作・雪猫 ?
ポケモンになってしまった訳だがのパラレルワールド的な。
ネタに詰まったので思い切って書いてみた。
登場人物・登場ポケモン・世界観は基本的に変りません。
こちらも登場人物が増えたら紹介ページでも作ろうかなと思います。
09/11/21 - 2話更新
「ゆーすけ、おなかすいた。何かちょーだい。……ねぇ、起きろよー。はらへったー」
「……お前な……今何時だと思ってるんだ……。夜中の二時じゃねーか……」
やっと遊びから解放されて眠りに就いたのはいいものの、こう毎日毎日同じ時間に目覚まし時計の如く起こされるのはたまったもんじゃない。ブラッキーは主に夜行性らしいからこれは仕方のない事なのだろうが、俺の体が耐えきれない。特に精神面で。
それ以前に、だ。そもそも俺はお前と違って昼行性なんだよ。昼間起きて夜寝る。このバイオリズムが崩れない限り、お前と夜間を共に過ごすのは無理だ。
「そんな事言われても、お腹空くのは仕方が無いんだぜ? 何でもいいからご飯くれよ~。くれないと顔面シャドーボールしちゃうよ?」
「あーもう分かった。分かったから顔に圧し掛かるのやめてくれ」
前肢に全体重を掛けて両頬をぎゅうぎゅうと押してくる……感触が気持ち良いから別に構わないのだが。
それにしても、体に似合わず結構力があるから困る。この格好では起きられないのでひょいと持ち上げるとお腹の辺りにいったん置く。体重の方は見た目相応に軽いのだが。
顔面シャドーボールなんてされてもたまったもんじゃないから、仕方なく何か食べ物を用意してあげる。台所に向かう途中に携帯の時計を見る。現在午前二時二十三分。溜息しか出ない。
「お前も一応俺のポケモンなんだから、もう少し主人を労わるって事しないのか?」
「主人って言われてもな……気が付いたらここに居たし、頼れるのがゆーすけしか居なかったからそうしてるだけだし」
「……じゃあ、誰でもいいのかよ……」
「うん。別に誰でもいいよ。にんげんなんてどれも同じでしょ?」
このブラッキー……ユウが俺の元にやって来たのは一週間程前の丁度日付が変わった辺り。布団の中に潜って寝ていると何かお腹の上に圧し掛かるような感覚がして、起き上がって確認してみると何か黒い物体が布団の上に乗っかっていた。
初めは猫かと思ったが、黄色い模様に猫とは違う耳の形。その生き物を両手で抱き上げると、真っ赤な瞳で俺を見てきた。この世界には存在しえない生き物が、俺の目の前に居た。
初めは夢を見ているんだ……と、その黒い物体を布団の上に降ろして再び寝始めた訳だが、顔面にネコパンチを喰らって夢では無い事が証明された。
「あ、そう。じゃあ俺がご飯作らなくてもいい訳だ」
「ちょ、それは困る。ご飯食べないと餓死しちゃうよ」
「それは余りにも誇張し過ぎだろ……。そもそも生き物は数日食べなくても生きられるような体になっていてだな」
「わかったよ……。余り迷惑かけないから……言う事聞くからご飯作って下さい……」
「それでいい。少し待ってろ。すぐ作るから」
冷蔵庫を開けて中身を確認。こいつは辛い物が好きなんだっけか。唐辛子とか食べさせても大丈夫なのかな……? ま、ものは試しだ。
茶碗一杯分のご飯と少量の肉と野菜で炒飯を作ってみる。料理人見たくパラパラしたのは出来ないが、食べれればいいだろう。味付けはうんと辛くして。
辛味を入れ過ぎたのか、結構真っ赤になってしまった。多分俺は食べれない。
「ほら、出来たぞ」
「待ってましたっ!」
皿に盛られた炒飯にがっつく一匹のブラッキー。どうやらこの程度の辛さは問題無いみたいだな。
