Writer by RYO
CP ♂×♂ *ほぼBL かなり過激な内容注意
※官能表現有り
俺からしてみれば、あの時の決断は正しかったと思う。でも、主人はどう思っているのかな。大切に、幼い頃から育ててくれた。あの日々は本当に楽しかった。
今でも思い出したら自然に頬が緩んでくる。また一緒に生活して、毎日が幸せだったあの頃の戻れる気がして。
もう一回会いたいな。また抱き締めて、撫でて貰えるかな。よく夢に出てくるんだよ、主人が。仕事から帰って真っ先に俺達を撫でて、小さい風呂で皆で騒いで。
これから先、いつ会えるのかな。
忘れた事は無い。主人の事。今でも大好きだよ。
「ねぇ」
「…んぁ?」
「今日はどこで寝ようか」
どこでも良いじゃねぇかと突っ込み入れたかったが、後からあーだこーだ言われるの嫌だから今回はお前に任せる。
別にどこで寝ても変わらないと思うけどな。誰も襲ってこないと思うし。第一こんな山の中なんて普通人間なんか来るわけ無いって。
一年以上ここら辺に居るから分かるだろうに。
とりあえず別にどこでも良いと軽く流した。じゃあそこと言って勝手に行ってしまった。
それなら最初から聞くなっての。まぁ俺が嫌だと言っても変わる訳無いと思うけど。
あの洞窟かぁ…。グラエナの俺でも全然大丈夫な広さだけど、何かジメジメしてそうだなぁ…。湿気とか凄そうだ。朝起きて毛がごわごわになりそうだな。
でも地面は平らだし、適度な奥行き。んー、良くも悪くもなし。今夜泊まるだけだから別に良いか。
ん? しっかし何か見た事あるような気がするぞ、あの洞窟。まぁずっと同じ森に居るから前にも来たかもしれないな。またお邪魔させていただきますってか。
「ん~、ふかふか」
適当に取ってきた木の実を食べて丁度仰向けに寝転がってのんびりとしていた頃、いつものようにリオルが俺のお腹の毛に顔を突っ込んできた。
確かに他のポケモンよりふさふさして触ったら気持ち良いと思うけど、やられてる本人は結構くすぐったいんだよな。
そんな事を知ってか知らずか遠慮なしに触りまくったり頬をすり寄せたりと。ちょ、マジでヤバイって。
「おいっ、ちょっ、くすぐっ…ぶっ」
脇腹辺りを重点的に攻められ、思わず噴き出してしまった。それが面白くて止めようとしないリオル。そこは触るなって前から言ってるじゃないか。弱いんだよそこ。
完全にコイツのおもちゃになってるし…。これ以上やられるとマジで、
「やっ、マジ、くすぐっ…んっ!」
「やっぱり兄ちゃんのコレ、おっきいなぁー」
「なに触って、んんっ!」
この野郎、どこ触ってやがるんだ…。マズイってそんなに触ったら…揉むな扱くな嗅ぐなぁぁぁぁぁ…。
自分の意思とは関係なくどんどん膨張していってしまうその象徴。お構いなしにソレを大きくしようと弄っているリオル。
「へへっ、感じた? 」
「…」
その大きくなったソレを面白いものでも見るような目で眺めているリオル。普段は鞘に収まって目立たないが、皮が剥けて綺麗なピンク色のソレが天に向かってぴんと立っている。
灰色の毛皮のおかげでより一層目立って見えた。
いつも一緒に居るからってこんなもの見られたら恥ずかしいのは当たり前だ。
「いっぱい出してね? 」
「何が…うぁっ! 」
何かぬめったものに包まれたと思ったら、リオルがソレをぱっくり咥えてしまった。その瞬間、自慰とは桁違いの快感が背中を伝って脳に届いた。
びくびくと先走りを口の中で染み出してるのが感覚でわかった。それを次から次へと胃に流し込んでいくリオル。
だが俺も雄。そんな生温い刺激じゃ簡単に出さねぇよ。
「んー、なかなか頑張るねぇ」
「…うるせぇ」
「ふふっ、じゃぁ本気出すね」
その表情が強気な笑みへと変わった。突如、さっきとは比べ物にならないくらいの快感が体を駆け巡る。当然我慢など出来ず、だらしない声が出てしまう。
今度は両手を使って扱きながら、先っちょを思いっきり吸われている。これは完全にスイッチが入ってしまったみたいだ。
しかもソレを咥えた時の表情が何とも卑猥で。ヤバイ。これ以上やられると…無理だっ。
「おい…もう…出っ…」
「んっ…、来て…」
「だ…め…あぁぁぁっ!! 」
