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闇に囚われたもの

/闇に囚われたもの

第十回仮面小説大会 官能部門エントリー作品です

作者ラプチュウより



この作品には以下の要素が含まれます

・強姦
・♂×♂
・多人数プレイ(3P・4P・5P)



 昼間でも薄暗く、不気味な雰囲気が漂う深い森の中に戦闘音が響き渡る。「星辰の森」と呼ばれるこの場所に眠るといわれているわざマシン<りゅうせいぐん>を回収する依頼を受けてやってきた探検隊”ノーデンス”は、戦闘のさなかでこの場所に来たことを後悔し始めていた。

「きゃあっ!」
「イステっ!くっそぉ!!」

 相手の攻撃に耐えきれずに吹き飛ばされたデンリュウを横目に、チームメイトのバクフーンは自分が助けに入れるほど余裕がないことに悪態をつきながら攻撃に入ろうと体制を整えはじめる。

「おらぁっ!どうしたどうしたぁ!こんなもんかぁ!?」

 敵対するポケモンのうちの一体、フローゼルが体制を整えようとするバクフーンに向かって<アクアジェット>で突っ込む。バクフーンは慌ててよけようとするも、体制が整っていない状態ではよけられるはずもなくフローゼルの<アクアジェット>をもろに受けてしまった。そのまま後ろに数メートル吹き飛ばされて地面を転がる。

「がふっ…!」
「けっ、ざまぁねぇなぁ探検隊様よぉ?」

 地面に転がるバクフーンの顔を踏みつけながらフローゼルが笑う。その横でイステと呼ばれたデンリュウもワルビアルに抱えられるようにして捕まっていた。

「こんな場所までわざわざご苦労なこったなぁ、ねぇちゃん達よぉ?」
「い…イオド…」

 ダメージもさることながら両腕をしっかりと固められて身動きの取れないイステに向かって、ワルビアルがにやつきながら声をかける。ワルビアルに抱えられたイステは、目の前でフローゼルに踏みつけられている自分のチームメイトの名前を弱々しい声で呼んだ。

「さぁてと、こいつらどうするよ?」
「こんなところまでわざわざ来てくれたんだ、俺たちなりの歓迎で楽しませてやろうぜ?」
「おっ、いいねぇ~。こいつらにはたぁっぷりお礼してやらないと気が済まねぇしなぁ?」

 イオドを踏みつけたままで問いかけるフローゼルに対し、イステを抱えているワルビアルがにやついたままで提案を返す。その提案に仲間のアーボックがワルビアルに抱えられたイステの顔を自分の尻尾で撫でながら同意の声を上げた。

「お、お前ら…こんなことしてただで済むと思っ…げぼっ!」
「黙れや! てめぇ自分の立場わかってんのか、あぁっ?」

 イオドがワルビアル達に視線を向けて話している途中で、フローゼルがイオドの腹を思い切り蹴りつけた。胃液を戻してむせかえるイオドにフローゼルはさらに痛めつけるように踏みつけや蹴りを入れ続ける。

「やっ、やめてっ!! もうイオドにひどいことしないで…」

 そんな光景をまざまざと見せつけられて、イステが思わず声をあげる。その顔にはうっすらと涙が浮かんでいた。

「やめてほしかったら…分かるよな、ねぇちゃん…?」

 にたりと笑い、アーボックがイステにすり寄りながらそのほほを舌で撫でる。少し震えながらイステは小さくうなずいた。

「よぉし、それじゃぁ行こうか…俺たちの住処にご招待するぜ」

 ワルビアルがイステをゆっくりと地面におろして拘束を解いた。暴れることも逃げ出すこともせずにおとなしくしているイステに、あごで「ついてこい」と合図するワルビアルの後ろについてイステが歩き出す。そのすぐ後ろにつくようにアーボックも動き出した。

