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アドバンズ物語第四十三話

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ポケモン不思議のダンジョン 探検隊アドバンズ物語
作者 火車風
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第四十三話 未来から来たポケモン 後編


広場に着くと、みんな集まっていた。
いつも広場にいるヒメグマやリングマ、それに他の探検隊のリーダーもいた。
もちろんヨノワールもだ。

「あっ!ギルドのメンバーよ!」

「ギルドのポケモンたちもやってきたのか!」

「彼らも呼ばれるということは、やっぱり大変なことが起こってるのかな・・・。」
みんなはギルドのメンバーを見てざわめいた。

「アグノム!」
ユクシーはアグノムに気付いた。
もちろんアグノムも二人に気付いた。

「大丈夫?けがはない?」
エムリットはアグノムを気遣った。

「うん。大丈夫。」
アグノムは元気そうに答えた。

「ときのはぐるまは?」
ユクシーは聞いた。

「すいしょうのみずうみにあるよ。」
アグノムは言った。

「放っておいても大丈夫?とられたりはしないの?」
エムリットは不安そうに聞いた。

「うん。とりあえずは平気だよ。ときのはぐるまは、水晶が覆うように守ってる。簡単には奪えないよ。」
その言葉を聞いて、エムリットもユクシーもほっとしたようだ。
そして、遅れてやってきたソウイチ達はヨノワールがいることに気付いた。

「あ、ヨノワールさん!」
最初に声をかけたのはゴロスケだった。

「おお!皆さん無事だったのですね!よかった!」
ヨノワールは四人の元気な姿を見てほっとしたようだ。

「ヨノワールさんも帰ってきたんだね!あの時は助けてくれてありがとう。」
ソウヤは丁寧にお礼を言った。

「それで、リーフは・・・?」
モリゾーはおずおずと尋ねた。

「残念ながら逃がしてしまいました・・・。」
ヨノワールは悔しそうに言った。

「あの・・・、ヨノワールさん。すいしょうのみずうみでリーフと戦ったとき、ヨノワールさんはリーフのことを知ってたみたいだったけど・・・、あれは・・・。」

「アア!ソノハナシナラ!ソレモフクメテ、コレカラヨノワールサンガミンナニセツメイスルソウデス。」
モリゾーの言葉をおしとどめて、ジバコイルが言った。

「ナノデミナサン。コッチニアツマッテクダサイ。」
ジバコイルは大きな声でみんなに呼びかけた。
みんなはヨノワールを中心に輪になって集まった。
これからどんな話が始まるのか、みんなはざわざわとしながら待っていた。

「エー・・・。ミナサンアツマッタヨウナノデ、コレカラハナシヲハジメタイトオモイマス。」
みんなはジバコイルに注目した。

「ハナシトハ、サイキン、トキノハグルマガヌスマレルジケンニツイテデス。トキノハグルマハ、リーフトイウジュプトルガヌスミツヅケテオリ、トキノハグルマガヌスマレタチイキハジカンガトマッテシマイ、トテモモンダイニナッテイタノハミナサンモゴゾンジカトオモイマスガ・・・。コンカイ!リーフノマノテカラ・・・、トキノハグルマヲハジメテマモルコトガデキマシタ!」
その言葉に、みんなは歓声を上げた。
今回ようやく守ることができたのだ、うれしくないわけがない。

「マモッタノハソコノアグノムサン!ソシテ・・・、ソノアグノムサンヲスクイ、リーフヲオイハラッタノガ、ココニイルヨノワールサンデス!!」
みんなは感嘆の声をもらし、ヨノワールを褒め称えた。

「(なんであいつばっかり・・・。実際に戦って弱らせたのはオレ達なのに・・・。)」
ソウイチはヨノワールばかりほめられるのが面白くなかった。
ほかのみんなは尊敬のまなざしで見ているようだが。
モリゾーはどっちともつかないような顔をしていた。

