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生きてる時間が違う同士の約束

/生きてる時間が違う同士の約束

生きてる時間が違う同士の約束 

作者ジャンクでした…。

「ん―――くぅぅぅ……暇だねぇ…そよ風が花を靡かせる…心地よい気分」
雲もなく快晴な空の下…海と山に囲まれた村のはずれの森の奥、
村の誰もが知っている広く大きな広場の中心に大木が立っていてそこの木に寄りかかって、
あくびをしながら心地よい風を身に受けながら瞳を綴じで眠ろうとする青年が…。
「ってこらぁっ!いい加減に村の仕事手伝えよ…このご時勢何あるか分からねえだから」
眠ろうとしている最中、少し大柄の男が来て起こすように話しかけて、年齢はその青年とやや同じくらいで…
その言葉に対して青年はめんどいからやだと言って目を瞑ってしまった。
その様子を見た男は、ため息をついて呆れてしまうが隣に腰を下ろした。

「春ぅ…そんなことじゃいけないって分かっているだろ…お前花ばっかり弄ってなくて少しは…」
春とこいつは言っているが、これは名前ではなく春君からぎみって言うのがめんどうくさいから親しみをこめて春な!と空是が決めた呼び方だ。
「俺は花を見て育ったから花が好きだ…人なんてお前くらいしか口を利かないから仕事なんて手伝えるか…」
全然やる気なんかないからやらないと言うとまたうつらうつらと眠ろうとしていく…。
ほほう、そうやって何が何でもさぼろうとするのか…よし…。
眠ろうとする春君の腕をつかむと花畑にとりゃあと投げ込んだ。
「イタッ!おまっ…投げることないだろう!空是っ!お前花がめちゃくちゃになったら…」
「これでサボりじゃなくて仕事が出来るよな♪ここで…」
花をつぶれたりしたら大変なの…わかってやりやがったな…こいつめ!
にひひひと空是は笑うと…お前はどうしてもサボらせないつもりか恨めしそうに見つめていた。
そして観念したのか起き上がるとせっせと花の手入れをし始めた……空是も強制的に…。

「なあ、春…こんな争いばかりの時代の中でも花は強いよな…冬が来て枯れても、春には花を咲かせる…」
「お前がそんなこと言うということは!!明日雪降るかな?」
花の世話をしながら花を見ながら空是が言わないような言葉を言って驚いてしまった。
明日雪降るかもしれないから何とか花をしなきゃなぁ。
「ちょっ、おまえ!俺のこと、今までどう思ってたんだよ…」
「仕事ばっかりの体力馬鹿」
ボソリというと空是はなにやら怒ったかのように文句が飛んで来る。
まあ、そこはあえてほっておこう…だって、毎度のことだからな♪こういう絡みは…。
「お前は花大好き馬鹿だろう!」
「否定はしないね、あっ、そっちには水やってな」
「軽く流されると痛いからやめろ…」
そう言いながらもせっせと手伝いをしていった。
水をやったり肥料をやったりといろいろして花の世話が終わったころにはもう日も暮れていた。

「空是♪おはよー!またお花のお世話に来たの?」
森から現れて空是の頬にすりよりって来たのはフワフワと浮いているムウマでした。
「この時間になるとよく来るなぁ♪空是のことめちゃくちゃ好いているし」
「てめぇ!ニヤニヤ笑うな!バルビードやイルミーゼとかも来ているだろう」
夜には昼に見られたポケモンではなく夜のポケモンが来て花畑を飛び回っている。
空是にくっ付いているムウマもその一匹だ。
しかし、ここまで空是のことが好きなムウマもすごいと思ったりもしたが……。
自分も人のことを言えないが似たようなことがあるから空是の恥ずかしさはよくわかる。
「もう、帰っちゃうの…?まだ、いればいいじゃない…」
「いや、どうせ家まで来るくせにそういうことよく言えるな…」
ため息をつきながら丘を下り始めていくなかムウマの夢雨は後ろをフワフワとついてくる。
普通に見てお似合いな二人だと思うんだけどな…。
よし、二人を邪魔しないために…ここは俺は早めに走って……。
「おい…春…お前走って逃げようと考えてないか?面白半分で思ってないか?」
「いやいや、そんなの思っているわけないじゃないか;一緒の家に住んでるわけでそんな意味のないこと…考えるわけ…;;」
「春…そんなやさしいこと考えてくれたの?」
やばい!やばいっ!こ、こいつ目が本気だ…や、やられて……。
「やられてたまるか!!お二人とも幸せに!!!!」
「てめぇ!なんてこと言ってんだぁ!春潰すぞ!こらっ!」
いやぁぁぁぁぁ!そんな怖い目で追いかけてくるな!冗談で言っただけだろ!
悪かった!悪かったからゆるせぇ!