「ま…まて…イステ…」
「イオド…私なら…大丈夫…だから…」

 意識が遠のく中で、イオドはイステに向かって腕を伸ばす。イステは振り返ってイオドに小さく笑いかけると、すぐにまた歩き出してワルビアル達と一緒に森の奥へと消えていった。

「さぁて、俺はお前で遊ばせてもらうぜぇ? 覚悟しとけよ?」
「く…く、そ…」

 自分を見下ろしながらニタニタと笑いながら話しかけるフローゼルの視線を感じながら、イオドの意識は闇の中へと沈んでいった。

――――――――――

 深い森の奥にある洞窟の中で、炎が淡い光を放って周囲をかすかに照らす。その弱々しい光の中で仰向けに寝転がされたイステの下腹部に、ワルビアルがイステの両足を広げるように押さえつけて顔を突っ込んでいた。洞窟内にぴちゃ、ぴちゃ、とイステの下腹部を嘗め回すワルビアルの舌が出す水音が響く。一方で、イステの上半身のほうはというとアーボックがイステの口をくわえ込んでその口内を舌でじっとりと嘗め回していた。かすかに膨らんだイステの左胸の先にある突起はアーボックの尻尾の先がたえまなく転がしている。

「んぶっ、んぐぅっ…」

 イステは洞窟内に連れ込まれてからずっとこの責めを受け続けていた。身をよじろうにも足はワルビアルにがっちりと押さえつけられ、上半身はアーボックが巻き付いていて少しも動かせそうもない。二匹が与えてくる刺激を逃がす余地もなく、直接的に受け止めるしかない状態では身体が感じ始めるまでに時間はかからなかった。責めを受け始めてから数分で、胸の突起は固くなりワルビアルに嘗められている下腹部から聞こえる水音も大きくなる。そんなイステの反応にいやらしく笑みを浮かべた二匹は、責めを激しくしながらさらに数十分もの間休むことなくイステを責め立てた。二匹の責めはとても的確であり、イステの身体はどんどん感度を上げて快楽に抗えなくなっていく。

「ふぅっ…お前の蜜、なかなか美味かったぜぇ…?」
「あっ…ふぁぁ…」

 しばらく責め続けた後、ワルビアルがイステの下腹部から顔をあげて少し離れると口元についた彼女の愛液をぬぐう。それと同時にアーボックもイステの上半身を解放した。イステは全身をけいれんさせながら必死に酸素を求めるように呼吸をする。だらりと地面に投げ出された四肢は鉛のように重くて、ワルビアルに嘗められ続けた下腹部の割れ目からは愛液が洪水のようにあふれて地面に水溜りを作っていた。その割れ目の先端にある小さな突起も、胸の突起と同じく固く大きく膨らんでいる。
「おぉおぉ、だいぶ出来上がったなぁねぇちゃん?」
「ひゃうんっ!!」

 そんなイステを見たアーボックがにやつきながら、割れ目の先端の突起を尻尾の先で軽くはじく。イステは声をあげながら身体を跳ね上げた。

「よぉし、それじゃあそろそろハメるとするか」

 再びワルビアルがイステの両足を押さえつけながら大きく広げる。愛液でびしょびしょになった割れ目に、はち切れんばかりに大きくなった自身の逸物を擦り付けるとイステの身体は大きくのけ反った。

「あひゃぁっ!?」
「へへ…俺はこっちっ」
「おぶっ!?」

 アーボックも自身のいきり立った逸物をイステの口へと押し込む。喉の奥まで届くほど大きいモノを口に突き込まれてイステは目を白黒させた。

「おらっ!一気に行くぞっ!」

 ワルビアルは割れ目に逸物の先端をあてがうと一気に根元まで突き入れた。イステの腹が突き入れたワルビアルのモノで膨らむ。

「おぐっ!?」
「おらおらぁっ! ちゃんと舌使えやぁっ!」
「こっちも動くぞぉっ!」

 ワルビアルもアーボックもそれぞれが突き入れた逸物を先端が出ない程度まで引き抜くと、再び一気に根元まで沈めた。洞窟内には激しくもいやらしい水音と、身体をぶつけ合う音が響きわたる。