「ジバコイル保安官。」
ヨノワールはジバコイルに声をかけた。

「すみません。ここからは私がお話を・・・。」

「ワカリマシタ。ヨロシクオネガイシマス。」
ジバコイルはヨノワールと位置を入れ替わった。
そしてヨノワールは話し始めた。

「みなさん!ときのはぐるまを守れたのは確かによかったのですが、しかしリーフには逃げられてしまいました。ですのでまったく安心できません。リーフはまた、必ずときのはぐるまを奪いにきます。そしてまた、私は皆さんに、ある重大なことを伝えなければなりません。それを今からお話します。」
みんなは固唾を呑んで見守る。

「まず、さきほどモリゾーさんが私に聞いた質問・・・、私がリーフのことを知ってるんじゃないかという質問ですが・・・、そのとおりです。私は前からリーフを知っています。」

「えええええ!?」
衝撃の発言を聞いてみんな飛び上がった。

「今からするお話は、皆さんにはとても信じられないものかもしれません。しかし事実です。しかも、放っておくととんでもないことになるのです。ですので真剣に聞いてください。」
みんなはいっそう静かになった。

「まず・・・、リーフは・・・。リーフは、未来からやってきたポケモンです。」
みんなは未来という言葉に大きく反応した。

「お父さん。未来って何?」
ディグダはダグトリオに聞いた。

「一年後とか二年後とか、これから先の時間のことだ。」
ダグトリオは説明した。

「でも、ありうるのか?そんなことが!?未来からポケモンが来るなんてよお!」
ドゴームは信じられないようだった。

「未来世界でのリーフは、やはりものすごい悪党で、指名手配中のポケモンです。そして、未来世界から逃げ延びるために、この過去の世界へとやってきたのです。」
ヨノワールの言葉を聞いて、モリゾーは顔面から血の気が引いた。
リーフは未来から来たポケモン、どう考えてもグラスと結びつく可能性は0だった。
あれほどまで似ていても、結局は別人だったということだ。
しかし、あまりにも似すぎている。
たとえ別人だとしても、どうも親近感が沸いてしまい、まったく無関係とはどうしても思えなかった。
ゴロスケとソウヤも、今の言葉を聞いて別人だということを確信した。
しかし、ソウイチは別のことを考えていた。

「(あいつは未来でも悪党だったのか・・・。じゃあ、何で悪党のあいつと、オレとソウヤ、アニキが一緒の家にいたんだ・・・?オレたち三兄弟が、記憶をなくす前は悪党の仲間だったのか・・・?それなら、なぜあんなに明るそうにしていたんだ・・・。それに、ヨノワールから感じる危険なものはなんなんだ・・・?わからねえ・・・。何がどうなってんのかさっぱりわからねえ!!)」
ソウイチは混乱した。
リーフと自分の関係、そして、ヨノワールから感じる嫌悪感。
いったいどうなっているというのだろう。

「そして、この世界にやってきたリーフは、ある悪巧みを企てました。」

「な、なんですか!?その悪巧みって!?」
ぺラップはあわててヨノワールに聞いた。

「それは・・・、星の停止です。」
ヨノワールの言葉を聞いて、みんなは首をかしげた。

「星の・・・、停止?」
ぺラップはつぶやいた。

「そうです。星の停止とは、星自体の動きが止まってしまうことです。ときのはぐるまをとると、その地域の時間も止まりますよね?いろんな地域の時が止まっていき、ついにはこの星自体の動きも止まってしまう・・・。そのなれの果てが星の停止なのです。」

「星が停止すると・・・、この世界はどうなるの・・・?」
ヒメグマがおそるおそるたずねた。

「星が停止した世界は・・・、風も吹かず、昼も来ない・・・。春も夏も来ない、まさに暗黒の世界・・・。世界の破滅と言っても言い過ぎではありません・・・。」
その言葉でみんなはどよめいた。
世界の破滅と聞いてあわてないものはいないだろう。

「最近時が狂い始めたのも、全ては時のはぐるまが盗まれた影響です。このままときのはぐるまを奪われ続けたら、世界は破滅してしまうのです。」
もうみんなあわてずにはいられない。
わいわいがやがやと収拾がつかない。