「はぁ…はぁ…疲れた…」
「ぜぇ…ぜぇ…俺より働いてないくせに逃げ足と速さはすごいな春は…」
「はい、お疲れ♪お水…!」
ムウは空是に水を渡していて嬉しそうに笑っている。
幽霊に疲れってもんはないのか…普通にコップ浮かせて水を渡しているし…。
そんな仲のいい二人を見るとやっぱりお似合いだと改めて思うな…♪
「ただいm…ぐはっ!」
その二人を尻目に扉を開けて入ろうとすると強烈な痛みが渠に走って後ろに吹っ飛ばされた。
「ムウが…ルースに入ってくるのは春だって教えたみたいだぞ♪」
「すごいヒット♪」ニヤニヤと二人は笑ってムウは楽しんでいるだけで、空是は絶対に仕返しだ。
「きょ、強烈な頭突きがぁ…お、お腹がぁ…」
じたばたその場に転がろうとしようとするが、何かがお腹に乗っていてそれすら許さない。
「…また居なくなって、消えちゃったかと…怖かったの…もう、離さない…」
お腹に飛び込んできたのはモノズのルース…目が見えないせいで居なくなるとトラウマで…。
「えほっ!げほっ!わかった、だから降りてというか空是助けて!」
真面目に渠に頭突きを喰らって、その上そのまま上になられたらマジで吐きそうでお腹痛い!
こ、こいつ、笑って…やがる…黒く笑ってやがる…。
「よいしょっと…そのまま足踏みしてやれ♪」
お腹の上にちょこんと立たせるとそういって家に入ってしまった。
って!おい、それはいだだだだぁっ!ルースほんとにやめてぇ!
「ルースもうその辺の方がいいかも…それ以上しちゃうと内臓損傷起してほんとに消えちゃうよ」
「えっ…そんなのやだぁっ;;春ごめんなさい…」
ムウがそれ以上やると生死の関係で危なくなると思ったのかルースにやめてあげなさいと耳元で言った。
消えちゃうという言葉にすぐに降りて前足でゆさゆさと大丈夫か確認するかのように揺すってくる。
「い、生きているから揺するな…うげっ…ほ、ほんとに胃液が喉まできやがった…;」
よろよろとだけど…何とか起き上がることができた…うっ…はぁ…;

「おーい…春…生きてるなら片付けるのを手伝ってくれ…工具とかは無事だけどいろいろ滅茶苦茶だ」
「お、お前は、人の体のことを心配しろ…少し休んどく…風呂沸かしておいてやるからよろしき」
「少し語源おかしくなってんぞ…;」
フラフラとテーブルに伏せて、しばらく休憩することにした……ムウと空是が片付けるのを見ながら。
散らかした犯人のルースは目が見えないから横に座って体に擦り寄って安心してる。
しばらく休んだら風呂沸かそう……ふぅ…。


