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FL女主人公輪姦

/FL女主人公輪姦


「はぁ…はぁ…。いっつも自転車使ってたから、久々に走ると案外疲れるわね」
 そう言いながら額の汗を腕で拭う少女は、故郷の町の夜空を見上げながら、「ふぅ」とほとんど溜息のように深呼吸をした。
 背中の中ほどまで伸びる綺麗な髪の毛をしていて、年の頃は10代前半に見える。
 正面にモンスターボールの上半分の模様があしらわれた白い帽子を被り、肩を露出させる服にミニスカートという薄着を単色系で着こなしている。
 肩からかけた鞄を揺らし、彼女は再度額の汗を拭うと、周りに広がる穏やかな風景を眺めた。
 ここはマサラタウン。彼女が始めてポケモンを貰って旅立った場所であり、ポケモンリーグを制覇した彼女が、走って帰ってきた故郷だ。
 もっとも、少女の脚でそう簡単にやってこれる距離ではない、途中疲れたら手持ちのリザードンに乗った。
 ならば最初から空を飛んでくればいいはずだが、チャンピオンになったという実感が湧いてくると、どうにも叫びながら走りたい気分になってくるのだ。
 少し前にライバルとのバトルを終えた後、「今から君がチャンピオンだ」と言われたが、そのときはまだ実感など湧かなかった。
 一瞬にしてチャンピオンの座からずり落とされ、やり切れない思いだろうライバルが、ポケモンリーグから走り去っていくのを見た頃から、少しだけ実感が湧いてきた。
 その彼をオーキド博士が追いかけ、自分も何となくそれを追いかけ、そうしているうちに『勝った』と頭の中に文字が浮かんできた。
 後はテンションなどあがり放題だ。とにかく走った。疲れて走れなくなったら、リザードンを呼び出してその背中に乗って飛び、故郷の近くまで着たら降りてまた走った。
 そうやってたどり着いたマサラタウンは、何故だか前に足を運んだときよりも違って見える。自分が変われば世界も変わると言うが、実際そうなのだろう。
 見慣れているがどこか新鮮な町並みを一通り眺め終えると、彼女はゆっくりとした足取りで自宅の方へ歩いていく。
 ろくに舗装のされてない夜道は、外灯が少ないのも手伝って躓きやすい。幼い頃は昼間でも何べんも転んでいた記憶がある。
 その頃はヤマブキシティやタマムシシティの都会の町並みに憧れて、いつか自分も住んでみたいと思っていたが、少し大きくなると田舎の良さも分かってきた。
 年をとった後はマサラタウンのような静かな村で過ごしたいと、今から考えているほどだ。
 ポケモンたちに囲まれながら過ごす、穏やかな老後を想像してみると、まんざらでもない。
 そんなことを考えて小一時間も歩いているうちに、我が家が近くなってくる。
 道の途中にぽつりぽつりと見える、民家の明かりの中に、自分の家のものがあった。
 自分の部屋がある二階の電気は消え、光を放っているのは一階だけだ。
 以前帰ったときもそうだったし、一人で過ごす母親は、きっと自分の部屋まで綺麗に掃除して待っててくれているはずだ。
 懐かしい我が家を目前にすると、俄然やる気が出てくる。ゆっくりとした足取りはやがて小走りに変わり、最後には家に向かって全力疾走していた。
 何度も躓きながら家の前にたどり着き、いつも持っている合鍵を使ってドアを開ける。
「ただいま! リーグのチャンピオンになってきた!」
「あら、おかえりなさい。よくやったわね。博士から聞いているわよ」
 娘が久しぶりに帰宅したと言うのに、この人はまったく動じることなく家に向かい入れ、玄関の方へ向いていた視線をテレビ番組に戻す。
 連絡が行っていたということは、もうすぐ戻ってくると分かっていたのだろう。
「冷蔵庫に夕食が残ってるけど、温めて食べる?」
「疲れたから今日はもう寝る。明日の朝食べるわ」
「そう。じゃあおやすみなさい。本当に良くやったわね。お父さんを超えたかも」