「(だけど、星が停止するってことは、自転も公転もとまるんだよね・・・?なのに、なんでほかの星の引力に吸い寄せられて消滅しないんだろう・・・。時間が止まってるから、星もその場から動かないのかな・・・?)」
ソウヤはそんなことを考えていた。
こういう問題は考え出すときりがない。

「ヘイ!質問!ちょっとわかんないことがあるんだけど・・・。」
みんなを静まらせたのはヘイガニだった。

「なんでしょう。」

「今が大変なのはよくわかったんだけど・・・、でも分かんないのは、ヨノワールさんのことだよ。ヨノワールさんは、何でそこまで詳しく知ってるの?いや・・・、ヨノワールさんが物知りだってのはよくわかってるし、尊敬もしてるけどさ・・・。でも、いくら物知りだってさ、未来のことまではわからないんじゃないの?ヘイヘイ!」
ヘイガニの言葉にみんなはうなずいた。
いくら知識があるとはいえ、未来のことまで予測は不可能。
それぐらいのことは誰だってわかるだろう。

「いや、ヘイガニさんのおっしゃるとおりです。普通なら知りようがないのに、なぜ私がそんなことを知っているのか?それは・・・、私も未来からやってきたポケモンだからです。」

「えええええええ!?ヨノワールさんも、未来から来たポケモンだって!?」
みんなはいっせいにざわついた。
リーフだけでなく、ヨノワールまで未来から来ていたとは予想できないだろう。

「私の目的、それはリーフを捕まえることなのです。そのために、私は未来からやってきたのです。」
すると、ヨノワールの捕まえるという言葉にソウイチが反応した。
あの得体の知れない嫌な感じがしたのだ。

「(この感じがするってことは・・・。いや、そんなはずはねえ!!オレ達兄弟が泥棒の仲間なんて、そんなわけあるか!!)」
ソウイチは浮かんできた考えを必死でかき消した。
わからない。ソウイチには本当にわからなかった。

「また、私はリーフ捕獲を成功させるため、未来でこの世界のことをいろいろ調べました。私がこの世界に詳しいのも、そのおかげなのです。」
未来人なら、過去の世界に詳しいのも当然だろう。

「・・・な、何で今まで黙ってたんだよ?」
リングマは少し怒ったように言った。
だまされていたと思うものも少なからずいるだろう。

「す、すみません・・・。それについては、私も心苦しかったのです・・・。今まで黙っていて、ほんと申し訳ない気持ちでいっぱいです。」
ヨノワールは素直に謝った。

「ただ、もしいきなりそんなことを言ったとして、私は未来からきましたといきなり言ったとして、いったい誰が信用してくれたのでしょうか?」

「うぐ・・・。」
リングマは返す言葉もなかった。
普通、過去の世界に未来人が来ることなど到底ありえない。
現実世界でもそれは変わらない。
だから信用できなくても当然なのだ。

「また、リーフに感づかれないようにするためには、この話は秘密にしたまま行動したほうがいいと思ったのです。」
みんなもうなづく。

「しかし、今まで皆さんに隠してたことも事実です。皆さんにはずっと黙ってて・・・、本当に申し訳ありませんでした。」
ヨノワールは深々と頭を下げた。

「いやいやいやいやいや!謝らないでください!そういうことなら仕方がないでしょう!」
ぺラップは慌てて言った。

「ソウデスヨ。ヨノワールサンハマチガッテイナイ。ニクムベキハリーフデス。ナントカシテツカマエナクテハ!」
ジバコイルの言葉に、みんなは沸き立った。

「そうだ!リーフをこのままにしておいては危ない!」

「世界が大変なことになる前になんとしてでも捕まえなくちゃ!」
ドゴームとキマワリが言った。

「ヨノワールさん!私、ヨノワールさんに協力します!」

「ぼ、僕も!」

「あっしも!」

「ヘイ!おいらも!」
チリーンたちもやる気満々。

「私たちも協力します!」

「盗まれっぱなしじゃ納得いかないしね!」

「もう盗ませないよ!絶対に!」
アグノムたちも言う。
みんなの目はリーフを捕まえることに燃えていた。

「みなさん、ありがとうございます。みなさんの・・・、ポケモン全員の力を合わせて、リーフを捕らえ、リーフの悪巧みを、なんとしてでも阻止しましょう!!」

「おお~!!!」
みんなは手を突き上げ、士気を高めた。
そしてがやがやと話し始めた。

「ヨノワールさん。」
その中で、アグノムがヨノワールに声をかけた。

「すいしょうのみずうみにあるときのはぐるまを手に入れるためには、僕を倒せばいいことをリーフは知っている。だから、もし手に入れようとするなら、リーフは僕を倒しに来るんじゃないかな?」