電気が走ったような快感が頭まで突き抜け、びゅくびゅくとリオルの口内に思いっきり射精してしまう。ソレを零さずごくごくと飲み込んでいく。
しかも美味しそうに。あんな苦いものよく飲めるよな…。この前興味本位で自分のを舐めてみたけど、とても飲めるようなものじゃなかった。それをコイツは…。
「んぐっ…、美味しかったよ、兄ちゃんの」
「嘘だろ」
「だって兄ちゃんの味だもん」
「訳わからねぇよ」
だから兄ちゃんの味だもんとか言ってむすっとした顔で俺の胸に飛び込んできた。コイツ…、いつまで経っても甘えん坊だな…。
主人と生活してる時から変わらないな。変わったと言えば…、なぜか俺の体を求めてくるようになった…くらいか。
しかも…雄同士なのにお構いなしだもなコレ…。最初は俺は拒否してたけど、日が経つにつれてレベルが上がってきて…まぁ、断るに断れなくなった訳だ。
力も俺ほどでは無いが、かなり強くなってきたし。
抵抗したら結構ダメージ受けるからしてないけど、そのせいでだんだんエスカレートしてっているのが事実。
俺も好きでやっている訳では無いけど、コイツの嬉しそうな顔見たら何だか悪くないかなって。もちろん俺はそういった趣味は全く無いからな。
「なーに考えてるの?」
「ん?…主人の事」
「どこ行ったんだろうね」
主人が俺達を逃がした理由…、それは…まぁ簡単に言えばアルバイトクビになって俺達の食事代とか生活費が無くなったのが理由だな。
それで泣く泣く俺達をこの森に逃がしたって事。そんで実家に帰っていったって訳だ。最後に見た主人の顔、涙と鼻水でぐちゃぐちゃだったなぁ…。そりゃぁ悲しむよな。
でも決して「見捨てた」訳では無いと思ってる。俺達の事凄く可愛がってくれてたし。毎日川の字になって寝て、朝起きたらみんな違う所で寝てたりとか。楽しかったな、あの頃は。
今は今でそれ程不便ではないな。食べ物もそこら辺に木の実がいっぱい生ってるし。寝るところもあるし、人間なんてこんなとこ来ないから。
そこら辺にナワバリとかも無いし、争いも今まで無かった。逆に平和過ぎて退屈してるくらいだよ。
「主人の事、好き」
「そりゃぁ大好きだよ」
「ボクより?」
「うん」
「だーめっ」
「うぉっ」
格闘タイプらしくリオルが俺の体を押し倒し、胸の辺りに跨ってしまった。それでもあまり痛みを感じなかったのはコイツなりの気遣いか。
目と鼻の先には半立ちになったリオルのソレが。俺に舐めろとでも言いたそうな顔で見てくる。
その雄の香りになぜか体が反応してしまい、俺は無意識にソレを口に含んでいった。途端鼻に抜けるこの匂い。
「んんっ…兄…ちゃん…」
口の中でどんどん膨張していくソレ。さっきやられた仕返しも含めて更に攻め立てていく。
まるで雌みたいな喘ぎ声を出して襲い掛かる快楽に耐えているリオル。その声は俺の雄の本能を掻き立てて。
その根元のふっくらした袋まで口内に含み、優しく、解すように転がす。効果は抜群だ。時折ぴくりと腰が浮き、その度に先走りを俺の口に流し込まれていく。
その独特な味を感じて、更に攻めていく。時に吸ったり、舌で転がしたり、先っぽの孔を突っついたり。
「にいちゃ…もう…出ちゃう…」
おっと、危ない危ない。そんなもの出されても飲める自信無いな。なのでかわいそうだと思うけど、一旦離させてもらうぞ。
当然寸止めされた本人は何でやめるの、とでも言いそうな顔で見てくる。うわっ、可愛い…。そんな目で見られたら、俺…。
「わぁっ」
がばっと仰向けから形勢逆転。よし、上手くいった。痛そうな顔はしていないから大丈夫だろう。
まだリオルは何が起こったか分かってない様子。きょとんとした表情で見上げてくるリオル。
傍から見ればリオルを捕まえて食べようとしてる様にも見えなくもない。まぁ別の意味で食べるんだけど。
「ボクのこと、食べるの?」
「うん。食べる」
「ふふっ、いっぱい食べてね」
コイツ、何期待してんだか…。そして何喜んでんだか。まあいい。抵抗しない方が楽に進められる。
まずどこから頂くかな。コイツの弱点はけっこう多いんだよなぁ…。耳とか、尻尾とか、頭の房とか。
あと背中も弱いし。
「兄ちゃん、おっきくなってるよ」
「…やかましい」
この状況を楽しんでやがる…。そんな余裕見せて良いのかな?
