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FREEBIRD 03

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 さて、困った事にこの町から出られなくなった訳で、この町で唯一会話したギルドのカイリキーの親父さんに話を聞こうと戻ってきたんだけど……。
何故かギルド入り口前に親父さんが立ってる。しかも、見た事あるキュウコンと一緒に。あれはアリムだよね? 何してるんだろあんな所で。
あ、親父さんが俺達を見つけたみたいだ。こっちに近付いてきてるよ。……なんか右足引きずってるな? 不自由なのかな?

「お前達! このキュウコンの嬢ちゃんから話を聞いてもしやと思ったが、やっぱりお前達だったか!」
「あ~、うん。親父さんごめん。忠告してくれたのにちょっと不味い事になったみたいだよ」
「門が閉じちゃって、おいら達出られなくなっちゃったんだ……」
「やっぱりな……自警団とやりあったんだ、そうなるんじゃないかとは思ってたんだ。立ち話もなんだ。皆ギルドの中に入れよ。知りたいと思ってる事、俺の知る範囲で教えよう」
「助かるよ」

 勧められるままにギルドの中に入った。親父さんが気を利かせて椅子を三つ用意してくれたんで使わせてもらおっと。
親父さんもカウンターの中の椅子に腰掛けたみたいだ。……やっぱり少し動きにくそうだな。足が悪いと見て間違いないでしょ。

「また会ったね二匹とも。……さっきいやーな言葉が聞こえたけど……門が閉まったってさ、嘘……よね?」
「嘘なら俺達此処に居ないって。ここの自警団の団長って奴にも会ったし、町で暴れた奴をみすみす逃がす訳にはいかないとも直々に言われたよ」
「お姉ちゃんが行った後にね」
「嘘……じゃあ、あたしも出られないって事!?」
「そうらしいよ。仲間になりに来るのをあのキュウコンも交えて考えてみろって言われたからね」
「え~! 何よそれ~」

 あらら、カウンターに突っ伏しちゃった。まぁ、気持ちは分かるけどね。訳も分からない内に襲われて閉じ込められておまけに強制的に仲間になるように言われてるんだから。俺もうなだれたいよ。
さて、落ち込んでる場合じゃないんだよ。聞けることを親父さんに聞かないと。

「なるほどな、やっぱり自警団に入れって言われたか。あいつら町に来るフリーバードを根こそぎ自警団に入れようとしてるからな……」
「……教えてくれる? あの自警団はなんなのか。フリーバードで構成された自警団とは言ってたけど、普通の集団とは思えなかった。自警団なのにフリーバードを襲うのもおかしいし」
「そうよ! あたしなんかどっかに連れて行かれそうになったのよ! えっと確か……領主館! 何そこ!?」
「窓から見えるだろう? あの一番でかい屋敷が領主館だ。今は自警団の詰め所も兼ねてるがな」

 なるほど……確かに周りの家とかより遥かに大きい建物がある。あれが領主館か。町の真ん中辺りにあるから四方に行くのにも便利って訳ね。

「お前達なら、あそこに行けば自警団に入れるだろう。……行ったらどうだ?」
「はい?]
「自警団に入る為に奴らの居場所を聞きに来たんだろう? ただ町で暮らすよりその方が待遇はいい筈だぞ」

 なんか……勘違いされてるっぽいね。入るつもりならさっき奴らに囲まれた時に入ってるって。

「う~ん、俺達が聞きたいのはさ、まずはこの町にあの門以外の出る方法が無いかなんだけど」
「何? それならば無理だな。このティシフォールにあの門以外に出入り口は無い。今までにもそれを聞いてきたフリーバードは居た。夜の暗がりに紛れて逃げ出そうとした奴も居た。だが……」
「……次見た時には黒いコートを着てましたとさ、ってとこかな?」
「当たりだ」

