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砕ける鎧

/砕ける鎧


 ★

 何度目かの溜息を吐き、私は掘り出した岩塊を穴蔵の外へと放り捨てた。
 砂の上に落ちたその岩塊は、軽く滑って他の岩とぶつかり、それだけでパキッと真っ二つに割れてしまった。
 せっかく大きさは申し分ない岩だったのに、中の成分が偏ってしまっていたのだ。あれでは脆くて使い物にならない。
 当たった方の岩も同じく私が捨てた岩で、あっちは硬さは合格レベルだったのに、いざ掘り出してみたら形が平べったかった。入口から外を見回せば、もうそこら中に私が捨てたハズレの岩が転がっている。
 この辺りじゃ地表付近だと屑石ばっかりだ。地下の方からはいいものが眠っていそうな匂いがしているのに、もっと深くまで掘り進めないと私の要求に応えられる岩は手に入らないらしい。
 ひと休みしようか、とも思いかけたが、途端にギチリ、と背中に背負った巣が軋んだ。この古巣も作った頃はお気に入りだったが、私の成長に併せて拡張と補修を重ねた末、今やいつ壊れてもおかしくないようなあばら屋だ。新しい巣を築くため、材料となる岩塊を早く掘り出さなければ。休んでいる暇なんかない。身を奮い起こして、私は穴蔵の奥へと鋏を突き立てた。
 キン、と硬い手応え。どうやら早くも次の候補を掘り当てたようだ。
 今度こそ、巣にできるような大きくて頑丈な岩でありますように。そんな期待を抱きながら、岩を遮る土のベールを掻き分ける。
「!? 何、これ…………」
 現れたものを覗き込んで、私は思わず絶句した。
 そこには、茜色をした小さな頭から驚きに飛び出した2つの眼――私自身の顔が、こちらを覗き返していたのだ。
 透き通った岩塊の表面が、鏡のように私の顔を写し出していたのだった。
 飲み込まれそうなほどに深く澄んだ壁の向こうで、細やかな粒子が綺羅星のごとく輝いて浮かんでいる。
 間違いなく、これは何かの鉱石の結晶――宝石、だ。それも、とてつもなく大きな……!!
 ふと、突拍子もない誘惑に駆られている自分に気が付いた。
 まぁ、とにかくまずは掘り出してから、だ。
 逸る心を抑えつつ、結晶の表面に沿って土を取り除いていく。
 程なくして、鋏の先が取っ掛かりを探り当てた。
 えいっ、とばかりに仰け反ると、思いのほか呆気なく地盤から引き剥がせた。
 なぜだか、まるで石自身の意志が周囲の土砂を弾き飛ばしたかのように感じられた。
 両の鋏を一杯に広げてひと抱え。全体の形状は涙滴型で、奥行きも十分深い。ひと息で頭上に持ち上げてみると、ずしっと重量が鋏に食い込む。中身がギッチリと詰まっていて、バランスも問題なさそうだ。
 踏ん張った脚を一歩一歩繰り出して、穴の中から陽光の下へと獲物を運び出す。
 柔らかな砂地を選んで荷物を下ろし、改めてその姿を眺めて。
 あぁ、と感歎の呻きが、私の喉笛を鳴らした。
  何と――何という美しい石だろう! まるで、黄昏を越えて星々が瞬き出す刹那の空を、そっくりそのまま水晶の中に閉じ込めたかのような――――!?
 一体これは何の石なのだろうか? 褐色に透き通る宝石……琥珀(アンバー)とは明らかに感触が違うし、黄玉(トパーズ)でもないみたいだし。煙水晶(カーンゴーム)? それとも電気石(トルマリン)…………?
 いや、そのどれとも違う気がする。
 そのどれよりも、素晴らしい貴石のように思える。
 しばし宝石の醸し出す荘厳なオーラに酔いしれていた私だったが、ハッと我に返ると、首を振って気合いを入れ直した。
 喜ぶのはまだ早い。確かに大きさもバランスも文句なし。硬度だって、鋼をぶつけたら鋼の方が砕けそうなほどだ。だけどあとひとつ、確かめなければならないことが残っている。これをクリアできないなら、この石はせいぜい飾りの置物にしかなり得ない……!!
 緊張が漲る鋏で宝石の一番平たい面を捕らえ、その真ん中に顔を寄せて、私は恐る恐る…………
 ――熱い情熱を込めた、唇を捧げた。
 冷たい石に温もりを与えるように丹念に舐り、艶めかしく舌を這わせ、しっとりぬっぷりと濡らしていく。
 やがて舌先に確かな手応えを感じて、私はおもむろに唇を離し、その場所を見つめた。
「溶け、てる…………!」
 加工……可能!
 この石は、私とひとつになりたがってくれている!!
 全身の節が、歓びの音色を掻き鳴らして打ち震えた。
『いいもの』どころの騒ぎではなかった。眠っていたのは、とんでもない掘り出し物だった。こんな、完璧なまでに美しくて頑強な宝石が、私の巣にできるだなんて夢のようだ。あぁ、きっとこの巡り会いは、大いなる運命の導きに違いない。
 愛しい石にそっと顔を擦り寄せ、思う存分愛撫してから。
 今度は鋏も使って、慎重に少しずつ穴を広げながら、私はこの甘く潤う極上の果実にむしゃぶりついていった。