「げぼぉっ、ぐぇっ、あぐぅっ!?」
「おらおらぁっ! こんぐらいで根を上げてんじゃねぇぞぉっ!?」
「くぁぁっ、こいつの口ん中さいっこうっ!」

 ワルビアルに下を、アーボックに上を激しく責め立てられてイステの意識が真っ白に染まっていく。さらにアーボックは胸の突起へと舌を伸ばし、更なる快楽の底へとイステを堕とすべくその突起を弄んだ。それによりイステはさらに全身を震わせながら快楽の渦へと引きずり込まれていく。すでに身体はワルビアルにモノを突き入れられるたびに絶頂を迎えるほどに感度が上がっていた。そこへアーボックが胸の突起への刺激をくわえたことで、イステは終わることのない絶頂の只中に放り込まれる。それに反応したイステの身体はワルビアルのモノを強く締め付け、味を占めたワルビアルはさらに激しく腰を振るというイステにとっての負のスパイラルに陥っていた。

(もうっ…だめっ…いっそ…殺してっ…)

 アーボックに口内を侵され続けて呼吸もままならず、胸と秘部への責めによって絶頂が終わる前に次の絶頂が来る、そんな地獄の中で一筋の涙がイステの瞳から零れ落ちる。当然そこまで激しい責めに、責めている本人たちも長時間耐えられるはずもなかった。

「うぐっ…だっ、出すぞぉっ!!」
「しっかりこぼさず飲み干せよぉっ!!」

 ひと際深く突き入れられたワルビアルとアーボックの逸物が大きく震えると、そのままイステの中へと欲望にまみれた白濁液が吐き出された。イステの腹は大きく膨れ、口からは収まりきらない白濁液が溢れ出す。十数秒の間イステの中へと白濁液を吐き出した後、二匹はゆっくりと自身の逸物を抜いた。

「げぼっ、おぇぇっ!」
「あーあ、全部飲み干せっつったろうが!」
「下からも盛大に吹き出しやがってこのアマっ!」

 イステが口からも秘部からも卑猥な音を響かせながら白濁液を吹き出す。ワルビアルとアーボックは高笑いしながら白濁液の中に横たわるイステを見下ろした。

「イ…オ…ド…」

 身体も精神もぼろぼろになって白濁液の海に横たわるイステが、薄れゆく意識の中でぽつりとつぶやいたのは自分のパートナーの名前だった。

――――――――――

 イステが連れていかれた洞窟とは別の場所にある水辺にほど近い洞窟の中で、イオドの顔に大量の水がかけられる。その刺激で意識を取り戻したイオドが目を覚ました。

「う…うぅ…」
「ようやくお目覚めか? 探検隊様よぉ?」

 目を覚ましたイオドの視界にまず飛び込んできたのは、にやつきながら自分を見下ろすフローゼルの姿だった。

「っ、てめっ…!?」

 フローゼルの姿を見るなり殴りかかろうとするイオドだったが、腕も足も動かせないことにすぐに気が付いた。慌てて確認すると、腕と足が大の字になるように縛り付けられていた。

「なっ…おいっ、これはっ…!?」
「抵抗はすんなよぉ、できねぇだろうがなっ」

 状況の理解が追い付かずに戸惑うイオドの身体を、怪しく笑いながらフローゼルがまさぐり始める。その行動にさらにイオドの思考がかき乱された。

「おまっ、なにをっ…!?」
「いいから黙って俺の玩具になってろってのっ、お前の相方を殺されたくなけりゃなぁ?」

 自身の身体をまさぐるフローゼルの言葉に、イオドの表情が一気に固くなる。

「このっ、イステに何か…んぐっ!?」

 フローゼルに食って掛かろうとした直後、イオドの口を自分の身体の上に乗ったフローゼルが自身の口で塞いだ。突然のフローゼルの行動にイオドの思考が止まったが、そのままフローゼルの舌が自分の口内へと入ってきてさらにイオドは混乱する。

