強さを探す旅はこれで終わる予定です
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僕逹はスカイ区域にある祭壇の前まで送ってもらった。
「気をつけろ。ここは危険だからな」
「わかっています。行ってきます父さん」
僕達は挨拶を済まし祭壇に続く洞窟に向かった。
洞窟の中は、薄暗く僕の炎がないと1m先も見えない。驚いたのはすぐに祭壇が見えてきた。僕は道に迷わないように炎を一定に置いて置く。
「やはりきたか、神の血を持つ者達よ」
そこにいたのは、ミュウとミュウツーだった。
「ファイア先に行って」
「ファイアさん早く!!」
くそ! ごめん2人共任せるよ。
僕は2人にあの敵を任せた。
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「ダーク君、あなたはミュウをお願い」
「わかりました」
私はミュウツーに向かって、ハイドロポンプを放つ。ミュウツーはサイコキネシスで、ハイドロポンプをはじく。私はいい安を考えついた。
「ダーク君、ミュウツーにカマイタチを放って」
「わかりました」
ダーク君はミュウツーにカマイタチを放った。私はハイドロポンプをミュウツーに向けて放った。案の定ミュウツーはどっちもサイコキネシスではじこうとする。
しかし、ハイドロポンプはカマイタチの風で広がった。よし! いまだ! 私はれいとうビームをハイドロポンプに向かって放つ。ハイドロポンプは凍っていく。ミュウツーの事に気がついたミュウは助けようとしたが時すでに遅し2人共凍った。
ふぅ、こっちは一件落着。ファイア頑張って……
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2人共大丈夫かな? だめだこんなところでくよくよしたら。
僕は、予言の書を開いた。
予言の書は読める所が増えていた。
(しかし、その者が死ぬと、大地は元に戻る)
そうか、なら僕は、この命を捧げてもいい。さあ、そろそろ祭壇だ。
よっこいしょっ。僕は祭壇の前にあるかんおけに入る。ちょっと残念なのはアクアに告白できなかったことかな。でも仕方ないか…
もういいか、よしもうやろう。
「ファイア! 何してんの?」
「ちょっと、生け贄になるんだ」
「なんでファイアが」
「仕方ないんだ。わかってくれ。でもこれは言わせて、僕はアクアが好きだ。恋人になってくれない?」
「わかった、一生恋人だよ」
良かった、でもそろそろしないと。
僕は横で泣いている、ダークを呼んだ。
「ダーク、アクアをよろしく」
「わかりました、でもさよならは言わないでください」
ダークは涙を前足で拭き笑ってくれた。
「じゃあ、俺とアクアさんは行きます」
僕は最後に笑った。2人共笑ってくれた。僕には、それがとても励ましになった。
ダークはアクアを引っ張ってこの洞窟から出た。最後にアクアの呼ぶ声がしたが、もう戻らない。最後の我がままが叶ったからこれで心おきなくいける。
さよなら、僕の大事みんな。
僕の強さは何かが誰かより優れていることじゃない。ちゃんと何かを守れることだ
さよなら僕の大事なみんな…
一年後
「今、ファイアお前のおかげで私の暴走も止まった。今お前が大事な人に会いたいならこの世に戻してやろう……
ファイアがいなくなってもう一年か。
私の日課になったお参りにいきましょうか。私があの洞窟に向かうと誰かがいた。
あのシルエットはガーディだ。
「どうしたの…」
まさか、このガーディはファイア?
「久しぶり、アクア」
私は夢を見てるのかな?
「恋人でしょ?」
「うん」
私はいつものようにファイアを連れて歩いて村に向かった。
私達はやっと平凡な生活ができる。
End
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あとがき
やっと終わりました。ここまで読んでくださった皆さま本当にありがとうございます。何かあればどうぞ!!