……そんなに急がなくても誰も取る奴なんか居ないから、ゆっくり食べればいいのに。
そんなユウを見て、予てから疑問に思っていた事を聞いてみる。食事中でなくても良いのだが。
「なぁ、なんでお前たちはこの世界に来たんだ?」
「さぁね……。それが分かったら苦労はしないだろ?」
質問に質問で返されてしまった。
ユウが言うには、分かっている事は普段夜は眠くないのに急に眠気が襲って来て寝てしまい、目が覚めたらこの世界に来ていたと言う事だけ。何故その様な事が起こったのかすら分らない。
自分の元だけに来たのかと思いきや、大学の友人にメールをすると「俺の所にもポケモンが来た」と全員が返信してきた。
ニュースや新聞では大々的に放送されて、今や世界中である意味パニック状態になっているらしい。
「ごちそーさまっ!」
「美味かったか?」
「ピリッと辛くて美味しかったぜ~」
口元にご飯粒を付けて笑いかけてくる。こういう姿は普通に可愛いんだけどな……。大人しかったら尚良い。
だが、一度駄々をこね始めると手が付けられなくなるからなぁ。そこが玉に傷と言うからしいと言うか。まだ子供だから仕方が無いのだろうけど。
「お腹も膨れたし、何かして遊ぼうぜ?」
「……もうすぐ三時だ。俺は寝ないとヤバイ。色んな意味でヤバイ。明日……じゃなくて今日は早くから出かけなきゃいけないんだ」
「いいじゃんいいじゃん。もうこのまま起きてようぜ?」
「……お前も寝ろ……」
「ここに来てからずっとこの部屋の中に閉じ込められてつまんないだよ~。遊んでくれないんなら外に出させてくれよ~」
「……却下」
ポケモンは技を出すことができる。使い方によっては街一つ滅ぼしかねない強力な技もある。だから、ポケモンが勝手に技を使わないようにポケモンを「見張って」くれと、偉そうなな政治家がテレビで言っていた。
次の日のテレビでは、ある程度法整備がされるまで勝手に外に出してはいけない……と、またまた偉そうな政治家が言っていた。……家に納まりきれないポケモンは例外らしいが。
警察も取り締まってるみたいだからここは我慢して欲しい。逮捕……とまではいかないだろうが、注意されるなんて御免だ。
「今はお前たちを勝手に外に出してはいけないって事になってるからもう少し我慢しててくれ……ふぁ~ぁ……ねみぃ……」
「いっつも暗くなるとゆーすけ寝るから遊べなくてつまんない」
「だーら、俺はお前と違って昼間起きて夜寝るの。そんなに遊んで欲しかったらお前が合わせろ……」
「昼間はどっか出かけてるじゃん」
「俺は学生だからな。勉強しに行ってるんだ」
「勉強って何だ? 楽しいのか? 何してるんだ?」
楽しいって言われるとどうなんだろうか。一応目的があって大学には通ってはいるが、それイコール楽しいには結びつく訳でも無いし、中には面倒で受けたくない講義がわんさか……。
「楽しい……んー、それとは違うかもな。まぁ目的のための通過点でしかないな。楽しい授業もあるが、基本は面倒な事ばかりだし。……お前たちの世界にはそう言うの無かったのか? 学校とか何か、色々と教えてくれる所」
「そんなもん無かったぞ。教えてくれるのは父さんだったり母さんだったり群れの仲間だったり」
「……そう言えば聞いて無かったが、人間は居なかったのか……?」
「ここに来て初めて見た。まだゆーすけしか見てないけど」
「人間は居なかったのか……」
ユウがいた世界ってのはどんな世界なんだろうか……。ちょっと気になるな。ポケモンしか居ないんだから、この世界見たく先進的なものはきっと無いんだろうな。
お金とかあるのか?
電気とか水道とかガスとか電話とかテレビとかあったるするの?
