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そんな学生生活

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そんな学生生活

エロ描写があります
苦手な方は注意してください
by 705


人間の世界には「苛め」という下劣な行為がある。
だが、ポケモンの世界にも苛めがあるのはご存知だろうか…


1.
「…放課後に体育館裏に来い…か」
またか。
もう慣れたこととは言え、やっぱりこういう手紙を見ると憂鬱になるな。
とりあえず、こんな紙はさっさと捨てるに限る。

しかし、本当に何が原因でこうなったんだっけな。
転校初日にいきなり体育館裏に呼び出されて、地震噛まされたし。
俺の自己紹介が悪かったのか?
それにしたって、根に持ち過ぎだろ。

−教室−
ガラッ

「(…今日もか…)」
全く。
毎日毎日同じことやってて、よく飽きないよな。
今日はどこに隠されたんだ?

「おはようサンダース君wwwwwwwww」
出た。
多分、毎朝俺の机を隠すのはこいつだろう。
朝早くに登校してまでやってるとはな。
ご苦労なこった。
「オイ、シカトか?」
うっせえ。
ヨーギラス、テメーは俺がどう反応しようがお構いなしに殴ってくるだろうが。
こっちゃテメーが隠した机を探すので忙しいんだよ。

バシッ
「痛いっ」
「シカトすっからこーなんだよwwwwww」
「どうかした?」
「…ああ、こいつやっちゃっていいよ」
…オイ、オコリザル。
テメーまでしゃしゃり出るなよ。

…痛え!痛えって!
空手チョップやんなって!
「どうする?もうちょい呼ぶか?」
「多い方が楽しいだろ」
「おk、収集かけてくるわwww」
…おい、仲間呼ぶってなんだよそれ。

…ちょ…おま…
…うわ何をするやめくぁwせdrftgyふじこlp


−30分後−
「いこうぜ。こいつ張り合い無さ杉wwwwww」
そっちからやってきた癖に何が「張り合いない」だよ。

…あれ…何で涙出るんだよ…
…泣くんじゃねーよ俺!
何泣いてんだよ…畜生が!!


2.
−昼休み・屋上−
…ふう。
昼休みは学校に居る内で唯一気が休まる時間だ。
何故か奴らは屋上には来ないからな。

ゴロッ
本当、授業間の小休憩時間ごとに絡んでよく飽きないもんだ。

…苛められるようになった理由…
マジで分からん。
何が原因なんだ?
自己紹介の時もただ、俺の名前と出身地と趣味を言っただけなんだがな…
…趣味も極端に変ではないし…

−20分後−
…うお。
いつの間にか寝てた…
校庭から大多数の声が聞こえているから、まだ時間はあるだろうな。

…ふと。
なんかあっちにもポケモンがいる。
普段ここには俺一人しかいない筈だけど…
えーと…確かあいつは…隣のクラスのリーフィアだっけか。

あ、こっち向いた。
「こんにちは」
…いや、微笑みながら挨拶されても反応に困るんですが…
「あ…やあ…」
…何故リーフィアがここにいるんだ?
「あ、あのさ…なんでここにいるの?」
「い…いけませんか!?」
「いや、駄目とは言ってないよ。
ただ、いつもは君の友達と仲良く喋ってるんじゃなかった?」
「今日は友達休みなんです。
こういう日の昼休みは一人で本を読む方が好きなんです」
「へー…何読んでるの?」
「星新一という…人間が書いた本ですが、中々面白いですよ?」
人間。
俺も一応人間に捕まえられたんだよな。
…って、珍しくもなんともないけど。
「星新一かあ…この人のショートショート面白いよね」
まあ、友達もロクにいないとなると自然と本に詳しくなれるわけで。

「そういえば、あなた転校生ですよね?
どこから来たんですか?」
「ああ、〇〇地方の××(モデル:東北地方、A県の某町)タウンの第二中からだけど…」
「田舎ですね〜」
…まあ、確かにここ、タマムシから見れば、俺の住んでた××は田舎だろうなあ。
「でも、田舎の生活には憧れますねー
大自然の中で様々なポケモン達と触れ合ったり、森林浴を楽しんだり…」
…ちょっと田舎を美化し過ぎ…だよ?
実際は、窓から突然キャタピーが入ってきたり、色々大変なんだよ。
…まあ、口には出さないでおくけどね。

「ところで…都会はやっぱり大変ですか?」
「え?」
「ほら、ビルとか立ち並んで迷子にならないか、とか」
…オメ、田舎者舐め過ぎだじゃ。
何で町で迷子さならなきゃならねーんだっきゃ。
「…おせっかいでした?w」

…あ。
今の聞こえてたっぽい。
「『だじゃ』って、その××タウンの方言か何かですか?」
「んー…
一応方言…だね…多分」
「今度、その方言教えてくれませんか?
なんかおもしろそうw」
「んー…」
困るんだよなーそういうの。
特に『方言』として意識して使ったことないし…
そもそも、どれが方言だかよく分かんねーや。


「…っと、そろそろ時間なので戻りますね。
サンダースさんも早いところ戻った方が良いですよ」
「…あ…ああ」
ガチャ
バタン


…久々に他の奴とまともな会話したなあ。
それにしても、なんで彼女…リーフィアは俺に話しかけてきたんだ?
…暇つぶしに話しかけたのかな。
又は単なる冷やかしか。

あ、なんか鐘鳴ってる。
考えるのは中断して教室戻るか。


3.
−放課後・体育館裏−
「さー、帰ろうぜ」
「相変わらずストレス発散になるよなあいつwwwwwwwww」
「ゲーセンいこうぜwww」

…畜生…
…あれだけ…されておきながら…
…一切反抗できない自分が…悔しい…
いや、しようと思えば反抗はいくらでも出来るが…
多分反抗した分もっと痛め付けられるだけだ。
…抑、奴らには地面タイプを持つ奴が多い。
電気技を噛ましたところで、奴らは痛くも痒くも無い…
ただひたすら耐えるだけの自分が悔しい…憎い…
…この怒りをどこにぶつければ…いいんだ…