「つかれたぁ…部屋の掃除ぐらい手伝えよな」
「腹の渠痛くてそれどころじゃねえよ!湯加減は?」
外から薪をくべてお湯を沸かす仕組みで温度を調節する…これは意外と楽しいんだよね。
ついでに焼き芋もつくったって食べていれるし…もぐっ…。
「いい湯加減だよ…お前も一緒に…」「断る!」
「即答じゃねえかぁ!男同士なのになんでやなんだよ!」
「ルースにお前は頭突ききされて俺はムウに痛い目に合わされるぞ!」
思い出すだけで死ぬほど嫌になることをされることを思い出して身体を二人で震わせる。
「納得だ!」
ふぅっと中でため息が聞こえて、こちらではもぐもぐと芋を食べて楽しんでいる。
お風呂は順番だけど…二人一組で入っているので…。
「きゃは♪空是の背中すべすべ♪」
「おとなしく入ってろ!ていうか体洗っている最中にくっつくな!」
……異性同士入ったらそうなるのが目に見えてるだろ…普通///
外に俺がいるのにムウはどうやら空是にちょっかいを出し始めているようで、空是の怒る声が聞こえる。
まあ、俺には関係ないし…焼いた芋熱いけどおいしいや。
「芋やジャガイモさえ食べられれば気にしない…気にしない…♪」
「ムウちゃん大胆ね♪私にもお芋頂戴♪」
「はいはい!……………ん?いつの間に来たの?あっ…」
もぐもぐと食べていて芋を頂戴といわれて無意識に、ほいと食べ欠けを口元にやりハッと気付いた時には…食べられていた。
「んくっ…今来たばかり…皮きれいに向かれて食べやすかった♪」
「間接キスよ♪ルースちゃん♪」
「なっ!いいから風呂からでてくるな!このばかやろう!///」
一部始終を見ていたのかクスクスと声が聞こえてそれに顔が熱くなってきた。
い、言うなんてなんて最低な幽霊だ!俺がそれを狙ったみたいな言い方じゃないか!
「か、間接きすぅ///////」
ルースまで気にして顔を赤くしてしまったようで気まずい空気になってしまって話が止まってしまって……。

「いい湯だったから次お前たちは入れよ♪」

俺たちの入る順版になってしまってその恥ずかしい気持ちの状態でお風呂に入る破目になった。
「………………」
「……………///」
な、何なんだよ!この苦しい空気は…;
あぁぁぁぁ!誰でもいいからこの空気何とかしてよ!
俺はなんでこんなこと気にしまくってるんだ…たかが間接キスぐらいで…。
「春?」「ひゃい!///」
後ろから呼ばれた声に対してびっくりしたのかとても情けない声を上げてしまった。
うぅ///もうやだ…この空気///
「お芋とってもおいしかったから///また作ってね…♪」
「…仕方ないから作ってあげるよ!また今度に…なっ♪」
恥ずかしがってるくせにルースは…ふぅ…お互い恥ずかしいのは仕方ないか。
また、焼きいも作って一緒に食べような…俺は隣で笑っているルースの顔さえ見られれば…。
さてと…体を洗って……上がるか…………ありゃ、目の前が……。

(ドサッ)


「おーい…おーい…大丈夫か?」
「ん?何でお前が目の前にいるんだよ……」
目が覚めるとなぜだか目の前に見慣れた男の顔…空是の顔が………。
「風呂場で倒れたのは誰だよ…;貧血とのぼせでお前倒れたんだぞ…ルース泣きっぱなしだったし」
「で運んだのはお前か…まさか俺の体に何k」「何もするかばかたれ;」
さっと起き上がって手で身体を隠して言うが即答でするかばかといわれた。
絡み的には面白い感じだけど……頭がひどく痛い……。
「泣き疲れて寝てるから起きたらちゃんと謝っとけよ…んじゃっ!俺仕事するからお休み♪」
お休みなと空是は言うと下に下りて行ってしまった。
風呂場で意識失うとは…目の前で倒れたってことだからルース…泣かせたってことだよな;
最悪じゃないかぁ………。
「泣き疲れて寝たって…隣で寝てるな…ごめんな…心配かけて…ゆっくり休みなよ」
隣で眠りについているルースの頭を撫でて布団をルースにもかけて体を横にする。
「んむぅ…春ぅ…居なくならないで……」
「寝言でも普通に悲しんだまま寝るからこんなこというんだよ…まあ、戦いがないおかげで一緒に居られる時間が嬉しいな…」
戦いなんてこのままなくなればいいのに…自然も犠牲にして奪って最後に残るのなんて…。
どうしようもない傷ついた気持ちだけなのになぁ…。
このまま時間なんて止まってしまえば…いいのに……。
だけど、こんな少しハプニングが起きるような生活も粉々に砕かれてしまうのは時間の問題だった。