お前がいた群れってのはどんなだったんだ?
両親はどんなだったんだ?
元居た世界では普通に技を使っても良かったのか?
そもそも、技ってどうやって出してるんだ?
考えれば考えるほど聞きたい事が頭の中に浮かび上がって来て、それをついつい口に出してしまう。
一つ一つ答えて貰うと、その答えから新たに疑問が湧き上がって来て、さらに質問をする。
そんな事を繰り返していると時計の針はどんどん回転して行って、何度か長針が十二を通過した辺りで逆にユウが質問をしてきた。
「ゆーすけさ、朝早いって言ってたよね?」
「それがどうした?」
「もう太陽が昇ってるぜ?」
カーテンを開けて窓の外を見る。太陽は既に上っていて朝焼けもすっかり無くなって、雲一つ無い青空が広がっていた。
「……嗚呼……結局朝まで起きてしまった……」
「ゆーすけが質問攻めにしてくるからだろ? そう言うのじごーじとくって言うらしいぜ? 俺は寝るから、ゆーすけはだいがくとやらに行ってらっしゃい~……すぴー」
ユウは布団の上に上ると丸まって寝始めた。
結局気が付いたら朝の七時になっていた。睡眠時間は僅か二時間半。俺は一日中睡魔に襲われながら過ごす羽目になった。
こいつの今日の夜ご飯抜いてやろうか……。
「おーい、雄介起きてるか……?」
「……うぁっ……? あぁ……寝てた……すまん」
「また例のブラッキーに朝まで起こされてたのか? お前も災難だよな~」
「今回は俺が悪い……。ちょっと聞きたい事聞きまくってたら、何時の間にか朝になってた……」
講堂の後ろ側の席。教授からは恐らく分かり難いであろうその場所で、おでこを机に直に付けながら寝てしまった。嗚呼、机に涎の水たまりが……みっともない……。
午前中は何とか生きていたが、昼食後とあってか午後の陽気に再び強烈な睡魔が襲って来くる。俺、頑張ったよね? もうゴールしてもいいよね……。
「流石に午後は死ねる……眠くて眠くてさっきの講義全く覚えてない……後でノート見せて……」
「じゃ、明日の昼飯奢ってくれるならいいよ」
「……足元を見やがって……。分かった。その代り一番安いやつな。無駄金は余り使いたくない……」
「よし! 契約成立~!」
今日は俺がユウに質問攻めにしてたのが悪かったからな。あいつにも自業自得って言われたし仕方がな……いのか……? そもそもあいつが起こさなかったら普通に寝れてたんだよな……。と言う事は、俺は悪くないよね……?
何だか上手い具合に責任転嫁された様な気がして、一枚食わされたと関心してしまった。ユウがそう仕掛けたのかは定かではないが、意識してやってるのであればかなりの切れ者だな。
「ところで今度お前の家行っていい? 生のブラッキー見てみたいんだけど」
「別にいいが……基本夜しか起きてないぞ? たまには昼間にも起きてるが……。それでも良いなら良いけど」
「だから最近眠たそうな顔してるのか。そう言えば夜中に起こされて大変だ~ってメール送ってきたな」
「お前の所は良いよ……同じように起きて、同じように寝て。今日はまだマシだったが、こちとら夜中に起こされて遊ぼう遊ぼう言われて、拒否すると攻撃してきたり酷い時には泣かれるだぜ? まぁ、昼間は大人しいから安心して出かけられるんだが、こうも過ごす時間が違うと上手くやっていけるか心配になる……」
なんだか倦怠期のカップルのような言い方になってしまった。別にすれ違っている訳でもないからな……寝る時間は見事にすれ違ってるが。
「お前のところはマグマラシなんだっけ。どう? 上手くいってるか?」
「上手くいってるも何も、夢にまで見たマグマラシがとうとう現実となって俺の所に来てくれたんだ。毎日毎日たっぷりの愛情注いでやってるぜ!」