「そこで、私とエムリット、アグノムの三匹がすいしょうのみずうみに行き、ときのはぐるまを二度と奪われないように封印する、といううわさを流せば・・・。」

「リーフは、また必ず現れるんじゃないかな?」
三匹は交互に言った。

「なるほど。おとり作戦ですね。しかし、それだとあなたたちが危険な目にあってしまいますが・・・。」
ヨノワールはためらった。
少しリスクが大きいような気がしたのだ。

「望むところだわ!」

「それでリーフを止められるなら・・・。」

「私たち、覚悟はできてます。」
三匹の決意を見て、ヨノワールはこの作戦を実行することを決心した。

「皆さん!今から作戦を言います!ですのでしっかり守ってください!」
みんなは話をやめ、ヨノワールのほうに注目した。

「まず、皆さんはいろんな場所にうわさを広めてください。『ユクシーさん、エムリットさん、アグノムさんの三匹が、ときのはぐるまを封印するためにすいしょうのみずうみに帰っていった』・・・と。とにかく、そのうわさをできるだけ広めてください。」
ヨノワールは作戦を説明した。

「なるほど~。リーフの耳にも入るようにするわけですね。」
ぺラップは納得したようにうなずいた。

「そうです。でも、リーフはそれだけじゃだまされない。ですので、ユクシーさん、エムリットさん、アグノムさんの三匹には、本当にすいしょうのみずうみに行ってもらいます。」

「そうか!そして、リーフがアグノムたちに近づいたところを捕まえるってわけか!」
ソウヤが言った。
みんなも、リーフを捕まえるのは自分だと口々に言い合ったが、そこで、ヨノワールは意外なことを口にした。

「いや・・・。せっかくなんですが、リーフの捕獲は、私一匹でやらせてください。」

「えええええ!?ど、どうして!?」
みんなが驚く中、真っ先に質問したのはゴロスケだった。

「リーフは非常に用心深い性格です。アグノムさんたちが、本当にすいしょうのみずうみに帰ってることがわかったとしても、相当警戒するはずです。なので、そこでもし、すいしょうのみずうみにたくさんのポケモンが見張っているのを知ってしまったら、リーフは決してアグノムさんたちには近づかないでしょう。ですので、すみませんが・・・、ここは私一匹でリーフを捕まえます。」
ヨノワールはみんなにわかってもらえるように説明した。
みんなは残念そうな顔をしたが、失敗はどうしても避けたかったので、我慢することにした。

「そういうわけだ。今回は我慢して、裏方に徹してくれ。」
ぺラップはみんなに言った。
若干不服そうだったが、承諾しないわけにもいかなかった。
プクリンもそれで賛成のようだ。
今度はちゃんと起きていたので、ぺラップはこっそり、ほっとため息をついた。

「それではみなさん。いろいろお願いしてすみませんが、よろしくお願いします!そして、なんとしてでも、リーフを捕まえましょう!!」

「おお~~~~!!!」
さっきよりも大きな声で、みんなは手を上に突き上げた。
やる気十分、自信満々だ。

そしてヨノワールは、ユクシー、エムリット、アグノムとともに、すいしょうのどうくつに向かった。
ほかのポケモンは、必死でうわさを広めようとしていた。
そして、ギルドではというと、リーフに警戒されるとまずいので、普段どおりの仕事をしつつ、さりげなくうわさを流すことになった。