…落ち着け。
まず落ち着け。
今は帰路に着くんだ。
…クソッ…
殴られた跡が痛むぜ…


ガチャ
「ただいま…」
今日も主人はいないの…か。
一応「仕事」とは聞いてるが、最近はそれも怪しく思える。
忙しいんだか知らんが、主人はここ一週間は帰ってきてない。
本当、どこで働いてるやら。

今日もカップ麺か。
たまには自分のポケモンの為に飯でも作ってくれよ。

…何故かさっきから今日の昼休みの出来事が浮かぶな…
あれは本当に何だったんだ。
仮に冷やかしにしても、苛められてる俺に話しかけるなんてまずない。
そのせいで、話しかけた奴にも苛めの矛先が向くかもしれない。
てか、過去の俺がそうだ。
苛められてた奴を俺が庇った次の日から俺が苛められるようになったし。
「話しかける」と「庇う」は違うかw

…でもなんで?
学年内での俺への苛めを知らない奴はいない筈だが…
至って普通の女子が、苛められてるか弱い男子に話しかけるかな…

…あーダメだダメだ。
考えれば考える程訳が分からなくなる!
晩飯を食って、宿題やって、風呂入ってさっさと寝る!
こうするに限る!
ちょうど3分経ったし、まずはカップ麺食うか。

…なんかデロッとしてんなー…このスープ。
何入ってんだ?コレ。

【このスープはお湯を注いで3分経ってから入れてください】
「…しくじった…」


−翌日・昼休み−
「…ねみい…」
結局、昨晩はリーフィアのことばっか考えてたせいであんま寝れなかった…
午前中の授業はまるで頭に入らなかったし…
…いや、彼女は全く悪くない。

ともかく、寝るなら今…かな。
まあ、30分くらいしか寝れないけど…

−30分後−
「んー…」
やっぱ、寝起きの伸びは気持ち良いなー
…正直、まだ眠いけど…午後の授業はなんとかなりそうだ。
「おはようございます」
…リーフィアか。
「おはようって…今は昼だけど…」
「寝起きの挨拶は決まって『おはよう』じゃないですか」
「…筋が通ってるような通ってないような…」
「いいんです!とにかくおはようございます!」
「ああ…おはよう…」
「本当にサンダースさんは天然なんだか何なんだかww」
こいつの笑顔はどことなく癒される。
今までの苛めも一瞬忘れそうになるくらい。
そして、この雑談もどこと無く楽しい。和む。
こんな優しい奴と話が出来るのはいつぶりだろうか…
「…聞いてます?」
「…ん?
ああ、ゴメン」
…うん、コイツと話してる時くらい考え事は止そう。


4.
−一週間後−
あれから一週間。
毎日昼休みに、リーフィアと会話してる。
会話の内容は普通の雑談とかだけど。
彼女曰く「サンダースさんは、時々出る方言が面白い」と。
まあ実際、俺もリーフィアとの会話が楽しみになってるが。
しかし、日を追うにつれ、彼女の顔を直視することが困難になってる気がする。

俺はあいつを…好き…なのか?
まさかw
彼女いない歴=年齢の俺だ。
おまけに、今の立場では他人を愛したくても出来ない。
他人だけは巻き添えにはしたくない。
奴のあの笑顔を失いたくはない。

…あれ?やっぱり好きなんかな…

−教室−
…俺にとって、学校とは勉強する為の場所だ。
しかし、他の奴はどう思ってんだろ。
少なくとも、あの不良集団は違うだろう。
「鬱憤晴らしの場所」とでも思ってるのだろうか。

…言い訳したって机が現れるわけじゃないや。
素直に探しに行くか…

−体育館裏−
…やっぱりあった。

…うわ…今日は奴らもいやがるな…
相変わらず仲良いなオコリザルにヨーギラスよー…
「お!来たんじゃね?」
「よおサンダース君wwwwww
今日は早いねえwwwwww」
「…机返せよ…」
「『ちゅくえ…かえしぇよ…』」
「ブヒャヒャヒャヒャwwwwwwwwwwwwwww」
「おめー最高だわwwwwwwwwwwww
もっとやれwwwwwwwwwwwwwww」
「…いい加減にしろよお前ら…」
「『いいかぐぇんにしりょよ…おまえりゃ…』だってさwwwwwwwwwwww」
「うはwwwwwwwwwwwwwwwwww
日本語でおkwwwwwwwwwwwwwww」
「来れるもんならこっち来てみなーwwwwwwwwwwwwwwwwww」

「んにゃろー!!!!!!!!」
もう我慢出来ない。
効くか知らねーが雷でも見舞ってやらねーと気が済まねえ!