「お前の愛情は歪んでるからな……」
「歪んでなどいない。びっくりする位真っすぐだ」
まぁ、翔にとってはそれが普通なのだろうが、俺からしてみれば異常にも思える。毎日マグマラシに何をしたかメールや電話で聞かされる位だからな。
「そうそう、俺もマグマラシを見てみたいんだが」
「いいぞ。何なら今日来るか? この後はもう帰るだけだし」
「そうだな……じゃあ寄ってく」
折角だし、他のポケモンがどう言うものなのかをこの目で見てみたいよな。個人的に好きな部類のポケモンって言うのもあるんだけど。
そんな事を思いながら大学を出て暫く歩く。俺も翔も近くのアパートに住んでいるので態々電車で通学しなくていい分楽なのだが、家賃を払わなければいけないので毎月毎月ギリギリの生活だ。その上住人が一匹増えたんだから家計は火の車……。
「ただいまー」
「ご主人様、お帰りなさい」
翔の住んでいるアパートについた。鍵を開けて中に入ると、一匹のマグマラシが俺と翔を出迎えてくれた。声の感じからして雌の様だ。見た目は雄にしか見えないのだが。
暫くその容姿に見入っていたのだが……ふと、ある疑問が頭の中を過る。
「一人で大丈夫だったか~?」
「はい、留守中は何も起こりませんでした。心配ご無用ですよっ!」
「お前……、このマグマラシにご主人様って呼ばせてるのか……?」
「そうだけど? だって俺主人じゃん。何も問題ないだろ? 雄介は何て呼ばせてるんだ?」
「……普通に名前でだけど?」
「何だよ~、普通すぎてつまんないな……」
俺は普通がいい。お前ほど飢えてはいない。と言うよりご主人様と呼ばれるのが恥ずかしい。よく平気でいられるなとつくづく思う。こんな呼び方、ドラマとかアニメとかマンガの中の世界の話だと思っていた。
……ユウにご主人様と言わせてみる……か。想像してみたが全く合わないな。今のままで十分だ。
翔は部屋に入るなり、出迎えたマグマラシに抱きついた。俺が来るとは知らなかった様で、恥ずかしがって顔を真っ赤にしている。
「うひょーもふもふっ! これが堪らないっ!」
「ちょっと、ご主人様! お客様が見ている前でそんな……ひぁっ」
「大丈夫大丈夫。こいつは俺の友達だから問題ないって」
「何……やってんの……?」
「何って、見て分らない? スキンシップ」
翔は根っからのマグマラシ愛好家だ。大学で初めて出会ったのは一年の時。俺が講義が始まるまで講堂でポケモンやってたら、突然翔が「君もマグマラシ育ててるの?」と話しかけてきた。偶々育てていただけなのだが「育てている」と言うと、その後講義が始まるまでの三十分間ずっとマグマラシについて語っていた。それ以来何かと絡んで来る様になり、一緒に居ることが多くなった。
初めはただ単にマグマラシというキャラが好きだった様で、他のポケモンもちゃんと育てていた。何時からかマグマラシに執着するようになり、仕舞いには手持ちやらボックスやらがマグマラシのみで埋まるようになった。
そんな病人がこんな事していると、ただのセクハラにしか見えないのだが。
「いいだろ別に~。お前と出会った時からやってるんだから」
「流石に……他人が見ている前では……恥ずかしいです……」
後ろから抱き付いて体中に手を這わせて撫でまわしている。本人が言うには挨拶代わりらしい。ハグとかそんな軽いものではなくかなりディープだ。これを人間の女性にしたら間違いなく蹴るか殴られるか若しくはその両方されるか。
「あー、俺邪魔っぽいから帰るわ。じゃ、お邪魔しました~」
「待って待って。続きは後でやるから帰らないで」
何だか俺を無視して二人だけの世界に入り込んでいる様で、かなり気まずくなったから帰ろうとした。やっと気が付いてくれたのか翔が引き留める。初めからそうしてもらうと有難かったんだけど。
