ポケモン小説wiki

Fragmentの世界

　Fragmentの世界観を記すページです。
　まだ量が少ない感じですが、項目や用語についてもまだまだ更新予定ですので更新をお待ちくださいませ。

　また、ネタバレ要素は極力控えていますが、人によってはネタバレと感じる要素もあるかもしれません。
　世界観を知りたいという方は是非、この先をお読みくださいませ。

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世界観† 

　エルレウムと呼称される主に５つの大陸からなる世界。
　人間のいないその世界では、ポケモンが文明を築き上げ、技術を発展させている。

交通† 

　各大陸間の移動が多いため、船舶の蒸気機関技術が発達している。
　陸上の移動にもその蒸気機関技術を応用した交通機関を置こうとはしているものの、整備に費用が掛かりすぎるため先送りにされている。
　ポニータやギャロップが滑車を引いて陸地を移動する交通手段もあるが、高額で貴族くらいしか使わない。大抵陸地は徒歩で移動する。

王都の成り立ち† 

　レジスタは当初小さい街ではあったのものの、高い技術力を持った街でもあった。その技術力を他の街にも提供をし始めたことが国としての始まりであるといわれている。
　技術力を提供し、レジスタには他の街から恩義として物資が送られるようになり、レジスタと他の街は密接な関係となっていく。
　更には他の街との繋がりを利用した品と品の交換の場としてもレジスタはその間に入って行うことが主になっていく。
　こうすることで街同士の煩わしい交渉をすることなく、レジスタを介して平等な取引が行われることは他の街にとって有難いものだった。
　その貿易環境の橋渡しを熱心に行なったファイラルというポケモンは、レジスタの民の推薦を受けて街のさまざまなことを取り仕切る領主として就任する。
　領主になったファイラルは、他の街との提携を結び、技術力の提供と住環境の整備をする代わりに、他の街は物資をレジスタに提供するという両者の関係を契約の形として結んだ。
　ファイラルはレジスタと他の街との連携を強固なものにして、今まで希薄すぎた街と街の関係を強めていった。
　そして、他の街の領主の更に上、領主たちを統治する者として、王という位にファイラルは立つこととなる。
　これが王都であるレジスタのなりたちである。

政治† 

　主に王政が政治を取り仕切っている。
　王都であるレジスタを中心に他の街と契約を結び、税を徴収する。
　その代わりに、騎士団の護衛組織の提供、住環境の整備・開拓、技術力の提供、他の街との貿易仲介を行うシステムで一つの連合国として機能している。
　契約を結んでいない街や村は、王政管轄外とされ税を求められないが、その分上記の事柄は当然受けられなくなる。
　王政との契約を結ぶかどうかを決めるのは主にその街や村の領主で、王政との契約が必要ない場合はその契約を結ばないことを選べる。

ギルド† 

　王政とは直接的に関係しない組織集団のことをギルドと呼称する。
　元々この呼び名はレジスタの貿易商人たちの間で組合としての名だったが、貿易も王政管理されたために商人の組合としての意味では使われなくなった。
　探検隊ギルド、傭兵ギルド、旅宿ギルドなど、それを職とし生計としている者たちがギルドという集まりを作り、王政とは違う方向性を持って事業をしている。

地理† 

　ミーディア、フリジッド、ウォーム、セルニア、テクニスの５大陸にそれぞれの気候、風土がある。
　北に位置するフリジッド大陸は寒冷地の寒い大陸。その寒さゆえかドラゴンタイプのポケモンは少ない傾向にあり、寒さに強い毛に覆われたポケモンが多くみられる。
　全ての大陸の中心として位置しているミーディア大陸。温暖な気候で一年を通して寒暖の差が少ない。そのため多く種族のポケモンが住む。また全大陸の中で最も大きいとされる大陸。
　ミーディア大陸の南東に位置するウォーム大陸。大陸の半分以上がハイカン砂漠という砂漠になっている。過酷な環境のためこの大陸に住むポケモンは特定の種族に限られてしまっている。
　セルニア大陸はミーディア大陸の西に位置する、三日月型の形が特徴的な大陸。ミーディア大陸に似たような気候を持つが、セルニア大陸は夏は気温が高くなり、冬には寒くなるため年間の寒暖の差は激しい。
　テクニス大陸はミーディア大陸とウォーム大陸の南に位置する寒冷地。フリジッドと比較するとこちらの方がやや気温は高くなる。また年に一度気流の関係でハイカン砂漠の砂がこの大陸に運ばれてくることがある。

通貨† 

　基本通貨単位は「フィル」。1000フィルで「1レイル」となる。
　フィルは銅貨で、レイルは銀貨。金貨は存在するが、純度と重さで価値が極端に変わってくるため通貨として流通しづらく、あまり使われていない。

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