ガチン!
ドサッ
「痛っ!」
…何か挟まった…
…虎鋏!?
「こいつバッカじゃね?wwwwwwwwwwww」
「頭にしか血がいってねーからそーなんだよwwwwwwwwwwwwwww」
「うらっ!くらいやがれい!」
「よし、仲間呼ぶかwwwwwwwww」
「朝のラジオ体操的な運動始めwwwwwwwwwwwwwww
まずは両腕を上げ、勢いよく振り下ろす運動ーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

−45分後−
「いやー朝っからいい汗かいたぜwww」
「こいつどうする?」
「このままでいいんじゃね?
こいつ影薄いから誰も気付かねえしwwwwww」
「じゃあ戻っかwwwwww」

…い…痛い……動け…ない…
…虎鋏…外さ…
……ああ……意識が………
………………
………


5.
−放課後−
………
………………
…………痛い。
…あれ?…足の…虎鋏が無い。
…暗いな…もう夕方かな。
…つーか…なんで手足を縄で縛られてんだ!?
グッ
…ダメだ…取れない…

…誰か来た。
…ヨーギラスかよ…
多分こいつが縛ったな…
「お目覚めかな?」
「………」
「オイオイ、睨むなよ
ただでさえキモい顔が余計酷くなるぜwww」
「……………」
何も言い返したくない。
いいからさっさと縄を解け…
「…ケッ
おーい、こっち来いやー」
指鳴らして何する気だよ…

「あら…こんな所にいたのね…」
うわ…
同じクラスの…キルリア…
こいつ女の方の不良集団のリーダー的な存在だよな…
「ホント…だらし無い格好ね…貴方のココも」
オイオイ…そう言いながら俺の股間を摩るなよ…
なんだコイツ…痴女?

…うわ!
落ち着け!落ち着けマイサンよ!!
「ンフ…やっぱりココだけは正直ね…
久々だから興奮するわ…」
「うわああああ!!!」
扱くなああああああ!!!!!!!
「うはwwwwwwwwwwww
こwwwwwwれwwwwwはwwwwwwww」
「…落ち着きなさいよ貴方は…」
…これはすげえ…自分でやるより格段と気持ち良い…
「凄いコレ…
舐めちゃおうかしら?」
「やっちまえwwwwwwwwwwww」
「それじゃ…ハムッ」
「ふああ!!」
「…そんなに気持ち良いのかしらw」
「…あ……あ……」
「…ん…じゅぷ…」
うあ…ヤバイよこれは…
「んちゅ…ズズズ……」
うわ…吸う…な…
「…い…イク…」
「…んちゅ…あら…もう?…早漏ね…」
…だ…だめだ…で…射精る!!
「あ…うわああああああああ!!!」

「…あ…あれ…?」
精液が出てない…?
「あら…気付いてないの?
貴方のココよく見なさい」
言われるがままに目線を落として…
な…なんだこりゃ!?
肉棒の根本に何か巻き付いてる…
「驚いたようね…こんな程度で…」
「オメー、コックバンドも知らねーのか?」
…何ソレ?
「こうやって、根本をキツく閉めれば精液が出ないのよ。
つまり、長く勃起状態を維持出来るわけ」

Ω ΩΩ<な、なんだってー!?
攻められてるにも関わらずイケないって…
ある意味暴力よりキツイんじゃ…
「さて…それじゃ…」
「ふああ!!」
触るなよ…
…また快感の波が…
「そろそろ…私も気持ち良く…なろうかしら…ここのところ全然してないし…」
な…何をする気だ?
「邪魔ね。
縄も外しちゃえ」
ブチッ
ドサッ
へー…サイコキネシスは縄をも切ることが出来るんだな。
これは便利な賜物だ。
「…さて…いくわよ…」
…ちょ…おま…秘部近付けるな…
…え…ま、まさか…

くちゃ…
「あは…凄いコレ…ビクビクいってる…」
…なんだ…挿入するわけじゃなかったのか…
…って!
何がっかりしてんだ俺!
「…もう…我慢出来ないわ…動いちゃえ…」

うおおおおおおおおおおおおお!
これが噂の素股かああああああああああああああああ!!!!
俺のドツボおおおおおおおおおおおえああああああああああああああ!!!
これはヤルしかNEEEEEEEEEEE!!!!!
「やん!急に…激し…あん!」
ヤバイ。
この快感はハマりそうだ…
「でっ出る!」

…あれ…やっぱり出ない…
「…ん…だから…無駄だって…言った…で…んん!」
さっきからこいつの喘ぎ声が大きくなってきてるな…
絶頂が近いのか?
…ここまで来たんだからイカせてやれ。
速度上げっぞゴルア!!
「きゃ…待って……早…い…よお…」
さっきまでの強気はどこいったんだ。
…つーか、俺の肉棒の根本がヤバイ…痛い。
「…イっちゃう…」
…ヤバイ。またイキそうだ。
「…ゃ…ちょ…待って…」
今更待てねえ!
こうなったら限界までヤッてやらあ!
「…や…やあああああああああああああ!!!!!!!!」
…イッたみたいだな。
凄い愛液の量だ…
「…出っ出すぞ!」
「ハアハア…だから…無駄って…何回言ったら…」
ブチッ
「え」
根本縛っつたやつが契れたみたいだ…
これでやっとイけ…
「わああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


6.
「ハー…ハー…」
暫くしてなかったのと、焦らされたのもあって、大量に出たな…
「…タマゴが出来たらどうすんのよ…」
「な…何言って…?
中に出したわけじゃないからタマゴなんk」
「ドアホ!
入口に付いただけでもタマゴ出来る可能性はあんだよボケ!!!トンチキ!!!!」
「え…でもあんま付いてn」
「見てんじゃねーよウスノロ!!!!」
ガスッ
「まあ待ちなさい。
さっきのシーンを貴方写メったでしょ?」
「あ…ああ撮ったぜwwwwww
本当はこれを脅しネタにするつもりだったがなwwwwwwwww」
「……(ビクッ)」
「でもね…こっちが許可出してもないのにイッた上に…アタシがタマゴ宿す可能性まで作っちゃったからには…責任取ってもらうわよ」
空想世界なら、ここで「結婚して責任取ってよ////」が相場なんだけどなあ。
「写メばらまけばよくねwwwwwwwwwwww」
「…良いわねそれ!」
え。
「ホラ、このアングルとか挿入してるようにしか見えないじゃんwwwwww
こいつを使ってさ…」
「ちょっと待て!
それじゃ事実と違うだろ!」
「黙ってろクズが!!!!!!!!」
痛っ…岩が降ってきた…
「とにかく、明日ばらまっからな!!!」

