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合唱で更に芽生えた物

/合唱で更に芽生えた物

合唱で芽生えた物

「お、ブラッキー夫婦が通るぞみんな、道を開けろ」
卒業式が近くなっている頃
教室に行くために一組のカップルが廊下を歩いていた。
あるものは『ラブラブカップル』と呼ぶし
あるものは『音楽の神』とも呼ぶ

僕はブラッキー。只の合唱コンクール伴奏者だった
今は特に何もやっていない。
仮にやっていたとしてもピアノ位しか無い
「ぶらっきぃどうしたの?考え事して」
今僕の隣にいる彼女の名前はエーフィ
昔からの幼馴染みでもあり僕の彼女でもある。
彼女の親はお金持ちでエーフィになんでもいいものを渡す
しかし、俺と付き合うようになってから身に付けている物は
何処にでも売っている物になった

理由………金持ちは嫌いだ

お金を紙のように平気で使っている輩が気にくわない
こっちは家計が火の海だって言うのにエーフィ宅なんて………
正直告白を身分で一度断った位だし

だけどエーフィは違った


次の日から全て変えてくれた


身なりの変更、車をいちいち使わない等
数えきれない

周りの女子からは『雰囲気変わったなぁー』って言われているらしい、
そりゃ、親しみ易い服装に変わったからな
時計なんて2億円。下手すりゃ3億円

マジギレしそうになったよあの時は………

服装とか変わって暫くたった時『時計どうしたの?』
って聞いたら
『ぶらっきぃの為にサイコキネシスで壊した』
俺は彼女に殴ってやった。

しかしエスパータイプの彼女に効くわけが無い
殴りが格闘じゃないから無傷
ただ、彼女は吹っ飛んだ

お金出して買ったんだろ?だったら大切にしろよ
それとも………また金持ちだからって買えるとでもおもったの?

って、怒鳴った。
勿論彼女は泣いていた
『ぶらっきぃにもっと好きになってほしいから…………』
と涙声で言ってきた

抱きしめるしか無かった。

彼女は暫く泣いていた…………

「ほら無くな、せっかくの綺麗な顔が台なしだぞ」

『う、うん…………』

その時はそれで済んだ
って言っても2月の上旬だから
多分エーフィ忘れてると思う。まっ、その方がいいんだけど

僕達は冷やかしを聞き流しながら、いや、エーフィはうれしいとか
思ってるかも知れない
「ぶらっきぃ~、考え事しすぎだよ~」

考え事じゃないよ。

教室にはいつものメンバーが話をしている
サンダース、シャワーズ、グラエナ、マッスグマ、
ブースター、グレイシア、ザングース
マグマラシはいつも通り机で寝ている

マグマラシっていつも夜更かししてるよね

「おはようみんな」
みんなは明るく返事を返してくる
「もうすぐ卒業式じゃん、どうすんの伴奏」

サンダースが言う

「どうしよう、けどあれ音楽の先生が決めるんでしょ?」
「仕組んどいてあげようか?指揮と伴奏」
グラエナが言う
グラエナは、盗撮、盗聴が好きな中一
もうすぐ中二になるけどな
実は隠しカメラとかは警備会社の
社長さんである親から盗んだ物である。
一見みんなと変わらない家だが
実はかなり金を溜め込んでいるらしい。
金を全く使わない金持ちが身近にいたなんて
とか思った瞬間だった
「いや、いい。」
グラエナの場合絶対にしそうで怖い

「阿呆犬、自重って言う言葉知らないのか?」
この仔はマッスグマ、
何でグラエナを虐めているのかは不明だが、
グラエナが好きらしい。虐める意味がわからないけど
なんだかんだ言って夜の営みもした位ラブラブのハズ
しかし、まだ虐めが続いている

