この作品は
「っくしゅん!!…寒……。」
今は冬だ、流石にブースターの僕でも寒い。ちなみに名前はホムラって言う。
散歩なんかしないで家にでもこもってればよかった。雪も積もってるし…。
そろそろ家だ~、と思っていると道端に何かがあった、いや、誰かが倒れているの方が正しいだろう。
それはクリーム色の体のポケモン、リーフィアだった。
リーフィアは体が冷えきっていた。このまま放置すれば生死にかかわる。
とりあえず連れて帰らなきゃ、と思いリーフィアを背中に乗せ家へ連れて帰った。
帰ったらすぐに体を温めてあげるために毛布をかけておいた。
すると妹のサンダース、ライムが丁度帰ってきた。
「たぁっだいまぁ~!!はいっ木の実とってきたよ!…あれ?いつの間に彼女つくったの?ホムラ兄。」
「彼女じゃないっ!さっき家の近くで倒れていたから連れてきただけだよ。」
「へぇ~、一目惚れしたんだぁ~それで連れてきたんだぁ~」
「違うよっ!!」
ライムがニヤニヤしながら言ってくる。いつもこんな感じだ、もう慣れたけど困るよ…。
騒いでいたせいかリーフィアが目を覚ました。
「………ここは…?」