 「おやすみ!」と返しながら、慌ただしく二階への階段を駆け上っていく、そんな我が子を見て、誰に似たのかと母親は首を傾げるが、まあそんなことはどうでもいい。
 明日はお祝いとして、腕によりをかけたご馳走でも作ろう。食材も少しぐらいは奮発しなくては。
 一方の娘の方は音を立てて自分の部屋のドアを開け、バタンと閉めると、鍵まで閉めたことを確認して電気を点ける。
 小奇麗に片付けられた部屋が明るく照らされた。もう随分使っていないと言うのに、ホコリ一つ無い。母親に感謝しなければいけない。
 窓際に歩み寄ってカーテンを閉めると、鞄を椅子の上にどさりと置き、お日様の匂いのするベッドへうつ伏せにダイブする。
 スプリングが少女の体を数度跳ねさせた。寝袋とは全然違うこの寝心地、野宿ばかりの日々を過ごしてきた身には堪らない。
 仰向けになると帽子をベッドの横に投げ捨て、腰のベルトに付けられている3個のモンスターボールを隣に投げる。
 中からはリザードン、カイリュー、ニドキングが現れた。どのポケモン大きく、ニドキングやリザードンなどはお世辞にも世の女の子の好みには合わない強面だ。
 しかし、デカかったりゴツかったり目つきが悪かったりするポケモンが彼女の好みだった。
 他にピンと来るポケモンがいなかったため、ポケモンリーグのチャンピオンだと言うのに手持ちは三匹。
 しかし範囲を絞った分、レベルは四天王やライバルのポケモンたちと比べても抜きん出ている。
 大き目のポケモンである三匹が並ぶと、この部屋では少し窮屈そうで、その天井から吊るされた電気に頭をぶつけないよう、首を屈めている様子に、少女はクスクスと笑った。
 その笑いに対してポケモンたちは、事前に練習したかのように一斉に不服そうな視線を返すが、少女にはその反応も笑えてしまったようで、壺に入った様子で腹を抱えた。
 一頻り笑った後で、少女はポケモンたちをベッドに手招きする。渋々と言いたげな表情でポケモンたちは歩み寄ってくる。
 表情を変えず近寄ってくる三匹に、少女は笑いを堪えながら「機嫌直しなさいって……ッ!」と訴えた。
 最初にベッドの前までやってきたリザードンに飛びつくと、その長い首に腕を回して抱きつき、他の二匹の方にも視線を向けながら言う。
「チャンピオンになれたのも9割方あんた達のおかげね。ありがとう」
 表面では先ほどのようないさかいもあったが、深いところで心は通じているようで、ポケモンたちはそれぞれ鳴き声に身振り手振りを交えてそれに返す。
 控えめのリザードンはいきなりの抱擁に少し慌てた様子で微かに顔を赤くし、少女の言葉には「気にするな」とばかりに小さく鳴いて翼をばたつかせる。
 寂しがりなカイリューはリザードンを羨ましそうに見た後、少女にはリーグでの戦いを誇るように胸を張って見せた。
 そして冷静なニドキングは少女の挙動に余り反応せず、他の二匹より一歩引いたところにいたが、感謝の言葉にはやはり嬉しそうに笑った。牙を剥いて笑う姿は少し怖いが。
 少女は全員の反応に満足したようで、にんまりと笑うとリザードンの首から腕を放し、床に着地する。リザードンは少し名残惜しそうに少女を見た。
 そんな彼のマズルを軽く撫でると、少女はベッドに腰掛け、さらに近くへ来るよう、ポケモンたちへ手招きし、上半身の服を脱ぎ始める。まだブラジャーも付けていない、未発達な胸が露になる。
 一番近くで見ていたリザードンは、顔を赤くしながらも、興奮した様子で火の点いた尻尾をバタバタと振り、少女の挙動を食い入るように眺めた。
 他の二匹もベッドのところまでやってきて、少女の周りを取り囲む。
 恥らいながらも、少女は満足気な表情で仰向けに寝転がると、ポケモンたちへ言う。
「最近させてあげてなかったからね。頑張ってくれたみんなにご褒美」
 その言葉を待ってたとばかりに、カイリューは少女の胸に顔を埋め、ずりずりと擦り付けると、次は唇を重ねてディープキスをする。