…何だよそれ…
素股でタマゴが出来たなんて聞いたことないぞ…
抑、種別が違うからタマゴが出来る訳がないだろ…
…うん、ばらまくなんてのもただの脅しだな。
安心したよ。
じゃあ帰るか。


「流石にやり過ぎたかしら…
「いいんだよあんくらいでwww
明日、廊下に張り出された写真を見てアイツはどんな間抜け面すっかなwwwwwwwwwwww」
「ところで…さっきのあれじゃ…物足りない…のよね…
今夜…お願い…ね?///」
「おkおkwwwwwwwwwwwwwww」


7.
−翌朝−
今朝からなんとなく吐き気がする。
何故か心臓がバクバクいってる。
ひょっとしたら、昨日の脅しを体が真に受けて、それに反応してるのかもしれない。
…学校を休めば嫌がらせはないから、わざと体調を崩し、身体が学校を休むのを推奨してるのかもな。
だが、俺は風邪をひいてもないのに休んだことはない。
サボりだけは絶対しないのが俺のポリシーだ。

…自分で決めておいてなんだが、どーゆー理屈なんだ。

−学校−
…ん?何時もは使われてない掲示板に凄い人だかりが出来てるな。
なんか緊急事態でも発生したか?

「お、本人が登場したぞ!」
「お前マジパネエなwwwwww」
「あのキルリアを襲ったってなwww童貞卒業おめwwwww」
…は?
え…ちょっと…
まさか…

【スクープ!!サンダースがついに強姦魔に!?】
【強姦され、涙を流すキルリア】

…え…あ?…は!?
えええええええええええええ!?
いやなんでまていやちょな…は?
「お前、奴の恐ろしさ知らずにヤッたのか?」
「凄いっつーか無鉄砲っつーか…」
「まあ、後でフルボッコ確実かなwww」
なんだ…きょ…強姦?
襲った?俺が?
「いや、違うんだ!これh」
「何が違うんだ?」
ヨーギラス…お前だな…犯人は…
「自分から襲っておいて今更弁解か?
お前そこまで汚い奴だったんだー」
「いや、だからこr」
「素直に認めろやゴルア!!
殺すぞ!」
「…やってない!!俺はやってねえよ!!」
「白を切るのか!?
最低だなお前は!!!」
「だから俺はやってないんだって!!!!」
「うっせえ!!!!!!!!!!!!!」
…うわ…大番長のゴーリキーもいたのかよ…
「テメーがやった以外に何があんだ?あ!?
テメーは常日頃からキルリアに陰口叩かれてたんだろ?
んで、その恨みを晴らす為にレイプしたんだろ?
キルリアがレイプのショックで休んでるのが証拠だ!!!!!!!」
「…いやでm」
「まだ言うかクズが!!!!!!!!!」
痛っ!!
なんでこいつがスカイアッパー覚えてるんだ!?

ドンッ!
ドタッ
「うぐ…」
「や っ た ん だ ろ ?」
「………」
「あのな、テメーの胸糞悪い面を潰すことぐらい朝メシ前なんだよ
なんならやってやろうか?」
「…ゃ…やり……ました…」
「声が小さい!!!!!!!!!!!!!!」
「……や……やりました!」
クソ…また涙が…回りが見てるだろうが!
泣くな俺!
「…こいつ泣いてね?」
「一晩中考えた言い訳が通じなかったからだろwwwwwバロスwwwwwww」


8.
−放課後−
…今日は授業どころじゃなかった…
後ろの方の席からのざわめきが全部俺への陰口かと思うと勉強内容なんか全然頭に入らない。
昼休みも不良共からひたすら逃げて…屋上にはいけなかった…
今日はさっさと帰った方が良いよな…
そうと決まれば走るしかない…

「何処へ行こうというのかね?」
奴ら…待ち伏せてる…
裏の教員用校門から出るしかない!
素早さだけは奴らに勝てる自信がある。
突破できればこっちのもんだ。
…奴らも追いかけて来た…
でも、この調子なら…逃げ切れる!

「おっとお、逃がさないよ〜」
しまった!
裏にも待機してやがったのか…
「さあて、ちょっとこっちに来てもらおうかなあ?」
…痛いって!
引きずるな!
自分で歩くから引きz痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

−体育館裏−
「今日は最大の歓迎をしてやんよ!
その為に人数も普段の倍は揃えたからな!」
バキャ!
「いだっ!」
いきなりクロスチョップかよ…骨折れた…かも…
「エビワラー、あんたの自慢の技披露してやったら?」
「おkwwwwww三色パンチくらいやがれ!」
ドカ!
バキッ!
グワン!
「がは…!」
う…雷パンチですら相当きた…
馬鹿力とは正にこのk
「インファイト喰らえ!」

−一時間後−
「…そろそろ一時間か
早いところゲーセン行きたいんだが…」
「いや、辛抱しろ
今日は半ば殺すつもりでやれ
今朝俺に逆らったことを思い知らせるんだ」
「…ま、いっか
気晴らしにはなりしなwwwwww
おし、爆裂パンチ喰らえwwwwwwwwwwww」
「あ、そーだ
ゴーリキー、人間のところから…あの…あれだ…
金属バットと…チェーンパクってきてくれ」


