」
とろんとして目で、サンは仰向けのままジャイルを見つめていた。
ここで一旦区切ります。まだ続くんで、今後とも宜しくお願いします。
ご意見や誤字、おかしな所を見つけていただけたならば、お手数ですがコメントの方を宜しくお願いします!