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育てやの話

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育てやの話 

writer――――カゲフミ

―1―

「じゃあ、お願いしますね」
「あいよ、確かに預かったからね」
 僕のご主人と育てやのおばあさんの声が聞こえる。
どうやら僕はここに預けられることになったらしい。
育てやがどんな所なのか小耳にはさんだことはあったけど、実際に来るのは初めてだ。
僕とご主人は今、小さな小屋みたいなところで手続きをしている。
もう何年も前からあるような古い建物だったけど、落ちついた感じがして僕は好きだ。
「じゃあ、しばらく後で会おうな。……しっかりがんばれよ」
 預ける手続きが終わったらしい。
僕の頭を軽く撫でると、ご主人は小屋を後にした。
しばらくは撫でてもらえないことを考えるとちょっと寂しい。
でも、もう二度と会えないってわけじゃない。
いつかは会えるだろうからその時を楽しみにしていよう。

 そういえば、がんばれよってどういう意味だろう。
育てやさんに預けられるというのに、いったい何をがんばれというんだろうか。
がんばって育てやのおばあさんと仲良くなれよ、ってことなのかな。
妙にご主人がにやけた表情だったことも気になるけど、せっかくの機会だし育てやさんを満喫しようかな。

―2―

 受付をした小屋はとても小さかったのに、中に入ってみると意外と広い。
草原や池、少し遠くには森もある。自然に近い環境を再現しているようだ。
特にすることもないので、僕は泉の近くにあった小屋の中で休憩している。
天気もよかったし日向ぼっこをするなら最適だったのだが、慣れない環境で一人というのはどうも落ち着かない。
ある程度閉鎖された空間のほうが落ち着ける。
「……ふあ」
 僕は小さく欠伸をする。
落ちついてるのはいいけれど、いつまでもこうしているのでは退屈だ。
ご主人が帰ってくるまではまだまだだろうし、もう少しここになれたら散歩にでも行こうかな。
「ここにいたんだね」
 おっとりした口調の声が聞こえた。
ここの小屋にはドアはない。ポケモンが出入りしやすい作りになっている。
ぼんやりしていたため誰かが近付いてくるのに気がつかなかった。
 振り返った僕の目に飛び込んできたのは紫色をした塊だった。
一瞬何なのか戸惑ったが、すぐにその姿がメタモンであると分かる。
「えっと、君は確か……」
 このメタモンには何度か見覚えはある。でも名前が出てこない。
「僕の名前はフィズだよ、イア。君と一緒に預けられることになったんだ、よろしくね」
 そうだ、フィズって名前だった。フィズはちゃんと僕の名前を覚えてくれていたのに、なんだか情けない。
それよりも一緒に預けられることになったって、僕は全然知らなかった。
そうか。ご主人が言ってたがんばれよ、というのはフィズと仲良くやれってことなのか。

―3―

「うん、よろしくね、フィズ」
 名前はフィズ。よし、もう覚えた。これからはちゃんと名前で呼べる。
「じゃあ、早速だけど始める? それとも夜まで待つ?」
「始めるって……何を?」
 早速だけどって、何を始めるつもりなんだろう。
いきなり言われても僕にはわけが分からなかった。
「え……もしかしてイア、僕たちが一緒に預けられた理由、知らなかったりする?」
「二匹で仲良くしなさいってことじゃないの?」
 ご主人から何の説明もなかったことはちょっと気になるけど、仲良くする分には問題ない。
僕としてはこれをきっかけにフィズと仲良くなりたいと思っていた。
「いやまあ……仲良くってのはあながち間違いでもないんだけどさ」
 フィズはちょっと困ったような声で言う。
僕の予想は外れていたのかな。それならどんな理由で一緒に預けられたんだろうか。
「分かった、説明するよ。でもその前に君に聞かなくちゃいけないことがある」
 いつになく真剣な表情のフィズ。
いつ見ても同じような顔しかないと思ってたけど、ちゃんと真剣だってことが僕には分かった。
「正直に答えてね。君の好みの雌ってどんなポケモンだい?」
「え……好み?」
 どんな真面目な話が飛び出すのだろうと半ば期待していた僕は思わず面喰ってしまう。
異性の話はご主人の他のポケモンと話したことが何度かある。
でもそのときは軽い冗談めいた雰囲気で、真剣に聞きだすようなことではなかった。
「そう。君も雄なら好みの雌ぐらいいるでしょ?」
 ずいぶんと踏み入った質問だな。それは真剣に聞かなくちゃいけないことなんだろうか。
とはいえ、メタモンのフィズが真剣な表情になってまで聞くからには何かわけがあるんだろう。