「ぶらっきぃ、私絶対指揮選ばれたら沢山頑張るから♪」
「もし俺が伴奏なれなかったら」
「…………辞退する」

エーフィらしいや。


学校の鐘が鳴る、何時も8時25分には鳴るようになっている
たまに10分前に鳴るが
何でなのかは不明。先生が押し間違えたとかかな
鐘のドの音が少し音程が高い
気になりすぎ。俺だけかなぁ

朝読書の時間なので、本を読まなければならない
古本屋で買った本を読む
エーフィは何時も学級文庫を使う
本だけは買わないし読まない。
古本屋で10円で買わないと
落ちてるよ。10円位

先生が教室に入って来た
カメール先生、数学の先生だ。一言で言うと几帳面
後、年齢が若い
「はい皆、本閉じてこっち向いて」

何だろ?いきなり、
「今日から卒業式の合唱の全体練習が始まるから
一授業潰れるよ
後、朝読書終わったらエーフィとブラッキーは私の所へ」
何だろ、まさかエーフィを泣かせたのがバレた?

それはないね。いちいち呼ばないものね


朝読書終わりの鐘が鳴る
まただ…………やっぱりドの音が高い
レが少しかかってるような感じ

基本朝読書が終わり連絡が無かったら10分間の休み時間
今日は先生が先に言ってくれたから休み時間らしい
僕とエーフィには休み時間有るかなぁ

先生に呼ばれたから僕とエーフィは行く
「君達って二匹で一匹だよね?」
何言っているんですか先生
「そうでぇ~す♪」
違うでしょエーフィ。
「でも何故」
「ブラッキーが卒業式の伴奏者に選ばれた。
だけど指揮者は隣のクラスのウインデ」
「辞退します。」
当たり前でしょ?エーフィが指揮者じゃないと調子出ないし、
いまさら他の指揮者とやるなんて………
「そうか………。席戻っていいぞ」
終わったみたいだな。俺の代わりと言ったら
やっぱりアブソルしかいないな
あのペアはリズム感覚が全く無いけど………

「ぶらっきぃが私の事捨てると思ってびっくりした。」
捨てる事は絶対に無いから。だってエーフィは僕の彼女でも有り、最高の指
僕の口は突然塞がれる。
何故なら僕の唇は


エーフィに塞がれたから………


クラスが静まり帰っているのが分かる
多分みんなエーフィの行動にびっくりしたんだろう
もちろん僕もだ。
エーフィが僕につけていた唇を離す
「私の夫なんだから、これぐらいで驚かないでよね♪」
学校でいきなりキスはびっくりするよ………
しかもみんなが見てる前で…………





「授業始めていいか?」

チャプター2

時間割が書いてある黒板を見る
今日の時間割は
一時間目、数学
二時間目、社会
三時間目、国語
四時間目、全体で合唱練習
全体での合唱練習とかやるのかぁ
「ぶらっきぃ~、帰り音楽室行こうね♪」
何するんだろう。練習かな?

「じゃあここサンダース解い」
「3X、次林檎五個蜜柑二個」、次、5%の塩30グ」
「そこまででいいから、先答えるな、」
「みんなできるでしょ?これくらい」
できない、早過ぎる。
それにそこまだやらないでしょ?
「ぶらっきぃ~。分からないよ~。教えて~」
僕もさっぱりなのに…………
はっきりいって僕とエーフィは音楽の成績しか良くない
音楽は、レインボー高校から推薦状来てる位だし………
だけどお金が高いんだよね。待遇されているとはいえ
ルビー高校しか道は無いか。
エーフィはどうするんだろ。あいつも貰ってるハズだけどな。
あいつだったら余裕で進学できるな
「ぶらっきぃ~。最近考え事多いよ~」


二時間目、社会
社会は今主に近代を勉強中。単元ごとに感想を誰かが述べないと先に進めない
しかし、いつもグレイシアが述べちゃって簡単に先に進む
このクラスって回りより授業がかなり
早いスピードで進んでいるような気がする
気のせいかなぁ
たしかグレイシアも推薦状貰ってるんだよなぁ
「ぶらっきぃ~。ノート見せて~」
エーフィは正直音楽以外頭が悪い。いつも成績が2
「エヘッ♪だって音楽にしか興味ないんだもん」


