ポケモン小説wiki

Lost　existence　登場人物、世界観など

警告＆前置き† 

警告！！異常なほどのネタばれを含みます。
本作を見てから観覧するのをお勧めします。


このページ本当にいるのか？　と思うほど空気な登場人物紹介です。
本編を読んでいて、こいつなんなんだ？　とかお思いになった時に活用してください、by春風

世界観† 

本家の世界観より、人間がより優位に立ち、ポケモンたちを奴隷のように利用している世界。
人間たちは町に住み、ポケモンを利用して暮らしており、逆に一部のポケモンは小さな集落などを作り、自然などと調和して生きている。
人間が現れる前に、舞台となる大陸ではポケモンが国家を築いていたが、人間の襲来とともに滅びている。

ポケモンと人間の話が通じるのは、通じなきゃやりにくいから♪・・・みたいな感じで、とくに理由はありません

…すみません、妄想で…。

登場人物(メイン)† 

レギュラーみたいなもん。

ルーク　(マグマラシ　雄)

もともとは人間のもとに居たポケモンだったが、ミナモに主人を殺されて以来、彼女とともに行動している。
とくにエデンに行くことは真剣に考えてなく、ただの狂言と思っている。
幼いころ両親に虐待され、逃げ出したところを捕えられ、無理やり戦いを強要されていた過去を持つ。
ミナモ曰く、ある程度腕は立つようだが、本人はあまり戦闘を趣味としていない。
基本的に色事の関係は皆無だが、ミナモに少なからず性的な感情を持っている描写がある。
ちなみに、ミナモより年上(17歳)
名前の由来は、チェスの駒のルーク(ただカッコいい名前だから、とくに深い意味はない)

使用できる技は火炎車、火の子など、肉弾戦も好んで使う。


ミナモ　(グレイシア　雌)

子供のような面と残酷な面を合わせ持つ少女、ツンデレ。
幼いころに両親を人間に殺され、それ以来人間を激しく憎むようになり、神話に出てくる人間が入れない土地
「エデン」を目指して、旅を続けている。
両親を失ってから、「外道」と判断した人間を片っ端から殺していて、それゆえルークから狂人と思われており
自分でもそれを認めている。
実は昔の神官の家系で「アルセウス」の名字を持つ。

ルークに少し気があるような節があるが、気の迷いだと振り切っている。
ちなみに、ルークより年下(16歳)
名前の由来は作者が昔飼っていた犬(故人)のなまえのもじり。
・・・の、はずだがもじりすぎて本来の名前と全然違う。

使用できる技は氷のつぶてほかにも氷柱を召喚する技などがある。

セレナ(アブソル　雄)

長髪で左目を隠している青年、自分のことを旅医者だと名乗っている。
基本的に無表情で、表情、言動ともに感情を込めることは少ない。
実は昔実験動物として生きてきた過去があり、左目を隠しているのはその時に薬品を注射され、その後遺症で不気味な深紅の色をした瞳になってしまったからである。
血染めの楽団のボスとは同じ実験動物という縁があるが、抱える思想は真逆。

名前の由来は小夜曲(セレナーデ)から。

血染めの楽団† 

表向きは普通の強盗団だが、裏では昔、存在していたポケモンだけの王国の復活と人間社会の転覆を目的としている。
王朝を復活させてからの目的などは不明だが、ある女性が首謀者。
彼らの計画には神官の末裔のミナモが必要であり、彼女を新たな王にしようとつけ狙っている。

ミューズ(キュウコン　雌)

楽団を束ねるリーダー、セレナと同様元実験動物で、彼と同じ場所で実験を受けていた。
どこで知ったのかは不明だが、王朝の思想に取りつかれ、人間社会の転覆を目指すグループを作りだした。
人間社会に残酷なテロ活動などを指示する半面、性格は少し子供っぽい。
セレナに気があるらしく、彼に抱きついたりなどもしている。
名前の由来は音楽の女神の複数形「ミューズ」から。

使用できる技は鬼火、ほかにも自らが「幻術」と呼ぶ技も使える。

ノクターン　（ライチュウ　雄）

常にフラメンコギターを肩から掛けている（戦闘時は外す）、楽団のメンバー。
軽い口調で、強盗というよりも町の不良のような不意息を漂わせている。
見た目とは裏腹に、強力な電撃と高い身体能力を持ち、ミナモと対等以上に戦える。
油断する癖があるらしい。
名前の由来は夜想曲（ノクターン）から。

使用できる技はエレキボール、雷パンチ、十万ボルトなど

ラプソディ　(エルレイド　雄)

若くしてメンバーのブレーンを務める青年。
かなりの権力を持っており、彼の言葉には組織全体が動く。
「ボス」であるミューズの命令を伝えることができる人物でもある。
名前の由来は狂詩曲(ラプソディ)から。

リュード　(ガブリアス　雄)

血に染まった大槍を背負う、楽団のメンバー。
楽団の中では、おそらく高い位置にいる。
細身で長身で、何かにつけて地面に槍を突き付ける。
名前の由来は前奏曲(プレリュード)から。

マーチ　(フーディン　雄)

楽団のメンバーの一人、楽団の中ではリュード同様、高い位置に付いている。
遠距離でテレポートを使うなど、能力は高い。
名前の由来は行進曲(マーチ)から。

バルカル　(ラグラージ　雄)