 手の早さに他の二匹は呆れたように首を振った。少女もこんなにせっかちだとは思っていなかったようで、手足をばたばた動かして抵抗する。
 だが相手は600族、伝説のもポケモンに迫る能力を持ったカイリューだ。人間の少女が暴れたところでどうにもならない。
 痺れを切らしたニドキングが「ぐるるぅ……」と低いうなり声を上げて強引に引き離したところで、ようやく息の詰まりそうな口付けから開放される。
「もう、あんたも大概せっかちな所あるわね……。ニド、電気消して」
 少女は嗜めるようにカイリューの額を軽く平手で叩いた。ミニリュウの頃から甘えたがりだったが、体が成長してもそれは変わらない。
 性欲の強さも寧ろ強くなっているほどだ。まだハクリューだったころ、細長い体で絡まれて身動きの取れないまま、一晩中体を求められたこともある。
 そのときのことを思い出して苦笑しながら、少女はニドキングに向けて電気を消すよう頼む。
 彼は頷くと壁のスイッチまで歩き、電気を消して戻ってくる。暗い部屋の中、リザードンの尻尾の炎だけが唯一の明かりだ。
 その明かりを頼りに、少女はスカートのホックを外し、パンツと一緒に脱いでベッドの横に落とした。
 きめ細かな肌が炎に照らされて、まるで火照っているようだ。細い体を眺めながら、リザードンはごくりと生唾を飲み込んだ。
 先ほど窘められたばかりのカイリューは、何とか自制心を働かせているが、その股間では赤黒く勃起したペニスがいきり立っている。
 そこに目をやった少女は、少し困ったような口調で言う。
「ちゃんと慣らしてからよ。みんな太すぎるから……」
 カイリューは首をぶんぶんと縦に振る。少女はその仕草に頬をほころばせると、リザードン、ニドキングの順に眺め、言う。
「みんな大好よ。きて」
 ポケモンたちが一斉に動く。カイリューは少女の脚の間に顔を埋め、薄く毛の生えた恥部を音を立てて嘗め回す。
 リザードンは、先ほどカイリューがしたようなディープキスを少女と交わし、ニドキングは申し訳程度の胸の膨らみに手を伸ばし、ゴツゴツした手で小さな乳首を弄ぶ。
「ん…ッ…う…!」
 少女は快感に悶え、リザードンの長い舌で口内を貪られながら、掠れてほとんど聞き取れないような嬌声をあげた。
 三匹の荒々しい愛撫は幼い体に快感を染み付かせ、人間では出来ないような動きで体を温めていく。
 だんだんと真っ白になっていく頭の中で、少女はポケモンたちと性交するようになったときを思い出す。
 幼い少女の一人旅だったのだから、心細い事もあった。そんなときいつも側にいたリザードに、心を許してしまったのが始まりだ。
 行く先々でロケット団などという訳の分からない組織が悪事を働き、それに巻き込まれ、大人から脅されたりすれば当然怖かった。
 だが信じて付いてきてくれているポケモンの前で弱みは見せられない。気丈に振舞うには心の支えが必要だ。
 ポケモンたちも、ときに優しくときに厳しく、感受性に溢れトレーナーとして抜群のセンスを見せる少女に、惹かれない方が無理だった。
 いつの間にかリザードだけでなくニドキングからも体を求められ、リザードンに進化する頃にはハクリューが混じり、これ以上手持ちを増やせば体が持たないというところまで来てしまった気が――
「んっ、あぅ!?」
 少女の体が不意に跳ねた。乳首がちくりと痛んだと思えば、ニドキングが右の乳首を抓っていた。
 視線を上げていくと、彼と目が合う。手持ちのポケモンの中で一番察しが良いのはニドキングだ。余計なことを考えず、久々の行為に集中させようという意思表示だろう。
 少女は小さく頷くと、リザードンとのキスを終える。お互いの唾液が糸を引き、リザードンは最後にもう一度少女の唇をぺロリと舐めあげた。
 カイリューの愛撫で恥部も十分に慣れはじめている。未成熟な恥部ではクリトリスが痛々しいほどに勃起し、愛液がとめどなく溢れている。
