-Vistaccia the Appetit- ?
- 小説のコメントを
ベルジュさんは味の道楽人・・・!あぁ、ク族ですね、わかります(違
彼はどうやって味を感じたのでしょうか?気になる所です -- ダフネン ?
- 早速ありがとうございます!
ク族ですか……意識したつもりは無かったですが、言われて見ると凄く似てますね(笑
その辺りの不思議力などは、今後の展開で明らかにしてゆく予定です。コメントありがとうございました。 -- Vanilla ?
- ベルジュはなんだかちょっとした探偵に思えてしまいました。でもまさか食通の人だったとは。 -- ルギアス ?
- 意外と早く完成できて良かったです。
>ルギアスさん 探偵ですか!何となく意識したようなところもあったかもしれません。味覚探偵……というのも楽しそうな話になりそうです。
ただ、私自身の脳味噌が探偵レベルについて行かないでしょう……残念です。(笑 -- Vanilla ?
- 感情が手に入ることで人は快を得て同時に苦をも得た。欲や誘惑を断ち切ってしまえばそれは苦も快もない空虚な世界。涅槃に入るのはどちらをも超越した感覚でしかないわけでしょうね。はたして煩悩のない世界『涅槃』を求めてエムリットの呪いを受けるのは幸か不幸か?
なってみないとわからないし、なってしまったら快も苦もないわけだからわからない。答えは宇宙の真理とかいう分厚すぎる壁に阻まれて凡人にはたどり着くことが出来ないですね。
そんな事を考えながらヴィヴァルディ先生の説明を聞いた瞬間ヴィスタチア・ストンが要石のことだと思ってしまいましてね。そして先生のことは音楽家に見えてなりませんでした……パーマだし。 -- リング
- 涅槃ですか……これはまた凄いところを突いてきましたね。あなたの博識さに驚きます。
煩悩があるからこそ、相対的な幸せがあるのかな……というのは超越した感覚を持たない私の感覚ですが、超越した感覚というのは……実は今後の展開に関わってきたりもします。
要石……?ググってみましたが、分かるような分からないような……。ビーダル→「ビ」……バルディ! という適当なネーミングでしたが、そういえばアントニオ氏もパーマでしたね。どこまでも博識な感想、ありがとうございました -- Vanilla ?
- 初めまして。亀の万年堂と申します。僭越ながら、この作品を読ませていただいたことで、いくつか思ったことがあるので、感想として述べさせていただきます。
まず、作中にあります田園都市ラインのくだりですが、私のお世話になっている方が、恐らくモデルになっているであろう場所の近辺に住んでいるということもあり、思わず失笑してしまいました。作中の彼らが、学校に電車(設定ではそうではないかもしれませんが)で通っている光景を想像しますと、色々と妄想をかきたてられる次第です。
次にギャンブルの場面ですが、ベルジュ君が不思議な力を使って、仮想賭博ではありますが、大量の富を築いているところ、そして、自らの力にそういった使い道があると見出したところで、私は思わず芥川龍之介の『魔術師』という話を連想してしまいました。ベルジュ君が後に、かの作品と同様の結末に至るかどうかはわからないのですが、結論の出せぬ味を感じる時を含めて、今後も彼の動向が気になるところです。
最後に「ストン」、及び恋の部分についてですが、今回この作品を読ませていただいた中で、ここが一番考えさせられました。ポケットモンスターを野性と捉えるか理性と捉えるかは人によって様々だとは思いますが、この作品中においては「ストン」というものを持ち得ることによって、理ある生き物となっていますね。理を持つということは、作品中でも語られているように、考えることができるようになるということであり、それに伴う様々な感情をも得るようになるということですよね。それは例えば、生物の本質とも言える生殖行動においても、「恋愛」といったことができるようになることを意味しているのだと思います。
まともな「恋愛」、もしくはそれに類するものを抱いたことも抱かれたこともなく、屈折した行為しか受けてきていない私が言うのもどうかとは思いますが、この「恋愛」というものは、時に生き物を殺すものとなり得ます。しかしながらそれは、生きるためという意味では野生でも行われていることでもあり、得てして理ある者にだけ見られるものではありません。ですが、野性ではそのために他を殺すことはあっても、自を殺すのは極めて稀であるのに対し、理性においては、多くの場合、自分自身を殺すこととなります。そしてそれは、野性的な生活を捨て切っても、未だに残っている本能と、それを代償に得た理性との葛藤故に生まれるものだと思います。ですから、「考えなければ、楽になるのにね」という言葉は実に的を射ていると思います。考えることができなければ、後悔をすることもないのですからね。
と、簡単には結論を出せる問題では無いのに、長々と語ってしまい申し訳ありませんでした(おまけにぐだってしまいました)。私自身、この野性と理性については、自分の子達に課している部分があるので、色々と考えさせられて勉強になりました。遅くなりましたが、ご執筆お疲れ様でした。続きもあるということなので、楽しみに待たせていただきます。ありがとうございました。-- 亀の万年堂
- 初めまして、とても読み答えのある感想……ありがとうございました。
私自身も深く考えつつ作ったつもりなのですが、亀の万年堂さんの考察もまた私と違った視点で、新たな視点を持てそうです。
田園都市ラインは……私が個人的に良く利用しているために、おまけとして出してみました。電車についても色々描写する予定はあったのですが……何だか蛇足なのでカットしたりも。
ポケモンが電車を利用、っていうだけでも色々面白い話ですよね。擬人、とでも呼ぶのでしょうか(笑
なるほど、そんなお話があるのですか。私は存じませんでしたが、文豪の小説には、機会があれば触れてみたいものです。
彼の今後、ですが……これに関しては、自分にもまだ確たる展開が開けてません。しかし、何れ開けることでしょう……願望ですが。
かのアンパンマンの詩の一説に、「なんのために 生まれて なにをして 生きるのか こたえられないなんて そんなのは いやだ! 」というフレーズがありますが、
理性というものは時にこうした葛藤を生みますね。相反する、野性というものは、仰るとおりにより「生殖行動」に重みを置いてると思います。
理性による恋愛、葛藤、例えば現実でも猫と人間では理性により抱く感情が、行動に現れる領域に大きな違いが出来るものですが、
そうした相反する――と一口には言えませんが、ある程度ベクトルが逆を向いている性質について、この小説では取り上げたつもりです。
こうして読者の方が深く考察して下さるというのは、作者としてはとても嬉しい限りであります。
その刺激を受けて、自分自身の考察も深まるというものでしょうか。何にせよ、貴重な感想をありがとうございました。
また機会があれば、お読み頂ければ幸いです。 -- Vanilla ?
- 賭事から予知まで味わえる能力、興味深いですね。次項も楽しみにしてます。 -- GALD
- >GALDさん どうもありがとうございます。賭事は全く私の好みで入れてしまいましたが、次回ではもっと有意義(?)に予知を活躍させれたらなぁ、と思います。コメントありがとうございました! -- Vanilla ?