―4―

 迷わず断言できるような理想ではないけど、なんとなく思い描いている姿ならある。
僕はブースターで、さまざまな種類に進化できるイーブイの進化系だ。
もし一緒にいられるなら、イーブイの進化系の一つでもあるエーフィの雌がいいと思っていた。
「……エーフィ、かな」
「そっか。それで間違いはないよね?」
「うん、でもどうして……」
「ちょっと待っててね」
 どうしてそんなことを聞いたんだ、と言いかけた僕の言葉をフィズが遮った。
目を閉じたフィズの体が光り始め、徐々に形を変えていく。
これが噂に聞く変身という技か。実際に見るのは初めてだけど、なんでこのタイミングでするんだろう。
 僕がいろいろと考えているうちに、フィズは一つのポケモンの姿を形作った。
体の色合いは変身する前とさほど変わらない。
僕と似たような形の四肢をしていて、細長い尻尾は先が二つに分かれている。
額には紫色の宝石のようなものがあり、輝きを放っていた。
そしてその宝石と同じような不思議な色の瞳で僕のほうを見ている。
「どう、こんな感じかしら?」
 そこから発せられた声は、フィズのものとはまるで違っていた。
明らかに雌のものと思わせるトーンと、そして色気を含んでいる。
「えっ、君は……フィズ、だよね?」
「ふふ、信じられない? 心配しなくても私はフィズよ。さっきまでイアと話していた、ね」
 フィズ自身がそう言ってくれて僕はちょっと安心した。
さっきまで僕は幻でも見せられていたのかと錯覚するぐらい、見事な変身だ。
「でも、なんでエーフィに?」
「あら? あなたの理想の雌になったつもりだけど、気に入らない?」
「理想の雌って……性別まで分けて変身できるの?」
「それくらい簡単よ。その証拠に、ほら」
 そう言ってフィズは後ろ脚をゆっくりと開いて見せた。その光景に僕は思わず釘付けになってしまう。
紫色の毛の間にうっすらと見える、ピンク色の割れ目が確かにそこにあった。
雌のこんな部分を見るのは生まれて初めてだ。何だろう、とても不思議な感じがする。
いつの間にか凝視していたことに気づき、僕は慌てて目を逸らした。

―5―

「ね、私が雌だって分かったでしょ?」
「う、うん。分かったからさ、股、閉じてよ……」
 このままでは目のやり場に困ってしまう。フィズから微妙に視線を逸らしながら僕は答えた。
「あら、私はこのまま……。あ、そうか。まだ説明してなかったわね。どうして私たちが一緒に預けられたのか」
 フィズは股を閉じて、僕の方に向き直った。
紫色をしたきれいな瞳だ。間近で目と目が合い、僕はドキドキしてしまう。
「……どうしてなの?」
「それはね、私たち二人でタマゴを作るためなのよ」
 何の躊躇いもなかったため、一瞬フィズが何を言ったのか分らなかった。
少し時間が経って、ようやく僕は彼女の言葉の意味を理解する。
「え、ええっ! じゃ、じゃ、じゃあ僕は君と……」
 雌と付き合った経験もない僕だけど、どうすればタマゴができるのかは知識として知っている。
それ以上は言葉にするのが恥ずかしくて、僕は口ごもった。
「そう。せっかくの機会なんだから、楽しみましょうよ、イア」
 一歩、僕の方へ近づいたフィズ。反射的に身を退いてしまっていた。
ここから先は未知の領域、踏み入れてしまえばもう二度と戻ってこれないんじゃないかという不安が僕の頭を過った。
「ちょ、ちょっと待ってよ! 君はフィズ、メタモンのフィズなんだよね!? それなのにこんな……」
「変身した体だけど、生理機能は本物よ。ちゃんとあなたの仔を宿すこともできるわ」
「い、いやそういうことじゃなくてさ、僕たちお互いのこととかよく知らないのにこんなのってさ……」
 僕の勝手な想像に過ぎなかったが、こういった行為はもっとお互いのことを理解したうえでやるものだと思っていたのだ。
フィズとは初対面というわけではなかったにせよ、彼女のことを大して知らないのは事実だ。
「ねえ、イア。私ってそんなに魅力がないかしら?」
 さらに僕の方へ迫ってくるフィズ。また下がろうとして、そんなスペースは残されていないことに気づく。
いつの間にか壁際まで下がっていたらしい。もう逃げられない。
「え、えっと、その、そういうわけじゃ……ないよ」
 そんなわけがない。いま目の前にいるのは僕が理想に描いてたエーフィそのものなのだ。
たぶんフィズは分かった上で僕に聞いてきたんだろう。意地悪だと思ったけど、上目づかいに僕を見るその表情は本当に魅力的だったんだ。