「んぐっ、んぅぅっ!?」
「じゅる…んちゅ…れろ…」

 フローゼルの行動に混乱したイオドは何も考えることができなくなり、フローゼルのなすがままにその口内を舌で犯されていく。フローゼルはイオドの口内を犯しながらその身体を撫でまわし続けた。相手を気持ちよくさせるフローゼルの的確な責めに、次第にイオドの身体は火照り始める。

「ぷあっ…へぇ、かわいい顔すんじゃん?」
「はぁっ…はぁっ…て、め…」

 フローゼルが口を離すと、イオドとフローゼルの口の間にお互いの混ざった唾液が透明な糸となって現れる。顔を赤らめるイオドを見つめながら、フローゼルは不気味な笑みを口元に浮かべた。

「どうだ? 気持ちよくなってきただろ?」
「こ…んなの…気持ちいいわけ…うぁっ!?」

 フローゼルの問いかけに対し、息も絶え絶えに反論しようとしたイオドの言葉は下半身から登ってきた感覚にさえぎられる。いつの間にか大きくなっていたイオドの逸物をフローゼルが握ったのだ。

「説得力ねぇなぁ、こんなにしちまってよぉ?」
「うぁっ!? やめっ…!?」

 にやついたままのフローゼルが、イオドの逸物をしごき始める。自分の意思に反して身体は快感を感じてしまっていたことに混乱しながらも、フローゼルが与えてくる刺激に必死に耐えようとイオドは歯を食いしばった。

「ご立派なモノを持ってんじゃねぇか、これであの雌もヒィヒィ言わせてたのかぁ? あぁん?」
「そっ、そんなことっ…あがっ!?」

 フローゼルが並べる言葉に抗議の声をあげようにも、その責めに身体は感じてしまいさらに逸物を大きくしてしまう。それに気をよくしたフローゼルは近くに置いてあった袋の中から何かを取り出した。しんじゅを縦にいくつもつなげたような形をしたそれを、フローゼルは自身のつばでよく濡らすとその先端をイオドの肛門にあてがう。

「なっ…おまっ…なにをっ…!?」

 自身の逸物をしごかれながらも、肛門からくる違和感に思わず身体を震わせてフローゼルの顔を見る。顔を赤らめながら驚きの表情を見せるイオドを見て、フローゼルはにたぁと大きく笑うと一気にイオドの肛門へそれを突き入れた。

「あがぁぁぁっ!?」
「気持ちいい? ねぇ、気持ちいい?」

 イオドの逸物をしごきながら肛門に突き入れたモノを抜き差ししていくフローゼルは、楽しそうにイオドに問いかける。イオドはその問いかけにこたえる余裕はなく、下半身から襲ってくるその感覚に耐えることに必死だった。だが、初めて味わう感覚にそう長く耐えられるはずもなく、限界を迎えたイオドの逸物からは白濁液が噴き出す。

「ぅあああっ!?」
「おぉ、イッちゃったぁ? そんなに良かったかぁ?」

 自身の出したもので身体が白く汚れたイオドは呼吸を整えようとするが、フローゼルは肛門に突き入れたモノを動かすのをやめずに整えるスキさえ与えてくれなかった。

「あがっ、やめっ…!?」
「けけっ、やぁだよぉっ!」
「んぎぃっ!?」

 イオドは涙を浮かべてフローゼルに辞めるように懇願しようとしたが、フローゼルは聞き入れることなくまだ硬さを失っていないイオドの逸物をその口でくわえた。フローゼルの口内で逸物を嘗めまわされて再び快楽の中へ引きずり込まれたイオドはまた逸物を大きくする。相変わらず肛門は突き入れられたモノを抜き差しされており、先ほど絶頂したばかりのイオドには耐えきれるはずもなくすぐにまた絶頂を迎えてフローゼルの口内へと白濁液を吐き出した。