 ★

「そろそろいい、かな……?」
 十分に拡張し、内壁をツルピカなまでに磨き上げて、宝石の加工は完了した。
 一巡りして、内から外から矯めつ眇めつ出来具合を観察する。
 問題のないことを納得すると、私はもう辛抱堪らなくなって、これまで身に纏っていた古巣をいそいそと脱ぎにかかった。
 日々の傷跡が刻まれた岩屋を引き下ろし、剥き身の柔肌をぷるん、と弾ける勢いで抜き取る。
 ちょうどそこで限界に達したのだろう。役目を終えた古巣は、別れの挨拶に鈍い音を立てて儚く砕け落ちた。
 今まで私の身を守っていてくれてありがとう。さようなら、私の巣……。
 感慨も束の間、私は風に晒した尻先を作り上げたばかりの宝石の巣に向けて、入口にあてがった。
 ゴクリ、と唾を飲み込んで、神秘の奥地へとこの身を挿入する。
「……………………!!」
 最深部まで身体を沈め、腹でしっかりと内壁を抱いた瞬間、えもいわれぬ快感が全身を駆け巡った。
 脚の先端まで活力が迸る。重い宝石の巣を纏ったはずなのに、踊り出したくなる程に身が軽い。巣を取り替えたことなんて何度もあるのに、こんな感覚は初めてだ。
 興奮の余り、勢いよく背筋を仰け反らせる。背負った宝石の巣が天を突いていきり勃つ。
 眼を巡らせて、そんな自分の姿を眺めた。
 黄昏色の光沢の中、茜色の背中がほんのりと透けて見える。殻も持たない脆弱な裸身が、隠すべきあんなところやこんなところまでもが、全部宝石越しに丸見えだ。淫らなムードが何とも恥ずかしい。
 しかしこれ程せくしいな衣装ならば、異性をひと目でことごとくメロメロに陥らせ、同性たちを羨望で焦がし狂わせることができることだろう。っていうか、私自身がもう自分の艶姿にメロメロの虜な有様だ。
 もしこのまま進化したら、一体どんな姿になるのだろうか。きっと私と一緒に宝石も大きく育ち、天を突いてそびえ立つ黄昏色の結晶塔と化す……かの岩の妖精メレシーすら色褪せさせる、神々しい姿になることだろう。
 砂地の上で足取りを弾ませ、周囲の景色に見せびらかすべく新しい巣を振り回す。あぁ、ますます気分が昂ってきた。誰か誰でもいいから、早く今すぐここへ来て、私の麗しい姿を褒め称えて!!