「いよいよ本格的に始まったね!」

「うん!捕まえられるといいね。」
ソウヤとゴロスケは少し興奮気味に話していたが、それと対照に、ソウイチとモリゾーは頭の中が考えでいっぱいだった。
モリゾーは、どうしても断ち切れないリーフとグラスの関係に、ソウイチは、気絶しているときに見た夢と、ヨノワールの言ったこと、ヨノワールから感じたことに頭を悩ませていた。
いくら考えても、結論はまったく出てこない。
すると、誰かの手がソウイチの肩に置かれた。

「な~にしけた面してんだよ?」
思わずいらっとくるそのセリフ、そう、シリウスだった。

「あ、シリウス!それにコンも!」
みんなも二人に気づいたようだ。

「お前なあ・・・。もう少しまともな声のかけ方はねえのかよ!!」
ソウイチはいらっときて怒鳴った。

「お、なんだ。元気出るじゃねえか。その調子なら心配なさそうだな。」
シリウスはにっと笑った。
さっきのは、シリウスなりの元気付け方だったのだ。
明らかに誤解を生む可能性は高いが。

「うるせえ!!ほっとけ!!」

「な、なんだよいきなり・・・。」
ソウイチは驚いて後ずさりした。

「は・・・?な、なんでもねえよ!」
シリウスはとっさにごまかした。

「相変わらずにぎやかだな。久しぶりに聞くとなんだかほっとするぜ。」
久しく聞いていなかったこの声。
みんなが振り返ると、ソウマ達が立っていた。
依頼が終わって帰ってきたのだった。

「おお!アニキ!」

「みんなお帰り!」
ソウイチ達はソウマ達を温かく迎えた。
久しぶりに顔を合わせるとなぜだかほっとする。

「さっき話を聞いてきたけど、オレ達がいない間にいろいろあったみたいだな。」
ソウマはぺラップなどから話を聞いているようだ。
あらかたのことは把握しているらしい。

「まあな。とりあえず今は、オレ達にできることをするだけさ。」
ソウイチは言った。

「あ!そうだそうだ!みんなに報告することがあったんだ!」
急にシリウスが叫んだ。

「報告することって?」
ライナが聞いた。

「実は・・・、ずっと探してたコンの両親が見つかったんだ!!」
その言葉を聞いてみんな飛び上がった。

「えええええ!?ほ、ほんと!?」

「すごい!!よかったね、コン!!」
みんなは口々にコンにおめでとうを言った。

「これも、皆さんのおかげです。仕事の合間に、私のお父さんやお母さんのことをいろいろ聞き込んでもらって・・・。本当に、本当にありがとうございます!」
コンは心のそこからうれしそうだ。
生き別れになってから、ずっと会えなかった両親に会うことができたのだから、そのうれしさは計り知れないだろう。

「まあ、その話は今から話すぜ。ついてこいよ。」
シリウスは部屋のほうへ歩き出した。

「ついてこいよって・・・、オレ達の部屋だぞ・・・。」
ソウイチは少しむっとした。

「まあいいじゃねえか。二人の話しも気になるし、行こうぜ。」
ソウマに促され、ソウイチはイライラを抑えた。
そして、みんなもシリウスの後について部屋に向かった。


アドバンズ物語第四十四話



ここまで読んでくださってありがとうございました。
誤字脱字の報告、感想、アドバイスなどもお待ちしてます。

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  • 自転と公転>月がいつまでも裏側を見せないのと同じ原理で、公転周期と自転周期が完全に一致(自転周期が約365倍)になったためだと思います。こんな細かい事を考えている人なんてそう居ないと思ってましたが……w
    と、そんなソウヤ君の疑問はさておき、直前のヨノワールさんの台詞ですが、『慣れが星の停止』では無く『成れの果てが星の停止』だと思われます。
    ―― 2011-04-30 (土) 12:09:39
  • おお・・・、詳しい解説ありがとうございます。
    ソウヤはよくそういう本を読んでいたので自然と考えてしまうのでしょうね。(笑
    もちろん自分はその辺のことは全く分かってないです・・・。
    護持の方はさっそく修正しておきました。指摘の方ありがとうございました!
    ――火車風 2011-05-01 (日) 03:30:22
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Last-modified: 2011-04-29 (金) 00:00:00
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