がっしりした体格を持つ、楽団のメンバーの一人。
何かと他人の会話に平気で突っ込む癖があり、よくラプソディから注意されている。
メッツオと仲が悪い。
名前の由来は舟歌(バルカロール)から。

メッツオ　(ラムパルド　雄)

2ｍもある巨体を持つ、楽団のメンバー。
バルカル曰く、仕事はあまりまじめにやらないらしい。
鋼鉄と同等の強度を誇る頭部を持ち、そこから繰り出される頭突きの破壊力は高い。
戦闘力だけを見ると楽団の中でも高く、堅い頭を使ってのガードも得意

名前の由来は間奏曲(インテルメッツオ)から。

ロンド　(サンドパン　雄)

ミナモ捕獲を任された、楽団のメンバー、集落を一人で壊せるほど高い戦闘力を持つ。
ノクターン曰く「人間に飼われているポケモン」が嫌いらしい。
ミナモの事を姫と呼び、敬意をもって接している。
地盤を掘ることで、自由に地盤沈下を起こす荒業を持つ。
名前の由来は舞踏曲(ロンド)から。

使用できる技は　穴を掘る

サブ† 

ラナ　(イーブイ　雌)

真面目なイーブイの少女、シオンの姉。
ある出来事にまきこまれ、ルークたちと知り合う。

シオン　(イーブイ　雄)

すこし臆病なイーブイの少年、ラナの弟。
姉とともに、ルークたちと知り合う。
なお、ラナとシオンの名前の由来は、特にない。

エル　(人間　雄)

初の主人公側サイドの人間の少年。
ポケモンに理解があり、人間と敵対しているミナモからも、「仲間」と思われている。
子供のころ本当の両親に山に捨てられたらしく、現在はパームに育ててもらっており、彼女を「お母さん」と呼び親しんでいる。
基本的に裸だが、大事なところはちゃっかり隠している。

パーム　(ザングース　雌)

少し豪快な性格のザングース、とある山の中に討ち捨てられた山小屋に住んでいる。
昔、山に捨てられていたエルを拾い、自分の息子同様に愛情を注ぎながら育てている。

過去の人物† 

ノア　(種族不明　雄)

人間が現れる前に合った国家の、初代皇帝。
自分たちの種族を統一し、他の沢山の種族も支配下に置き、王国を建国した。
「神通力があった」など、彼にまつわる逸話も多い。
ミナモがグレイシアのため、彼もイーブイの進化系統であるが、明確な種族は不明。
過去の人物のため、現在は没している。

地名† 

この小説の土地名など、裏設定あり。
・ゴルゴダ大陸

小説の舞台となる大陸、地理的にはユーラシア大陸の二倍程度の大きさ。
大陸全体に国家があり、人間が支配している。
東西南北に大きく広がっているため、気候は特徴的な者が多い。
作中ではほとんど触れられておらず、裏設定となっている。
名前の由来はキリストが処刑されたという土地、「ゴルゴダの丘」から。

・フォレット森林地域

ルークとミナモが出会った場所、大部分が天然林に覆われた土地。
地理的な大きさは50エーカーほど。
裏設定として、一部草原地帯があり、多数のポケモンが生息しているが、高等なポケモンは少ない。
名前の由来は森の英語訳「forest」から。

・ピプル町

フォレット森林からそう遠くない、片田舎の町。
近くの大工業のある都市のベッドタウンとなっている。
中央広場付近には人通りが多いが、路地裏あたりになると全く人気がない。
路地裏の奥にはゴミ捨て場があり、ベトベターの巣になっているが、ルークのせいで全焼してしまった。
名前の由来は人々の英語訳「People」から。

・ホープ平原

森林地帯と山脈地帯の間にある、巨大な平原。
本編では触れられていないが、実はここは昔森で、その名残か小さな森が平原内にちらほらと残っている。
凶暴な肉食獣が多く生息し、また乾期になると砂漠並に気温が上がり、平原とはいえ抜けるのは困難。
裏設定として、一部高速道路が開通している。

・レドイ町

山脈地帯の入り口付近にある、中程度の大きさの田舎町。
道路には、毎日のように市場が立ち、その勢いは公園の中にまで屋台が並ぶほど。
ここでは一部の商人が、非合法でポケモンを売っている。

・遺跡の集落

森の中にある遺跡の周りにポケモン達が住み始め、生まれた集落
岩石、氷、鋼鉄を摸した姿の巨神(レジ系)を神とあがめており、土地神への信仰が根強く残っている。
遺跡には考古学的な価値があるので、人間はあまりここに手を出せず、基本的に平和な集落である。

・町はずれの遺跡

上の集落の奥にたたずむ遺跡。
外から見ると柱と地下の小部屋しかない場所だが、実はその内部には広い迷路のような空間が隠されている。


・エデン

ポケモンたちに伝わる神話に登場する土地、それがどこにあるのかは不明。
ポケモンを迫害してきた人間が増えてきたため、神が作った人間が入れない土地であるなどと、数々の伝承があるが、真贋は不明
ミナモの旅の目的地だが、ミナモ本人ですらその存在をあまり期待していない。
名前の由来は旧約聖書に書かれている楽園、「エデンの園」から。