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二話目追加
毎日更新
なんかサイコな内容の可能性
ギャグしかない。現在この長さを20倍したくらいのストックがある。
さらにこの話と世界観共通の長編がある。そっちはシリアス
途中で崩壊した。はじめから崩壊してる
回を重ねると読みやすくなるはず
世界観
ポケモンしかいない。
武器<わざ
カントーとジョウトあたりが戦争してる
ピカチュウ=主人公だがアレな奴
正直ジパングのパクリ。だからジパングみたいなストーリー=つまんね
正直、これつまんないよ。
―――――――――――
「………」
「……」
「…欧州には、我々と同じく巨大な軍隊が存在するという。
しかし、我々と違って彼等は、"私兵隊"らしく――
鳳凰陛下に忠を尽くす我々皇軍がかなわないわけがない!
我々最強の皇国陸軍、総員
"どこかの空にいる鳳凰陛下に最敬礼!"」
――最敬礼……あれ?
「……っても…どっちに敬礼すればいいかわかりません!」
「あ?…12時方向。真っ正面。俺に最敬礼しろよ」
\イヤダ!フザケンナー/ \ヒッコメー/ \シネー!/
ここは兵員術科学校、兵站(へいたん)するための施設、戦闘の基礎を学び軍人になるための学校だ。
兵隊は戦時中にも関わらず、志願制である。
そのため士気は高いのだが、隊はバラバラに行動してしまう。
そんな時、ピカチュウ故天才な俺はこんな事を言う。
「さて、君達。今日の夕食の献立を知っているかな」
ざわ…
ざわ…
「月に二度も無い無制限セット、カロリー、糖分、塩分、食材の値段すら無制限。
皆、要らないとは言わせないぞ?」
生きるのに最低限以下の量、士気を保つに足らない味、
肉食の班に生えたままの野草を与え、草食の奴に砂をしゃぶらせる…レベルの味付けの飯
通称"共食い防止食"がデフォルトだが、月一食のみ食堂のガルーラ大尉が作るまともなメシ
"無制限セット"
そのためガルーラ"たん"は皆の聖母であり、盛った年頃の彼等にはたまらない存在である
「謀ったな少佐!」
「でも、愛しのガルーラ大尉はそんな謀略に屈しません!」
訓練生の一人が叫び、そうだそうだ、と声が次々挙がる
「謀略?違うね。」
「お前らの飯作ってる時間帯"に"俺が大尉を抱くからね。お前らの飯は作れない。つまり、通常の臭い飯だ」
うわあぁぁぁとか、ぎゃあぁぁぁやら、ぐわあぁぁ
といった断末魔が広場に響き、すすり泣く声や狂って笑い出す者も居る。
少佐と大尉が「行為に至る仲である」という噂があった。その噂を皆"口に出してはならない"事として
皆信じたくなかった
ドサッ…
「メディック、メディーク(衛生兵、衛生兵ー)」
とかいう風に倒れる者を見下ろしていた少佐は
「ああ、精神攻撃って最高」
「ええ、最高ですね。…少佐"殿"?」
少佐の背後に凄い圧力が、フェロモンが、少佐の大好きな人の匂いが…
「あはは、あはは……抱かせて」
「はい、抱いて"差し上げます"」
少佐は次の瞬間抱き上げられ、三メートルある演説台の上から地面へ『バック転ジャーマンスープレックス』を食らう
- ダグトリオ地下機密-[禁流布]
戦況
被害報告
兵員
瀕死一名(ピカチュウ少佐)
重傷者無し
軽傷者無し
…その他の戦闘不能兵員(混乱他)
脱糞一名
失禁二十七名
精神錯乱百超
失神三十名(多数あり、医務室に搬送された者のみ数えました)
自傷未遂十五名(内自殺未遂七名)
戦闘可能兵員
訓練生無し
教官 ピカチュウ少佐を除く全員
備考
ガルーラ大尉の戦闘力は53万
訓練生はガルーラ大尉がよっぽど好きらしい。
ガルーラ大尉結婚してくれ。(書類制作者)
以上
「ええー、昨日朝礼で全滅したのはごめんなさい。私のせいです」
首にギプスをはめたピカチュウ少佐がまた演説台に立っている
「だって、抱きたいんだもん!ガルーラたんかわいいよガルーラたん」
それに対し、二足歩行の銃を扱える訓練生は皆少佐に銃を向けての『構え、狙え』で完全に静止している。
手ブレなど無い完璧な銃の扱いだ。
ガルーラ大尉の忠告で「狙うなら額を」とのことらしい。
四足歩行の訓練生は背中に機関銃の二脚を載せて機関銃要員の支援、
ロケット砲の二発目を用意してロケット砲員の支援