―6-

「そうね……。ちょっと唐突すぎたみたいだし、時間をあげるわ」
 ただただ動揺するばかりの僕を見かねたのか、フィズは少し僕から離れてくれた。
それでもまだ僕の心臓は波打っている。
「今日の夜、月が昇ってからこの小屋に来て。その時までに心の準備をしてほしいの」
「準備……? で、でも僕は――――」
 言いかけたけれど言葉が出なかった。フィズの口が僕の口を塞いでいたのだから。
柔らかくて温かい、それでいて燃え盛る熱を帯びたような感覚が唇を通して伝わってくる。
言葉も出ないまま唖然としている僕から唇を放すと、フィズはいたずらっぽくほほ笑んだ。
「私は本気だからね。待ってるわ、イア」
 そう言い残すと、フィズは小屋から出ていった。
「…………」
 フィズがいなくなった後も、胸の鼓動は治まらない。
まだ唇の柔らかい感覚が鮮明に残っている。
フィズとキスをしたんだという実感が、今更になって込み上げてきた。
体が火照って熱い。近くの池で少し頭を冷やしてこよう。
僕はおぼつかない足取りで、小屋を後にした。
 
 池の水面に口を付け、水を喉に通す。
ひんやりとした心地よい清涼感が僕の喉をうるおしてくれる。
体は少し冷えたかもしれない。でも、僕の中では熱い炎が煮えたぎっているようだった。
 今日の夜とフィズは言っていた。もうそんなに時間は残されていない。
どうすればいいんだろう。フィズは本気みたいだったから、行けばどうなるか想像はつく。
正直そんな勇気が僕にあるとは思えない。どうせ醜態を晒すくらいならいっそのこと逃げてしまおうか。
 だが、僕も雄だ。雌のポケモンに対する興味はもちろんある。
もし逃げてしまえば後で後悔することになりそうだし、一匹の雄として非常に情けないことこの上ない。
やはり不安の方が興味より大きい。しかし逃げ出すような勇気も僕は持ち合わせていなかった。
やむ負えず決めた苦肉の策ではあったが、今夜小屋に向かうという形で僕の決意は落ち着いたのだ。

―7―

 何をしていたのかすらはっきりと思いだせない。
気がつけばいつの間にか夜になっていて、空にはきれいな月が顔をのぞかせていた。
小屋に行かなくちゃいけない。そう頭では分かっていても、僕の足取りは重かった。
重くてもまだ前に進んでくれるだけありがたい。雌に対する本能が僕を突き動かしてくれていたのだろうか。
どれだけ時間がかかったのか分からないが、どうにか小屋の前までやってきた。
「フィズ……?」
 ぽっかりと口をあけた入口に呼びかけてみるが返事はない。
僕は恐る恐る小屋の中に足を踏み入れた。

 中にフィズの姿は見当たらない。どうやらまだ来ていないようだ。
部屋の真ん中まで歩いていき、僕は腰を下ろした。
まだフィズと対面する前だというのに、心臓の鼓動が速くなっているのが分かる。
落ちつけ。今から緊張していてどうするんだ。
必死で自分に言い聞かせてみるけれど、やはりドキドキは治まらなかった。
こんな調子ではフィズが来たら僕はショック死してしまうんじゃないだろうか。
「ねえ」
「うわああっ!!」
 突然背中に触れられ、驚いて僕は飛び上がった。
振り返ると、フィズがクスクスと笑っている。
「ごめんごめん。そんなにおどかすつもりはなかったんだけど。いくら呼んでも全然返事しないんだもん」
 ちょうどフィズが来たときのことを考えていたときに、本人がいきなり後ろに現れたのだ。
何もこのタイミングで現れなくてもいいのに。本当に心臓が口から飛び出すぐらい僕は驚いていたのだ。
「でも、よかった。ちゃんと来てくれたんだ。嬉しいよ、イア」
 一緒に預けられた目的を知った時の僕の動揺ぶりからすると、もしかしたら来ないかもしれないと思っても不思議はないかも知れない。
僕を前にしてフィズは笑顔になった。昼間この小屋で見た、からかいを含んだいたずらっぽい笑みではない。きっと心からの笑顔だ。

 さんざん心の中で不安を抱きながら、僕はここに来たはずだった。でも、何でだろう。
フィズの嬉しそうな顔を見ていると、なぜだか僕まで安心させられる。
笑顔のフィズに会えた。それだけで僕はここに来てよかったって思えたんだ。

―8―

 フィズの笑顔に和んでいたため、彼女が顔を近づけてきたのに気付かなかった。
気づいた時にはもう、僕とフィズの唇はしっかりと重なり合っていたのだ。
「……ん」
 本日二度目のキスだが、昼間のような軽い口づけではない。彼女の舌が僕の口に入り込んできた。
フィズの舌が僕の舌をやさしく撫でる。なんとも言えない心地よさに体の力が抜けていく。
いつの間にか僕はフィズと唇を重ねたまま、仰向けになっていた。フィズが僕の上に重なるような形になる。
初めてその身に感じるフィズの体は温かくて、そして柔らかかった。僕は自分の中の何かが、熱く燃えたぎるのを感じた。