 捕まって、命が惜しければ仲間になれって言われたんだろうね。数に物を言わせる奴らがやりそうな事だよ。
となると……この町、ティシフォールって言ったね。ここから出るには最低でも自警団を無力化しないといけないってことか。

「困ったな……ディル、本当に面倒な事になったみたいだよ。相手は相当な数が居るみたいだし、しばらくこの町に居る事になりそうだよ」
「え~? でもしょうがないんだよね。旅続ける為なんだから」

 ディルも俺が何をする気か分かったみたいだね。面倒そうな事言ってるけど、目にはやる気が出てきたみたいだ。
そう、この町に暮らすとしても、あの自警団に入ったとしても結局は旅を続けられなくなる。ガンズって奴にも言ったけど、一つの所に留まるのって俺もディルも嫌いなんだよね。
だとすれば、やる事は一つ!

「旅を続けるって……だから、この町から出る方法は無い……」
「なら、作るだけさ」
「あの自警団って奴らがおいら達の邪魔するんでしょ? なら、やっつけるだけだよね! 兄貴!」
「そういう事! そうすれば大手を振ってあの門から此処を出られるでしょ」
「な、お前らだけでか!? 奴らは何匹居るか分からないんだぞ!?」
「それでもやらなきゃならないなら、俺達は逃げないよ。どんな奴が何匹相手でも駆け抜けるだけさ」
「目指すのは自由だけ! おいら達、こんな所で止まらないもん!」

 親父さんが唖然としちゃったよ。でも、俺達の考えは変わらない。フリーバードとして自由である為なら、どんな奴が相手でも……倒すだけさ。
隣のアリムが静かだね。突っ伏したままで目も閉じてる。寝てるんじゃ……ないよね?
あ、アリムの目が開いた。口にはうっすら笑みが浮かんでるよ。

「面白そうじゃない。あんな奴らの仲間になるしかないのかな~って一瞬思っちゃったけど、この町から出る方法があるならそれをやった方がずっと良いわね」
「……言っとくけど、絶対にあいつらの仲間になる方が楽な方法だと思うよ。俺達はその方法を選ばないって決めただけで、君まで俺達に付き合う必要は無いよ」
「あたしもまだまだフリーバード続けたいの。こんな所で終わりになんかしないんだから! あたしも乗ったわ! あいつら黒焦げにしてやるんだから!」

 ははっ、流石一匹だけでフリーバードを続けてるだけあるね。度胸も筋金入りだ。恐れ入ったよ。
その様子をぽか~んとして親父さんは見てる。と思ったらハッとしてカウンターからこっちへ身を乗り出してきたよ。

「お、お前ら本気か!? 本当に奴らと戦うって言うのか!?」
「とーっぜん! ボッコボコにして二度と他のフリーバードも襲えないようにしてやるわ!」
「そこまでする気は無いけど、ま、この無理矢理町に閉じ込めて何かしようとするって言う馬鹿げた事だけは二度と出来ないようにしてやろうかな」
「兄貴それ、かなり本気で壊滅させようとしてるんじゃ……まぁ、おいらも頑張るけどさ」

 俺達の答えを聞いて親父さんが俯いちゃった……。変な事は言ったつもり無いんだけどな。
あれ、肩まで震えてる。泣いてるの? それにしては嗚咽も聞こえないしなぁ?

「だぁーっはっはっはっはっはぁー!」
「うぉぉ!?」

 めっちゃ笑ってましたよ! 声でかっ! ビックリしたよ!

