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silent

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Lem


silent 



 出逢わなければ良かった。

 ふとそんな風に思う事があるのは、僕が未だに彼への執着を捨て切れていないからかもしれない。
 未練が彼の幻想を脳裏にこびりつかせ、視界を占拠し、歩行の権利を強奪する。
 かつて在った首の輪から伸びる彼との繋がりが僕を過去へと引き摺り戻そうとする。
 あの頃に戻れたらどんなに幸せだろうとさえ思う。
 けれどそれが叶わぬ願いで、背後を振り返っても彼の姿は何処にも無いであろう事は、幼稚な僕の頭でも解りきっていた。
 何より耳に残る言葉が、それを許さなかった。
 彼の言葉では無いが。彼の物では無いが。
 それを選択し、言葉を選んだのは彼だった。
 こうなる時が必ず来ると彼は知っていたからこそ、この言葉を歌に、音に乗せて流していたのかもしれない。

 幻の旋律が風の音に乗って流れる。
 次々と浮かぶ彼からの言葉。
 けれど彼の言葉ではなく。
 僕が彼の声であると夢想するもので。
 言うなればそれは夢の残滓が解けて溶ける音でもあった。

 記憶に残る彼の姿。
 顔を撫でる彼の手指やその温もり。
 必要な事柄は彼から全て学んだ。
 それなのに僕は彼の事を何一つ知らない。
 いつも傍に居て、居るのが当たり前で、これからもそうだと思っていた。

 僕は捨てられたのだと思う事が出来たならどんなに心が楽であったろうか。
 今からでもそう思い込むのは遅くないかもしれないが、僕には出来そうになかった。
 彼がそんな事をする人でない事位、一番傍にいた僕がよく知っている。
 先程知らないと言ったばかりではあるけれど。
 それだけは確信を持って言える。断言してもいい位に。
 では何が気掛かりなのかと言えば、やはり知らない部分に相成らぬ訳で。
 僕は彼の声を一言も聞いた試しが無ければ、彼の言葉を刻んだ記憶も無いのだ。
 にも拘らず彼の言葉は僕の胸に、頭に、全身に刻まれている。

 記憶の中の彼は黒衣に身を包み、襟元を金色のスカーフで隠していた。
 季節が変わっても彼はその色彩以外を持たず、衣装の変化もよほど注意して見ないと全てが同じ服装に映る。
 自前の冬毛が夏毛に生え変わる時期になっても彼は常に襟元を隠し、どれだけ過酷な日であろうと外す事は無かった。
 その昔に一度だけ彼の襟元から伸びる布切れの誘惑に釣られ、彼の襟元を露にした事があった。
 生憎と無邪気さが残る時期でもあった故か、僕は目前の布切れと格闘する事に躍起になっていて彼の頸下までは気が回らなかった。
 格闘に飽き、我を取り戻した先に気付いたのは僕を優しく見やる彼の視線だった。
 奇妙なのは自らの手で頸下を、喉から出る声を捻り潰すかの様な、異様なまでの秘密の保持だったろうか。
 幼心にも分かる異質さが、彼の無言が圧力となってか知らずか。
 僕はその日から彼の襟元より伸びるそれに手を出す事を固く禁じた。
 彼の表情に怒りは無く、優しさだけが貼りついていたとしても。
 僕の眼に映る彼の双眸の輝きは何処か悲壮感に包まれていた様にも感じた。
 その日を境に様々なものが視える様になり、物事を通して己を識り、自らの行動に信念を持つ意識が芽生えた様な気がする。
 時が経つにつれて自信の経験も練磨され、無垢と無知をそのまま形にした小さな自分とは見違える程に成長しても尚。彼の事は分からず仕舞いだった。

 彼と言葉を交わす事が出来たならば、実に様々な事を知り得たかもしれないし、心の奥深くで繋がる何がしかを明瞭に感じ取れたのかもしれない。
 その度に金色の眼が彼の双眸を貫き、星を乗せた尾先が彼への返答をまだかまだかと揺らめくものの、ついには彼の真意を得る事は無かった。
 彼はトレーナーでも無ければ科学者や医療に携わる関係の者でも無く、そもそも何をしているのかすらも曖昧模糊として判明しない侭だった。
 そんな煮え切らない僕へ彼は決まって卓上のラジカセを操作し、おなじみの曲を流す。
 曲名は分からない。旋律に乗せる歌詞も分からない。
 それでも回数を重ねるにつれて、漠然とした侭でも脳裏には残り、僕にとっての子守唄代わりにもなった。
 どんな詩なのか、どういう意味を持つのか。
 そんな疑問も彼の口から言葉として聞き取れれば、認識する事もできたかもしれない。
 しれないだけで。僕の勝手な願望に過ぎないから確証があるという訳ではない。
 一縷の不安を晴らすという意義では大いに意味のある事だろう。まぁその思いが汲まれる事は等々無いのだけれども。