9.
−更に一時間後−
「なあ…今日は何時もよりつまんなくねーか?」
「今日はこいつ抵抗しねーな」
「抵抗したところでこっちゃどうもならんがなwwwwwwwww」
「気絶したフリか?wwwwww」
「ケッ味気無えな」
ビシッ
「さっさと登校拒否しろよクズ」
「何なら二度と学校に来れなくなるような体にしてやっか?」
「田舎から来た癖にその生意気な態度がムカつくんだよクソが」
「気持ち悪い面しやがってよ
死ねや。氏ねじゃなくて死ね」
「お前みたいなヒヨッコが一匹死んだところでどうってことねーからwwwwwwwww
まー強いて言えば…何処ぞの田んぼを耕す要員が一匹減るかなwwwwwwwwwwww」
「そーゆー訳でさっさと死ね」
ドスッ
「ガハ…」
うぐ…肋骨…が…
「行こうぜ
これ以上やったって埒が上がらん」
「だな
ボコる機会はいつでもあるからな」

「テメーなんざァ生きてる価値すらねーんだよ!ナスが!!」
「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャwwwwwwwwwwwwwww……」

ははは…そうか…
俺は生きてる価値すら…なかったんだ…
…フフッ
フハハ…
「あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは…………」
…なんで俺ばっかり…こんな目に合わなきゃならねーんだよコンチクショウ!!!!!!!
死んでやるよ!!!!!!
死ねばいいんだろ死ねば!!!!!!!!
それでテメーは幸せになれるんだろ!!!!!!!!


「…これで…いい…かな…」
折れた足を引きずりつつ、なんとか誰にも見つからずに屋上迄来れた。
頭から落ちれば、四階建ての屋上からの飛び降りでも死ねるだろう。多分。
それにしても、本来の遺書ってどういう内容なんだろ。
…クソッ
身体の内側から響くような痛みが…

…さて、ここから落ちれば物置小屋の裏に落ちる。
ロクに仕事しない用務員でもなきゃあそこには誰も来ない。
そのうち誰かに見つけられた時、見つけた奴はどんな顔をするかな。
俺が死んだ知らせを聞いてヨーギラス共はどんな顔するかな。
…フフッ
予想しか出来ないのが残念だぜ。

綺麗な夕焼けだな…
…ヤミカラスの鳴き声は死へのバックミュージック…か…不吉だな…
まあ、死ぬ直前に不吉も糞もないけどな。
さて…そろそろ…逝くか。

バッ

…今屋上から誰かの声が聞こえた。
だが無駄だ。
飛行タイプか蔓の鞭を使える奴じゃないと助けることは出


10.
………
………………痛い。
生きてる…のか…
…フフッ、死に損ねたようだ。
…しかし、今死のうにも身動きが出来ない上に、体中に巻かれた包帯がいづい。
早く治してもう一度自殺だな。
次はもっと高い場所…高層ビルの屋上から…かな。
それにしても、ここは何処だ?ポケモンセンターかな。

今気付いたが…誰かいる…いや、誰か椅子で寝てる。
あれは見覚えが…あ、主人か。
なんか随分と窶れてる気がするが、気のせい…じゃないな。
…それと、さっきから横に何か違和感g

「はあ!?」
何でリーフィアがベットによっ掛かって寝てるんだ!?
おまけにコイツも窶れてる希ガス。
…今の声でリーフィアを起こしちまったようだな。
「…ぁ……あ……
…さ…サンダースさん!!!!!」
…なんで泣くのよアンタ。泣いたって何も出ねーぞ?

「…ん…」
なんてまあタイミング良く起きたんだよ…俺の主人、レイナ…
「…サルド…」
サルド?…ああ、俺のニックネームか。
暫くレイナに会ってなかったし、自分のニックネームを忘れかけてたぜ。
「…ごめんね…辛かったよね
…あんたのトレーナーなのに…自分のポケモンの事情すら…グスッ…ロクに…知らなくて…」
…だから、泣いたって何も出ないってば。
抑、俺はさっさと治って死にたいんだが…
「…なあ…あのさ…無理に俺の面倒見なくてもいいんだぜ…」
『お前は何を言ってるんだ』とでも言いたげな顔してんなお二人さん。
まあ、こっちは勝手に話させてもらうが。
「二人共、結構窶れてるぜ
察するに、俺の看病をしてたのか?
意識が戻るまで?
わざわざご苦労様
でもさ、誰に頼まれた訳でも無いのにそんな無理すんなよ
たかが俺なんかの為にさ
そもそもさ、無理に病人の看病をして、自分がその病人より酷い病気になったらどうすんだよwww
笑い者だぜ?www
まあ、俺は病人じゃないけどよ」
俺は笑ったが、二人は黙ったままだ。
別に笑いを誘った訳じゃないからいいけどさ。
「俺さ、最近思ったんだ
『俺が生きてる意味はなんだ?』ってね
生き甲斐も特にないし、ずば抜けて頭が良い訳でも、運動神経が良い訳でもないしさ
ヨーギラスは言ったさ
『お前は生きる価値などない』と
そりゃそうだ
なんの取り柄もないし、会話しても何も楽しくない
本当、こんな俺が生きててなんの意味があるんだろ?
レイナだってさ、結局は俺がいるだけ邪魔なんだ
食事だって俺の分を余分に用意するからそれだけ食費も圧迫される
最近家に全然帰ってこなかったのもそのせいだよな
こう言っちゃなんだけど、レイナ…あんまり給料良くないんだってな
だから毎日徹夜、会社に泊まり込みでなんとか稼いでるんだ

