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過疎地域

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駄文執筆者 文書き初心者


最悪だ……
何もかもが最悪だ……
父親が急に転勤になって、それに合わせて引っ越すことになった。
だから親しかった友達とも別れることになった。
おまけに引っ越し先はド田舎で辺りは山やら森やらが広がっていて、近くの町まで行くには車で1時間ぐらいも掛かる。
さらにテレビは週遅れ、テレビ局が違うため、引っ越す前まで見ていた番組が放送されない。
これほど最悪な事があるか?
無い、僕は無いね、かつて無い。
僕は引っ越し先の部屋の真ん中で四肢を投げ出していた。
部屋は段ボールが山積みになっている。
段ボールの整理をするのも面倒臭い。
今頃、ワニノコやミズゴロウ達どうしているかな……
僕がいなくても元気に遊んでいるのかな……
結局、クラスで一番可愛いポッチャマに告れなかったな……
どうせ、引っ越す日に告っても別れるしな……
はぁ…何でこんな所に来たんだろ……
前に住んでた所は近くに海があって、町もそれなりに大きくて……
けど、自分の部屋が無かったんだよな……
僕は部屋を見回す。
ようやく手にした自分だけの空間。
けど、手に入れるために支払った代価が大き過ぎた。
はぁ……
自然に溜息が出てくる。
ガチャ……
ドアが開く。
「おい、転入の手続きをしに俺は行くけどお前もくるか?」
と父さんは言った。(父さんは僕の最終形態のカメックスだ)
「うん…行くよ」
僕は答えた。
いつまでも後悔ばかりしていられない。
前を見ないと……



家から少し遠い役場で父さんは転入手続きをした。
父さんが手続きをしている間、僕はこの付近の地図を見ていた。(地図は窓口に
いるペリッパーさんがくれた)
やはりこの付近は山や森ばかりでコンビニとかゲーセンとかがない。
あるとしても雑貨屋が数軒ある程度だ。
でも、河があるらしい。
おまけにもう少し先になるが海もある。
とりあえず、僕の大好きな水泳は出来そうだ。
「転入手続き終わったからもう行くぞ」
何時のまにか父さんが僕の目の前にいた。
「う、うん」
僕は急いで地図を畳んで役場を後にする。



僕達が自宅に向かうときには太陽が西に傾いていた。
さっき、車の車窓から河を見たけど、見る限り深さはたいして無かった。
水遊びが出来る程度だろう。
やっばり河で水泳は無理か……
そう思いながら車窓の景色を眺めていると木造校舎が見えてきた。
「父さん、あの木造校舎って……」
「ああ、お前が明日から行く学校だ」
「へぇ……」
行きは昼寝をしてて見てなかったけど、あれが明日から行く学校かぁ……
木造校舎なんてホラー映画とかでしか見たことが無かった。
けど、僕は生で見た。
手紙でワニノコ達に自慢しよう……。

 
翌日……
「行ってきます!」
「忘れ物は無いの?」
「無いよ」
「そう、行ってらっしゃい」
僕は母さんに見送られ学校に向かった。(母さんはカメールだ)
自宅から学校までは徒歩20分ぐらいだ。
学校が見えるから初登校でも迷わないだろう。
正直、友達が作れるかどうか不安だ。
けど、学校に行くしかない。
やっぱり、何事も第一印象は大事だ。
昨日みたいなマイナス思考は嫌われる。
皆の前で紹介されるとき元気に挨拶しよう…うん……
色んなことを考えながら僕は学校に着いた。