 どれくらいの間、そうしていただろうか。フィズは僕から唇を離す。お互いの唾液がきれいな糸を引いた。
「今夜は楽しみましょう……イア」
 妖艶な眼差しを向けてくるフィズ。昼間僕に迫ってきたときと同じ表情だ。
同じ表情のはずなのに、昼間感じた恐怖感はなかった。
それどころか、フィズを手放したくない、自分のものにしたい。そんな欲望まで湧き上がってくるような気がした。
「う、うん。上手くできるか分からないけど……や、やってみるよ」
 僕の口からこんな言葉が出てくるなんて。自分でも驚きだ。きっとこれもフィズの魅力のおかげなんだろう。
「大丈夫。私がサポートしてあげるから。それに……イアもまんざらじゃないみたいよ、ほら」
 僕の上から少し体をずらすと、フィズは僕の股に目をやる。そこには僕の肉棒が顔をのぞかせていた。
わずかだけど波打っているような気がする。いつもより大きくなっているのは確実だった。
「ふふ、結構立派じゃない。もっと大きくしてあげるわ」
 フィズはそう言って僕のモノを咥えた。もちろん初めての感覚だ。先端からの未知の刺激が僕の体を駆け抜ける。
「うあっ……」
 声を洩らさずにはいられない。フィズの舌使いは巧みで、まるで別の生き物のように僕の肉棒を弄ぶ。
不思議な感触だった。だが決して不快ではない、むしろ快感を感じるような。
舐め上げられるたびに僕の体から力が抜けていく。それと反比例して、肉棒は次第に強度を増す。
フィズが一通り舐め終えた頃には、最初とは比べ物にならないくらいに大きくそそり立っていたのだ。

―9―

 フィズは最後の仕上げと言わんばかりに肉棒の根元から先端にかけて一気に舐め上げた。
「あうっ!」
 まるで電気でも浴びたかのように、僕の体がビクリと反応する。
ゆっくりとした舌使いからいきなりの変化を敏感に感じ、思わず声を上げてしまっていた。
「どう、気持ち良かった?」
 咥えていた肉棒を離すと、フィズは僕の顔を覗き込む。
まだふわふわした感覚が抜けずに、焦点が定まらなかったけど返事をするぐらいならできる。
「う、うん。気持ち……よかったよ」
 それ以外に答える言葉がない。
舐められている最中は快感以外の感覚は、疎外されていたかのようだった。
「それならよかったわ。じゃあ、次はあなたの番よ、イア」
「え……僕の……番?」
 僕が聞き返すより先に、フィズは仰向けになって後ろ脚を開いた。
ピンク色をした彼女の割れ目があらわになる。それが何を意味していたのか、僕にも分かった。
「イアばっかり感じてたんじゃつまらないわ……。大丈夫、私がやったのと同じようにすればいいのよ」
 肉棒を弄ばれた余韻が残っていて、足取りがおぼつかない。
それでも僕は着実にフィズに近寄り、股ぐらを覗き込んでいたのだ。
昼間は途中で目をそらしてしまったけど、今は躊躇うことなくじっくりと観察ができる。
まだ誰にも触れられてないであろうフィズの割れ目はぷっくりと膨らんでいて、熟れた果実を連想させる。
本当に甘い匂いが漂ってきそうな感じさえしたのだ。
「……イア、舐めて」
 一呼吸置いた後、僕は小さく頷いた。フィズの言葉に後押しされつつ、恐る恐る割れ目に沿って舌を滑らせた。
舌が触れた瞬間、フィズの体がビクッと反応した。舌をこんなふうに使うのはもちろん初めてだけど、フィズは感じてくれているんだろうか。
何度か舌を上下させるうちに、フィズの割れ目は徐々に湿り気を帯びてきた。きっとそれは僕の唾液だけではないだろう。
「ああっ……いいわ……イア」
 フィズの喘ぎが、恥辱に満ちた表情が、僕の行動に拍車をかける。
自分の番になったという緊張から、少し委縮していた僕の肉棒も再び活力を取り戻す。
桃色の果実を貪るように、ぴちゃぴちゃと淫らな音を立てながら僕は無心で舌を動かし続けた。
自分の中の理性が徐々に崩壊していくのが分かる。
きっとこのとき僕は、雄としての本能のままに動いていたんだろう。