三時間目 国語
これも無茶苦茶早いスピードで進んでいる
回りからは『ホモカップル』 と言うあだ名で呼ばれている
マグマラシとザングースペア
ザングースが♀なのは後に知ってびっくりした
世の中って変わった奴いるんだなぁって
推薦状貰うよな。だって漢字検定1級一発合格だよ
これまでに大学生以下で取得したポケモンいないし
あっ、僕とエーフィは音楽検定1級です。


四時間目 音楽
体育館に移動した。
いつもだったら隣にエーフィが隣にいるハズなのに今日はまだ隣にいる
先生は僕たちを引き離そうとしているの?
だからわざと他のクラスの指揮者とやらせようとしてたのか

だとしたら凄いショック

体育館は結構広い。
ちなみに学校全体で9クラスしか無いので
かなり広く感じる
卒業式に来賓等が入ってもかなりスペース余るらしい
都会の学校行ったら一学年6クラスあるらしい
考えられねぇ

ちなみに体育館ではソプラノアルト、バスと並ぶ
僕とエーフィは決めていないので隅にいる
「私達、やっぱり指揮伴奏やるのかなぁ?」
「アブソルとウインディがやるんじゃん?」
「そうだよね…………あの二人ならいい音楽できるよね。」
「帰ったらお前の家行っていいか?、練習しよ。」
「うん♪」


先生が前に立ち話し始める。
内容は実によく分からないものだった
卒業式の指揮伴奏不在という内容だった
銅賞を取ったクラスのポケモンは『緊張して間違える』と言い
拒否していると先生が言った。
「というわけで、ブラッキー達と上達でどっちがやるか体育館の外で決めてくれ」
そうゆうことさせるのか、まったく、先生は何がしたいんだ。
「ぶらっきぃ。やろう。指揮伴奏、また思い出が増えるよ」
「ああ。」

体育館の外に出る
体育館の外はとても広いグラウンドがある
体育館の4倍はあると言われているが実際もっとあると思う
実際昼休みなどに外で遊ぶ奴がいない。
宝の持ち腐れってこうゆう事を指してるのか
アブソルとウインディも外にでてきた
「ブラッキー調子のるなよ。私の方がお前より断絶テクニックがある。諦めろ」
こいつはアブソル、凄い自分勝手で負けず嫌い。
ピアノは中学生のレベルじゃない。プロ並
レインボー高校の推薦書を貰える程、
だがいつも教室のごみ箱に入れているらしい
あとちょっと面識がある
「アブソル~、いきなり会ってそうゆう口調は止め」
「うっさいわね!
「うっ…………グスッ」
こ、こいつはウインディ。自称アブソルの奴隷…………ってアブソル言わされてるらしい…………
しかしアブソルと二人きりになると立場が逆転する
「そんなメソメソしてるから♀から告白されないんだよ!何もしてなければカッコイイのに」
「うわああああああああ!!!!」
ウインディは自慢の早さで学校から外に出た
流石伝説ポケモン
「アブソルさん?ウインディ追い掛けなくていいんですか?」
「知るか、あんな奴」
「ウインディはあなたのパートナーなのよ。音楽関係の、助け合わないでどうするの?
そんなんで最高の音楽が作れると思うの?
できないよね。音楽って一匹でも欠けてたら駄目なんだよね
ウインディが欠けちゃったじゃん。」
「・・・・・。ウインディ………」
エーフィたまにはいい事いうな
確かに合唱は一人でも欠けたらいけない物だ
それにパートナー、つまり指揮伴奏者が影で支えなきゃいけない物だ
その一匹、ウインディに何かあったらアブソルはそれを支えなければならない
「エーフィブラッキー、てめぇに伴奏の権利くれてやる。」
「お前は?」
「…………謝ってくる。『電光石火・改』」
あれ?アブソルがいない。しかも電光石火・改って
ダーク・サウンドみたいな物かな?