「えーと、僕はK区からやって来たゼニガメです。趣味は水泳です。これから宜しくお願いします。」
パチパチパチ(拍手)
僕は皆の前で軽く自己紹介をする。
なんか普通の自己紹介になっちゃった……
「じゃあゼニガメの席はフシギダネの隣りね」
空席を指しながらライチュウ先生は言う。
「はい、分かりました」
僕は自分の席に向かいそして、座る。
「じゃあ1時間目は数学だから、皆さん数学の準備をしてください」
えーと、数学数学っと
僕はバッグを漁って数学の教科書、ノート、筆記用具を出す。
ふと、僕は気付いた。
教科書が僕のと違うんだけど……
学校に来て早々こんなことになるとは……
頭の中がパニックになったときに
「ねぇ、良かったらボクの教科書見ていいよ」
と僕の隣りのフシギダネが僕とフシギダネの机の間に教科書を置く。
「あ、ありがとう」
僕はフシギダネの目を見て御礼をする。
僕はふと、フシギダネって雄なのかな?雌なのかな?と思った。
多分、雌だと思うけど、一人称を僕って言ってたし…雄なのかな……
「どうしたの?」
「え?いや、何でも無いよ」
僕は適当にごまかす。
いけない、いけない。すっかり自分の世界に入っていた。
授業に集中しないと。
僕は黒板、教科書に目を移す。
その時に
「お母さん、もうちょっと分かりやすく説明してよ」
と、クラスメイトのピカチュウが言った。
「あんたの理解力が足りないのよ」
ライチュウ先生も言い返して、そのうち口喧嘩になる。
え?お母さん?ライチュウ先生が?
フシギダネは僕が驚いていた事に気付いて
「えっと、あのピカチュウはライチュウ先生の子供なんだ。
さらに隣のクラスにはピカチュウの双子の姉がいるんだ。
ちなみに、ライチュウ先生の夫は隣のクラスのデンリュウ先生だよ」
「あっ、そうなんだ。
家族で学校にいるんだ」
「まぁ、そうゆうことになるね」
マジですか……
こんなことってあるんだなぁ……



キンコーンカンコーン
授業終了のチャイムが鳴る。
「じゃあ、今日はここまで。
フシギダネ挨拶して」
「起立、礼」
「「有難う御座いました」」
挨拶が終了すると皆は僕の方に集まる。
「K区って都会なんだろ?
都会ってどんなんよ?」
とヨーギラスが言う。
「えっと、簡単に言うとビルとかマンションだらけのとこだよ」
「自然は多いの?」
とチコリータ
「むしろ少ないかな」
「君のお父さん救助隊やってるんでしょ?すごいな。
僕のとこなんか両親揃って先生だから羨ましいよ」
ピカチュウが言う
すると、教卓にいたライチュウ先生が
「後でどうなるか分かっているよね?」
ドスの入った口調で言う。
「す、すみませんでした」
「分かればよろしい」
この2匹のやりとりを見て僕は、
なるべくライチュウ先生は怒らせないようにしようと思った。
「そういえば、この学校って生徒数少ないよね?
どうしてなの?」
僕は皆に尋ねる。
すると、ライチュウ先生が
「あたしが説明するわ。
簡単に言うとこの辺は過疎地域よ。 まず極端にポケモンが少ない。
さらに若者が働き先とか求めて此処から出ていってしまいさらにポケモンが減る。
若者がいない=子供ができない。なので高齢化になる。 それで生徒が少ないのよ」
「大体分かりました」
「だから貴方も大人になってもこの辺で暮らすようにね」
「……」
僕はこの時、答えられなかった。
大人になった自分なんか想像出来ないし、自分がこの辺でずっと暮らす自信なん
て無かったからだ……。

 
僕はあの後、隣のクラスのポケモン達にも質問をだされたりして大変だった。
でも、僕が前にいた学校よりも遥かに少ないためそのぶん楽だった。
僕は皆とすっかり仲良くなり放課後遊ぶことにした。
 