―10―

「イア……よかったわ。もう十分よ」
 フィズから声が掛かり、ようやく僕は舌を離した。ねっとりとした愛液が糸を引く。
止められなければこのままずっと舐め続けていたかもしれない。この行為はフィズだけでなく、僕自身にも心地よさを与えてくれていたのだ。
「そろそろね……。イア、それをここに入れるのよ」
 フィズがは僕の肉棒を、そして彼女の割れ目を指さす。僕のモノは自分でも痛いくらいに張りつめている。
本当にこんな場所に入れてしまって大丈夫なんだろうか。フィズは痛くないんだろうか。
初めてに対する不安はまだあったけど、ここまで来たなら後には引かない。
僕はフィズの上に覆いかぶさる。さっきとは逆の体勢だ。僕と目が合ったフィズは優しく微笑んだ。
「大丈夫。あなたならできるわ」
「う、うん。分かった」
 へっぴり腰だったかもしれないが、僕はゆっくりと腰を前に突き出した。
肉棒の先端がフィズの割れ目と対面する。舌の感触とはまた別の快感が僕を襲う。
体の奥が熱い。熱は徐々に肉棒の先へと移動しているような感じがする。
「何か出そうな感じがする?」
「ちょ、ちょっとだけだよ。まだ大丈夫。い、行くよ、フィズ」
 ここで果ててしまっては雄として情けない。虚勢の勢いに任せて、僕はさらに腰を突き出す。
ズブリ、と水音の混じった音をたて、僕のモノはフィズの中に突入した。
「うああっ!」
「ああっ……!」
 舌とは比べものにならないぐらいの衝撃に、僕らはお互いに喘ぎを洩らす。
フィズの割れ目は締まりが良く、僕の肉棒をギチギチと容赦なく締め付ける。
まるで煮えたぎるマグマの中にいるようだった。それとともに、僕の中の熱はどんどん加速していく。
まだ半分にも達していないというのに、ここで気を抜けば、もう出してしまいそうだ。
伝聞による知識しかない僕だけど、まだ早いということは何となくだが分かった。
分かってはいても、これ以上この体制で耐えられる自信は僕にはない。
だが、少しでも刺激が伝われば、一気に崩壊してしまいそうな勢いだ。
「い、イア、もっと奥に来られる……?」
 僕に問いかけるフィズの表情も、どこか苦しげだ。
無理もない。こんな小さな隙間を無理やり広げて、棒をねじ込んでいるのだから。
「ふぃ、フィズ、も、もう限界だっ……!」
 ここで果てるわけにはいかない。僕に意地なんてものがあったのかどうかは分からない。
でもその時僕は、怖れや躊躇いをすべて取り払って、渾身の勢いでフィズを突いていたのだ。

―11―

 ぬぷり、という音と共に僕の肉棒は根元までフィズの中に入り込んだ。
「うああああっ!」
「あああっ!」
 僕らは同時に悲鳴を上げる。強い衝撃が敏感な部分を通じて伝わって来た。
もう抑えていられなかった。力を抜いた瞬間、堰を切ったように熱いものがあふれ出る。
僕は自分の精を勢いよく彼女の中に放っていた。
留まるところを知らないそれは、僕らの体の外まで流れ出ていたのだ。
「はあ……はあ……い、イア。大丈夫?」
 多分大丈夫じゃない。答えようとしたけれど、声にならなかった。
精を放った瞬間、肉棒を通じて伝わってきた強烈な快感に僕の意識は蝕まれていた。
辛うじてフィズの声は聞こえるけど、どんな表情をしているのか分からない。
僕のことを心配してくれているのに、何の返事もできないなんて情けないなあ。

 このままだとフィズの上に倒れてしまいそうだ。
入れたまま気を失うのはさすがにまずい、というかそれは僕が嫌だ。
ふらつく足に鞭を打ち、どうにか体を支える。
差し込んだ肉棒を引き抜いてそのまま歩く力は残っていそうにない。
幸いフィズの左右にはスペースがある。
今の体勢からならば、横側にごろりと仰向けになるぐらいならできるかもしれない。
「イア……?」
 今僕がどんな顔なのか分からないけど、きっとひどい顔だ。
こんな表情をこれ以上フィズに見せたくない。その意味も込めて。
僕は最後の力を振り絞って、フィズの右側へ向けて体を動かした。
 再び肉棒がフィズの肉壁に撫でられる。今の僕には追い討ちを掛ける一撃だ。
ずるり、と音がしてフィズの割れ目と、僕の肉棒は分離する。行き場を失った愛液が小屋の床を湿らせた。

―12―

「イア……私の声が聞こえる?」
 フィズの声だ。僕を覗き込んでいる彼女の顔が見えた。
あの後確か、彼女の隣に仰向けで倒れこんだんだったっけ。
頭がふわふわして、記憶があやふやだったけど、どうにか気を失うことはなかったみたいだ。
「うん……聞こえるよ。フィズ」
「よかった。初めてのあなたには苦しかったでしょう。でも、よく耐えてくれたわ」
「フィズも……ずいぶん苦しかったでしょ? 無理させてごめんね」
 自分の肉棒で、彼女の割れ目を無理やり広げ、ねじ込む。
今になって考えてみれば、とても申し訳ないことをしてしまったような気がしたのだ。
「謝ることなんかないわ。イアはちゃんと雄としての使命を果たしてくれたじゃない」
「そ、そうかな?」
「ええ。それに、気持ち良かったでしょう?」
 確かに気持ち良かった。あの快感は未知数と言えるかも知れない。
でも、また感じてみたいと思える余力は僕には残っていなかった。
「気持ち良かった。けど、すごく……疲れたよ」
「少し休んだら、水浴びしにいきましょう」
 言われてみれば僕もフィズも、体のあちこちに愛液がついている。
最中は意識する余裕なんてなかったけど、なんだか何とも形容し難い生臭さが鼻をつく。
「そう……だね」
 僕は大きく息をついて天上を見上げた。僕の体を疲労が支配している。
ある程度予想はしていたんだけど、こんなに激しいものだったなんて。
フィズは僕よりは元気そうだ。どんなものかという心構えがあったから、少しは余裕なんだろうか。
ぼんやりしてると本当に眠ってしまいそうになる。瞼が重い。さすがにこのまま寝てしまうのは抵抗がある。
「もう大丈夫。外の池に行こう」
「ええ」
 ふらふらした足取りで僕は小屋の外に向かった。
無理してるのがばればれだったんだろうけど、フィズは何も言わずに僕についてきてくれたんだ。