「うっひょすっげえ! 何ちゅうゴージャスなもん背負って歩いてんだよ!?」

 ……下品な響きを含んだ声に、私は陶酔から醒め起こされた。
 振り向いて見れば、程近い木の枝の上に、黒い羽音がはしゃぎながら止まっていた。
 頭頂を覆う飾り羽根の下から向けられる悪戯心ムキ出しの視線に、巣の内側で怖気が走る。『誰でもいい』と思いはしたものの、こんなどう見てもタチの悪そうなヤミカラスなんぞお呼びではない。
「ねぇねぇそこのイシズマイちゃ~ん、ちょっと君のイカした巣に触らせてくれよ。俺そういうキラキラしたもんに眼がないもんでさ。ホントにほんのちょっとだけでいいから。ね?」
「……参考までに訊くけど、その『ちょっとだけ』って、どれ位の時間?」
 一瞬だろうと触れさせる気はなかったが、ツッコミがてらにジト目を流しつつ尋ねてみる。と、ヤミカラスは枝を蹴って飛びかかりながら、涎を撒き散らして答えを返した。
「もち、心行くまで!!」
「ふざけるな!!」
 奪い取って持ち去ろうという魂胆が、気配を通り越して気合いで丸分かりだ。近づくことすら許してなるものか。
「虫ポケだと思ってバカにして! アンタみたいなロックでもない鳥は、こちとらこれまで何度も返り討ちにしてるんだよ! これでも食らえ!!」
 新しい巣の具合がいいせいか、今日の私は絶好調だ。こんな性悪烏相手になど負ける気がしない。
 足元の砂を鋏で掴み、この身に宿った岩の力を送り込む。やはりいつもより力の集中が強い。鋏の中で、無数の砂粒はたちまち数個の大ぶりな砂利と化した。
「げっ!?」
 状況の悪化を覚ったらしく、ヤミカラスは慌ただしく空中でブレーキをかけた。
「ちょ、待て! 早まるな! そんな技なんか使ったらトリ返しのつかないことになっちまうぞ!?」
「やかましい! 泥棒烏がどうトリ返しのつかないことになろうと私の知ったことかぁぁっ!!」
 気合い一閃、両の鋏を振り上げて狙いを定め、湧き上がった強烈な力に任せて砂利の飛礫を立て続けに打ち放つ。
「どひいぃぃっ!?」
 ヤミカラスが急降下した。ほとんど墜落も同然の速度で地面に縋り付く。伏せた姿勢で飛礫をやり過ごそうというつもりだろうが、その行動は織り込み済みだ。逃げ道を与えないようにばらまいて放った飛礫の内、地上スレスレに飛ばした一群が砂塵を巻き上げて驀進し、ヤミカラスが降りた場所に踊り込む。
「ぐががががががぁぁっ!!」
 悲鳴と共に、粉塵の中で黒い羽毛が舞い上がる。殺ったか!?
 いや、その下から、のた打ち回る翼の影が現れた。さすがにこの低弾道では致命傷を与えるには到らなかったようだ。
 止めを刺すべく飛礫を再装填する。が、もがく影が後方に逃れようとしているのが解ったため鋏を下ろした。戦意を失ったのなら、追撃をかけるまでもない。私の巣に不埒なことを目論めばどんな目に遭うか、思い知ってくれたならそれでいい。
 ふと、逃げ去るヤミカラスがこちらを振り向くのが、粉塵の切れ間に見えた。
 恨めしそうな……というより、むしろ何がしかもの言いたげな顔をしていた。
 その意図を探る隙もなく、ヤミカラスは再び身を這いずらせて、転がるように岩影の向こうに消えていった。
 ひとまず、悪は退けた。
 これからも、私の巣を狙う泥棒がいる限り、誰であろうと何度でも撃退してやる。
 もう一生、誰にも渡さない。この巣は、私だけの宝物だ。
 誓いを込めて、背筋を高々と天に突き上げる。