カーン
ボールが宙に舞う。
「これホームランじゃね?」
ボールをバットで打ったヨーギラスが言う。
僕達は校庭で野球をやっていた。
とは言っても人数不足なのでバッター、ピッチャー、キャッチャー、守備3匹と
いう小規模な野球である。
だが、宙に舞っているボールに何やら蔓のようなものが近付く。
そして、見事に蔓のようなものがボールを静止させる。
「やった。アウトだよ」
フシギダネが言う。
蔓のようなものはフシギダネの蔓である。
「俺のホームランが……」
ヨーギラスが落ち込む。
「次は僕の番だ……」
僕はバットを持ち、バッターボックスに入る。
ピカチュウ(弟)の球はそんなに速くない。
おまけにフシギダネは順番でキャッチャーだ。
きっとホームランが出せる。
「そういえばゼニガメに僕の魔球を見せてなかったね」
ピカチュウが言う。
「魔球?」
「これのことさ」
ピカチュウがボールを投げる。
なんだ、ただのスローボールじゃないか。
僕は振る動作に入る。
「待って!打っちゃ駄目だ!」
キャッチャーのフシギダネが言う。
今さら止められるわけ無いし、こんなチャンスボールは他にないだろう。
そして、ボールがバットに当たったとき。
ビリビリッ
「ぐっ、うわぁあああ」
身体が突然痺れ、僕は気を失った。
 

僕は目を開ける。
「良かった。気がついたみたいだね」
目を開けるとフシギダネの顔が目に入った。
「うわぁ!」
「そんなに驚かなくてもいいと思うんだけど……」
「いや、起きた瞬間に目の前に顔があれば驚くよ」
僕は身体を起し、辺りを見回す。
此処は保健室かな……
何で寝てたんだ?
「それだけ元気があれば大丈夫そうだね」
「え?」
「覚えてないの?ゼニガメは痺れて気を失ったんだよ?」
「ああ、そういえばそうだったなぁ……何で痺れたか知ってる?」
「ピカチュウの魔球には電気が仕込んであったんだよ。
ゼニガメは水タイプだから電気に弱いから気を失うくらい痺れたんだよ。
あの後、皆でゼニガメを保健室まで運んだんだよ」
「そうだったんだ。有難うフシギダネ。皆は?」
ピカチュウはライチュウ先生にまだ怒られていると思う……。後の皆は帰ったよ」
「そうなんだ。わざわざ僕のために残らなくてもよかったのに」
「いや、ボクが残ってゼニガメの側にいたいって思ったから……」
「有難うフシギダネ……君は優しいね。僕達も帰ろうか」
「うん」

 


帰り道……
「まさか、家が隣り同士とは知らなかったよ」
と僕は言う。
「ねぇ、これから毎日一緒に通学しようよ」
「うん」
僕達はこうして仲の良い友達となった。
でも、この時あんなことになるとは思ってなかったんだ。

 


僕が転入してから半月が過ぎた。
木造校舎も見慣れたし、ライチュウ先生とピカチュウ(弟)の口喧嘩も見慣れた。
廊下で目にするライチュウ先生とデンリュウ先生の熱愛っぷりも見慣れたし(ライチュウ先生が一方的)
少人数での学校生活にも慣れた。
僕はいつものようにフシギダネの家に行く。
そして呼び鈴を鳴らす。
鳴らしてから数十秒するとフシギダネが出てくる。
「お早う、ゼニガメ」
「お早う、フシギダネ。じゃあ行こうか」
僕達は学校に向かうため歩きだす。
僕は最近、フシギダネを見るとドキドキするんだ。
このドキドキは多分、恋の感情だと思う……
でもフシギダネは雄だと思うし……
いっそのこと雄か雌か聞こうかな……
でも、もう出合ってから半月経っちゃったから、今頃聞くなんて失礼だよな……
「ゼニガメどうしたの?
そんなにボクの顔を見て」
「え?いや、何でもないよ」
僕は適当に誤魔化す。
「ふーん。それより今日の放課後、一緒に薬草取りに行かない?」
思っていることがバレたかな……
そういえばフシギダネの両親は薬剤師だったな……
「うん、いいけど僕はどれが薬草か分かんないけどいいの?」
「うん、大丈夫だよ。取るときに教えてあげるから」
「待ち合わせ場所は?」
「森の入口にしようか?」
森の入口……多分あそこだよな……
「分かった」


放課後、僕は走って森に向かっていた。
まさか、道に迷うとは……
お陰で予定した時間より遅れてしまった。
フシギダネ怒っているかな……
森の入口が見えてきた。入口といっても石柱が2本、道を挟んで立っているだけだ。
見るからにフシギダネが居ないような……