―13―

 体を水の中に浸す。火照った体を程よい冷たさで冷ましてくれる。
愛液は主に下半身にかけて付着していた。僕は自分の肉棒の周りをそっと手で擦る。
ぬるり、と表面を滑るような感触がしばらく残っていたが、何度かこするうちに落ちてくれた。
さっぱりしたら一気にどっと疲れが押し寄せてくる。なんだか今日一日でいろいろなことがありすぎた。
「ねえ……イア」
「ん……何、フィズ?」
 少し遅れて僕は答えた。疲れで頭がぼんやりする。
フィズの声がなんだか妙に真剣だったような気がするんだけど、気のせいだろうか。
「……やっぱりいいわ。今日は疲れてるみたいだし、明日話すわ」
「うん、そうしてくれると……助かるよ」
「ゆっくり休んでね。私はもう少し水浴びしてるから」
 そう言ってフィズは僕に微笑んだ。でも、何でだろう。
その笑顔の中にどこか、寂しそうなものが紛れ込んでいたような。
それとも、寝ぼけていた僕の見間違いだろうか。
何にしても今のままではまともに話ができそうにない。小屋に戻ろう。
 
 来たときと同じようなふらつく足取りで、僕は小屋の中へと入った。
中央の床はまだ湿っている。床に飛び散った愛液の匂いがまだ残っていた。
ついさっきまで交わっていた僕らの姿がありありと浮かんでくる。
無我夢中でフィズに向かって腰を振っていた僕は本当に僕だったのだろうか。
自分の中の違う一面を目の当たりにしたような気がする。
生物としての本能なのだろうから、持ち合わせていてもおかしくはないのだが。
僕はまだまだ幼いのかもしれない。思いだすだけでも赤面してしまう。
「……寝よう」
 まだまだ思うことはあったのだが、今はこの眠気に勝てそうになかった。
フィズが話があると言っていたし、明日のためにも今日はもう休むことにした。

―14―

 窓から差し込んできた光で僕は目を覚ました。どれくらい眠っていたんだろう。
目を擦りながら小屋の中を見回す。あれ、フィズがいない。先に起きてるんだろうか。
小さなあくびをしつつ、僕は小屋の外に向かう。もう足取りはしっかりしていた。

 朝のひざし、というにはいささか光が強すぎる。太陽の位置からしてもう昼前だろう。
あの後ずいぶんと熟睡してしまったみたいだ。疲れていたから仕方ないのかもしれないけど。
池の辺に座っているのはフィズだ。小屋に背を向けて水面の方を見ている。
僕が出てきたのに気付いたのか、フィズがこちらを振り返った。
「おはよう。よく眠れた?」
「眠れたよ。ちょっと眠りすぎたかな……」
 僕はフィズの隣に座った。
風がないせいか、池の水面には辺りの景色が鏡のように映し出されている。
空の千切れ雲が水面をゆっくりと流れていく。穏やかな朝だった。
「あ、そういえばさ。僕に話があるんじゃなかったっけ?」
 半分睡魔に襲われながらの記憶だから定かではないけど、うっすらと思いだせる。
たしか明日話すとかフィズが言っていたような。
「そっか。覚えててくれたんだ。それなら話さないとね」
 どうやら僕の思い違いではなかったらしい。
フィズは僕の顔を見た。もう照れないで近くで目を合わせられる。
でも何でだろうか。僕を見ながら喋る彼女は、どこか躊躇いを含んでいるように見える。
「私たちが一緒に預けられたのは、一緒にタマゴを作るためだって最初に言ったでしょ?」
「う、うん……」
 いきなり言いだすものだから、僕は少し気おされてしまった。そういう話題に僕はまだまだ免疫がないようだ。
だけど、フィズの真面目な表情からここは恥ずかしがっている場面ではないと察した。