 と、乾いた音が、足元の砂地を叩いた。

「…………え?」
 眼をパチクリとさせて、そこを覗き見る。
 何やら、真っ黒い大きな塊の破片が、私を囲んで散らばっていた。
 こんなもの、さっきまでなかったのに。一体どこから。
 よく見れば、塊と同じ黒い砂が、サラサラと脚の間を抜けてこぼれていた。
 ゾクリ、と寒気がする。吹き付ける風が、妙に冷たい。
 困惑した眼を、背中の方に向ける。
 大量の黒い砂にまみれた、私の体があった。
 状況が脳内に浸透するまで、待つこと数拍。
 更に砂が落ち、地肌が風に舐められるのを感じるに至って、ようやく私は重大な事実を把握した。
「宝石が……私の宝石の巣が、ない…………!?」
 そんな、そんなバカな!?
 ついさっきまで、少なくともヤミカラスに技を放った時には確かにこの腹で掴んでいたはず。盗まれたりするはずはない。なくなるはずはないのに。なんで。どうして。
 激しく眼を配って、辺りの様子を探り。
 そして私は、それを見付けた。
 突然足元に出現した、黒い塊。
 その表面を抉る窪みの、見覚えのある曲面を。
 あぁ、それはまさしく、あの宝石に私が口付けと鋏で丹精を込めて刻み付けた経路の曲面と瓜二つ――!?
 じゃあ、まさか、この塊は。この砂は。
「うそだ、うそだ、うそだ、うそだ…………!?」
 確かめるために、間違いだという希望を求めて、震える鋏を塊に伸ばす。
 けれど、先端が僅かに触れた途端。
 塊は、音もなくあっさりと砕け、黒い砂となって風の中に舞い散った――――
「あ……あぁ……あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああ゛ぁ~~っ!?」
 露わになった裸身を隠すのも忘れ、私は虚しく絶叫した。
 一体何が起こったのか――たったひとつ、あの美しい宝石の巣が、トリ返しのつかないことになってしまったのだという一点を除いては、何も解らぬままに。

 ★

「ちょっとあんた、その怪我は一体どうしたっていうんだい!? 酷い有様じゃないか」
「話せば、長くなる……と、とにかく早く癒しの波導ぷりーず…………っ!」
 ボロボロの躯を揺れる草むらに崩れ込ませたヤミカラスは、そこにいたタブンネに救いを求めた。直ちに柔らかな波導が注がれて、ヤミカラスの傷付いた羽根を癒やしていく。
「ふぃ~、助かった! 一時はどうなることかと思ったぜ」
「そろそろ聞かせとくれよ。何があったのさ?」
「いやぁ、実はついそこの丘で、とんでもねぇ代物を見ちまってよ」
 大きな桃色の耳を怪訝に傾かせたタブンネを前に、ヤミカラスは治された翼を目一杯に広げる。
「聞いて驚け、なんとそいつは、こんなバカでっかい〝岩のジュエル〟を背負ったイシズマイだったんだよ!!」
「えぇっ!?」
 タブンネは目を丸くして、そのまま指先で丸を作った。
「信じられないねぇ。ジュエルっていったらせいぜいがこんな位の大きさだろう? いくら何でもそんな、開いた羽のような大きさってのは大袈裟だろうけど、それにしたってイシズマイが巣にできるようなサイズのジュエルだなんてさ!?」
「信じられねぇだろうがマジよマジ! 琥珀をうんと濃くしたような茶色の中にイシズマイの赤い腹がうっすらと浮かんでてさ、そりゃあもう綺麗だのなんの。そんじょそこらの色違いなんて目じゃねぇって感じだったぜ」
「そいつは是非見てみたいもんだ。どこにいたんだい? 案内しておくれよ」
 とタブンネが円らな瞳を輝かせたが、しかしヤミカラスはかぶりを振った。
「残念、もう見られねぇよ。つぅのも俺が近寄ろうとしたら、あのイシズマイは巣を盗まれるとでも思ったのか……俺は別にあんなのなんて盗りたくなくもなかったんだぜ? なのにあいつときたら、いきなり俺に向かってロックブラストをぶっ放してきやがったんだ!」
「なのにってあんた、なくもないんじゃ盗る気満々だったってことじゃないか。それでその様なら身から出た錆だね。ジュエル持ちの岩技なんて食らってよくもまぁその程度で済んだもんだよ」
「ダハハ……咄嗟に地べたに張り付いて羽休めしたからな。間に合わなかったらマジ一巻の終わりだったぜ」
「あ~、でも、そうかい。岩技を使っちまったってことは、その大っきな岩のジュエルは…………」
「ま、そういうこった」
 タブンネと一緒に盛大に溜息を吐いて、ヤミカラスはやれやれ、とばかりに翼を上に向けて開いた。
「ポン! っとなってパァ、だよ。あ~あ、もったいね」