「やったね♪ブラッキー。また思い出が作れるよ」
確かに思い出が作れる。ただ、バイトどうしようかな。店長に相談しないと
今回ばかりはグラエナの情報外れたね
アブソル…………ウインディの事好きじゃないの?
「エーフィ、追い掛けるよ。テレポート使える?」
「大丈夫だよ~。サイコパワーまんたんだし~」
あまり使った事ないんでしょ?サイコパワー
その前にエーフィが技を使う事なんてあるの?
駄目だ。思いつかない
「じゃあ行くよ!テレポート!」
目の前から校庭が消える

チャプター3

ここは…………
どうやら河原にテレポートしたようだ
この河原の水の流れは穏やかな方だ
それでも炎タイプはここを怖がる
だから炎タイプのポケモンは基本的にここには近づかない
しかし、なんでこんな所に…………
「アブソル達思いながらテレポートしてみた♪ここ何が関係あるのかなぁ?それに、
もうサイコパワー切れたぁ」
一回のテレポートで全消費したんだ
じゃあ信用できる…………エーフィ大丈夫かなぁ
「ぶらっきぃ~。おんぶしてよ~」
「しょうがないな~」
僕はエーフィをおぶる。エーフィをおぶる事は二回目
一回目は合唱コンクールでエーフィが僕を求めて来た時に『怪しい光』を使い
家に届ける為におんぶをした

エーフィやっぱり柔らかい

「ふみゅ~」

エーフィ、胸当たってるから。

胸もっと柔らかい~。

「エーフィー」
「…………zZ」
寝ちゃった。それよりここに何があるん
「うわああああああああん」
超高速で駆けてくるウインディ
瞳からは涙が溢れていた。しかし、駆けている時の
風の抵抗により全て飛んでいるので周りから見ればただ叫んで走り回ってるようにしか見えない
ウインディは河原の外側に寝込ろがり、さらに号泣し始める
「僕は………メソメソしていない……うわぁぁぁ」
メソメソしてるよウインディ。今の言葉は心の中に閉まっとこ
「ウインディ・・・ゴメン………」
アブソルがウインディの隣にいた。今のは俺でも見えなかったぞ。
「アブソル…………何しに来たの?」
「さっきの事について謝りたくて」
『メソメソしてるなお前』って言った件ね。
「…………ふざけるなよ。お前は俺にいつも奴隷扱いして都合悪くなったら謝る。

そんな奴なんか大嫌いだ!

死んでしまえ!」

言い過ぎだろウインディ、ほら、アブソル泣き出したぞ

「ごめんなさい、本当にごめんなさい……なんでもするから…………」

そろそろ止めに入るか、えと、楽器になりそうな物…………
駄目だ、草しかない。
…………草?、たしかケーキ屋にバイトしに来た新人が楽器にしてたような…………

「なんでもすると言ったな?」

よし、音が出た。草笛となずけよう

エーフィを草が繁っている所に寝かす

ダーク・サウンド!

周辺に不快な音楽が流れる

「じゃあアブソル、川に溺れて死」

ウインディが倒れる。アブソルはびっくりした表情を浮かべている
ダーク・サウンド、それは任意のポケモンの精神、その他色々操る事ができる
今やった事、
ウインディをしばらく気絶状態にする
一部記憶を飛ばす
「アブソル、あいつから奴隷にされていた記憶全て消した。感謝してね」
「…………ハイ・・・」
これでアブソルがマトモな♀になればいいが………
コイツがマトモじゃないのは今に始まった事じゃないしね
だけど僕とアブソルの事は今語る必要は無いね
「早く学校に戻ろう。」
「…………。」
やっぱりいつも暴言はいていても♀は♀だな。