…ごめんな
俺なんかの為にそんな大変な思いさせてさ

…もうさ…疲れたよ…
俺さえ消えれば、レイナは楽になるし、奴らも喜ぶさ
生き甲斐もないしね
もう、この世に思い残す事もないしね…」
そう言って俺は目を閉じた。
もうこのまま…永久に眠れそうな気がするな…


11.
「馬鹿!!!!!」
主人の突然の罵声で跳び起きた。
いきなり叫ぶなよ。病室に響くし、心臓に悪いべな。
「何あいつらの言ったこと真に受けてるの!?
まず、私はアンタを邪魔だと感じたことはこれっぽちもないわよ!
確かに給料はそこまで良くはないけど、私はアンタがいるから頑張ってるのよ!
アンタと私の付き合いは長い筈でしょ!?
…ふざけないで!!!」
「………」
こいつぁ驚いた。
最近のレイナの態度から察するに、てっきり俺を見放したかと思ったぜ。
…って、よく考えりゃ至極当たり前のことか。
俺が死ねば色々面倒だしな。
「レイナさん…落ち着いてください」
…リーフィアが宥めてる。
つーか、さっきから思ってたけど、なんでリーフィアまでここにいるんだろ。
「…サンダースさん…
貴方は自分を責めすぎです…
世の中誰だって不条理な条件を持ち合わせてます
貴方はたまたまその条件が重なってしまっただけです
それと…貴方が生きている意味はあります
レイナさんも私も…貴方が生き甲斐なのです」
「…俺が生き甲斐ねぇ…そりゃ、台詞を読み上げることくらい誰でも出来るわな」
再び目を閉じる。
自分で言うのも何だけど、自暴自棄なのかな。
「例えそれが本心でなくtモゴッ」
…口が塞がれた。
なまら温かい感覚が…
…キス…され…てる?

心なしか彼女の瞳が潤んでいる気がする。
「…本当に…生き甲斐じゃなかったら…キスなんか…しませんよね…」
「………ぁ」
「レイナさんだって…多分同じ気持ちです
貴方は一人じゃない
本当の一人ぼっちなんて、どこにもいないということ
貴方はもう知っている筈…」
「………ぅ……」
ここまで俺に構って…何がしたいんだ。

…何か込み上げてきた…
「…我慢しないで…泣いても良いんですよ…全てを吐き出して…」
「…う…うわああああああああああああああ!!!!!」
…正直、もう限界だった。
女の前で泣くのは俺のポリシーがどーたらこーたらだが、そんなこと関係ない。
「…ヒグッ…ご…ごめん…グスッ…ごめんよ…ウグッ…」
ただひたすら逃げ、争い事は極力避け続けた結果、自分を追い詰めただけだ。いつか他人が助けるだろうなどと、チョコより甘い考えを持っていたのも原因だろう。
他力本願では駄目だ。時には戦うことも必要なんだ。そんな簡単なことにすら気付かなかった自分を考えると更に涙が…
「うわ…うわああ…」
「好きなだけ泣いて…いいんです…好きなだけ…グスッ…」


12.
「ふぅ…」
30分は泣いたのかな。大分落ち着いた。
えらくせいせいする。涙と一緒に何かが流れ出たのか…
リーフィアやレイナ曰く、俺は二日程意識不明だったそうだ。
身体の状態は割と良好なのに、何故か意識だけが戻らなかったらしい。
…何かで読んだな。生きる意欲とやらが無いと身体がどんどん衰弱し、何れ死亡するだろう、と。
意識が戻らなかった原因もこれなのかな…
仮に俺に生きる意欲が無かったのなら、意識が戻るどころか、逆にどんどん衰弱してそのまま死んでしまってもおかしくはないと思う。
やっぱりどこかで「死にたくない」という意思があったのかな。
「サルド落ち着いた?
さっきはごめんね?あんな言葉かけて」
「うん、大丈夫
寧ろ自棄になってあんな変な事言ったこっちも悪かったよ…ゴメン」
「…あ、レイナさん、先生呼ばなきゃ!」
「あ、そうだったね」
おいおい。
気付かなかった俺が言うのもなんだが「意識が戻った」と医者に伝えるのが先じゃないのか?
…俺のさっきの状態では無理か。

「…サンダースさん…よかった…思い止まってくれて…」
「もう自殺という馬鹿なことはしないさ
ちょっと前の自分を殴ってやりたいくらいだよ」
「………」
「どした?俺の顔に何か憑いてる?」
「…いえ…憑いてはない…けど…」
「…気のせいかな?顔赤いよ?
風邪か?」
「ふえ!?か…風邪…かな…あはは…」

ガチャ
「おまたせしました
意識が戻りましたね」
医者が来た。

「フム…」
「どうですか?」
「手術創の治りも良いし…後1週間もあれば退院出来るかな」
「…それって、早いんですか?」
「うん、あの怪我の具合から考えたらかなり早いね
しかし、君の回復力は恐れ入ったよ
4階から、しかも頭から落ちた場合は大概手遅れになって、そのまま死んじゃうか、助かっても再起不能か何かしらの障害が残る場合が殆どなんだ
落ちてすぐに運ばれてきたのもあるけど、やっぱり君の生命力が強かったから助かったんだね
意識は中々戻らなかったけど…」
「そうなんです
この子は小さい頃からよく怪我したのですが、すぐにけろりと治ってしまうんです
切っても死なない身体とはこのことなんでしょうかね…」
「ははは…
とりあえず、死ぬ可能性はないですから安心してください
では、毎日この時間に回診に来ますからね」