 溢れる液をカイリューが余すことなく舌ですくい上げ、飲み下していく。もう膣内にまで舌が入り込み、中を掻き回していた。
 少女は荒い息遣いをして体を震わせながらも、リザードンの手を借りて上体を起こし、夢中で愛撫を続けるカイリューの頭に手を置く。
 カイリューが「ばぅ?」と鳴きながら少女を見上げる。少女は呂律の回らなくなった口で答える。
「も……、十分ほぐれたから…、して…も、だい…じょぶ」
 全身を火照らせながら舌足らずに言う少女に、カイリューは俄然欲情した様子で鼻息を荒くする。
「ばうぅ!」
 両手で少女を抱えあげて床に寝転がると、腹の上に乗せる。彼の体形では、まさか少女相手に正常位で行うわけにも行かず、いつもこうしていた。
 カイリューのやわらかい腹に手を突いて起き上がり、周りを見ると、リザードンとニドキングもこれ見よがしにペニスを勃起させ、先走りを滲ませている。
 お尻にはカイリューのペニスが当たり、ビクビク震えているのが肌を通して伝わってきた。
 少女はカイリューの腹についた手に力を込めて腰を持ち上げ、人間より遥かに大きいペニスへ向けて腰を落としていく。
 先端が入り口と接触し、進入する。それだけでカイリューは「ばう! ばう!」と鳴いて性急に腰を振ろうとする。
「――きゃ…あんッ!」
 とうとう我慢できなくなったのか、カイリューは少女の腰を掴み、一気に引き寄せる。巨大なペニスを一気に根元まで挿入され、膣口が裂けんばかりの痛みに、少女は口を大きく開け、声にならない悲鳴を上げた。
 これでは先ほどの愛撫も、膣内に溜まった愛液も気休めでしかない。カイリューは遠慮なく腰を振って無理矢理に膣口を拡張していく。人間とは違う形状をしたペニスの、細い先端が子宮口を何度も突付く。
 だが、相手をするのはカイリューだけではない。顎にニドキングの手が添えられ、横を向かされる。そこではニドキングが、カイリューのものより太いペニスをいきり立たせていた。
 そのペニスが、少女の顔と丁度同じぐらいの高さで存在を主張してる。ニドキングは低く唸りながら、少女の顔を股間に引き寄せようとする。上目遣いでニドキングの顔を見上げると、「早くしろ」と急かすようにまた低く唸った。
 下から突き上げられる度にか細い声を漏らしながらも、少女は目の前のペニスに細い指を這わせ、先端を口に含んで鈴口を舐め上げる。
 カウパー液の塩辛く雄臭い味が口内に広がる。噎せ返りそうになりながらも、ニドキングを悦ばせようと、拙い舌遣いと指先で精一杯の奉仕をした。
 リザードンはというと少女の後ろに回り、カイリューの荒い腰使いを叩きつけられるたびにヒクヒクと動くアナルに手を伸ばす。
 少女の手持ちが3匹になり、控えめな性格のせいで口も恥部も先に取られてしまうことの多くなったリザードンが、何とか自分が使える場所はないかと見つけた苦肉の策だ。
 まず最初に指を一本だけ入れて、爪で中を傷つけないよう気をつけながら、丁寧にほぐす。絶対に傷つける訳には行かない。自分の快感よりも主人の体の方が大事だ。何より自分を信頼して体を預けてくれているのだから、その信頼に応えなくてはならない。
 主人の痛そうな表情も気にせず、狂ったように腰を振っているカイリューにも、後で制裁を加えなければ。後で。自分が射精してから、いやー、一晩燃え上がってから……。そうだ。そうしよう。今止めれば、主人も興が冷めてしまうはずだ。
 リザードンは一人頷くと、主人のアナルに入れていた指を引き抜く。指には腸液が絡み付いて、尻尾の炎を反射しテラテラしていた。それを舐め取ると、主人の尻に口を近づけていく。
 カイリューの腰振りのせいで目標が上下に動き、やりにくいことこの上ないが、緩んだアナルに何とか舌を捩じ込む。主人の体が大きく跳ねた。舌はまだ大きすぎただろうか。しかしこの後、舌よりも太いペニスを入れるのだ。主人のためにも、今舌で慣らしておくべきだ!