今からとことん狂わせてあげるよ。その快感から抜け出せなくなる程に。何度も何度もイかせて、意識ぶっ飛ぶまでやってやる。
んー、そのためにまずどこから行こうかな。
「あむっ」
「ひゃっ!」
まず耳だね。耳と言うより突起物みたいなやつ。まだ未発達なそれをぱくりと食んでやる。やっぱり大体のポケモンはここが弱いんだよなぁ。
現に俺もそれには弱い。ここやられたら完全に力抜けちまうもん。昔主人にやられて笑われたんだよなぁ…。腰抜けて…。
「はぁっ、兄ちゃ、そこ…!」
そんな声も気にすること無く続けていく。
効果抜群だ。さらにダメージ二倍の。まだ幼い甲高い声を出して悶えているリオル。
おいおい、始まったばかりだぜ? これだけで感じてたら…何だか楽しみだな。
「そんなにイイのか」
「あたま…おか…しく…あぁん!!」
そうだ。何も考えるな。ただ俺に身を任せてればいい。
既に目の焦点が合ってないリオル。だらしなく四肢は投げ出され、快楽の涙を流している。
口も閉じる事もせずに涎が垂れてしまって。
俺は耳への刺激を止め、そのだらしなく開けられた口へ強引に自分の舌を突っ込む。口の構造上深くキスは出来ないけれど、それでもその小さな舌を引っ張り出し、絡め合う。
ぬちゃぬちゃと何とも卑猥な音が今俺達が居る洞窟内に響き渡り、更に興奮させていく。
本当はここまでするつもりは無かったんだけど、コイツのその…可愛さが悪いんだ。
その涙の跡を舌で消すように舐め取ってやり、前足で出来る限り密着するように抱き締めてやる。
リオルもそれに応えるように、俺の背中に手を回し、ぎゅっと抱き合うのだった。
「無理はするなよ?」
「大丈夫だよ」
いわゆる騎上位っていうやつか、仰向けの俺の下半身にリオルが跨っている。さっきからこそこそと後ろの孔を慣らしていたようだ。まぁ匂いで何となく分かってたが。この俺が気付かれてないとでも思ってんのか?
だがいくら慣らしていても体の大きさ的に俺のものを受け入れるのはかなり辛いだろう、もっとも、そこは何かを入れるところではないのだから。
今まで俺に体を求めて来たりはしたが、ここまで踏み込んだ事は無かった。
「…いっ!」
くちゅっと、慣らしてはいたのだが、予想通りだ。先の部分だけは入ったのだがそれ以上は入って行かない。
それに痛そうな顔をしているのだから気持ち良さなんて感じないだろう。
「止めるか?」
「ダメ…、全部入れるんだから…」
コイツ…、辛いのに、俺の為をもって言っているのか。それだけ俺の事が…。
「何か引っ掛かって…、こう捻じると……んぇぁぁぁぁぁっ!!!!」
「ぐっ…っ!」
すとん、と一気に根元まで入ってしまった。熱くて、ぎちぎちの俺のモノを締め付けてくる。それが呼吸に合わせて蠢いているのだからもう…。
思ず腰を振りたくなったが、なんとかその気持ちを抑える。
目を見開き、口をあんぐりと開けて動かないリオル。痛そうにも、気持ち良さそうにもしていない。
俺もびっくりするわ。だってお腹盛り上がってるんだぜ?
「…あ…が…ぅぇ…」
尻尾もぴんと立って動かない。幸い血は出ていないけど、かなり苦しいだろう。
俺は大丈夫だけど、今動くと確実にリオルの体を壊してしまいそうだ。もうやってしまいたいという感情を抑え、体が落ち着くのを待つ事にした。
「あぁっ、にぃ、は、やぁん!!」
落ち着いたと同時に、俺は思いっきりリオルに腰を打ちつけていた。
ずちゅ、ずちゅっと、まさに飢えた獣のように激しく突き上げて、周囲に液が散乱しようとも気にしない。
その衝撃に耐えるリオルの息も絶え絶えで、しかし意識ははっきりとしている。
出し入れする度にリオルは絶頂に達し、精液は尽きる事無く吐き出されていく。
そのお陰で仰向けの俺のお腹の上はべとべとになっていた。
「ぎゅ、ひぃ、きゅん!」
「良いぜぇその声、もっと狂えよ!」
もう完全に堕ちてしまったリオル。鳴き声も獣そのものになってしまっている。
ぐちゅぐちゅと結合部から奏でられる卑猥な音が、放たれるその匂いが、この洞窟内に響き渡って。
出しては入れる。その単調な事に俺達は幸せと快楽を覚えてしまう。
その幸せを欲しがり、更に深く深くソレを突き入れて、リオルのお腹を精液で満たそうと腰を振る。
「あぁぁ、もぉ、おな、いっ!!」
何かを伝えようと叫んでいるが俺の耳には届かない。
もっと狂わせてやろう。そう思い、俺は一旦その運動を止める。いきなり止まった事でリオルの顔はふやけた締まりの無い顔になっていた。
歯を食いしばって耐えていたからそうなるだろう。だけどその顔で居られるのも今だけだぜ。
エグい展開に持ち込もうと思うんですが。
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