あれから三年もたったある日…。
「空是!今港で嫌なうわさ聞いてきたよ……;」
「んー?何のうわさだ?ムウがよっぽど慌てるくらいだからすごいんだろ♪」
空是は家の隣にある小さな工場で炉から鉄の塊を取り出していて、
ムウが慌てて戻ってきたのを見て面白い噂なんだろと言って笑いながら聞いた…。
「この前は、昔の本でルースちゃんでもその花が頭に映像として送られてどんな花かわかる花の場所だったけど!今回は…奇妙なの…」
「いや、その場所に行ったら種だけだったからガセだろ;そんな太古の花…」
「だから話し変えないで!!」
ムウが空是にむかって怒鳴り声を上げて話を聞いてと言ってその目には涙が溜まって、
はぁ…とため息をついてだから何を聞いたんだよとムウの話に耳を傾けながら鉄を打ちながら聞くことにした。
「あのね…今森の生き物が……」
その話を聞いた空是は途端に血相を変えて、傍に置いてあった袋と刀を持ち出して工場を飛び出した。

「なあ…ルース…ここのところ花皆元気ないよな…」
「えっと…匂いで言ったら弱くなってる…だけど…よくわかんない…」
花畑の木に腰掛けて花畑を見ていて、このごろ元気のない花を見て不思議に思っていて…。
んー…これは森に行って新しい肥料を与えなきゃだめかな……。
ここのところポケモンたちも花畑に来ないし、よくわかんないな…。
風も日当たりも水はけもいい…土が問題じゃなければ何なんだ?
「ルース、ちょっと森の方で肥料取ってくるからここで待っていられるか?」
「すぐ戻ってきてくれる…?前みたいに花のあるって聞いた場所に行ったときみたいに何日も…」
「すぐ戻ってきてやるから…ほら約束♪」
前、巷で噂になった…海のはずれの島に色が変わり自然を豊かにする太古の花があったという噂が流れてしまって…。
それに見事につられた俺は、嘘をついて内緒で行ったせいでルースに死ぬほど心配させてしまったようで…。
ルースは死んでしまったと思ったのか何日も泣いていたせいで、帰ってきたら死ぬほど怒られた。
あそこまで怒ることはないだろうと言いたかったけど、一日中泣いていたことを思うとまずかったなと思う。
だから…もう、悲しませないために約束をするようになっちゃった。
「かぷっ!約束!!」
だけど、その約束…滅茶苦茶痛い約束です…。
手をそのまま噛まれて歯形を付けて、あとが…ちゃんと残る約束だから…。
「や、約束したからな…待ってなきゃだめだからな!」
ううっ…痛いよ…ほんとに歯形の後が付くまで噛まれるのは毎度…痛いよ;
そう思いつつ噛まれた右手に付いた約束の跡を押さえながら森の中に入っていった。
「約束した…からね…」

うーん…よくわかんないな…なんだか生き物のいる気配はするんだけど…。
みんな殺気立っている…;今次期は入っちゃいけない時期でもないはずなんだけどな。
「何が原因だ…これは…もうちょっと森に入って調べるしかないかな…肥料になりそうな物もないし」
少しは、警戒していった方がやっぱりいいよな…この殺気立ってるのもよくわからないし…
(ひやっ)うひゃぁ!な、何だ…クマシュンか…冷たくてびっくり……やばっ!///
不意に首元に冷たい冷気が吹かれるとびっくりして、情けない声を上げてしまった。
後ろを見るとクマシュンがいたが…その近くには……。
クマシュンを見かけたら森の中では…終わりと思え…。
「空是…前、言っていることわかったよ…こう言う事だったんだね……」
ツンベアーが一匹二匹三匹四匹……俺終わっていられるか!
「全速力で逃げる!逃げなきゃ明日はない!てりゃ!眠り粉を喰らえっ!」
ポケットから出した眠り粉を辺りにぶちまけて、辺りの数体を眠らせばいいんだ!
風に乗って辺りに眠り粉が充満して数体が眠りに落ちた瞬間を狙って走り出して逃げ出した。
所詮熊!お前らなんかに負けない春なのだ!わははははっ!
(くしゅん)えっ?背中に何か…………ごめんなさい…死亡フラグ…!
背中に先ほど近くに居たクマシュンが付いていてあくびをかけられてしまった。
うそっ…だろぅ…(バタン)
そのまま意識は自分の精神と関係なしに眠りに付かされてしまってその場に倒れこんだ。