風速を伝え、全方位の警戒をしながら狙撃手の後ろでペアになる四足歩行ポケモン
炸裂すると弾性ゴム球七百個が四方八方に飛ぶ演習爆弾を腹に抱え上空を旋回する鳥ポケモン達。
訓練生が全員武装し、戦闘配置にある。
「みんなだってハメハメしたいんでしょ?ガルーラたんと」
ガチャ…ガチャッコン
チャキン、チャッキン、ジャキン
装填音が広場に響く。皆、同意のようだ
「ええい、今日はひとまず解散!今日こそガルーラたんとセックスしてやる!」
「この色狂いがぁー!」
訓練弾、無弾頭ロケット砲弾、閃光弾、演習ガス弾の弾幕弾雨をくぐり抜け、少佐は士官室へ戻っていった
―上士官室前―
B.1(ブラボーワン)
ニドリーノ訓練生
B.2
イトマル訓練生
予定時刻になったのを確認して、無線機のヘッドセットを頭にかける
B.1『ブラボーワンよりブラボーツー』
B.2『こちらブラボーツー、無線の調子は良好、どうぞ』
『オペレーションを開始、タイミングは各自で合わせろ』
『ちょwwwおまwwwww無理言うな、合わせろって…これは実戦だぜ?』
『黙れ、実習で習っただろ』
『違う。座学だったはずだ。
突入とか言ってくれよぉ、そしたらものの五秒で突入して制圧するから』
『はいはい、頑張ってね。――over』
コンコン
「失礼します」
「ガルーラ大尉たんか、上官ならどーぞ。ピザ屋ならピザ置いてけ、もち料金ツケで」
コイツ……作戦は窓からB.2がドアから、俺らB.1が窓から合計二人突入し、少佐をボッコにして俺達は士官室を制圧っと
『作戦開始、ブラボーワン突入!』
ガチャーン「ぎゃあああぁぁ硬ってえー!痛てぇー、あ…あぁー……ドサッ」
「どうした!」
ドアを蹴ったっあばばば!
ホームアローンか…任せたアルファ、デルタ、チャーリー。
ドサッ……
椅子の上で体を折り、尻の辺りを舐めて綺麗にしているピカチュウ
「ふぅん、ここまで愛されてるのかガルーラたん。そら妬まれる。」
三階から転落した生徒とほぼ同時に感電した生徒がいる。
だが所詮"事故"だし、気にしない。骨の砕ける嫌な破砕音も無いし。
ガラスは小さいひび割れだけ。流石は戦闘ガラス。
「ドアエントリーも演習項目に加えるか」
愛用の海軍帽をかぶり、PPエイドを数本ベルトにさす。教えてやる。マセたエロガキ共に"ガルーラたんは俺の嫁"だと叩き込んでやる!」
ドアを開け、転がっていた訓練の顔面を踏みにじりながら士官室を後にした
「その後!ガルーラたんをくそみそにファックしてやる!
割れ目?ハッ クソする穴にぶちまけてやる!」
「あいつは…殺さないと駄目だあぁ」
「少佐バッキャロゥゥー! 誰を踏んでいるゥゥ」
「粉☆バナナ!」
「イトマルゥ…なにしてる…あいつを殺せぇぇ…早く、撃てぇぇえ」
イトマル「・・・・・・・・」
―食堂前―
陸軍特科"アルファ"(作業要員
まず、穴を掘りたこつぼ(縦穴)にする。それを2つ繋げて塹壕にする。
塹壕には俺達ワンリキー
土嚢を作って塹壕の前方に設置した木箱を覆うように積み上げる。
さらに土嚢には銃眼を開けておく。
木箱にはフォトレス、塹壕の後ろにはディグダ分隊
フォトレスの攻撃を潜り抜けたら俺達ワンリキーが少佐を殴る。抜けられたらディグダが地雷のように攻撃。
完☆璧
さて、あのセクハラとパワハラの塊を潰してガルーラたんに会いに…むふふ
む、見張りのポッポ同期生が帰ってきたか。
「ひゃあぁぁ…助けてっ、たすけ――」
ボン
「ピギャアァァァ!」
「今起こったことをありのままに話すぜ
空中が光った。気がついたら同期生が落ちた。
レーザー兵器や、高射砲なんてチャチなもんじゃねえ。
恐怖の鱗粉を味和えへ、あばばばば」
あ、となりの奴が混乱した。
怪しい光?むしろこれは――
青天の霹靂!ギャーン
青空にいきなり雷が出現する。
閃光によって視覚から直接脳にスパイク脳波を発生させ、鳥は落ち、動物は失神又は混乱するッ
コイツはモロに見ちまったようだか、オレは目をつぶっていたッ
「来るっ…奴が電撃引っ連れてやってくる!」
「前方!"まきびし"だ!」
「イエッサー」
積み上げた土嚢のトーチカから四方に向かって小さな"兵器"が飛ぶ
ものの十秒もしないうちに塹壕から向こうの地面の色が変わり、まきびしの敷設が終わった
(奴は…どう出る?)