僕はエーフィをおぶり、アブソルはウインディを
おぶれる訳がない
平均体重が45キロのアブソルが155キロを運べる訳が無い

やはりこれしかないか

「あれ?ウインディが軽くなった…………」
「ダーク・サウンドを発動しているからね。
早く、荒い使い方してるから自分にも反動きてるんだ」
ダーク・サウンドは元々反動は来ない技だが
今のようにウインディの体重を150キロも減らすと反動がやばい
めまいしてきた。
「電光石火・改!」
一瞬にしてアブソルが視界から消える
早過ぎだよ…………。さて、僕も行かなきゃ
学校着くまでに気絶してなければいいけど………
ちなみに僕を含めみんなが使うオリジナル技は
他のポケモンに教えてもらうのがほとんどだが、中には
自分であみだした奴もいるし
いきなりひらめくっていうのかなぁ…………とにかく
何も考えてない時にいきなりパッて頭に流れこんで来るの
僕もその一匹。音楽室で暗い曲弾いてたら頭に譜面がパッと浮かんできて…………
弾いたら使えるようになった
サンダースは親から教えて貰ったらしい
店長の嫁はオリジナル………

ヤバイ、何もしていないのにさっきより体がズキズキする

僕は学校にとにかく早く駆ける。なおかつエーフィを落とさないように…………

チャプター4

着い…………………

視界が戻ったと思ったらどうやら地面に倒れたらしい
幸いエーフィは僕の上で倒れたから怪我はしていない
ダーク・サウンドの効果を解除しておこう…………
ちょっとここで寝るのはあまりしたくないけど………もう無理
完全に意識が無くなるブラッキー


保健室に運んでやるよ


なんだろう・・・この世界、辺りが闇に覆われすぎだよ・・
ん?頭に楽譜が。ダーク・サウンドの続きかなぁ?
暗譜しなくちゃ…………。
だけど眠いからもう寝ちゃおう
ブラッキーは重い瞼を閉じる

起きろ

誰?僕はまだ眠いのに………

起きろっていってんだろカス!切り刻んであげようかぁ?

うるさいな。起きればいいんでしょ?

重い瞼を開ける
目の前に広がった世界、それは暗闇ではなく薬の匂いしかしない保健室にいた
ベットの上にいるみたいだ………。

「よ!ラブラブカップルさん達。」
「マッスグマ、茶化すのもいい加減に」
「お前の隣にいるのはだぁーれ?」
ん?隣に確かにいるかんじがする。て、エーフィ!
「フフフ~」
コイツ、図ったな…………。
「でも愛する者とベットに横になるなんてそうそう無いぞ。私なんかワン公と一回しかヤッてないんだから」
一回やっただけでもいいと思う。僕にそんな事言う権利ないけど

「誰がワ」
「てめぇは黙ってろよカス、最近格闘技使えるようになった。死にたい?」
この二匹、仲がいいんだか悪いんだか
だけどあれがカップルって納得できる所もあるけど
「やってみ」
「吸収する爪(ドレインパンチ+切り裂く)」
あ、死んだな。グラエナ、ご愁

バチバチ………ピシャリ

マッスグマはその場に倒れる。
「かみなり・・・怖いよぉ………」
エーフィは起きていたらしく、俺の胸に飛び込んでくる。
大丈夫、俺が守ってやる………
多分雷と言ったらサンダース
サンダースがグラエナを守った?いや、それは無いと思う。
『自業自得』とか言うハズだよ絶対。絶対そうだ
「グラエナさぁーん。カミナリやって良かったんでしょうか」
「大丈夫、お前の攻撃じゃ死なないよ。」
「ショボーン…………」
ルクシオ何故ここに
ルクシオは伴奏者では無いがピアノはそこそこ上手い。
ザングースと逆で♀っぽい。グラエナに♂について学んでいるけど進歩はしていたみたい
「マッスグマ、ルクシオこの部屋から出るぞ。これから二人のお楽しみ会があるかもしれないからな」
「お楽しみ会って?」
疑問に満ちた目でグラエナを見るルクシオ
仕草だけは♀にしか見えない。
「あのな…………」
「…………///早く出ましょう。部屋から・・・」
「麻痺効果なんて聞いてないぞルクシオ。グラエナおぶ」
ルクシオとグラエナとマッスグマは部屋から出る
マッスグマはグラエナに引きずられている