「お前らみたいな馬鹿が居るとはな! あいつらと戦うか!」
「ちょっと! 馬鹿って何よ! 失礼しちゃうわね!」
「いやぁ悪い悪い! お前らみたいなフリーバード、初めて会ったもんだから嬉しくなっちまってな! 他の奴らなんか諦めて奴らの仲間になるか逃げるかしか考えない奴しか居なかったからな!」

 普通はそうでしょ。フリーバードって命懸けだし、収入は安定しないし、よっぽどの馬鹿か俺達みたいに自由で居続けたいと思う奴じゃないと続かないでしょ。
結構居るんだよね。フリーバードが楽に稼げる物だって勘違いして始める奴ら。そんな奴らはあの美味い話に釣られてくだろうね……。

「お前らみたいな奴を、俺はずっと待ってたんだ! このグラヴィス・ダグロム、その喧嘩……乗るぜ!」
「えっ!? 親父さんも!?」
「まさかお前らだけで奴らに勝てると思ってる訳じゃないよな? 町の連中を味方に引き入れるつもりなら俺が居た方が楽になる筈だ。それに、この町の問題でもあるんだ。お前達にまかせっきりには出来んだろ!」

 まぁ、ね。確かに仲間は増やそうとは思ってたよ、親父さんの言うとおり。あいつらこの町で我が物顔してそうだったから住民は協力してくれるんじゃないかと思ってた。
更に言えば、この後親父さんにも協力してくれないか聞く予定だったんだけどね。まさか自分から言ってきてくれるとは思わなかったよ。

「……一応聞くけど、これがどれだけ危険かって言う事は承知で皆言ってるんだね? 一歩間違えば酷い目じゃ済まないんだよ? それでも……やるんだね?」
「そんな事また聞くの? 言ったでしょ? あいつらボッコボコの黒焦げにしてやるんだから!」
「こんな機会は二度と起きねぇかもしれん。賭けるぜ、お前達に! その為には俺も出来る戦いをしてやらぁ!」
「皆がやらないって言っても、兄貴だけであいつらと戦うんでしょ? そんな事させないよ。おいらは兄貴と一緒に戦う!」

 やる気になっちゃってるねぇ……。全く、俺も心して戦わないといけないな、こりゃ。
とりあえず、ここはビシッと決めさせてもらおうかな。

「……分かった。こんな事、本当はフリーバードの俺達じゃ荷が重過ぎるかも知れないけど……やろう! 『ティシフォール開放戦』だ! あの自警団からこの町を開放するよ!」
「「「おぉぉぉー!」」」

 こうして、俺達のティシフォールでの戦いは始まった。自分達の自由と、この町の自由の為に――――



 もう早速全力で疲れた……。決意表明から数時間……休み無しにこの町で起こった事の説明を受けてたからね……。
事の発端は約半年前。この町の前領主が突然行方をくらました事から始まるみたい。
それまでは何事も無く平和な町だったらしいね、このティシフォールは。良い領主が治める活気ある町……今とは正反対さ。
領主もよく町を家族と散策したりしていつも住民の事を気にして、何かあればすぐに対応する良い領主だったみたい。話してる親父さんの顔も上機嫌だったし、悪くは無かったんだろうね。
でも、それが突然居なくなった。置き手紙を残してね。



  突然こんな事になってしまった事をティシフォールに暮らす全てのポケモンに謝罪しよう。
 訳あって、私はこの町に離れなければならなくなった。身勝手な行いである事は分かっている。だが、こうするしかない理由があるのだ、許して欲しい。
 後任には、この手紙を託す事になる私が今もっとも信頼できる者に領主をやってもらおうと思っている。あくまで私の代理としてになるが……。
 これからもティシフォールの住民が豊かな生活を過ごしていける事を願い、この手紙を残す。この町に暮らす全ての者に、変わらぬ幸せが続くように―――