解放されてホッと胸を撫で下ろしているマグマラシを見ると、普段から相当な事をやらされているんだなと想像出来る。こんな奴の元に来るなんて災難というかなんというか、ご愁傷様だな。嫌がっている様には見えない分まだ良いのだろうが。
「あっと……初めまして。俺は雄介だ。よろしくな」
「私はフラムと申します。よろしくお願いしますね、雄介さん」
フラムが手を差し出してきたので軽く握手をする。矢張りと言うか、炎タイプなだけあって暖かかった。ユウと同じくらいの背丈かな? でもユウと違って二足で立てる事も出来るみたいだからユウより大きく見える。
「ちょっと……触ってみていい?」
「ええ、大丈夫ですよ」
「お触り一回十分で千円な」
「お前には聞いてないんだが……。というかそれは余りにもボッタクリだろう」
「何を! 愛しのマグマラシちゃんを触らせてあげるんだ。本来なら一万円でも取るところだが、親友のお前だから負けに負けてるんだぞ!」
「……親友から金取るか普通……」
「あ、私は大丈夫……ですから」
部屋の中に入るとベッドに勝手に腰かけて、フラムを呼んで抱きかかえてみる。ユウと違って軽いし、小さいし、暖かい。夏は大変そうだが冬は重宝しそうだ。そして体毛が少し長いのかふさふさしていて感触が気持ち良い。
何より言葉使いが丁寧だし大人しいし、ちゃんと言う事聞いてくれてるし。ある意味羨ましいな。……別にユウが嫌いな訳ではないが、あれだ。俗に言う、隣の芝生は青く見えると言うやつだ。多分違うと思うけど。
「うちのユウよりは軽いな~。それに小さい」
「雄介さんの所にもポケモンがいらっしゃるのですか?」
「ああ、ブラッキーがいるよ。君と違ってやんちゃだけどね」
「そうなんですか。……早く他のポケモンさんにも会ってみたいですね。ここに来てからずっと外出出来てませんから」
「そうだな、外に出れるようになったら会ってやってくれ。あいつも暇そうにしてるから」
「はいっ! 是非お会いさせてください!」
「よろしく頼むよ」
どのポケモンも同じなのかな。ずっと部屋に閉じ込められて自由に出来なくて。だから他人(他のポケモン)が恋しくなるのだろうか。
そっと優しく頭を撫でてあげると、嬉しそうな表情で返してくれた。笑った顔はユウにそっくりな気がした。そんな表情を見ていたくてずっと撫でてあげてたのだが、予想通りと言うか外野から横やりが入る。
「なんだかお二人さんいい感じですねー……」
「いい感じも何も、普通に話していただけだが……。それにお前だって俺にお構い無しにいちゃついてただろうに……」
翔からの嫉妬の視線が位痛い。こっちは普通に会話を楽しんでいただけなのに。お前は妹を異常なまでに慕う兄なのか、はたまた結婚を許さない頑固親父なのか、独占欲が強すぎる。フラムは別にいいとは言っているが。ま、両想いの内は問題ないだろう……。
「それじゃ、俺は帰るから。そろそろあいつが起きる時間だろうし」
「おう、またな。今度はお前の家に行くからなー」
「分かった。その時はフラムも連れて来てくれな」
「雄介さん、お気をつけて」
「じゃ、また明日」
「おう、じゃーな」
日が暮れてきたし家に帰る事にした。二人の邪魔をするのもアレだし。それにユウにご飯を作ってあげないとまた暴れだしそうで怖い。
……さてと、今日も長い夜が始まるのかな……今日こそはちゃんと寝たい。
……寝れるだろうか……そんな心配をしながら家路についた。
ここまで。
第三話に続く。
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