 ★

 KMNS&狸の巣穴でフレコ交換募集中!第五回短編小説大会参加作品
 『からたち島の恋のうた・豊穣編』~砕ける鎧~
 ★完★


ノベルチェッカー結果 

【原稿用紙(20×20行)】 19.4(枚)
【総文字数】 6107(字)
【行数】 157(行)
【台詞:地の文】 21:78(%)|1322:4785(字)
【漢字:かな:カナ:他】 32:57:5:4(%)|2012:3498:321:276(字)


あとがき 

 業務連絡過ぎる仮面名でごめんなさいw間違ってもこっちのコメント帳にはフレコ載せないでくださいね怒られるからw
 大会では毎度お馴染みの狸吉です。この度はたくさんの支持をありがとうございました!

 ★

 実は本作を書き始めた昨年11月頃は、仕事は忙しいわXYは進めたいわで最悪のモチベーション状態だったのです。
 それでもとにかく大会皆勤賞は更新せねば……とないやる気を振り絞ったものの、メガシンカを含む第六世代ネタはまるで思い付かず、とりあえずイシズマイに変な巣を着せる企画はあったのでそこから話を膨らませることに。
 短めに終わらせるために消耗品のジュエルを巣にすることにして、岩技を受ける相手には岩弱点で宝石好きが図鑑で設定されているヤミカラスを採用しました。
 タイトルも捻る余裕がなかったので、オチから連想した特性を仮面割れ覚悟でそのまんま。最後にヤミカラスの話の聞き手として登場するタブンネさんに至っては、『何事も経験値』の口調を使い回しと手を抜きまくり、あとはもう適当にプロットを組んで、3000字超えるぐらい描けば格好つくかな~、などと思いつつ本文に取りかかったのでした……が。
 見付けたジュエルを加工させようとイシズマイに溶解液を含ませた瞬間――スイッチが入りましたw
 口付けして蕩かすだの、穴を拡張するだの、露わにした裸体を挿入してひとつになるだのと、巣作りというより別の何かを作りかねない言葉が次から次へと湧いて出て、連鎖的に他の文章も漲ってきてすっかり本気モードに。その後大会が延長になったことも幸いして、最終的には自分でも納得できる仕上がりにできました。
 教訓・エロスは力なり。今年で不惑になる齢でも、まだまだ狸吉は元気ですw

 ★

 ちなみに今回、主人公のイシズマイには性別を設定していません。
 最初は♀のつもりで書いてましたが、子づ……もとい、巣作りのシーンを書いてる内に♂でもいいかな、と思いまして。
 とりあえず、読者様の想像にお任せしておきます。気が向いて続編を描きでもしたら設定されるかもしれませんが。


大会中に頂いたコメントへのレス 


>>2014/01/12(日) 15:34さん
>>起承転結がまとまっていてとても読みやすかったです。
 僕の場合、スタートとゴールを先に決めて、間を繋げていく描き方をしているので、それが功を奏したのでしょう。評価ありがとうございます!

>>おや?仮面がこんな所に落ちてますよ?
 タイトルのポケモン用語、投稿一番乗り狙い、オヤジギャグ満載の文章と、正体バレバレですみませんwww

>>2014/01/13(月) 20:04さん
>>良いものを手に入れたのに…可哀想w
 教訓・過度の防衛意識は、時に守るべきものを傷つける。
 ――とはいえ、抵抗しなかったら盗まれていたことは確実なわけで、思えば理不尽な目に遭わせてしまったものですw

>>面白かったので一票!
 楽しんで頂けて何よりです。投票ありがとうございました!

>>2014/01/15(水) 22:19さん
>>ネタのうまさに一票
 一丁上がりっ! と言ったところでしょうかw投票ありがとうございます!

>>2014/01/17(金) 22:45さん
>>エロそうでエロくないたぬ……じゃない、謎の作者さんの作品は、私の目指すところです! 今回は貴方を選ばせていただきます。
 官能表現のひねくれた使い方も僕の特色ですので、やっぱりバレバレでしたねwww
 今後も目標とされるような作品を掛けるようがんばります。ご期待ください!