「さてゴミ共、授業の時間だ。」
―課外「防衛戦基礎?」―
「ゴミ共、基地設営の課外授業だ。」
馬鹿には言わないがトーチカ正面の壁に張り付いている、ここは完璧に死角になる。この場所にポッポの背から降下
まだ俺を発見出来てないか、これは仕方ない。
「さて、まずは現状の評価から」
ゴミ共が…ガルーラたんの仕事場の周りに柵なんて建てやがって「評価その?-全体的評価-
防御陣地の設営について、
非常に簡単な作りで、設営が"間に合っている"ことは評価したい。しかも、きちんと形になっている
だが、フォトレスの配置が違うぜ」
トーチカから反発の声が挙がる
「どこが違う!まきびしで動きを封じ水鉄砲の十字砲火であんたを撃退する!…どこだ?こいよベネット」
足を土嚢に引っ掛けて宙吊り状態になり銃眼を覗く
要塞の名を冠するにはまだまだ若い
「うわっぷ」
「ならば砲撃に迷いは無しだ。
さて、この距離でもっとも威力に期待出来る技は?」
「……じ…自爆?」
「やってみるか?このトーチカの狭さなら爆圧でお前が死ぬぞ?」
「くっ…そぉ!」
電撃がフォトレスを貫いた。
一応手加減した"はず"の電圧で手加減したからには死にはしない。…多分。
トーチカの上に仁王立ちし
「授業を続ける!トレンチ(塹壕)、よく聞けぇ!」
―ギャグ祭り―
「さて、火力のすべてを失たぞ。アルファ!」
「評価その?ィ!お前達は防御にばかり気を使い、攻撃力を失った。さあ、どうする?さあ…どうするんだ!!」
「俺は守る。あんたが帰るまで持ち場を!ガルーラたんを!」
「ならば――ころしてでも、うばいとる」
塹壕から飛び出し、ファイティングポーズを取り
「来いっ!ピカチュウ少佐!」
「いやだっ!」
腕を振り下ろし、指先から雷に相当する電撃をぶっ放す。
「ぎゃああぁぁ」
初弾命中、後は授業だ。あぁ…これは"指導"なんだ。ごめんよ
「"指導!指導!指導!指導!指導!指導!指導ぉー!"」ズドドドダダダァー
上手に灼けましたー!
「以上ー!」
あー、ほっぺがムズムズする。出し過ぎたか。
塹壕からのっそりと這いだしてくる影が一つ、ワンリキー…まだ居たのか。
「死んだー!あばばば、みんな死んだんだー!げへげへへ」
混乱…じゃ済まないな。黄色い救急車を呼ぶ必要があるかもしれん
「パンツめくれー!」
「(悪魔的に冥王的に魔砲少女的に徹底的に)少し、頭ひやそうか。」
指を指し、そこから電撃を放つ
指先から「雷」発射
「さんをつけろよデコ助あばばばば」
ワンリキーは倒れた。スイーツ(笑)
―デルタの反撃―
体にハーネスを装着してと、背中に風船を背負って、離陸、ゆったりと空の旅だぜ
ついでに、今のうちPP回復
電撃残ってないとむふふ…ガルーラたんとあーんなことやこーんなことが出来なく…むふふ。
パーン三┏( ^o^)┛
「なっ…?」
パーン三┏( ^o^)┛
「風船に被弾!?…いや違う、まさか」
高度200メートルから飛行不能か……徐々に落ちてる
「敵が見えないッ…落ちるッうわぁぁメーデー、メーデぇー」
トドメを刺しに高速で後ろから接近する影が一つ
「助けてくれぇえええ!