 僕の知る彼とはそういう一面だけだ。
 語らない、という事情は思いの他に情報の意思疎通に影響が及ぶもので、僕は彼の名前すら知らないのである。
 それだけでなく自分の名称も、果ては何の生物であるのかも知らない。少なくとも彼と同じ生物で無いのは天地が引っくり返っても明らかだ。
 そういった物質や物事の名称については、森の木々に定住する鳥の囀りや小動物の囁き等を通じて学んだ。彼が人間と呼ばれる生物である事もそうした情報源からだ。
 そして僕と彼が住まうこの廃屋染みた森小屋は、元々誰が住んでいたのかも分からない程に悠久の中を佇んでいたという。
 外の世界からは隔離されたこの空間内において、僕は彼以外の人間を知らないのでそもそも人間は喋れないものなのだと思い込んでいた。つい最近までは。
 視える世界が広がり、行動範囲も成長に併せて拡大していった処で、彼が喋らない理由を僕は離別とともに知る事になる。
 当然唐突な別れの理由を追求しないはずが無かった。しなかったのではなく、出来なかったというのがあの場は正しい。
 彼が初めて外したスカーフの下には、どれ位の深さを伴ったのか見るに堪えない傷跡が袈裟懸けに刻まれていた。一本ではなく、四本。それが爪の痕で引き裂かれたものであると理解するのに時間は掛からなかった。
 獣の様な鋭い物で。僕の手足からも伸びるこの鉤爪で。彼は隠していた頸下を抉られた。
 僕がやったものではないとしても。その爪痕から伝わる凄惨さは、同じ事が僕にも可能であるという現実を突きつける。
 だからこそ彼はそれを隠していたのだろうか。幼心にも深く残るトラウマを植え付けまいとして。頑なに自らの本心までもを封印して。
 そうまでして僕を育てた彼の本心は一体何なのだろうか。
 その答えを聞きたくても彼は答えられない。答えられるはずも無い。
 彼の喉下に食い入る僕へ、彼は何でもない事の様に僕の頭を撫ぜ、手元のスカーフを僕の頸下へと巻きつける。
 緩みが無いかどうかをチェックしながら、彼は再三僕の頭を撫ぜ、頬の髭を整え、最後に鼻へ自らの鼻を近づけた。
 そしてあの音楽を鳴らす。ラジカセから馴染みの旋律が流れる。その中から聞える歌声が、今は聞えなかった。
 気付いて耳を澄ましてみても、歌声は何処にも無くて。
 始めからそんなものは無かったのだと。
 彼に突き放されている様な、そんな気分になって。
 堪らず、情けない声が喉から漏れた。
 どうして、と訊ねても彼は答えない。
 解っていても訊かずにはいられない。
 彼は。変わらぬ双眸を向ける彼は。
 そっと指先を僕の背後へと向けた。
 それが決別なのだと一瞬で理解できた。
 そのまま彼の命令を無視して佇む選択肢も、今思えばあるにはあったはずだ。
 そうしなかったのは、できなかったのは。
 単に彼の事を思えばこそ。
 選べなかったし、選べるはずも無かった。
 選んだ処で結末は何一つ変わらないだろうし、悪戯に彼の自尊心を傷つけるだけの様にも思えたからだ。
 自分を優先する以上に彼は僕の中で大きな存在で、それは母でもあれば父でもあり、それ以上の存在であったのかもしれなかった。
 心の底から好きだったからこそ、愛情を感じていたからこそ。
 彼を悲しませる選択肢は僕の中では禁忌に近く、絶対悪として認識されていた。
 然し。然しながら。
 僕の眼にはどちらを選んでも彼の悲しみは拭えないのでは無いかと。
 心の何処かでそう感じてもいた。
 確証は無い。無いけれど。
 僕はもう同じ日々は過ごす事が出来ないのだという事を、第一に認識し、理解する必要があった。
 そのためにも彼から踵を返し、指された方向へと歩を進める事が今の僕にできる彼への手向けだろう。
 それ以外は今は何も考えずに。
 ただただ指し示す方向へ。
 歩いて。歩いて。歩いて。
 何も、考えられなくなる迄に。