「痛い痛い!おぶれって言ってんだろ?おい聞こえないのかグラエナアアアアア!!」

廊下で叫び声のような物が聞こえたのは気のせいだよな

「やっとかみなりの元がいなくなったぁ」
いや、あれはルクシオっていうポケモンだからね
「ぶらっきぃ、まだ眠いや。一緒に寝よう~」
「そうだね~。」
すると、エーフィは自分自身に僕を抱き寄せた…………
僕は少し興奮したらしいのか体が少し暑い………
やっぱりこのまま寝なきゃいけないのかなぁ
隣にいるエーフィはもう寝てるし…………もういいや。僕も寝よっ


チャプター5

目が覚める。時計は午後7時を指していた
帰る時間をとっくに過ぎている筈だ。
部活を所属していない俺とエーフィなんかは最終が5時だから…………
7時なんて部活やっているポケモン達が帰る時間

「あれ?起きた?」

保健室の先生は何事も無いように話しかける
「お楽しみがあるってグラエナ君から聞いたんだけど…………
後始末ならしとくよ」
グラエナ何変な噂流してるんだよ!
そうかあいつそんなに死にたいのか…………
「その様子だと、やってないんだ。チッ」
保健室の先生でも一応あなた教師資格取ってるんじゃないんですか?
グラエナ何吹き込んだんだよ

「ぶらっきぃ。おはよぅ」
あ、起きた。
「さぁ早く保健室閉めたいからカエレ
後グラエナからこれ預かってきたからハイ」紙を何枚か渡される。
Cosmosの楽譜だった。とりあえずエーフィに渡す
「なにこれ。…………Cosmosの楽譜じゃんてことは、」
「指揮伴奏選ばれたんだよ。よし、今日から練習だな」
エーフィは恥ずかしそうにしながら答える
「じゃあ…………今日家泊まる」
「襲うなよ」

僕とエーフィは下駄で靴にはきかえ学校を後にした

帰り道、二匹はエーフィ宅に向かっていた
理由はピアノの練習をするためだ。
Cosmos、あれは僕の中ではランキング上位
腕が何かに抱かれるような感覚を覚える。
視線をそっちに向ける。そこには僕の腕に抱き着いているエーフィの姿があった
僕はそのままエーフィの家に向かった

それから暫く歩き続ける。

着いた

「ぶらっきぃ~。やっと家に着いたね~」
「うん。じゃあインターフォン押して」
「は~い」

テンションいきなり高くなったな…………
エーフィはインターフォンで親に『今日練習するから』と言う事を話した。
快くOKを出してくれたらしい
正面玄関が開く。流石金持ち、
エーフィ以外は金使い荒いみたいだな。しょうがないか
正面玄関を少し進むと家のドアがある。
俺は玄関を開ける…………あれ?
開かない………
「登録されたポケモンじゃないと開かない仕組みだってさ」
ハイテクって言う奴か?てか玄関だけで何千万使ってるの?
エーフィが手を掛ける、ドアが簡単に開く
凄いなぁ。

正面玄関を開く、中はとても綺麗に掃除されている
使用人とかいう奴雇ってるのか?
「ぶらっきぃー早く部屋に行こうよ~」
そうだった、感想述べにきたんじゃなかった

音楽ルームは地下に合った。壁をノックする
凄い防音対策されてるなぁ。

「ぶらっきぃ、いや、ブラッキー。練習するよ」
「わかったよ」
練習の時だけ合唱コンクールの時のエーフィに戻るのか。
まぁあの性格で練習やられたら困るし…………
「どうしたの?ブラッキー」
昔のエーフィだな。こっちの方が俺はいいんだが…………