「うぐっ…くしゅん…あれ…ここどこ…」
冷たく凍えるような風が明るい方向から流れ込んできているようで…。
どうやら眠ってしまった後にツンベアーたちに拉致されられたようでここは……。
「も、森の中にこんな寒いところあった…け…?巣穴…;」
やばいって、なに普通にのんびりしてるんだよ!巣穴に掴まったら食べられるのが必然的だろ!
ああっ…だめだ、寒くて凍える…このまま死ぬんだ…俺……。
「あれ…あったかいフカフカ…♪このまま……って!ぎゃぁぁぁ!!」
身体を縮みこまって寒く震えると何かフカフカしたものが身体を抱きかかえられて、
ふと気が付くと…普通の色より青い身体をした…ツンベアーだった!!
ああぅ…ほんとに僕の人生!まだまだやり残したことがあるけど!いい人生でした!
いやぁぁぁ!た、食べるならいっそうの事バクッと食べてください!
「そんなに縮みこまって…そんな食べられると思ったかしら?かわいい僕ね…♪」
「なっ!?誰が僕だ!こらっ!かわいくもない!」
「あらあら?反抗しちゃって♪まあ、そっちの方が私は楽しみ甲斐があるわ♪」
な、なんかとっても悪いことがおきそうな予感が…;
この口調…雌熊で楽しみ甲斐!?絶対まずいって…こいつが雄だとしてもそっちの方もまずいけど…!
目がとろんとして抱きかかえたまま、その大きな手で腹を撫でたり首元を触ったりとしてくる。
「うひゃぁ!や、やめろ!雌熊!ひゃぁぁ///許してごめんなさい//////」
「そんな悪い口きいた子には罰を与えなきゃいけないかしら?撫でられただけでかわいい声上げちゃって♪」
おかしい、絶対おかしい…撫でられただけで///こんな!///
撫でられる度に、体におかしいくらいの電気が流れるくらいの快感が流れて変な声を上げてしまう。
その様子を楽しむかのように、ツンベアーは撫でていく手を下の方にずらしていき…。
ズボンの上から手を使って握ったりしたり刺激を与えて笑って…。
「撫でられて興奮しちゃったのかしら?ふふふ♪かわいいから私の夫にしちゃおうかしら」
「や、やだ、そんなのやだぁ!や、やめてぇぇぇ//////」
そんなの嫌だ…こんな寒いところで好きでもない相手の夫にされるのなんて…。
そんなことを言われたとたん何かがはじけたのか目から涙がどんどん溢れて止まらなくなってしまった。

「そりゃ、面白いことを言うな…ツンベアー……森を凍らせて巣を作るなんて…なぁ」
聞き覚えのある声が洞窟に響いて、足を音が近づいてきて今までにないくらいの殺気が走る。
その声に気が付いたツンベアーはふり返って、少し顔を渋らせて苛立ちを隠せないようで…。
「あら?そこにいた雄たちは…どこいったのかしらね…」
「全部みねうちで片付けちゃった♪たいしたことないのね♪」
みねうちって…恐ろしいやつらだな……まったく…;
ぎりりぃと言う音が近くから聞こえてツンベアーが歯を噛み締めているようで…相当怒っているようだ。
すると、いきなりフッと怪しく鼻で笑って…そして…。
「いつもなら叩き潰すけれど…私は今から…子作りするからじゃあね♪」
ひゅうぅっと冷気を集めると一気に開放して洞窟を氷で塞いでしまった。
絶対零度…;こんな使いかたって……子作り……!!!
「空是!助けて!こんなのぜったい嫌だぁ!////」
「聞こえるわけがないじゃない///さあ、あなたはもう私の夫になるしかないのよ♪」
地面にドサッと下ろされると服に手を掛けて一気に破ろうとした瞬間…。