 噂というものは出始めがどんなものであったのかを予見しておかないと知らず知らずのうちに余計な尾ひれが付け足されていく。
 人から人へと伝わるものというものはそういうもので、特に形を維持できないものとなれば自分の下に伝わったものは大体七割が捻じ曲がっていると思っていいだろう。
 在りもしない話を面白おかしく付与しては吹聴する。まるで自分の手柄だと誇張するかの様にだ。
 ……くだらない。
 そんな馬鹿馬鹿しい流れに付き合ってやる暇があるのなら、私は直接現場へと赴く。何事も真実は己の目で見出さなければ気が済まない。
 周囲の反応は案の定、襲われて大怪我をするだの最悪食べられるだの、まるで真相を暴かれると困るかの様な反応だ。
 中には本当に私の身を案じての静止もあるかもしれない。けれど誰かが行かない限り、この下らない流れは終わらない。
 連鎖を断ち切るには元手から、根源から切り捨てなければ何れ又似た様な流れが再発する。
 実に、面倒臭い生物だ。
 とても私と同じ生物だとは思えない。それとも私自身が彼等とは違う生物だとでも言うのだろうか。
 そんな戯言を頭の中で捏ね繰り回しているうちに、件の目撃場所に着く。
 さてさて、何だったか。
 頭頂部からは炎が噴出しているかの様な鬣に、蛇の如くくねる尾は星を咥えて一生離さない。極めつけは暗闇から覗く双眸に見つめられたら生きて帰れない……だっけ。
 うん、前二つは兎も角最後の生きては帰れない……って、じゃあ誰が伝えたんだろうね。
 ちょっと考えれば子供でも分かりそうなものなのに。私がそれを言っちゃあ世も末だけどさ。
 ふぅ、と溜息を吐きながら携帯電話を取り出し、側面のボタンをプッシュする。微かなイルミネーションとともにデジタルな数字がライトアップされた。
 現在時刻は逢う魔時。わざわざ時間を確認しなくても徐々に沈みつつある夕日だけで事足りるが、そこは習慣というものだ。
 ……ああ、習慣か。噂に尾ひれをつけて吹聴する輩は何が楽しくてそんな事をしでかしているのかと思ったが、それが彼等の習慣なのだとすれば私も流石に何の言葉も見出せない。お手上げである。
 習慣なんてものは意識しなければ無意識的にやってしまうものである。そんなものを相手にしていたらキリがないし、こちらが参ってしまうばかりだ。
 あーあー。幽霊の正体見たり枯れ尾花って奴を証言してやろうと思ったのに、別の真実を見つけてしまって何だか酷くやるせない。
 もういいや、帰ろう。どうせ居る訳ないんだから皆には居なかったとでも言えばいいだけの事だ。
 そう独り言ちて丘の上へと踵を返した処で。
 先程までは何もなかったはずの地面の上に。
 暗い闇が私の足元へと伸びている。影の形は横へと広がり、奇妙な陰影を醸し出している。
 そう、まるで炎の様な。
 揺らめく鬣と、星を食い潰す蛇の様な。
 まさかと思った。そのまさかだった。
 浮つく視線を上へと見やると、夕日を背景にそれは居た。
 然しながら実態も影の様に染まって見えず、先程の陰影よりもはっきりとした形を捉えるのみで。
 否、それはどうでもいい。それよりも。
 蠢く闇から覗く金色の双眸が。
 私の眼と合ってしまった。
 不味い。足が、動かない。
 あの噂を信じていた訳ではないが、仮に真実だったとするのなら。
 この状況は非常によろしくない。しかし助けを求めて大声をあげようにも向こうの出方が分からない以上、下手な行動にも移せない。
 第一に腰が抜けかけていて、気を緩めただけで私の身体は地に伏すだろう。妙に冷静な自分が何処かおかしい。
 不意に軽快な音と振動が手元を襲い、予期せぬ驚きの反動で私は手元に握った侭の携帯電話を落としてしまう。同時に腰も。そして全身が今になって思い出したかの様に震え始めた。
 先に佇まいを崩した私の様子を見計らってか、前方の影もこちらへとにじり寄ってくる。
 最後の抵抗として大声をあげる策もどうやら果たせそうにない。
 私を見つめる金色の双眸がそれを許してくれないからだ。
 一歩。二歩。三歩。もう直ぐ手前だ。
 ただそこまで迫り寄れば影の正体も徐々に薄れ、大分輪郭が露になる。
 成る程。炎の様な鬣も、蛇が星を喰らう話も、よくよく見れば大体合っている。
 全部が全部間違いって訳でもないらしい。うん。それだけ確認して私は満足した。満足していないけども。
 獣の口吻が私のすぐ眼前にまで迫ってきた。流石に自分が喰われる様は見たくないのでそこで瞼を下して世界に見切りをつけた。
 鋭敏になった肌から伝わる獣の鼻息がこそばゆい。顔全体を舐め尽される感覚が、鼻息を通して余分なイメージを植えつける。頼まれもしないのにその次の結末まで付属してくる自分の妄想力は呆れを通り越して逞しいものだとさえ思う。
 それにしてもまだなのだろうか。私は焦らされるのが嫌いなのでこういうのはさっさと一思いに終わらせて欲しいものなのだけど。
 流石に長すぎる間に堪えられず、うっすらと片目を開く。獣の姿は無かった。眼前には。
 ほんのちょっとでも幻だったのかと思って油断した自分が悪いとは言え、ふと視線を下した先に件の獣が横たわっている等と誰が予想できるのか。
 一際大きく飛び跳ねる自分の反応よりも早く闇が跳躍した。再びあの金色が私の眼を射抜く。そして堪えられない間。
 間。間。間。
 それを打ち砕いたのは私でもなければ獣でもなく、地に落とした携帯電話の着信メロディだった。
 予期せぬ鳴り始めに緊張感が生まれるも、先程みたいに激しい交差はなく、寧ろ場の状況は落ち着きを取り戻しかけている。
 獣の関心が私から逸れ、携帯電話に釘付けになるその様を眺めるこの状況。
 奇妙だ。実に奇妙だった。奇妙すぎた。
 奇妙を通り越して珍妙でもある。
 それでもやはり自分からは動けないので、事の成り行きを静観している事しか私に出来る事はなかった。
 夕日を背景にしていた先程の位置から逸れた獣の姿は何てことは無い、何処にでもいるような生物のそれだった。
 やはり噂に尾ひれが付きすぎていたのである。この場合憑き過ぎたとも言えるか。
 何れにしても目前の獣が既知の存在であると認識できた以上、必要以上に怯える要素は無くなった。けれど。
 例え既知の存在だとしても目前の獣が人畜無害かどうかなんて保障は何処にも無い。状況的にはあまり変わってはいなかった。
 ただ。何となく眼前の獣は私が思う程危ない生物では無い様な気がしたのだ。
 何となく、だけれども。ずっと鳴り響いている着信メロディに耳を傾けるこの獣を、私はそれほど危険な子だとは思えなかった。極めつけは頸下の薄汚れたスカーフだ。元は人に飼われてたのだろうか。
 着信メロディが止まり、獣の関心が再びこちらに向く。
 ゆっくりと手を掲げ、刺激しない様に緩慢な動きで携帯電話を拾い上げる。画面に広がるアプリ一覧からミュージックを選び、先程と同じ曲を流す。
 着メロと違ってフルバージョンを流したので今度はゆっくり出来そうだった。
 流れる旋律に、男性の歌声が波となって耳に入ってくる。
 しばらく視聴していてふと思い出したかの様に、私は傍らの獣にこの曲の由来を説く。

