闇の力
俺は、全身を駆け抜ける痛みに目を覚ました。
どうやらここは、どこかの路地裏のようだ。
「つぅっ、ここは何処だ。くそっなにも思い出せない」
不意に俺は、自分のまわりに影が集まっていることに気が付くよく目を凝らして見ると、
どうやら影の正体は、複数のヤミラミのようだ。
ヤミラミの姿を確認した瞬間俺は、体中の痛みにまた意識を失った。
「なんでこいつ、こんなところに倒れてるんだ」
一匹のヤミラミが言う、するともう一方のヤミラミが
「とりあえず本部に連行するぞ」
「そうだな」
ヤミラミがその男を運び出そうとした瞬間ヤミラミたちは、後ろから声をかけられた。
「おい、おまえら、そこでなにしてる」
「「ア、アクセル様!」」
アクセルと呼ばれた男は、ヤミラミたちを睨みつける。
「あやしい男を見つけたもので本部に連行しようとおもいまして」
「その男なにか悪いことでも、したのか」
アクセルは、ヤミラミたちを睨みつけながら言う
「いえ、そうゆうわけでは、ありませんが」
「だったら連行する必要ないだろう。それに本部に連れて行くなら牢獄じゃなくて治療室だろう
ひどいけがだ」
「い、今すぐ連れて行きます」
ヤミラミたちが男をかつごうとするのをアクセルがやめさせる。
「いや、おまえたちはもう帰れこの男は俺が連れていく」
「では、よろしくおねがいします」
ヤミラミたちは、アクセルに一礼してその場を去っていく。
アクセルは、その男をサイコパワーで宙に浮かして本部の方向に歩いて行く。
「いま組織は、新たなポケモンを必要としているこの男には素質がある、役に立って
もらうとするか」
アクセルは、誰にも聞こえないような声でそうつぶやいた。
真っ暗な闇の中、いるのは自分ただ一人おれの名はゼロそれ以外なにも思い出せない。真っ暗な闇そこにふと遠くに小さな光が見えた俺はその光に向かって必死走った。そして光に飛び込んだ。
「っ、ここは・・」
「おお、気がついたのか」
「お前はだれだ、ここはどこだ」
「俺の名前はアクセル、種族はデオキシス、理解したか?そしてここは俺の所属している組織の
医務室だ」
その医務室は壁や床がすべて真っ白で清潔感が漂っていた。
「さて、目を覚ましてすぐで悪いが幹部たちとの顔合わせだ」
「顔合わせ?どうゆうことだ」
「ついてくればわかる」
アクセルが医務室から出ていく。ゼロもそのあとを追って医務室から出て行った。
すこしずつ更新していきます。
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