「ふざけんじゃないわよ…泣かせた罪は重い罪なのよ!!吹っ飛べ!」
厳つい声が洞窟に響いて、足元の地面から大地のエネルギーが噴射して、ツンベアーはそのエネルギーに飲み込まれた。
不意打ちだったせいか声も上げるまもなく少し焦げてその場に倒れてしまった。
「すずっ……うう…な、ないてなんかいないぞ……なんで助けに来た」
「帰りが遅いと思ったら…空是が来て森のポケモンたちが変だって噂…流れたらしいの」
先ほどとはまったく別人のような話し方をして近くに近づくと頬をペロッと舐められた。
ルースなりの気遣いか泣いたことには触れず頬を舐めて少し赤くなっている。
こ、この、かわいい子…め…!嬉しいよ!そんなことされたら…やっぱり嬉しすぎるよ…。
「ルース…ありがとぅ、ふ、ふぁぁぁぁぁん!怖かったよ!うぅぅぅ………」
「やっぱり…泣いてる…春を泣かせるのは私は誰だって許さないから…」
ルースにしがみついて子供のようにめそめそ泣き出してしまって、今までに無い位に泣き続けた。
そうしている最中に氷に亀裂が入ってスライドするように崩れていった。
「おーい、生きてるか?この氷壊すのに少し手間取ったわ♪刃こぼれもしちまった」
「あっ…空是…空気読みましょうよ…いいところだったのに…;」
くぅぅ…恥ずかしいこというな……泣いているところ見られてたまるか!
自分の腕の袖で目からか溢れ出た涙を急いで拭いて、何食わぬ顔をして空是と顔を合わせた。
「泣いていたのを誤魔化そうたって無理だぞ♪春の泣き声が聞こえたおかけで場所が分かったんだからな」
「人生絶望する声とそっくり♪」
「春の泣いた声…泣かせたやつ倒した♪」
クスクス笑う皆に対して俺は、顔が赤くなってしまって…。

「三人で俺のことをいじるな////」
恥ずかしさが募って顔を赤くして三人に怒鳴っていた。


「くそっ…あの熊何しやがったんだよ!ほんとに……///」
「体が火照ってるんだろ…その原因は森に自生してるはずがないキノコのせいだったさ」
吹雪く森を抜けて花畑に向かう途中で空是がポケモンたちの原因を説明してくれた。
何でも、この森に自生するはずもないキノコが森中に自生してポケモンたちを強制的におかしくさせているらしい…。
簡単に言えば森に入ってはいけない時期の発情期、繁殖期、産卵期…その三点が強制的に起されたようだ。
「だから、あのツンベアーも襲ってきたと……ブルル」
「もう少し遅かったら春は子沢山のおとうさn…はうぅ!」
「「ふざけてもそんなこと(…いうな)!」」
頭を思いっきり叩いて、背中にはルースが頭突きしていて、ナイスコンビネーションが決まった。
ぐおぉぉぉっと声を上げ背中と頭を押さえ込んでその場にうずくまった。
普通に馬鹿の事とトラウマになりそうなことを言うから悪いんだ…俺は悪くない。
ふん!と二人で空是をほっといて先に進もうとすると、ムウが目の前までやってきてそのキノコを出した。
「これがその原因…目立たない茶色い色をしてるけど、これが胞子で…ほろったらピンク色をしているの」
「その花粉を吸ったら入っちゃいけないときの状態を引き起こしてるんだ…普通に恐ろしいぞ…あそこまで行くと」
「まったくだ…俺はあんな思いもうしたくない…!」
ブルルっと身震いをしてさっきの出来事を思いだすと、冷や汗をかいてしまう…。
「何者かが意図的に胞子を森に撒き散らしたってことになる…」
「これじゃあ、生き物はみんな言うことを聞かなくなるし…攻められるなら今ぐらい…」
生き物がみな言うことを聞かなくなるということは村の効率が下がるし、
そうすれば時機に村を落としやすくなるって言うどっかの戦法だろ…。
戦力の弱体化なんかも狙った楽な方法かねぇ…はぁ…戦いだ…これは……。
「難しい顔をしてるけど…どういうこと?」
「でっかい争いが始まるって事だ…村は戦力足らずで全滅って言うのがオチ」
「だけど、そうさせない考え春にはあるんだろ?」
「もちろん♪合理的じゃないけどな」
「…?合理的…でないの……?」
クスクスとわけもなく笑って三人首をかしげて不思議そうに見ていた。
「明日にはわかるさ♪」
「今すぐ教えろ!と言っても教えてくれないんだろ」
「「ずる――――い!!」」
そのように言われるが答えないと言って三人を誤魔化すように教えることはなかった。