「おぶっ…んぐぅ…」
「あ…くはぁ…す、吸ぅなぁ…この…変態ぃ…」

 フローゼルは口を離すどころか、イオドの逸物を吸い上げて出されたものを自分の喉の奥へと送り込む。イオドの身体からは力が一気に抜けて荒く息をしながらフローゼルの与えてくる快楽に流されるしかなかった。

「くはぁ…お前の精液美味いなぁ…今までで最高の味だぜぇ?」

 口元についた白濁液をぬぐいながら、イオドの身体についた白濁液をすくい取るとイオドの顔に塗りつける。イオドは声をあげることもなく、ただ乾いた呼吸音を出しながら胸を上下させていた。

「さぁてと…んじゃそろそろっ…」
「んぐっ…!?」

 肛門に突き入れていたモノを抜き取ると、フローゼルはいきり立った自分の逸物の先端をイオドの肛門へとあてがった。そのままゆっくりとイオドの肛門へ自分の逸物を沈めていく。先ほど突き入れられていたモノよりも太いものが突き入れられ、イオドの意識が真っ白になっていった。

「あがぁぁぁっ!? だめっ、裂けるぅぅっ!?」
「いいぞぉ、だいぶメスらしくなってきたじゃねぇかぁ、あぁんっ?」

 身体をのけぞらせて叫ぶイオドの反応に、フローゼルが満足そうに笑いながら腰を振り始める。イオドの肛門を犯しながらも、彼の逸物を扱くことは忘れずにむしろさらに激しく責め立てた。

「ひぁぁっ、だめぇぇっ!?」
「よぉしよぉし、その調子だぜぇ!?」

 フローゼルはその後、さらに時間をかけてイオドを責め立てる。何度も絶頂を迎えさせられて、肛門に何度も出されて腹も妊娠したように膨れていた。すでに身体は快楽に負けていて、フローゼルの思うがままに絶頂させられ感じさせられてしまうようになってしまっている。闇に沈んでいく意識の中で最後にイオドの脳裏に浮かんだのは、自分に笑いかけてくるイステの笑顔だった。

――――――――――

 この薄暗い洞窟の中で、もう何日過ごしてるのかわからない…陽の光を見なくなってどれぐらいたったのだろう…でもそんなことはどうでもいい…今私にとって大事なのは…。

「おらっ、尻をこっちに向けやがれっ」
「ふぁい、ご主人さまぁ…」

 ワルビアルに言われて、イステは尻を突き出すような体勢をとる。秘部からは愛液がしたたり落ち、肛門もひくつかせながら恍惚の表情を浮かべて誘惑するように尻を振り出した。

「よぉしよし、奴隷としての立ち振る舞いはしっかり覚えたようだなぁ?」
「ひぁんっ、ご主人さまぁ、もっとお尻撫でまわしてくだしゃいぃっ!」

 満足そうに笑いながらワルビアルが突き出されたイステの尻を撫でまわす。どんな刺激も快楽に感じるようになったイステの身体は、更なる快楽を求めて身体を喜びで打ち震わせながらおねだりの言葉を口にするようになっていた。

「けけけ、乳首しゃぶってほしいかぁ?」
「あぁん、いっぱいしゃぶってくだしゃぁい…」

 アーボックの横からの問いかけに、イステはとろけた表情のままおねだりする。アーボックはそのままイステの身体の下に潜り込み、胸の突起をしゃぶり始めた。イステがワルビアルとアーボックに愛撫されているその横で、別の二つの影が重なり合っている。