 そう自己完結し、よりいっそう深く舌を捩じ込んで、やたらめったらに動かす。アナルはそれに反応してヒクヒクと舌を締め付ける。感じてくれているのだろうか。
 相変わらずカイリューの腰振りは邪魔だが、ニドキングのペニスを奉仕する主人の口から、時折甘い声が漏れる。自分の成果だろうか。きっとそうだ。そう思うと嬉しくて、さらに愛撫をしようと気合を入った。
 もっと気持ちよくさせるために、もっとイイモノを入れてあげようと、舌を引き抜こうとする。だがその瞬間、カイリューがひときわ力強く主人を突き上げる。
「ばぅぅ――ッ!」
「ひっ、あぁっ、ん!」
 自分の腹の上で小さな体を揺らす主人の中に、カイリューはこれでもかと射精する。ペニスの先端は子宮にまで達し、全ての精液が胎内へ直接流し込まれ、彼女の中を満たす。
 入りきらなかった精液が膣を逆流して結合部から溢れ、周りに飛び散る。少女のアナルを愛撫していたリザードンなど、一番の被害者だ。慌てて顔を上げながら、かかった精液を小さな腕で拭う。
 抗議の意味でカイリューを睨みつけるが、彼は射精の余韻と断続的に起こる膣痙攣に、恍惚の表情を浮かべていた。リザードンの視線など気づきもしない。
 次にリザードンは主人を気遣って、顔色を伺う。カイリューの腹に手をついて肩で息をしていた。さすがにニドキングへの奉仕は中断しているようだ。
 だが、少し息を整えるとまたニドキングのペニスに口をつけ、奉仕を再開する。細い指先で鈴口を刺激しながらペニスを舐め上げ、射精を促す。
 その様子を見ていたリザードンと、少女の視線が重なる。少女は彼へ微笑んで見せると、カイリューと繋がったままもぞもぞと動き、リザードンの方へお尻を突き出す。
 まだ愛撫しかしていないことを察してのことだ。リザードンは感極まった表情で笑みを浮かべると(例によって彼の笑みも牙を剥いているようで、可愛いとはいえない)、主人の背中に覆いかぶさるようにした。
 先ほどほぐしたアナルにペニスを押し当て、ぐっと力を入れる。舌よりもさらに太いモノの挿入に、少女の表情が痛みに引きつる。だが、堪えてニドキングへの奉仕を続けながら、少しずつペニスを受け止めていく。
 きつい締め付けに、リザードンは羽をばたつかせ、気持ち良さそうに「がうぅ……」鳴く。他の二匹のペニスよりは細いものの、長さは一番だ。まだ半分程度しか挿入していないのに、これ以上入らなくなってしまった。
 リザードンは一旦腰を引き、再度挿入する。それを繰り返しているうちに、少しずつ奥まで挿入できるようになる。ここでカイリューのように腰を振ってはならない。元々雄を受け止める場所ではないのだから、丁寧に扱わなければ。
 なるべく主人へ負担を与えないよう、丹念にアナルを拡張していく。しかし、不意に主人の体が跳ね、「うっ」と苦しそうに呻いた。カイリューが復活して、再度ピストンを開始したのだ。
 当然リザードンはカイリューを睨みつける。だが、やはりそんな視線には気づくはずもなく、ほぐれきった膣をかき回すことに夢中だ。
 カイリューの遠慮無しなピストンを受けるたび、内壁を隔てて二本のペニスが擦れ合う。その感覚に少女は何度も身悶え、掠れた嬌声を上げる。それでもニドキングへの奉仕を続けていたのだが、突き上げに反応して軽く歯を立ててしまう。
 だが、それが逆に快感となり、ここまで耐えていたニドキングのペニスから、栓が抜けたように精液が溢れ出す。
「ぐるるぅ…!」
「――ッ…ん…、ごく…ぅ――ケホッ!」
 ニドキングは少女の顔を両手で固定し、口の中に射精する。必死に飲み下そうとするのだが、飲みきれる量ではない。噎せ返って何度も咳をしてしまう。
 その拍子にペニスが口から外れ、まだ止まらない精液は少女の顔に降りかかる。息を整え終えた時には顔は精液まみれで、目蓋にかかった精液で目も開けられなかった。
 腕で顔を拭おうとしても、二つの穴を貫きピストンを繰り返すペニスに、それどころではない。カイリューの腹に手をついて体を支えるだけでやっとだ。そもそも拭うには量が多すぎる。
 助けを求めようと、ニドキングがいるはずの方向を見上げ、呂律の回らないまま二言三言呟く。しかし自分でも何を言ってるのか分からないほどだから、恐らく通じていないだろう。