………とでも言うと思ったか?ピジョン先任教官」
高速で接近してきた影が急停止、ホバリングする。
「これは……"少佐殿"なんというか…その」
―デルタの正体―
「さて、聞こうか?」
「別に少佐に危害を加えようとか、……そういうものでは……」
「なるほど、で?」
「あたまがパーン」
「そのネタは嫌いだ、意味分からん。ガルーラ大尉のいる食堂から飛んできたな?何してた」
「……」
「答え無し?魔法使いのババアか」
「あの…」
「口で糞垂れる前と後にSir(サー)と言えボケナス」
「Sir私ですか?Sir」
「俺が聞いてるんだカス!答えろ」
「Sir YES Sir!」
「質問を続けてもよろしいでしょうか?」
「Sir YES Sirァ!」
「俺のガルーラたんに何した」
「Sir 昨日、相談しに行きました!Sir」
「内容は?糞チキン」
「Sir 最近ワンリキー二匹に付け回られてセクハラされている事です Sir」
「そんな事で俺のガルーラたんに会いにいったのか、おカマ掘ってマスカキの手伝いもしない社交辞令の無い奴め」
「で、今朝まで何してた?点呼の時いなかったようだが?」
風船による滞空が終わり、着地する。
「Sir…ボコォ「少佐殿!密告致します。コヤツガルーラ大尉殿と夜ベットの上で」
ビジョンに"穴を掘る"が命中し、スパイが現れた
「そうか、もういいディグダ。お前らには憲兵の制服が似合うな。」
効果抜群
急所命中
攻撃力チート
バヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂ
「あばばばっばばばなち、ぶべべべ……あががががッぐあぁあ!」
「ほら、眼球が電撃で最大限上をむくよ?何か見えてるかい?」
「……」
「何か言えよ」バチィ
「ぐぎゃああぁぁぁ、ああッ…あがががが……、おう…はぁ…はぁ」
拳を作り、電撃を纏わせ腹を殴る。拳はめり込み「バンッ」と爆音が響く
「ぐはぁあああ、うぶッ…、おぇえええっ」
ピジョンが戻してしまい、吐瀉物が顔にかかる
「チッ…」
こうするとこうなる事を"知ってて"やった自分に悪態をつく
「はぁ…はぁ…」
「まだ倒れないか、以外としぶとい奴だ」
(だが、このしぶとさ…案外使える奴かもしれんな)
PPエイドを握り、握った手を後ろに持ってって
「はああああ!」
電気を溜めて、練り上げ、トランス(変圧)させる
PPエイドを握った拳がピジョンの喉元に触れる直前、超高電圧が暴走する。
暴走した電流でPPエイドの内容物が沸騰し、
三話
「沸騰するまでは解析されました。しかし、我々の科学力ではこれ以降の事象に答えを出せませんでした」
自分用の資料をしまい、バックの留め具を掛ける
「そうか、わざわざ資料までありがとう。コイル研究生」
渡された資料には-ダグトリオ地下機密-の印がある。
――――――――――――
- ダグトリオ地下機密-
組織について詳細は機密につき開示不能。
将官以上でなければこの印の付いたいかなる物品の開示、暗号解読、複製指示を出せない。資料や通信記録
通信参謀が暗号のまま受け取る又は、将官の許可によって複製、解読できる。
コイル研究員は従軍研究者、通信参謀と同じ地位で、キュウコン陸軍長官(陸軍大将)の指示で平文の機密資料を受け取り、複製した。
――――――――――――
「いえ、至りませんで」
「しかし、奴はそこまで"飛んでた"か」
「あまりに"飛んでる"から教育隊へ更迭(こうてつ)されたと聞きますが…」
「ああ、"飛ばした"んだ」
「キュウコン総統が?直々にですか?」
「直々に、むしろ奴の全ての管理、管轄は私だ」
「管理…管轄…?」
「ちょっとした因縁があってな。ちなみに奴は私と同い年だ」
少々表情にボロが出た
「……嬉しそうで、かつ頬が結構緩んでます。
さらに舌なめずりと、"同い年"というより"幼なじみ"ですね?」
「なっ……」
「先程言った内容を解いていくと
同い年の幼なじみである。これはきっとかなり近い関係だった
嬉しそう=(イコール)好き、頬が緩む=甘い日々、舌なめずり=……」
「貴様に柔らかい頬をくれてやりたいな。」
「生まれつきの鋼鉄ポーカーフェイスなので」
「奴は奴の記憶より壮絶な人生を歩んでいる。私と居たときもだがな」
「聞いても?」
「それは無理だ。大学院生に言える内容ではない」
「むぅ…」
「奴も、その頃の記憶は吹っ飛んでしまっている」
「記憶喪失になるような程、壮絶な事です?」
「うむ。……それはそうと、奴等の具合はどうなんだ?」
「その質問の前に聞きます」
「なんだ?」
「彼を、……ピカチュウ少佐あなたは、愛していますか?」
「ん、ああ。愛しているな」
「ならば言えません」
失礼します。――と深いお辞儀をした彼は、ドアの向こうへ音も立てずに消えていった。
パタム
少し…涼しくなったかな?