 こんな文章だったらしいね。気になるのは……やっぱり町を離れなければならなくなった理由って奴だろうね。前領主に何があったか、か……。
この手紙は、領主が居なくなったのが分かった二週間後にあるポケモンが持って現れたのが原因でこの町の住民達の目に触れることになったそうだよ。
……現領主、オルディリオ・ルガジンって名のオーダイルによってね。
別の町に居た前領主の友人って事らしいんだけど、詳細が分かってないらしいよ。手紙を持っていた事実もあるし、間違いは無いだろうって事でそのまま領主代理の座に滑り込んだらしいね。
で、こいつが領主になった後の町の様子は……今が全てを物語ってるって事さ。自警団を組織し、この有様ってね。
その自警団の維持にも住民からの新たな税の徴収でまかなってる辺り最悪だよね。俺は思ってたより事態が複雑でげんなりしたよ。
あいつら自警団を無力化するには、創設された理由を叩くのが早い。けど、それが領主となると思うようにはいかないかもね。下手すると指名手配犯になりかねないよ……。
っとまぁ、親父さんから教わった事の概要はこんな感じかな。益々この町の住民じゃないフリーバードが踏み込んでいい問題じゃない気がするよ……。
そうは言っても、町の住民じゃここまで旅して来れたフリーバードを相手に戦うのは厳しいのも事実。鍛えてる訳じゃないからね。親父さんが俺達みたいな奴を待ってたって言うのもそれが理由さ。
住民達が立ち上がるに値する、奴らと正面から戦える存在をね。俺達で大丈夫か心配だけど……。

「俺が言えるのはこの辺りまでだな。後の事は掴めてないのが現状だ」
「なるほどねぇ……。あ、もう日も暮れてきたね。今日あれこれ動くのは無理かな……」
「動くも何も兄貴……おいらもうお腹空き過ぎて限界だよぉ~」

 あ、忘れてた。俺達、今日まだ何も食べてなかったっけ……。
思い出したら空腹感が一気に……やばい、頭痛くなってきた。

「……俺もだ。親父さん、アリム、悪いんだけどさ、今日はとりあえず休ませて……俺もディルも朝から何も食べてないんだ……」
「へ? そうだったの? そんな状態であたし助けてくれる為に戦ってくれた訳?」
「正直言ってあれが多分、動ける限界だったと思う。あれでもう一戦やってたら確実に負けてたろうね……」

 今までお腹が鳴らなかったのが不思議だ。減り過ぎて鳴る気力すら無いとか? そんなんだったら倒れてるか……。

「なんだお前ら腹減ってたのか? 言えば軽食くらい作ってやった……って、あぁ! そういや最初に来た時に飯屋がどうとか言ってたな!」
「で、おっちゃんが早く町から出ろ~って言うから何にも買わないで町から出ようとして、アリム姉ちゃんが襲われてるの見つけて……」
「そのままドタバタしたまま今に至ってるって事……」

 喋るの辛い。顎動かすだけで体力が持ってかれてる。

「そういう事なら……待ってろ。今から晩飯作ってきてやるから。……いや、ここで食わすのも悪いからな。奥の俺の家に来い。三匹なら何とかなる」
「え!? 良いの!」
「おぉ! 町の宿なんかには奴らが陣取ってるだろうからな、休むんなら俺の家を使え。この町での世話ならしてやるからよ!」
「えっ、そこまでしてもらうのは親父さんに悪いよ。宿くらいは自分達で……」
「いいじゃない! 折角なんだし使わせてもらいましょうよ! それに、他の宿だと夜中に奴らに襲われるってことだって考えられるでしょ? その点、ここなら自分達でカバーしあえるしね」
「まぁ……可能性の問題として、それは考えられるけどさ……」
「じゃあ決まり! グラヴィスさん、あたしも休ませてもらっていいんでしょ?」
「さっき三匹って言った筈だぞ? まぁ、嬢ちゃんが牡しか居ない家は嫌だってんなら話は別だがな」
「全然問題無ーし。ロディもディル君もグラヴィスさんも良いポケモンそうだし、あたし強いから! 襲われたら襲い返しちゃうもんね~」
「……色々危ない事言ってる気がするのは俺だけだろうか……」
「ん? ロディ何か言った?」
「ナンデモゴザイマセン」