案の定、フシギダネは居なかった。
僕は辺りを見回す。
ふぁ…あっ……
微かだけど森の中から誰かの声が聞こえた。
声的にはフシギダネだろう。
僕は森に入っていった。


僕は声のする方へ向かっていった。
「んっ…あっ……」
段々、声が強くなっているから近付いているのだろう。
フシギダネは何をしているのだろう……
そう思いながら奥まで進んでいった。
すると、フシギダネがいた。
だけど僕はバレないように木の陰に隠れた。
何でかって?
フシギダネが自慰をしていたからだ。
僕は木の陰から覗く。
「はんっ…ひゃっ……」
さっきから聞こえていたのはフシギダネの喘ぎ声だったんだ……
フシギダネは仰向きになっていて蔓で胸や秘部を弄っている。
僕はフシギダネの秘部の所をよく見てみる。
雌の性器でさっきから蔓が出たり入ったりしている。
フシギダネって雌なんだ……
僕は唾をゴクリと飲んだ。
僕はフシギダネの自慰姿を見て興奮していた。
自分のモノはどんどん大きくなっていく。
ついに僕は自分のモノは握りしめ上下に動かす。
僕は自慰経験はある。
でも、オカズにしているのは妄想とかだったからこんなリアルなのは初めてだ。
「もっと…突いて…ゼニガメ……」
「えっ?」
僕は思わず自分の名前を言われて声を出してしまった。
フシギダネは気付いて自慰行為をやめる
「だっ…誰?」
どうしよう……
段々、フシギダネがこっちに近付いてくる。
僕は逃げる事も出来ず、木の陰に隠れていた。
でも、フシギダネ見つかってしまった。
「ゼニガメ……」
「……」
僕は何も言えなかった。
途中からとはいえ自慰行為を見て、さらにオカズにしていた。
段々、小さくなっていく僕のモノがそう物語っていた。
「あのさ……」
フシギダネが口を開く。
「独りでするならボクと…しない?」
「え?」
ようやく自分の口が開いた。
「ゼニガメはボクの淫らな姿を見て興奮したんでしょ?お詫びとしてボクが処理してあげるよ」
そして、フシギダネはさらに近付き僕のモノを咥える。
「ふぁ…待って……」
流石にフシギダネとこんなことしちゃ駄目だ。
遅れて覚めた良心がそう言う。
でも、そんなのは簡単に崩れた。
フシギダネが舐め始め、その快感に耐えられなかったからだ。
ペロペロと一生懸命舐めるフシギダネの刺激がかつて無い快感だった。
「くっ…あっ……」
自分で自慰をするよりもとても気持ちいい。
「ボクのフェラ上手いかな?」
フシギダネが舐めながら言う。
「大丈夫…上手いよ……」
良心の無くなった僕はフシギダネにそう伝える。
「ゼニガメがそう言ってくれると嬉しいよ」
フシギダネは嬉しそうに笑みを浮かべる。
すると、フシギダネの蔓が僕の尻尾に向かう。
まさか…やばい……
「ボク、知ってるんだから……ゼニガメは尻尾が敏感なこと……」
すると、僕の尻尾に蔓が巻き付く。
「ひゃあ……」
僕は思わず声を上げる。
次にフシギダネの蔓は尻尾を引っ張ったり、締め付けたりする。
「尻尾は駄目ぇ…敏感なんだよ……」
「尻尾は駄目ぇだって…可愛いねゼニガメ……」
僕はフシギダネの言葉で赤面する。
僕は次第に追い詰められ、射精感を覚える。
「フシギダネ…一旦口を離して」
「どうして?」
「もうそろそろ…出るから」
「大丈夫…それより早く出して」
そしてフシギダネは舐めるペースをあげる。
僕はそれに耐えられず、フシギダネの口内に射精する。
フシギダネの口内は僕の精液で満たされる。
フシギダネは僕の精液を喉を鳴らしながら飲む。
「ゼニガメの美味しいね……
今度はボクを気持ち良くさせてよ……」
フシギダネはそう言い仰向きになる。
彼女は泣きやむと突然キスをしてきた。
ただ重ねるだけのキス、だけど温もりがあった。