―15―

「昨日、あなたが頑張ってくれたおかげで、私はタマゴを宿すことが出来たわ」
「え……ほんとに!?」
「ええ。感覚で分かるのよ。私の中にはイアの仔がいるわ」
 初めてでフィズにサポートされながらどうにか事を終えた感じだったというのに。
あれで上手くいっていただなんて。フィズの口から聞かされてもいまいち実感が湧かない。
「あなたのおかげよ。ありがとう、イア」
「……僕の方こそ、君がいろいろサポートしてくれたから」
 ありがとう、というべきなのは僕なのかもしれない。
フィズのおかげで貴重な経験に踏み出すことができたのだから。
誰かが背中を押してもらわなければ、僕から歩み寄ることはきっとできなかったはずだ。
「このあと私がタマゴを生んだら、ご主人が迎えに来るでしょう?」
 そうか。タマゴを作る、というのが目的だったのだから、生まれればご主人が引き取りにくるわけだ。
そういえば、ご主人が言ってた頑張れよってこういうことだったんだな。
今になってようやく僕はあの言葉の意味を理解したのだ。

 それよりも、引き取られたらフィズはどうなるんだろう。
メタモンのフィズはともかく、エーフィのフィズにはもう会えなくなってしまうんだろうか。
「そしたら、私のことは……忘れてくれない?」
「えっ……?」
 忘れる。それは記憶の中から消え去ってしまうこと。
それは何の突拍子もなく、フィズの口から切り出された言葉だった。
今の状況がどういうものなのか理解できずに僕はただただ茫然と、フィズの顔を見つめていた。
昨日の夜から垣間見せていたあの寂しげな表情。今のフィズはその時と同じ顔をしていたのだ。

―16―

「ど、どうして……?」
「育てやから出れば、あなたはまたご主人のポケモンとしての生活を送ることになるわ。
そのうち、雌との出会いがあるかもしれない。そんなときに私のことで引け目を感じるようなことがあってはいけないから。だから……忘れてほしいの」
 ここを出れば確かに、新しい出会いはあるかもしれない。
そのうち自分が恋心を抱くような雌に会う可能性だってある。
僕が新たな雌に対して弱気になってはだめだから、忘れろと言ってくれたんだろう。
フィズの言い分はもちろん僕には理解できた。
しかしいくら理に適っているとはいえ、忘れて終わらせるだなんて僕にはできそうにない。
「今は無理かもしれない。でも時間が経つうちに、ゆっくりと忘れていってくれればいい。
私は何にだってなれるあやふやな存在だから……。あなたには私みたいな幻影に捉われないで、ちゃんとした本当の恋を見つけて欲しいから」
 感情を挟まない、淡々とした口調だ。もしかしたら、育てやで一緒になった相手には必ずこう言っているのかもしれない。
フィズは僕の目の前にいる。なのに、今は随分と遠く感じてしまう。
一緒にいたいと思っていた相手にいきなり突き放される。失恋っていうのはこんな感じなんだろうか。
「……そっか。やっぱりずっと一緒にはいられないんだよね」
 言うならばフィズは育てやの中だけでの存在だ。引き取られる日が来れば、それが別れの時を示す。
そんな当たり前のことを僕は忘れかけていた。突き刺さるようなフィズの言葉は僕の目を覚ましてくれた。
「いつ言いだせばいいのか、迷ってた。でも長引けば長引くほど別れがつらくなると思って……」
「僕のために言ってくれたんだよね。分かってる」
 声が震えていたかもしれない。気を抜くと涙がこぼれてしまいそうだったから。

―17―

 フィズが僕のために言ってくれているのは痛いほど分かった。
それでも僕は、自分の気持ちに嘘はつきたくない。
「だけど……君を忘れることはできそうにないよ」
「イア……」
 フィズの瞳が揺れた。何度も経験していたとしても、やはり彼女も別れは辛いものなのだろうか。
「僕はこの先、どんな雌に出会っても記憶の片隅にフィズを留めておきたいんだ。
確かに君はあやふやな存在のかも知れない。だけど、僕が一緒にいて幸せだったのはエーフィであるフィズ、君だけなんだよ。駄目かな……?」
 記憶のどこかに置いておくだけ。覚えておくだけでいい。フィズのことを忘れてしまいたくなかった。
「ありがとう……イアは優しいね。今まで預けられた中には、自分の性欲を満たすことしか考えてなかった相手もいたから。そう言ってくれるとすごく嬉しいよ」
 預けられた目的が最初から分かっていたならば、そういう風に考えるポケモンもいるかもしれない。
僕にはそんな風に考えられそうにないし、考えたくない。フィズの傍にいたいし、傍にいてほしいと思っていた。
「イアがそこまで言うなら、無理やり忘れろとは言わないわ。でも、約束して?
もし今後、イアに好きな雌ができたときに、私のことが引っかかって想いを伝えられなかった、想いを受け止められなかった、なんてことがあっちゃダメだからね?」
 今そんなことを言われても僕には自信がなかった。初めての夜を一緒に過ごした、フィズの存在は大きい。
だけど、ここで僕が否定してみても、別れの日がいつか来ることは変えられない事実だった。
それならば、フィズの気持ちをくみ取る方を僕は選ぶ。
「うん、約束する。約束するよ、フィズ」
 自分への言い聞かせも含めて、僕は二度答えた。
フィズはよかった、と言ってほほ笑んでくれる。僕の返事に安心してくれたらしい。
屈託のない澄んだ笑顔。この笑顔を僕は覚えていたい。
「ねえ、フィズ。一緒にいられる間は、君の傍にいたいんだ。……いいかな?」
「イア……。ふふ、ありがとう。イア」
 そう言ってフィズは僕の肩に寄りかかる。仄かなぬくもりが伝わってきた。
いつまでこうして傍にいられるのかは分からない。
だけど、時間の許す限りは、フィズとの思い出を胸に刻み込んでおきたいって僕は思ったんだ。
君と過ごしたここでの日々を、ずっとずっと忘れないために。

