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強いご主人、弱いご主人 前半

/強いご主人、弱いご主人 前半

洞窟の中で今、俺の前に一人の人間が立ちはだかっている。
「お前が、よく街に乗り込んでは暴れてるっていうボスゴドラか・・・。」
人間はポケモン図鑑を取り出し、俺の・・・いや、ボスゴドラというポケモンの生態を調べると、モンスターボールを取り出した。

つまりこいつは、ポケモントレーナーだということだっ!

「いや、やっぱりやめておこう・・・。暴れるのは何か理由があるとか?それなら相談に乗るけど・・・。」
そいつの穏やかな物腰は、俺の今の怒りをさらにかき立てる。
「聞きてえなら、俺を倒してから聞きやがれ!ガアァー!」
俺は叫びながら人間に襲い掛かり爪を振り下ろした。が、間一髪のところでかわされてしまったようだ。
「あの大きさで速いのか・・・よし、行け!バシャーモ!」
モンスターボールからメスのバシャーモが出てきた。
「ちょ・・・タクヤ、今回は大変なのを相手にしたわね・・・」
「でも、その分報酬は大きいから。じゃあ、行くぞバシャーモ!かわら割りだ!」
「わかった・・・はあぁー!!」
バシャーモは横に素早く移動しながら接近してきた。


そして2分後・・・

「ぐっ・・・ここまで、なの・・・?」
「バシャーモ・・・!!」
このバシャーモはなかなか楽しませてくれたが、俺を苦しめるほどの力は持っていなかった。
俺はバシャーモに接近し、止めの気合パンチを浴びせる。
「止めだ・・・オラァ!」
バキッ!
「グハッ!・・・うぅ・・・」
バシャーモはもう戦闘不能のようだ。
そこで、俺はメスとしてこいつを十分に使ってやろうと思い捕まえようとした。が、それは阻まれてしまう。
「バシャーモ!戻れ!」
モンスターボール・・・ポケモンを捕まえ、それを自由に出し入れする事のできる道具だ。
楽しみを邪魔された俺はさらに怒り、その人間を殺そうと徐々に間合いを詰めながら接近する。
「食い殺してやる・・・」
「く・・・行け!モンスターボール!!」
あきれた事にそいつは、弱っていない俺にモンスターボールを投げてきた!
「俺を捕まえようったって無駄だ!」
俺はボールを軽く手で弾き返すが、その間に人間は走って逃げるという行動に出た。
多分、それがこの状況で逃げる時間を稼ぐ一番良い方法だったのだろう。
「そういうことか・・・だがそんなことで、この俺から逃げられると思うな!!」
俺は走って人間を追いかけ、いとも簡単にその小さな身体を捕まえた。
「うっ・・・はぁ・・・はぁ・・・!」
息切れしたのか恐怖によるものなのか、そいつの呼吸はかなり荒くなっている。
そしてその眼は、恐怖の色だけで染まっているように見えた。これを見ると、ポケモンとしての勝った喜びを感じずにはいられない。
だが、最後にまだ一仕事残っている。バシャーモを出し、人間を殺すという作業だ。
「・・・バシャーモを出しやがれ。」
「バシャーモだけは見逃してほしい・・・俺の事はどうしてもいいから・・・。」
俺にそんな気は全くなかったが、せめてつかの間の安心感だけは与えてやろうと思い頷いてやった。
「わかった。・・・さて、てめえをどうしてやろうか・・・。」
人間の安心する気持ちも、この言葉によってかき消されてしまう。弱い生き物が恐怖に怯える様子は、いつ見ても楽しい。
「フフ・・・」
「うぅ・・・」
俺は人間の怯える様子を楽しむためにそいつをじっくり観察してみた。するとそこで、こいつがなかなかいい容姿をしているのに気付いた。
艶やかな長い髪と白い肌、きれいな目に長いまつ毛、肩幅は狭く腰周りが広くて、全体的に流れるような細い体型をしている。ついでに、中性的な声も良いと思った。
そいつはオスだったが、どこを見てもメスのようであり、それは俺の本能を刺激するには十分だった。
「ペロッ」
「んっ・・・」
試しに俺はそいつの首筋を舐めてみると、これから何をするのか理解したようだ。
俺はニヤリと笑って、その服を破ろうと手をかける。
「ん・・・自分で脱ぐよ・・・」
人間はいさぎよく着ていたものを全て脱ぎ、一糸まとわぬ姿で俺の前に立つ。そいつにオスのモノはついていたものの、それは気にならなかった。
俺は人間の身体に顔を近付け、その身体を舐め上げた。
「ベロベロ・・・」
「んあっ・・・くぅ・・・。」
人間はビクッと身体を震わせながら刺激に耐えている。
この人間の身体はどこも滑らかで舌触りが良く、甘噛みした時に肉が柔らかい事もわかった。これなら食っても美味いだろう。
「よし・・・今度はこっちだ。」
一通り身体の味を楽しんだら、今度はアナルの方を舐めてその穴を徐々に広げていく。
「レロ・・・レロ・・・」
「んんっ・・・うあ・・・!」
最初は小さかった穴だが、舌や指で慣らしていくうちにだんだんほぐれてきて、十分に広がるようになった。
そして今度は、自分のモノを慣らすことにした。
「今度はお前がやれ。」
俺は自分のモノを人間に近付けると、意外にもそいつは嫌な顔一つせずに、まずは手で扱い始めた。
最初はサオの根元の方をしごくだけだったが、徐々にやり方がわかってきたのか、同時に玉の方も優しく揉んだりしてくる。
「ん・・・50cmくらいかな・・・それに、岩みたいに硬い・・・こんなに溜まってたら苦しいよね・・・」
人間の言葉に俺は恥ずかしくなって怒ろうとしたが、下腹部に伝わる気持ちよさに怒りを忘れ、顔を赤らめてしまう。
「うっ!・・・そんなこと言ってないで、早く舐めろ。」
俺は自分のモノを人間の顔に押し付け、舐めるように促す。
するとそいつは、臭いを嗅いでから最初に舌をつけて、先っぽの方を口に含んだ。
「ん・・・ちゅば・・・ペロペロ」
人間の舌使いは上手く、さらに右手で根元を扱き、左手で玉を揉んできた。手も休まずに使うとは気が利いている。
しかも、慣れてくると根元や玉の方まで丁寧に舐めたりくわえたりしてきたから、その気持ちよさに息が荒くなってしまった。
「ペロペロ・・・ん・・・ジュプ・・・」
「ウグッ!ハァハァ・・・上手いじゃねえか・・・ぐぁっ・・・よし、もういいぞ・・・ハァハァ・・・」
俺は人間を抱き上げてちょうどいい高さの岩に座り、挿入しようと入口にモノを当てがった。
「入れるぞ。・・・言っとくが、痛くて泣き叫んだり暴れたりしても止めねえからな。」
「ん・・・。」
俺はその小さい身体を徐々に降ろしていく。が、俺のモノと人間の穴じゃ大きさが合わないのか、先っぽの方さえも入ろうとしない。
「入らねえな・・・よし。覚悟しやがれ・・・」
「え・・・ん!痛いっ・・・!」
人間への配慮もなく、俺は力を込めて狭い入口にモノを押し込んだ。
そして、ついに力に屈したように穴の中に先っぽが入ると、それに続くように勢いよくニュルッと半分くらいまで入った。
「痛っ・・・!くあぁっ・・・!」
「ハァハァ・・・うっ・・・狭くて今にもちぎられそうだぜ・・・へへ。」
痛そうにして涙を流す人間の事も考えずにその小さい身体を上下させると、結合部から少し血が出ているのがわかった。無理矢理入れたせいで少し裂けたのかもしれない。
だが、それを気にするのもすぐにやめて、気持ちよくなるため行為に集中する事にした。