「ここはクレッシェンドあった方がいいね」
楽譜を渡されたらまず一通り弾いてどこをどうするのか決める
それが終わったらひたすら練習
チェックした楽譜は、皆に覚えてもらう
注意ヵ所だけね。

楽譜を渡されたらまず一通り弾いてどこをどうするのか決める
それが終わったらひたすら練習
チェックした楽譜は、皆に覚えてもらう
注意ヵ所だけね。
「じゃあブラッキー。練習」
「分かった」
僕はピアノの椅子に座り指揮者、エーフィの準備が終わるのを待つ
このピアノベヒシュタイン…………
1000万位するピアノを平気て買いやがって
ヤマハ位でいいのに。まあいいや
僕は今ベヒシュタインのピアノを弾こうとしている
燃えてきた~。超張り切ろう。
にしてもエーフィ遅いなぁ。式台無いの
「ぶらっきぃ~。手伝って~」
何やってるのかな?エーフィなんかがたがた言ってるし
見ると式台を運んでいるエーフィの姿があった
「ここまで重いとは思わなかった~」
「口調……練習中だよ」
「あ…………ブラッキー手伝って」
やっぱりこっちの方がエーフィらしいや
練習中だけ戻るのも可笑しいんだけど
僕は式台を持つ
重い、何だこれ?ふざけすぎだろ
一匹じゃ無理か…………
「エーフィ、そっち持って。」
「分かったわ。」
互いに端を持ち、式台を伴奏者が見える所に移動させる
エーフィは式台に、僕はピアノの前に座る
エーフィが構えると同時に僕はピアノに手を置く
腕を二回振り曲のテンポを感じ、僕は弾き始める

Cosmos、この曲はとても綺麗な曲で合唱コンクールでかなり人気
人気すぎて学校でリアル乱闘が起きる位

「ブラッキー、何よそ見してんの?」
「指揮見てたけど…………」
正直考え事してたからさ、見てなかったんだよなたあ
「私、5小節前から指揮止めてたけど…………」
ばれた…………僕のミスだ。指揮を見ない伴奏者がどこにいるんだろう
ここにいるか……
「ブラッキー。ねぇ、聞いてる?」
「聞いてるよ…………」
「…………十分休憩」
え?まだ始めたばかりなのに。

僕達は10分間休憩を入れる
エーフィは僕の隣にいる
「ブラッキーどうしたの?急に考え事してさ…………」
「いや、この曲について考えてたんだけど」
「良かった…………」
どうしたんだろう、エーフィ。いつもとちょっと違うなぁ。
気のせいかな?やっぱり口調を変えたからかな
「最近ブラッキー悩み事多いじゃん。けど大丈夫、私慰める方法見つけたから」
エーフィが更に寄り添う。僕は顔を紅潮させる。それはエーフィもだ。
お互いの心臓の音が頂点に達した時、エーフィが先に行動した
僕の顔を覗き込み………そして……

キスをした…………

予想はしていたけどやっぱりびっくりする
「ん、エーフィ、何を…………」
その時に唇をこじ開けられるかんじがした。
エーフィの舌によってこじ開けられていた。

どうにでもなれ…………

そう心に決めた僕はエーフィの舌に僕の舌を早く絡ませる…………
エーフィは更にスピードを上げ僕の舌に自分自身の舌を絡ませようと必死になる
「ん、ふぅ、はぁ、ぶらっきぃ……」
エーフィはとても気持ち良さそうに喘ぎ声をだしている
興奮してきた…………
その証拠に僕はエーフィを押し倒し胸を揉んでいた
服の上からだけど
感触……多分僕が今まで触ったものでこれ以上の柔らかさは無い
「う……あんっ、ブラッキー止め……」
喘ぎ声を出しながらも必死に止めてほしいと言うエーフィ
僕はエーフィの声を聞かずに胸を揉み続ける
甘い声、柔らかい乳房が僕の神経を狂わしていく……