       END



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最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • でも、これはこれでいい味がでてるな。 -- エンドレス ? 2008-10-05 (日) 00:38:37
  • たしかに・・・・・・。 -- ???! ? 2009-03-09 (月) 17:33:20
  • 上がってたので、足跡と一言を。
    改めて見てみて、やっぱり素敵な作品だなと感じました。お世話にもなれるwし、最後が切ないENDっていうのも自分好みな作風だなぁ、と思いました。
    メタモン。切ないけど良い味出してて主人公のブースターより、何だか引き付けられます。メタモンも・・・いいものですね(性&真面目的な意味で -- 葉月 ? 2009-03-09 (月) 19:20:04
  • エンドレスさん、???!さん、ありがとうございます。
    葉月さん>
    いつかは引き取られることを考えると、自然とこのendが浮かんできたような気がします。
    あまり切ない終わり方は書かないのですが、今回はこういった形に落ち着きました。
    こんな小説ですが、使っていただけたのならばry
    レスありがとうございました。 -- カゲフミ 2009-03-24 (火) 21:20:21
  • 冒頭で自分が何のポケモンか隠しているいる所が想像力を掻き立てられますね。もうこれがゲームの裏設定で良いんじゃないかと。
    ――might ? 2009-12-05 (土) 05:56:04
  • あえて何のポケモンなのか分からないように書いてみました。
    私の脳内では育てやにメタモンと一緒に預けられたポケモンはきっとこんな風にry
    無生物系のポケモンは分裂してると思っておりますが。
    レスありがとうございました。
    ――カゲフミ 2009-12-06 (日) 18:02:58
  • イア優しいですそこに泣ける
    ――amj ? 2012-08-03 (金) 16:13:29
  • 物語の終幕としてはあまり後味が良いものではなかったかもしれませんが、そういっていただけると嬉しいです。
    ――カゲフミ 2012-08-07 (火) 21:17:12
  • このお話、大昔に、作者の認識もないまま読んだことがありました。こちらで今も読めると聞いて驚きました。まさかカゲフミさんの作品でしたとは。
    当時はまだ官能を殆ど理解していなかった(今も理解しているかというと怪しい)ですが、今になって読み返しますと、大胆な接吻ですとか名前を呼んで互いの存在を確認しあう様ですとか、そういう描写一つ一つ、身が痺れるほど素敵です。遠い所に来てしまった…

    一方で、フィズさんが"何にだってなれるあやふやな存在""私みたいな幻影に捉われないで"、と自嘲しつつ突き放す様子が、実に痛切です。
    物語はあくまでイアさん視点なので深くは言及されませんけれど、イアさんがフィズさんの辛さを想像しているそれ以上に、自尊心もボロボロになっている様子と見受けられて、中々、いたたまれないものです。……と、そういう勝手な思い込みを含めると、フィズさんの笑みも、表面上のそれとはまた違う意味を持っているのかな、とか思うんですよね。
    うまく言語化できないんですが、変身した直後は、口調を変えるところも含めて割と業務的というか。変身から準備してしまえば対話もなく交わって終わり、くらいを覚悟していたのが、反応を見て楽しめそうな感じがあって、心からの笑みを浮かべるようになるといいますか。実際に笑みが描写されるようになるのも少し遅れてからですし、イアさんに期待を膨らませる様子があったりしたのかな…とか思うんです。ええと、はい。
    それがしんみりと締められていくのは愛おしいなぁ、といいますか、なんといいますか締まりがないんですけれど、はい、改めて、素敵でした。 --
  • 当時は官能作品にも不慣れなものもあって、結構勢いで書き進めていた記憶があります。
    メタモンとイーブイを作品として思いついたのも、雌が少ないイーブイは何かとメタモンと育てやに預けられることが多かったからですし。
    今改めて読み返してみると、育てやに初めての雄をメタモンと預けるのはなかなか罪深い行為なのかもしれませんね。
    こんな昔の作品に感想ありがとうございました。まさか今になってコメントが付くとは思ってもなかったので大変うれしい限りです。 -- カゲフミ
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Last-modified: 2009-12-01 (火) 00:00:00
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