 だが、どこか察してくれたのか、目蓋から額までをぬらりとした感触が走る。ニドキングの舌だ。自分の精液で汚れてしまった顔を綺麗にしてくれている。
「あ、りが…う…ッ」
 また呂律の回らない声でお礼を言う。「ぐるぅ…」低く優しい鳴き声がそれに答え、頬から唇までを舌が撫ぜていく。
 突き上げられるたびに声を漏らす口へ潜り込み、口内に残る精液を舐め取った。他のポケモンの精液ならこんなことをする気にはなれないが、自分のなら問題は無いらしい。
 大きさが違いすぎて少女の舌に絡めることは出来ないが、代わりに何度も舐めあげ、自分の唾液を飲ませる。耳まで朱色に染まる顔を眺め、ニドキングは薄く笑った。
 厳つい外見とは裏腹に、手持ちの中で一番頭がいいのは彼だ。行為の最中でも、肉体的な快楽より、主人を支配するという精神的な快楽を好んでいる。
 フェラチオにしてもそうだ。自分はほとんど動かずに、幼い主人が必死に奉仕をしている様子を眺めていると、どうにも興奮してしまう。
 他のポケモンたちのピストンに耐えながら、決して手を休めたりはしない献身的な姿。なんて欲情を煽る姿だろうか。そんな主人に興奮してしまう自分は、ロリコンなのではという疑問はとうに捨ててある。
「ん、ふ…ッ」
 いっぺんの空き間もなく塞いだ口を解き放つと、主人の口から甘い声が漏れる。そのまま唇から顎、首筋を舌でなぞり、小さな膨らみを口に含んだ。また主人が嬌声をあげる。
 乳首は興奮している印とばかりに立っていて、そこを舐め上げたり甘噛みしたりするたび、主人がビクンと震えた。まるで操り人形のようだ。きっと今の主人は、自分がやれと示せばどんな変態的な事だってやってくれるだろう。他の二匹のせいで試すことはできないが、それを想像するだけで、射精したばかりのペニスは元気を取り戻す。
 だが、その猛りは後まで我慢しておく。カイリューとリザードンが満足した後、きっと疲れ切ってぐったりしているだろう主人を、思うさま犯すためだ。
 疲れていても、主人なら自分のために頑張ってくれるだろう。そんな姿が好きなのだ。大量の精液で下腹を膨らませながらも、必死で自分に笑いかけ、満足させようと拙い技巧の限りを尽くしてくれる。
「はっ、あぁあ……!」
 そんな夢想をしていると主人が、搾り出すように呻く。下を見れば、二つの結合部から精液が溢れていた。二匹が達したようだ。主人はその小さな体で、大型ポケモンの射精を4回も受け止めている。さぞ疲れただろう。
 ぐったりして、自分の方に体重をかけてきた。体を支えていられないようだ。だが、いつもここからが本番だった。
 ニドキングは少女の胴回りを両腕で抱え、持ち上げる。射精を終えて萎え始めた、カイリューとリザードンの肉棒が、ずるずると抜け、栓を失った精液はカイリューの腹へと零れ落ちた。
 まだ満足していない様子のリザードンが気だるそうに睨んでくるので、ニドキングが適当に鼻で笑ってやると、怒ったのかこっちに向かってきて、背中から主人に抱きついた。そのまま二匹で主人を支えながら、前後の穴にペニスをあてがう。お互い、相手に主人を独占させるものかと意地を張っていた。
 拡張された穴に、二匹のペニスは抵抗なく飲み込まれていく。それでも、少女には多少の痛みがあるようで、正面にいたニドキングの胸に力いっぱい抱きつき、耐えるように声を漏らす。
 二匹は睨み合いながら、ゆっくりと腰を動かし始める。主人が可愛い声で喘いだ。リザードンは長い首を少女の頭の方へ伸ばし、唇を奪う。ニドキングの首の長さでは真似できないことだ。
 だが、そんな挑発をされてニドキングも黙ってはいない。負けじとピストンを激しくする。主人が突き上げられた拍子にリザードンの舌を噛んでしまえばと考えてのことだ。そしてその計画はあっさり成功する。
 リザードンが「ぎゃぉおおう!」と叫びながら口元を押さえた。少女のアナルを貫いていたペニスも一気に萎え、後退りした拍子に、きゅぽん、と抜けてしまう。いい気味だとニドキングは口の端を釣り上げた。
 少女は何やら謝罪の言葉を途切れ途切れに言いながら、申し訳なさそうな顔でリザードンの方を向く。だが、そんなことを続けさせるつもりはない。主人を抱えたままベッドまで歩いて行き、正常位の体勢になる。
 彼は他2匹ほど丸い腹はしていないので、主人を押しつぶすようなことは無い。