1週間か…
怪我の度合いから考えたら短いんだろうけど…やっぱり長いなあ…
「じゃ、後少しで面会時間が終了だから…そろそろ帰るね」
「あ…うん」
そうだ。入院患者との面会は時間制限があるんだった。
これはとことん暇になりそうだな…


13.
−6日後−
明日でようやく退院か…
長かったな…
気が付けば手術の跡もすっかり治ってるし、本当に不死身なのかもしれんな…
とりあえず、今日はさっさと寝るかな。


「……さん……サン……」
ん?誰かいるのか?
この声は聞き覚えがある。
「誰かいるのか?」
カーテンを開ける。
「こんばんわ」
「…な…なんでこんなところにいるの?」
…えーと…リーフィアさん?アナタ部外者ですよね…?
「…フフッ…ちょっとね…」
いや、その笑顔が逆に怖いんですが。
あの日の事思い出したんですが。
「『ちょっとね』って…何を…んっ」
またキスされて…
ちょ…舌入ってきた。
えーと…ベロチュー…だっけ?
舌を絡ませるんだっけか。
「…ふぁ…ん…」
病室に響く水が絡み合う音…エロいな。
でも、悪くない。寧ろ心地いい。

数分くらい舌を絡ませていたように感じる。実際は数十秒だろうけど。
口を離すと、透明な細い橋が出来、しかしすぐ崩れた。
「今ので興奮しました?」
気付けば俺の肉棒がそそり勃っている。
ちょっと前までは「キスだけで興奮するとかwww」と思っていたが…理性は素直だな。
「これが…いいんですか?」
そう言って肉棒を扱き始めるリーフィア。テラカワユス。
やっぱり他人にやってもらう方が数倍は気持ち良い。その証拠に、先端からどんどん我慢汁が出てくる。
「はむっ」
「…ッ!ちょと…待てッ!!」
「ふぉうふぁひまふた?」
「いや、『どうかしました?』じゃなくて…
ソコ…汚いぞ?」
「…プハッ…汚くないですよ…サンダースさんのなら…ペロッ」
「〜〜〜〜〜!!!」
…テコキより…数倍はいい…コレ…
「はもっ…ん…ジュプ…」
「…ッ」
気付けば、快感に必死に耐えている自分がいた。
「…我慢しなくていいんですよ?」
リーフィアはそう言うと、再び肉棒をくわえる。
…いや、ここで果てるのは雄としてどうだろう…
なんぼなんでも早過ぎる…
なんとか耐えねば…

−10分後−
「…休憩…しますか?」
「あ…ああ…」
危ない…
もう少し続けていたら、理性の耐久力が0になっていたかもしれない…
自制心がなんとか効いたか…
「涙目になってまで我慢しなくてもいいのに…」
マジで?涙目になってた?
「…今度は顔真っ赤w
可愛いw」
…ん?可愛い?俺が?
言われたことねーよそんなこと。
「可愛いとかお世辞にも程があるぜ?」
「お世辞じゃないです!
全く、そういったところも引っくるめて惚れました」
…は?
…ほれました…ほれた…掘れた…
!!!…いつの間に後ろの処女を捧げたっけか!?
「…マジで?」
「マジです
本気と書いてマジと読みます」
…顔真っ赤だぜ?
…あ、そうか、ほれたってそっちの意味か。


14.
「うれしいこと言ってくれるじゃないの
それじゃあとことん喜ばせてやるからな」
そう言って再度キス。ディープじゃないけど。
なんか変な味がする。
…これは…俺の我慢汁?あんま美味しくないや。

さて…リーフィアも触ったから…こっちもやるか…
手始めに秘部を軽く擦ってみる。
「ひゃん!!!」
「良い声だ…」
どんどん擦る速度を上げる。
それに比例してリーフィアの喘ぎ声と俺の肉棒も大きくなる。
秘部からは決壊したダムの如く愛液が溢れ出してる。
…このダムの勢い、なんとかならね?
指で詮してみるか。
「…ッ!」
…ピストンしてみるか。
「ひゃぁぁ!!」
「その淫らな声…もっと聞かせて…」
ピストンの速度をどんどん早める。
それと、ちょっとリーフィアの耳を甘噛みしてみる。
「ひぅぅ…」
本当、恥ずかしがっているリーフィア可愛いよ。
しかしピストンの速度は緩めない。
「…ゃ…らめ……イク……イッちゃ……ぁあん!!」
絶頂の寸前に秘部から指を引き抜き、舐めてみる。
んー…味は微妙だなー…
でも、悪くはない。
「…え…?」
いかにも物足りなさそうな表情。
大丈夫だ。これからが本番だ。

「ところでこいつを見てくれ
こいつをどう思う?」
「…すごく…大きいです…」
「でかいのはいいからさ、このままじゃおさまりがつかないんだよな」

ヒョイ!

「あっ…」

ズン!