「んあぁ…あふぅ…」
「あ~、やっぱおめぇのナカは具合がいいわぁ…」

 恍惚の表情を浮かべながら肛門を犯されているのはイオドだった。フローゼルは気持ちよさそうに腰を振りながら大きくなったイオドの逸物を扱き続ける。

「ほぉれ、これがいいんだろぉ?」
「ひゃいっ、しゅきれすぅっ! おひりをじゅぽじゅぽしゃれながらおちんぽごしゅごしゅされるのしゅきれしゅぅっ!?」

 完全に心も堕とされたイオドの表情は蕩けきっていて、フローゼルの責めを全身で喜んで受け止めている。そんなイオドの様子を見て、フローゼルは舌なめずりしながら腰を振り続けた。

「ほぉれ、奴隷同士仲良くしなぁ?」
「ん~そうそうっ、仲良くなぁ?」

 ワルビアルがイステの両足を大きく広げて抱え上げると、そのままイオドのほうへと歩み寄る。フローゼルもにたりと笑いながら、自分の逸物を刺したままイオドを抱え上げるようにして自分の目の前に持ってきた。ワルビアルはイステの秘部を、イオドの大きくなった逸物で突き刺すと同時にイステの尻穴に自分の逸物を突き入れた。

「ひゃぁんっ! おちんぽきたぁっ!」
「うぁぁっ! これしゅごいのぉっ!」

 イステもイオドも、お互いに恍惚の表情を浮かべながら腰を振り出す。イオドの首の後ろへ腕を回したイステが、そのままイオドと口づけしてその口内を犯し始めた。それに応じるようにイオドも自分の舌をイステの舌と絡める。

「んむっ…じゅるっ…」
「あむ…くちゅ…」

 そんな二匹を見て、にたりと笑いながらワルビアルとフローゼルもそれぞれの肛門に突き入れた自分の逸物を動かし始める。その横からアーボックがその細い舌を伸ばしてイステの胸の突起を弄んだ。イステも、イオドも、お互いのことが今もわかっているのかは定かではない。だが、快楽の暗中へと引きずり込まれてしまった今となっては、二度と元に戻ることはないだろう。なぜなら彼らが向かい、帰ることのなかったこの「星辰の森」は、入るものを二度と外へと出さない闇そのものなのだから…

~Fin~


あとがき

第十回仮面小説大会参加者の皆様、お疲れさまでした。
今回このwikiでの小説大会には初参加となりましたが、3票をいただき本当に感謝しております。
この場を借りてお礼申し上げます。

なお、今回の作中に登場した固有名詞では一部クトゥルフ神話TRPG*1に出てくるワードを引用させていただきました(気が付いた方どれぐらいいるんでしょうね(笑))

・星辰の森/「星辰正しき(とき)
星辰とは星や星座を指し、「星辰正しき刻」とは「星が正しい配置になった時」を指します。
クトゥルフ神話TRPGでは、この時にタイトルとなっているクトゥルフを含む様々な邪神達が復活して世界を暗黒に変えるとされています。

・探検隊"ノーデンス"/ノーデンス
人間に大して好意的な珍しい神格*2で、遭遇してもSANチェック*3が入らない。

・デンリュウの名前「イステ」/イステの歌
ギリシャ語で書かれた魔導書*4
読むのにかかる時間は11週、正気度喪失*5は1D3/1D6*6、クトゥルフ神話技能*7は5ポイント上昇。

・バクフーンの名前「イオド」/イオドの書
太古の言語で書かれたものと、英語で書かれたものの2種類が存在している魔導書。
太古の言語で書かれたものは読むのにかかる時間は51週、正気度喪失は1D6/2D6、クトゥルフ神話技能は12ポイント上昇。
英語で書かれたものは読むのにかかる時間は10週、正気度喪失は1D3/1D6、クトゥルフ神話技能は4ポイント上昇。

…専門用語がいっぱい出てきてますが、気になる方はご自分でお調べください(笑)