グチュッ!グチュッ!
「ぐぁっ・・・くっ・・・!」
「ハァハァ・・・うっ!ハァ・・・ハァハァ・・・。」
洞窟内に淫らな音と苦痛の声、そして荒い息使いが響く。
「グッ・・・ハァハァ・・・吸い付いてきやがる・・・!」
「ぐっ・・・っつ・・・!」
しばらくその小さな身体を上下させていると、その締まりの良さに射精感が徐々に高まってくる。
「ぐぁっ!・・・そろそろだな・・・」
俺は人間を床に寝かせてその上からのしかかると、腰を使って激しく突き上げた。
ズブズブッ!
「うぅ!あぁぁ・・・!」
「グッ・・・ハァハァ・・・出るぞっ!!」
ズブブッ!!と最後に3回ほど強く突き上げた瞬間に、俺のモノが根元まで穴の中に入った。
「グッアァ!ガアァァーーー!!」
あまりの気持ちよさに俺は咆哮し、ドクン!!ドクン!!と音を立てて小さな身体に精液を流し込む。
それは太い栓によって出口を塞がれたため、小さな身体にどんどん溜まっていった。
「くあぁ・・・うぅ・・・!」
「うおっ!ハァハァ・・・ウッ!!グアァッ!・・・ハァハァ・・・。」
射精が終わった頃には俺の気分も落ち着いてきて、ちょっとやりすぎたと思い人間からモノを抜いてやった。
その瞬間に、血と精液の混じった液体がビチャビチャとたくさん流れ出て地面に広がっていく。
「くっ・・・ん、はぁ・・・はぁ。」
人間は力なく倒れていて、その目は涙で真っ赤になり焦点が定まっていない。
「少し休ませてやる。壊れちゃ使い物にならねえからな。」
俺はそいつを抱き上げて洞窟の奥にある池まで運び、そこの水で泥と血と精液で汚れた身体を洗った。
そして、できるだけ表面の滑らかな岩を選んでそこに寝かせると、さっきより少しだけ元気になったようだ。
するとそいつは、呼吸を落ち着けたところで俺に言う。
「ありがと・・・。」
俺はその言葉の理由がわからなかった。自分を殺そうとした上、無理矢理犯した俺にそんな言葉をかけるなんて・・・。
「そんな事言っても見逃してやらねえぞ。お前はしばらく使ってから殺してやるんだからな。」
そう言って俺は人間を抱き上げ、また挿入しようと再び大きくなったモノを穴に当てがうと今度は簡単に入った。
「んんっ・・・」
「グッ・・・いい締まりだ。」
早速行為を始めようと人間を自分の方に抱き寄せ座る角度を整えなおしていると、そいつは俺の首に腕を回してキスしてきた。
「んっ・・・んん。」
「ん・・・こうして欲しいのか?」
俺は人間と口をつけたまま舌を絡ませてやると、そいつは必死に舌を絡ませようとしてくる。
その様子を見ていると、胸が少し苦しくなるような感じがした。
「ん・・・ふぅ。動くぞ・・・うっ・・・ハァハァ・・・」
「んっ・・・。」
人間は俺の胸に寄りかかりながら肩にしがみついてきて、俺の腰の動きに必死に耐えている。
今度は人間が苦しくないように俺が優しく動いてやっているからか、そんなに痛がらなかった。
「うっ・・・ハァハァ・・・うおっ・・・。」
しばらく動いているうちにまた射精感が高まってきた。
俺はフィニッシュに軽く3回突き上げて、快感が最高まで高まったところで溜まっていたものを出す。
「グアッ・・・出るぞ!!ウオォ!!」
「くっ・・・んっあぁっ・・・」
射精した瞬間に人間は俺の体に必死にしがみついてきて、その様子はまるで俺のために頑張っているように思えた。
俺は人間を見るほど、胸がだんだん苦しくなってくるような気がした。