「ひぎぃ!」
うお…締め付けが凄い…
挿入れただけなのに、気を許せばもう射精しそうだ…
…でも、ここで射精するのは…情けないっつーか勿体ないっつーか…
「動くぞ…」
童貞を喪失出来るこのチャンス、逃す訳にはいかない。
「あっ」
秘部を突く。
とにかく突く。
一心不乱に突く。
角ドリルのように突く。
オニドリルの如く突く。
愛液の卑猥な音、突くたびに漏れる喘ぎ声が病室に響く。
「あっあっあっあっあっあっあっあっあっあっ」
俺もリーフィア並に喘ぎたい。
だがそうしたら雄として負けな気がする。
「…クッ…そろそろ…出す…ぞ…!」
「…きて…中に…出し…ふあぁぁん!!」
多分、今のピストン運動の速さはギャロップさえも追い付けないのではないだろうか。
「くああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「んきゃああああくぁwせdrftgyふじこlp!!!!!!!!」
果てた。訳の分からない叫び声を上げて。
リーフィアに至っては、もはや声にならない叫び声を出して天昇した。
肉棒を引き抜く。と同時に収まりきらなかった愛液と精液の混ざった、名称不明の液体がなんぼか垂れ落ち、シーツに染みを作る。

…疲れた…猛烈な…睡魔…が…


ガバッ
「あ…あれ?」
リーフィアは?あれ?何処行った?
よく見たら、シーツとか一切乱れてないな…
…まさか…夢だった…のか?

…俺も末期かな…ww
こんな卑猥な夢を見るとは…
でもこれで確信した。俺はリーフィアの事が好きなんだ…と。
自分で他の奴の好き嫌いが把握出来てないっつうのもおかしいけどな。
でも、だからってこんな夢を見んでも…
しかも夢精までしt

「うはwwwwww」
夢精してるわwwwwww
布団に堂々とwwwwwwびしょ濡れwwwwww
ティッシュ…ティッシュ無いか…あった。

取wwwwwwれwwwwwねwwwwwwえwwwwwwっうぇwwwwww
ごまかし効かねーよコレwwwwww

どーしよ…


14.
翌日、医者がおっしゃた通り、俺は一週間で退院した。
結局、あの夢精しちまった布団はそのまま放置した。
他にどうしようもなかったし…

学校で起きた出来事はリーフィアから大体聞いた。
あの自殺騒動が元で、ヨーギラスを始めとする不良共は停学処分を喰らったらしい。
退院後の初登校した日、教室に入った瞬間に感謝感激雨アラレが降った。
クラスメート曰く、正直あの不良共の愚行にはうんざりしてた。しかし、下手に逆らうとリンチされるから誰も逆らえない。
結果的に停学処分に繋げたサンダースのおかげ…とのこと。
まあなんにせよ、奴らがいなくなっただけでも相当学校に行きやすくなった。

そしてあのことをきっかけに、俺はトレーニングを始めた。
万が一奴らが襲ってきても対処出来るように。
まず、なけなしの小遣いを叩いてタマムシデパートで基礎ポイントアップの薬を買った。
素早さを上げる薬もあったようだけど、素早さは自信があるから買わなかった。
なんか…特殊攻撃?とやらも優れているとかレイナから聞いたから、リゾチウムを数本購入した。美味しいわけではなかったけど。
あとはひたすら戦闘あるのみである。
タマムシポケモンジムに練習用のバトル場がある為、そこで練習できる。
これのおかげで、授業でのバトルの23連敗を食い止め、現在7連勝中である。

今日も無事に特訓が終わった。日を追うごとに強くなってる事を実感出来る。
明日から夏休みだ。この夏はレイナの仕事の都合により、一ヶ月程シンオウ地方
という、東北より更に北の場所にいくらしい。実質旅行だな。
それを話したところ、リーフィアも行きたいと言った。
リーフィアのトレーナーからも了承を得たらしいから構わないけど。
レイナも「多い方が楽しいでしょ?」と言っていた。

おや?あそこに何か見覚えのあるポケモンが…
ひょっとしたら…ヨーギラスか?
…やっぱりそうだ。
タバコまで吸って…本格的に落ちこぼれたな。
…まあ、落ちこぼれた直接の原因は俺だろうが、元はといえば構ってきたあいつが悪い。

以前の俺なら即座に逃げていただろう。
ここで俺が奴に近寄れば、どうなるかは大体予想がつくからだ。だが、俺はそれも踏まえて敢えて話し掛ける。
「やあ」
暫しの空白の後、ヨーギラスが振り向く。
「…お前か…」
「知ってるかな?
煙草は体に悪いって」
「……」
苛立ってるな。眉間にシワが寄っている。
「たかが苛め如きで停学
おまけに子分からの信頼も無くなり、か
結局お前は自分が思っている以上に弱い奴なんだ
単体じゃ怖くて、誰かが一緒にいないと何も出来ない
情けn」
言い終わるが早いか、拳が飛んできた。紙一重で避けたが。
「またボコられたいか?
仲間呼んでやっか?」
「すぐ仲間とか呼ぶか
本当に他に誰かいないと何も出来ないんだな」
「…チッ
テメーなあ、そういうこたぁ俺がテメーへ借りを返した後に言うもんだ」
借りって…停学にされたことか。
生憎、その借りとやらはこちらにもあるわけだが。
そして、借りは必ず返さなければならないという礼儀も知っている。
今なら見返すことも出来るかもしれない。
「借りねえ…こっちも借りを返したかったのでね…」

to be continued...


後書き
とぅーびーこんてにゅーどと書きましたが、そんな学生生活自体はこれで完結です。
一番最後、何かしらの言葉で綺麗にまとめた方が良いのでしょうが、下手な言葉使って滑るよりはそのままの方がマシかな、と。
前半と終盤のエロシーンの文章力が半端なく違いますが、その辺はご容赦ください…
尚、誤解している方はいないとは思いますが、作中に出てくるポケモンに恨み等は一切ありません。
ヨーギラス?サンダース?ええ、勿論好きですよ。

最後に、処女作にも関わらずたくさんのコメントと観覧数、正直驚きました。ありがとうございました。



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Last-modified: 2013-05-17 (金) 00:00:00
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