 それは二つの同じ音楽があって。
 流れる旋律も同じで、歌い手も同じだけれど。
 流れる歌声は全くの別人の様に聞えるのだそうだ。
 その歌い手は昔、二度と歌う事はおろか喋る事さえも叶わない大きな事故に見舞われた。
 医者でさえ匙を投げる程に、歌い手の症状は深刻だった。
 けれど歌い手は諦めず、数年のリハビリを経て自分の声を取り戻した。
 流石に以前と同じ声質が戻る事は無かったけれど、歌い手の努力を多くのファンが感涙し、歌い手の復活を羨望した。
 それがこの曲、なんだけれども。
 歌い手が最後に唄ったのはこれだけ。
 何故かは分からないけど、この曲にだけ拘った。

 その曲が意味するメッセージは。


――また逢える時が来る――



 後書

 今更ながら後書(2013/7/6(土)の深夜)。
 何でこんな遅くなってんだ!という言い訳を展開させていただくならサボり過ぎたんだYo!
 しばらく多忙期になるというよりネット環境から離れる時期が差し迫っているので、重い腰を漸くあげました。昨日までのルール、今日はただのルーズ。三連続。

 本題。人間が出ました。ポケモンだけの世界よさようなら。こんにちは人間。
 僕の中で一日一作品が今熱い!いや冷静に考えたら昔からだった。

キャラクター

・コリンク(前編)、レントラー(後編)
 同胞の居ない森の奥深くである男とともに過ごす。
 彼から譲り受けたスカーフは再会の目印でもあれば次世代へ託すバトンの手綱でもあるが、本人がそれをどう思うかは別のお話。
 
・彼
 一時は時の人として世間を賑わせた著名なアーティストだったが、事故により声と名声を失う。
 その事故は不運にも凶暴化した野生のレントラーの襲撃で、彼が命を取り止めた後には既に処分が下されていた。
 事件の究明によれば母親は身篭っていたらしく、処分間際に摘出された赤子を彼が保護した。
 彼が失った時間と、赤子から失われた未来は、残酷ながらも等速である。


 私が人間を出すと相変わらず人物の背後にあるものを書かないので、設定でやっと物語の真髄が明かされるってのはちょっと悪い癖。
 後書になって明かされるのに待たせてしまうのも悪い癖。
 だが私は謝らない! 又次回。


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Last-modified: 2013-06-22 (土) 00:00:00
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