それからも俺は行為を繰り返し、合計で7回も人間の中に出した。
「ハァ・・・ハァ・・・スッキリしたぜ・・・眠ぃな・・・。」
自分の中に溜まっていたものが全部出たおかげで、気分もスッキリした上に疲れたから眠くなってきたようだ。
「お前ももう動けねえだろ。早く寝ろ・・・ってもう寝てるか。・・・こんなことしちまったんだ。もう、引けねえよな・・・。」
俺は、いつの間にかそいつの事が好きでたまらなくなっていた。
「よっこらせっと・・・。」
俺は壁にもたれかかってから、人間を包むように抱いてやった。それからは心地よい眠気が襲ってきて、俺はすぐに眠りについてしまう。


「・・・?」
眠ってから1時間ほど経った頃だろうか?目が覚めたから身体を動かそうとしたが、どんなに頑張っても指1本さえ動かない。
そこで目を開けてみると、目の前に人間の手がかざされているのがわかった。
「なっ!?てめえ何を!?動けねえはずじゃ・・・」
「あれはやられたフリだ。それより、お前は俺のポケモンにする事にした。だからお前を倒して捕まえる。大人しくしてろ。」
「くっ!誰がてめえに従うか!くそっ・・・動けねえ・・・!!」
俺は人間を見ると、その目が青く光っているのがわかる。
「人間の母親とポケモンの父親の間に、時々ポケモンの能力を持った人間が生まれることがある。幻のポケモンのミュウと、人間の間に生まれたのが俺だ。ミュウの写真を見てみるか?」
人間は俺にミュウというポケモンの写真を見せる。白っぽいきれいな肌と狭い肩幅、広い腰周りや青い眼はそれから受け継いだものなのか・・・ということと、身体が動かないのはエスパータイプの技、サイコキネシスによるものだということを理解した。
すると、急に息ができなくなって意識が遠くなり始める。
「ガッ・・・ア・・・!!」
「俺は1時間もあれば骨折でも裂傷でも治ってしまう回復力がある。でも、お前にそんな回復力はない。体力を消耗しきった今のお前なら、このまま窒息させて殺す事も容易い。フフ・・・」
人間のその眼には強い殺意が込められているのがわかり、俺は泡を吹きながら死の恐怖に身体が震えて涙を流してしまった。
「大丈夫だ。お前は殺すには惜しいやつだからな・・・。」
その言葉と同時にモンスターボールが飛んできて、俺はその中に入れられる。
「ボスゴドラ、ゲットだ・・・」
意識が無くなる直前に、人間がそう言うのが聞こえた。

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Last-modified: 2009-12-01 (火) 00:00:00
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