服の上からじゃなくて、直で触りたい……

僕はエーフィの服を優しく脱がせる
疲れているのか快感に浸っているのか抵抗はしない
抵抗では無いけど、やめてブラッキーってずっと言ってるだけ…………

服と補助具を外し直接揉んでみる
「う、あんっ……ブラッキー」
更に甘い喘ぎ声を上げるエーフィ……
揉んでいると胸の先端が勃っているのがわかる
指先で先端を触りながら揉むと同時にもう片方の手を人間でいう下半身に持って行く
「あ…あん…どうし…ブラッキー…」
「可愛いからに決まってるからだよ♪」
速度を上げるとエーフィの喘ぎ声が沢山聞けるという公式が僕の中できたらしい
現に手の速度が上がっている
下の方に到着した手はジーパンの中に入る
興味本位で触り始める

ヌチャ……

「んっ、ブラッキー、そこは!」

本気で逃げようとするエーフィ…………

無理…………僕から逃げられる訳無い


黒い眼差し!


エーフィは逃げようとしたが体が凍りついたようなかんじになり

逃げる事ができなくなった。

漏れてる。感じてたからなのかな?
「ブラッキー、止め…ああっ」
漏れている箇所を擦る度、大声で喘ぐ
たまに中に指を入れながら擦る
中に入れた方が快感が強いのかエーフィの体はビクンと跳ね上がる

「ブラッキー…あん、イッちゃう………
あああああああ!」

エーフィの力が抜けると同時に漏てる箇所から愛液が飛び出る
エーフィの顔はブースターのように赤くなっていた

「いきなりは……反則だよ。ブラッキー」

ゴメン。つい……

ブラッキーは顔をエーフィから背ける
心の中には罪悪感しかないのだろう
「ブラッキー、どうしたの?」
「………………」
「私は大丈夫だよ♪むしろ嬉しかった。けどいきなりやるのはねぇ…………」

もう、エーフィに顔を見せられないよ

「はいブラッキー。休憩時間とっくに過ぎてるから、頭切り替えて」
「…………ゴメン」
謝る事しかできないなんで、僕
「だから………」
この時僕は抱かれるような感触を覚えた
実際…エーフィが僕の事を抱いていた
「気にしないでよぶらっきぃ。お願い……」
エーフィは目に涙を浮かべていた。だかばれないようにしていたのでブラッキー自信は気付いていない
「エーフィ……許してく」
「気にしてない、嬉しかったってさっきから言ってるのに……」
気にしてない……僕の行動を許してくれた。エーフィ……
「さぁ……練習しよっ♪ぶらっきぃ」
「口調……」
「いいよ♪このままで」


それから僕達は毎日、エーフィの家で練習を重ねた
辛い事悲しい事なんて無い楽しい練習
全学年には要点箇所を書いた楽譜が配られた
勿論グラエナの仕業……けど今回は許すよ
最終的に配る物だったから

本番は勿論上手くいった
卒業生は多分歌が凄すぎて感動したんだと思う
それ以外も有るけど
それからアブソルがしつこくなった気がする
『次は私達がやる番だ。私とウインディがお前なんかに負けるはずが無い』
ウインディと付き合ってるって言う噂、やっぱり本

ぶらっきぃー、何してんの?早く行こうよ♪

悪い悪い。今行くから

ゴメン。これからエーフィとデートなんだ。
お金持ってないけどね

だからこのお話はまた今度時間があったらね




終わる事は無いエーフィとブラッキーの恋愛物語…………
今日もどこかで………続いている…………


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Last-modified: 2009-12-01 (火) 00:00:00
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