資料に目を通す。なる程、これは酷い
- ダグトリオ地下機密-[複製][禁流布]
キュウコン大将の許可によりこの書類は復号化と複製をされています。
原因がピカチュウ少佐の行動によると思われる異常
1.ピジョン二等兵が精神的外傷、電撃による外傷、PPエイドの暴走(調査中)によるダメージ
2.訓練生の味方撃ち、一部トリガーハッピーの訓練生すら
3.士官室付近に二匹怪我をした訓練生が
4、ガ ル ー ラ た ん の 妊 娠
備考欄 よってピカチュウ少佐は銃殺に処すべきかと(書類制作者)
一兵卒が…そう簡単に銃殺なんてされないの。彼は
さて、彼に新しいオモチャをあげようかしら?
座っていた椅子からジャンプして"不躾に美しく"机を飛び越す。
扉から廊下に出て、作戦予備室までひとっ走り。
「大佐殿…呼ばれたら行きましたのに」
エネコロロ中佐が言う。上部に女ばかりゴロゴロたまる不思議な軍隊だ。
「私用だからな、しかも複雑でな。練習艦を借りたい」
「私用で艦を使わないで下さいよ…」
「そうだな、五千トンクラスの艦に45ノット程…魚雷の射線は二から三、砲は最新の速射砲で175ミリ程、一門でいい。
艦橋は前部のみで電索は一昨日量産化に入ったSPY4ーなんとか…無理ならいい、水探は…魚雷を探知出来て余裕がありゃいい、射撃は火器統制によって電子化
うん!!これでどう、最高よね」
キュウコンの提案にエネコロロはくわえた資料を落とす
「最高過ぎます。現在条件に見合う艦がありません」
きっぱりと言うとエネコロロは資料を四足歩行専用の机に置き、表紙を開いた
「なら、作ればいいじゃない」
「はぁぁ?…失礼。そんな予算どこから……」
「私の秘密口座。国外の銀行に金(きん)で保管してあるから。作りなさい。できるでしょ?」
…少し考えてから資料の目次に目を通す。
(現在造船ドッグは順番待ち、五千トン……あれ?巡洋艦じゃなく駆逐艦?
ええと、「雷」級…巡洋艦か、無理して改造すればいいわよね。)
「その代わり中古船ですよ?まぁ、一応修理と近代化改修しますが」
「それと、書類は誤魔化してね。どの位かかる?」
「五千トンになる艦は在りますから…三カ月でしょうか?色々細かい作業も在りますし」
「1ヶ月。」
「部下が泣きますよ?大将がそんなワガママだと」
「私のワガママで何回敵をボッコボコにした?何匹の同志を助けたかな?」
「ぐぅ…、確かに私が生きてるのも…大将の"せい"ですが」
キュウコンが口角を上げてにやつく、それを見てエネコロロは大きく溜め息をついた
「あなたみたいなポケモンを助けるのに使うの。どう?乗らない?」
「艦上勤務はごめんです。船乗りは大抵…」
「そう、わかったわ」
――――――
今日はここまで
漫画家がお送りしました。
- ジパングって・・・海自のですか?
――桜花
- かわぐちかいじ氏のアレです。…夢幻の戦艦大和と比べて、沈黙の艦隊と比べてしまうとどうも……
ゲームもなぁ……ラストがなぁ…骨折もなぁ…――漫画家 ?
- ジパングも終わっちゃいましたしね・・・・執筆頑張って下さい。
――桜花