 ベッドはニドキングの体重に耐えられず、ギシギシとスプリングが悲鳴を上げた。だが、主人にはまったく体重をかけていない。ニドキングのペニスにも慣れてきたようで、苦しそうな表情も無い。
 未だに舌の痛みに涙目になっているリザードンと、2回連続で出したので休憩するつもりがそのまま寝てしまったカイリューを尻目に、ニドキングは主人にキスしながらピストンを再開する。
 細い身体が弓なりにしなる。汗ばんだ肌からは雌の匂いが発散され、興奮を掻き立てた。ペニスは膣の中で、さらに硬く太くなっていく。そろそろ限界が近づいてきた。リザードンに邪魔される前に達してしまいたい。
 ゴツゴツした身体で傷つけないよう気を遣いながら、主人をギュッと抱きしめ、緩んだ子宮口へペニスを突きこむ。そのペニスを締め上げながら、主人も達したようで、悲鳴とも嬌声ともつかない声を上げた。
 絶頂の際、少女の手がニドキングの肌に爪を立てるが、岩のような頑丈さを持つ肌には傷もつかない。
「ぐ、ぐるぅッ!」
 今夜で二回目の射精を、主人の子宮へと流し込む。先に溜まっていたカイリューの精液が、押し出される形で膣口から溢れベッドを汚す。
 大量の精液を口に、子宮に、アナルに何度も流し込まれ、少女も苦しくなってきたのか、ニドキングの口元に手をついてキスをやめさせると、肩で息をしながら目蓋を下ろす。
 ニドキングは少女をベッドから抱き上げ、労わるように頬を何度も舐める。労わる意味ももちろんあるのだが、本意は彼女を寝かせないためだ。疲れきった身体で放っておけば、すぐに寝息を立ててしまう。
 ようやく復活したリザードンへ見せ付けるようにいちゃついて見せながら、主人を休憩させる。
「…ありがとう、もう平気……」
 そうやってしばらくすると、少女はニドキングの顔を見上げながら呟き、頬を舐めてくれたお返しにと、ニドキングの頬にも、ちゅ、と音を立てて軽いキスをした。リザードンの目に嫉妬の炎が宿る。
 それを感じ取りながら、ニドキングはベッドに腰掛け、少女には目の前で床に膝をつかせる。またフェラチオをさせようと思ってのことだ。
 少女もそれを分かって、精液と愛液に塗れたペニスに口をつけようとする。だが、その前にリザードンを手招きするのも忘れない。根が単純なのかリザードンは有頂天で歩み寄り、先ほどの嫉妬の炎など抜け落ちていた。
 今夜はまだ一回しか射精していなリザードンのペニスは、痛いほどに勃起して膣口にあてがわれる。最近はアナルでの射精しかしていない。彼の表情に期待感が現れていた。
 だが、虚しいほどあっさりとペニスは膣内へ飲み込まれて行き、ろくな締め付けもなく実の無いピストンを繰り返す。カイリューとニドキングのペニスで拡張された膣に、彼のペニスは細すぎた。
 今回も膣内射精を出来なさそうだということと、他二匹へのとてつもない敗北感とで、リザードンはがっくりと肩を落とす。意気消沈しながらペニスを膣から抜き、変わりにアナルへと押し付ける。
 こちらは挿入するのにも抵抗が残っている。種付けすることは出来ないが、とりあえずの快感は約束されていた。
「あッ、う……ッ!」
 主人の喘ぎ声でテンションを取り戻したリザードンは、鼻息荒く挿入を続ける。先ほどの挿入よりもスムーズだ。だが締め付けはしっかりと感じる。いい具合に出来上がっていた。
 快感に喉を鳴らしながら、アナルをバックからガツンガツンと堀り上げる。十分に下準備をしてあるので、少しくらい荒々しいピストンでも問題は無い。主人も快感を感じてくれているようだった。
 小さな手が少女の胴体をしっかりと掴み、鼻息には炎が混じる。前方で主人の奉仕を受けるニドキングを無視すれば、まるで愛しの主人を独り占めしているようだ。
 だが、見ないようにしていても反感は溜まる物だ。主人の膣をあんなにガバガバにしたうえ、自分の快感も奪っていく二匹が、どうしても思い浮かんでくる。それがピストンに現れ、動きはどんどん激しくなっていく。
「ひ、ぐっ、あんッ! や、やめ…!」
 少女の嬌声が苦痛の声に変わる。リザードンは慌てて腰の動きを緩やかにしていった。ふと前方を見ると、ニドキングと視線があう。向けられているのは侮蔑の視線だ。
(主人の前でなければこんなやつ……!)