「ボクもゼニガメのことが好きだよ……」
彼女は頬を赤らめながら言う。
「だけどいいの?雌なのに一人称がボクだし……その他にも―――」
僕は自分の口で彼女の口を塞ぐ。
2度目のキスだ。
「僕はフシギダネじゃないと駄目なんだ」
自分の頬が赤くなったのを感じた。
「ふふ…ゼニガメも趣味が悪いなぁ…でも嬉しいよ」
そして、僕達は大人のキスをする。
舌を絡ませ、お互いの唾液を交換する。
僕にはその行為がとても心地よかった。
お互い口を離すと唾液の透明な橋が掛かる。
キラキラ光っていてとても綺麗だった。
「フシギダネ……」
「分かってるよゼニガメ……」
フシギダネは仰向きになる。
「来て…ゼニガメ……」
僕はフシギダネに近付く。
そしてフシギダネの蜜壺に自分のモノをあてがう。
次にゆっくりと蜜壺に自分のモノを沈めていく。
そして、蜜壺に自分のモノが全て収まる。
「はぁ…繋がったよ…動くね……」
「うん……」
僕は腰を動かす。
すると、さっきのフェラよりも強い快感が僕に伝わる。
僕はぎこちない動きだがピストン運動を続ける。
「ゼニガメのが…奥まで届いているよぉ……」
「フシギダネの中…とても気持ちいい……」
僕は何度も彼女の膣奥を刺激し、結合部から愛液が飛び散る。
「はっ…あん……」
「ぐっ…はぁ……」
ジュブジュブと卑猥な音、僕達の喘ぎ声が森に響く。
「ゼニガメ…キスしよ……」
彼女の蔓が僕に巻き付き、僕を横に倒す。
彼女は僕と向き合い、抱く。
そして、彼女がディープキスをしてくる。
僕は自分の舌と彼女の舌を絡ませながら、僕はピストン運動を続ける。
簡単に言うと対面側位である。
対面側位になったことで膣奥まで刺激するのが難しくなったが、上の口から刺激
がくる。
「この体位いいね…ゼニガメとキスしながらできるし……」
「僕の腰の負担も軽くなったし…フシギダネと抱き合えるし……」
「……腰の負担って何?」
「これでもこっちは疲れるんだよ。腰振るだけでも……」
「……ゼニガメ…明日から腰鍛えようか」
「それは毎日交尾するってこと?」
「もう…ゼニガメったら……」
「冗談だよ……」
次第に僕達は絶頂を迎えようとしていた。
「ゼニガメ…もう……」
「僕も……外に出すね……」
「大丈夫…中に出して……」
「分かった……」
僕はラストスパートに入る。
思いきり膣奥に刺激し、速度も上げる。
「あああああ゛っっっ………」
すると先に彼女が絶頂を迎える。
「ぐっ……」
膣内がキュッと締まりそれに耐えきれず僕は精液を膣奥に放つ。
ドクドクと大量に精液を放出し、入りきらなかった精液は結合部から垂れる。
「「はぁ…はぁ……」
僕達は呼吸が整うまで繋がったまま抱き合っていた。


 

数日後…
「ゼニガメ早くしないと遅刻だよ」
「はぁ…はぁ…待って……」
「ゼニガメはあっちの方も遅かったからね」
「あれはフシギダネが先にイッたじゃないか」
キンコーンカンコーン
「やばい早くしなきゃ!」
「待ってよフシギダネ……」
誰もが進むべき道から踏み外して間違えることがあると思う。
でも、そういうときはもうひとりがその人を正しい道へと導いてあげればいい。
僕達はお互いに助け合い、進むべき道に歩こうと思う。
まだまだ経験は浅いけど迷ったときは僕達なりに考え、最善な選択をとる。
そして、ふたりで進んでいく。
僕達はパートナーだから……


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Last-modified: 2009-12-01 (火) 00:00:00
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