以下、投票コメントへの返信です。

シンプルなストーリーラインだからこそ、主人公たちが堕ちるまでの空白を想像しやすくていいですねえ。
デンリュウちゃん、初めは「私、彼ともまだで……っ」て涙ぐんでいたかと思うとその堕ちっぷりがアツい。
パートナーが堕ちていないことを信じて、4日くらいは陵辱に耐えてきたんでしょうか。
その「堕ちる瞬間」は読者がイチバン読みたいものなので書いてほしかったですが。 (2018/10/14(日) 22:14)


ご丁寧な感想ありがとうございます。今回は初めての小説大会というのもありましたので探り探りでの執筆となりました。「堕ちる瞬間」が見たいのであれば、後日あらためて完全版として投下しなおしたいと思います。

ただえろかったので (2018/10/14(日) 22:15)


えろかったですか(笑)
そう思っていただけたのであれば書いた甲斐があります、ありがとうございます。

すごくよかった (2018/10/14(日) 23:54)


ありがとうございます。これからも精進したいと思います。


ご意見・ご感想ございましたらこちらまで

お名前:
  • 落ちるまでの時間が早すぎて、読んでいて感じる消化不良がありましたね。まるで一日で正気を失ってしまったかのような気分なので、手を変え品を変え、一か月分くらい書いてほしかった作品ですな
    私は『快感を感じすぎてつらい』という創作界隈によくある状態が理解できないので、どうしてつらいのか、どのようにつらいのかが分かりやすくなって欲しかったし、つらい割には落ちてしまった後は特に苦にも思っていないっぽいのも不可解。
    次第に快感を感じたときに同時に味わう苦痛も和らいでいくとか、慣れて行くとか、そんな経過が欲しかったとおもいます。
    例えば呼吸が正常に行えないとか、心臓が馬鹿みたいに早く打ってつらいとか、体中が勝手に痙攣するからつらいとか、筋肉痛が辛いとか、みたいな。それらの苦痛を乗り越えて、快感のみを感じていく描写こそ調教のだいご味じゃあないですか! ですか!
    完全版も出されるそうなので期待しておりますね -- リング
  • 感想会での意見まとめありがとうございます~ -- ラプチュウ

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*1 ラヴ・クラフトの書いた小説をもとにしたホラー系のテーブルトーク・ロールプレイングゲーム。プレイヤーは怪異に巻き込まれた一般人となって現実世界に襲い来る数々の脅威から生き延びつつも退けることが目的となる。
*2 基本的にクトゥルフ神話TRPGに登場する神格は精神を侵されるような強烈な嫌悪感に満ちた存在で、敵対・遭遇することは即刻死につながります
*3 クトゥルフ神話TRPGでのシステムで、怪異などに遭遇した時に正気でいられるかの判定。このチェックに成功するか失敗するかで怪異や恐怖に遭遇するたびに正気度と呼ばれる数値が減っていく。通常40~60ぐらい(最大は99)からスタートして、ゲームクリアするまでは回復は基本しない。正気度が0になるとそのプレイヤーはゲーム中では廃人となってゲームオーバーとなる
*4 クトゥルフ神話TRPGは現実世界でのお話ですが、時に魔術を使う人間が存在します。当然ながら邪神や邪神側にいる怪異も使います。邪神側から習得することもありますが、普通は魔導書から学びます
*5 正気度を失う前に入るSANチェックに成功したか失敗したかで失う正気度の量に変化がある。スラッシュの左が成功した時に減る数値で、右が失敗した時に減る数値。
*6 Dはダイス(サイコロ)のことでDの左は振るダイスの数、右は振るべきサイコロにある面の数
*7 クトゥルフ神話に関わる怪異に遭遇ししたり魔導書を呼んだ時にもらえる能力。クトゥルフ神話に関する知識の深さを表すが、同時にこの技能の値が高いほど最大正気度が減ってしまう。

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Last-modified: 2018-10-15 (月) 04:53:28
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