 怒りで少女の肌に爪を立ててしまいそうになるのを、リザードンは必死で堪える。主人との二人旅にニドリーノだった彼が乱入し、夜の情事にまで割り込んできた。リザードンの彼に対する印象は最悪だ。
 要領のいいニドキングが主人に取り入ろうとするたび、火炎放射で消し炭にしたくなる。いくら控えめな自分でも、もしニドキングが主人の戦力にならないやつだったら確実に実行していた。
 目で殺すと言わんばかりに相手を睨みつけていると、不意にニドキングの身体が震える。恨みが利いたのかと喜びかけたのも束の間、彼のペニスから溢れた精液が主人の顔を汚す。そういうことだった。
 飲みきれるはずもない量の精液を、少女は必死に飲み込もうとしている。そんな姿を見て、ニドキングが満足気に笑いながら、精液でべたついた、主人の髪の毛を撫で、ふぅ、と一息ついた。
 3回目の射精で気が緩む。リザードンはその隙を見逃さず、主人の身体を抱きかかえて持ち上げる。急な動きに小さな悲鳴が上がった。
 だが、今度こそ主人を独り占めした。胡坐をかくように床へ座り、脚の上に主人を腰掛けさせて腰を振る。片手は小さな胸を鷲掴みにし、空いている方の胸にも首を伸ばし、軽く歯を立てて口に含む。
「ひゃっ、あぁんッ…!」
 主人の口から漏れるのは甘い嬌声だ。間違いなく感じている。自分の腰遣いや舌遣いで。
「がぅぅ~……」
 ただでさえ人の言葉は喋れないし、主人はこのように乱れている。意味なんて分かってもらえるはずも無いが、耳元に話し掛ける。
 “俺が一番おまえに首っ丈なんだぞ”と。ニドキングは邪魔することなくその光景を見ているが、“何を言ってんだか……”とその目が語っている。
 確かに、分かってないと知っていても顔が熱くなるような台詞だ。しかし元から顔は赤いし、体温も高い。照れているのもバレていない筈だ。何も問題は無い。
 限界に迫ってきた射精感を抑えながら、さっきまでより少しだけ激しく突き上げる。最後のスパートだ。これぐらいにしておかないと、主人も明日に響く。
「はっ、あ、あんッ、う…ッ!」
 もう我慢できない。一回だけ思い切り突き上げる。主人が掠れた悲鳴をあげ、アナルがビクンと閉まる。とうとう耐えられなくなり、2回目の射精をした。
「がっ、がうぅ! ぐぉおぅうう!!」
 ――ドピュ、ビュルル!! 大量の精液が少女の腸内に溢れる。射精とともにリザードンは雄叫びを上げた。
 結合部から精液があふれ出し、床へと滴っていく。少女はリザードンの胸に寄りかかり、荒い息をしながら目をつぶる。もう体力も限界だ。体中が重く、目蓋が重くてたまらない。
 リザードンは萎えたペニスを引き抜くと、少女を抱きかかえてベッドへ運んでいく。まだベッドに腰掛けているニドキングに向けて鼻を鳴らすと、気だるそうにベッドから立ち上がり、離れていく。
 主人をベッドに寝かせて布団をかぶせたリザードンは、ニドキングへ向けて不機嫌そうに唸ってみせると、ベッドの横に丸くなる。
 ニドキングも同じように、ベッドを挟んで反対側の場所に寝転がる。むかつくリザードンの唸り声は受け流したうえで、鼻で笑ってやった。
 行為の後でお互いに疲れているので、それ以上のやりとりはなく、そのまま目をつぶり眠りに就く。
 明日は主人の母親がご馳走を作ってくれるらしい。一足早く眠っていたカイリューは、それを夢に見たようで、寝涎を垂らして舌なめずりをした。








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Last-modified: 2014-01-07 (火) 15:54:00
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