>>2014/01/18(土) 01:13
>>オチが秀逸だったのでこの作品に投票しました。全く話に出ていないのにジグザグマが脳内に浮かんできたのは何故?
 短編らしいスッパリとしたオチを狙いました。評価ありがとうございます!
 しかし今回は本当に皆さんにモロバレルしちゃってますねwww次回は正体隠しも捻ってみたいところです。

>>2014/01/18(土) 04:07
>>タイトル詐欺とはこのことですかね(
>>大きなジュエルとは思いつきませんでした。てっきり物理技でも食らうのかと……。
 さすがにタイトルまんまではネタバレ過ぎますからねw
 ジュエルを採用したのは、今回のお題が『石』だったため、主役ポケモンのみならずキーアイテムも石にこだわろうと思ったからです。

>>次こそ良い巣が見つかると良いですね。幸せ、トリ返してくださいまし。 ()
 XYでジュエルが出てこないので、絶望かも――ウソウソ冗談ですwww
 イシズマイにとって救いのない終わり方にしてしまいましたので、気が向いたら救済ネタを考えるかも。
 投票ありがとうございました! 

>>2014/01/18(土) 20:20
>>お題の絡ませ方とオチが秀逸でした。
 主役ポケモンとキーアイテムの他、『石自身の意思』や『ロックでもない』など言い回しにもこだわりましたw投票ありがとうございます!

>>2014/01/18(土) 23:52
>>これが一番でした。時間がないので細かい感想は後日に。
 まさしく一番にしていただきありがとうございました。感想お待ちしています!


 皆さんのおかげで、3度目の優勝を得ることができました。*1本当にありがとうございました! 今後もご期待ください!!


コメント帳 

・イシズマイ「『犬と肉』の欲張り犬と違って、私は他者の物を盗ろうと吠えたわけじゃないのに……」
・ヤミカラス「『カラスとキツネ』のキツネと違って、俺はなぁんにも得してねぇぞ……」
・タブンネ「どっちも『イソップ寓話』かい。この作者童話好きだねぇ」

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • かわいそうなイシズマイのお話でしたね。一時はクリスタルイワークの様なオリジナルポケ誕生かとワクワクしたのでしたが。
    私もまさかあの宝石が岩ジュエルとは思いませんでしたから、何事かと驚きました。何となく、粗悪な中国製品を掴まされた人の気持ちが分かったような気がします(何

    因みに私はイシズマイを雌と思って読んでました。煌めく宝石のドレス(?)を褒め称えて欲しい所が女性らしいな、と。 XYでは唯一ノーマルジュエルが登場してますし、これに挫けず奮起して欲しいですね。
    お忙しい中お疲れ様でした。
    ―― 2014-01-26 (日) 18:38:41
  • >>名無しさん
    >>かわいそうなイシズマイ
     ハッピーエンドの話ですらトリックルームで突き落とす悪癖のある僕ですので、もう僕の作品に出てしまった時点で毒蛇にかまれたと思ってもらうしかw

    >>クリスタルイワーク
     オレンジ諸島編でしたね。懐かしいです。

    >>まさかあの宝石が岩ジュエルとは思いませんでした
     トラップは僕の十八番ですw今回はバッチリ決められました♪

    >>イシズマイを雌と思って読んでました。
     やっぱりそうですか。イシズマイを筆頭に、殻を破る使いはみんな脱いだら凄いですしね(何

    >>XYでは唯一ノーマルジュエルが登場
     何故か出ないノーマル以外のジュエル系。尚更貴重な物を失ったのでした。何とかここから這い上がる道を見付けたいところですが……

    >>お忙しい中お疲れ様でした。
     温かいコメントありがとうございます。これからも頑張ります!!
    ――狸吉 2014-01-27 (月) 21:58:23
お名前:

*1 第二回仮面小説大会非官能部門『Roots of Fossil』、第二回短編小説大会『イタズラ心に御用心』に続く。

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Last-modified: 2014-01-26 (日) 00:00:00
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