 ……結局、他の三匹に押し切られる形で俺達は拠点として親父さんの家を使わせてもらう事になった。良いのかな本当に……。
ギルドのカウンターの奥、案内された親父さんの家はなかなか広かった。ここに一人暮らしは結構贅沢かも……。
そしてダイニングテーブルに座ってるように促されたんでそのまま着席。行儀は悪いかもしれないけどテーブルにダウンさせてもらおう。

「……おぉ、ふさふさしてそうね、これ」
「ちょっとアリム……耳弄んないでよ。ふさふさしてるの自分にもついてるじゃない。それに九本も」
「お腹空いたよ~」

 雑談を交えつつ、耳をアリムに弄られつつ親父さんを待つ。話してる内容? そうだね……自分達が今までどんな遺跡に行ったとか、どんな遺産見つけたとかかな。
かなり大きめのクリスタルを見つけたのをアリムが自慢げに話してくれてるけど、どうやら俺達が親父さんに売ったクリスタルよりは小さいみたい。これは……こっちの話はそれなりのにしておかないと捕獲されてる耳が危ないな。
それに、大きさだけで言えば俺達にはドラグニールがあるし……って、俺の耳がもうアリムに抱き込まれてるんですけど。地味に痛い。
この耳だけは不便なんだよねぇ……長い分動くと振り回すことになるし、攻撃されると当然痛いし。まぁ、ミミロップってそういうポケモンだから仕方ないけどさ。

「あ、なんかこの耳良い匂いする……」
「……噛まないでよ?」
「そ、そんな事しないわよ~」

 鼻が耳に近いって。息当たってるし。
ま、多分良い匂いの正体は俺の特性『メロメロボディ』由来の物だろうけどね。これ超厄介なんだよ。
俺が全身に服を着てるのもこれの所為。メロメロボディは見た目もそうだけど、異性を引き付ける香りも出してるんだよ。自分の意思とは無関係にね。
で、それが出てるのは全身なんだけど、俺は発見したよ。体の部位によって香りの強弱がある事を。
んでもって、一番酷い体には服をがっちり着て、出しておいて問題無い所はそのままって事。いやぁ、気付く前は異性関係で酷い目に遭ったよ。どんな事か? 聞かないで……トラウマだから。
よっぽど気に入ったのか、アリムはずっと嗅いでるし。もう鼻が耳に当たってるよ……。嫌になるね、この特性。耳なら相手にメロメロが掛からないのが救いだよ。

「よーし出来たぞーっと、嬢ちゃん何やってんだ?」
「親父さん助けて……」
「んーん、何でもないの」
「……まぁいいか。おい、え~っと」
「あぁ、まだ名乗ってなかったっけ? 俺はロディンス」
「おいらディルティム~」

 さっきまで散々時間があったのに名のり忘れてたよ。盛り上がっちゃってそれどころじゃなかったからね。
こっちは両方聞いてたのにね。うっかりうっかり。

「ロディンスにディルティムだな。ほれほれ、飯を置くから起きな! 腹いっぱい食えよ!」

 大皿に盛られた料理がテーブルを上を占拠していく。夢のような光景だ。今の俺達にはね。

「ははっ、俺の作った飯でそんなに喜ぶとは、よっぽど腹空かしてるようだな。味は保障してやる。さっ、食ってくれ!」
「「頂きます!」」

 行儀は悪いかもしれないけど次々に出てきた料理を口に運んでいく。本当に美味しい……幾らでも入りそうだよ。
当面はこの食事にありつけるのか……まさに不幸中の幸い。
これから忙しくなりそうなんだし、今日ぐらいゆっくり休ませてもらうとしよう……。



第三話は此処までとなります。一話の量が少ないでしょうか? 切りの良いところで切っているので、量がバラバラになってしまうのです……。
少し物語が動いた感は出たでしょうか? まだまだ続きます。 次話投下です! こちら

感想等はこちらにお願いします。

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Last-modified: 2010-11-12 (金) 00:00:00
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