家ではいつも異常ないくらい賑やかな声が響いていた。
「うまい!焼きねぎ最高♪」
「春は、いつもそんな苦いやつ食えるな…俺は魚派けど…♪」
海で取れたての魚を塩焼きにしたのを食べながらわらっていった。
「ねぎ…美味しいよ?」
「似たもの同士ね…ルースちゃんと春は♪私は木の実だけど♪最も魂も…♪」
にひひひと笑ってルースの食べるものが春と似ていることを言うと木の実をパクッと食べて美味しさにうれしそうに笑う。
そんなことを言われたルースはやっぱり顔を赤くしてしまいながら食べていた。
テーブルに並べられたいろいろな料理をみんなでわいわい騒ぎながら食べていた。
料理するのはいつも決まって俺と空是だが、今日はみんなで手伝いながら作ったためかとても豪華なものになっていて、
自分たちの好きなものやいろいろなものを楽しく食べていった。

「楽しかったねー♪ルースちゃん♪」
「うん…♪」
二人は食べ終わると邪魔しないように居間のほうに移動してもらった。

「で、はなしっていうのは?」
「片付けながら話さなきゃ感づかれるぞ;」
茶碗などテーブルにあるものを片付けながらため息をついて空是に言うと、空是もそれもそうだと小さく笑って手伝い始めた。
空是と話していると深刻じゃない気がしちゃうな…それは空是の性格のおかげか…。
片付けながら息を呑むかのように空是に話をし始めた。
「考えがあるっていったけれど、相当厳しいものになる…」
「ふーん…だからこそやりがいがあるってもんじゃないか?」
「それはそうだけど…今回はあの二人を非難させてやらなきゃいけない…だから手伝ってくれ」
片づけをしながら小声で手伝ってくれと頼むと空是は小さく鼻で笑った。
その笑いが自信に満ちたような感じに俺は見えてしまって、何より心強かった。
「春の頼みなら何でも聞いてやるぞ♪何をすればいいんだ?」
「それは、こういう風にして欲しいんだ…」
その内容を空是に話すとまかせとけと言い絶対に成功させるからなとさなかを叩かれた。

「それじゃあ、俺寝るからよろしく…な!」
「明日は手伝ってくれよ…春!今日は何とか打っておくから…さてムウにも手伝ってもらうからな!」
「任せて!夜なら私は百人力よ♪」
意気込む二人を見ながら自分の寝室に上がっていき不意に変わった感じを感じた。

「ルース?居ないのか?」
寝室に入るといつも寝ているはずのルースの姿がなく辺りを探すがやはり姿がない。
いつも寝てるはずなのにどこ行ったんだ…遠くに行くはずもないし……。
暗い部屋の中辺りを探すがやはり姿が見つけられない…ベットの上を手探りで探すが…。
「やっぱり…いない……どこ行ったんだよ…うぎゃっ!」
不意に窓が開いて二階なのにもかかわらず何かが背中にドスンと乗っかった。
その衝撃で俺はベットに沈むことになってそのままうつ伏せになってしまい呼吸がままならない…。
んんっ!息ができない!く、苦しい誰だよ!背中から降りろ!
「ひゃう…!は、春ぅ……ご、ごめんなさい…せ、背中///重かった?///」
起き上がると背中に乗っていたのが声を上げてその声の主は誰なのかはすぐにわかった。
「重かったもなにも…ルース!今までどこに行ってたんだよ?」
「ご、ごめんなさい;は、春が考えてる…事…成功するように…お、お花とってきた…の…;」
心配からのためか怒鳴るように声を上げてルースを怒鳴ってしまいルースを泣かせてしまった。
泣きながら口に咥えたピンク色の花を渡そうと頑張って前に突き出していた。
その花には、見覚えがあり受け取ってよく見ると、昔に最初に植えた花で思い出の花…。
「これ、広場の植えた花じゃないか…それもあの時ルースが迷い込んだときに付けた…」
「ボロボロだったときに私を見つけてつけてくれて付けてくれた大切な花なの…あのときの匂いで探してきたの…春が私にいろいろ…花の話や夢の花の花話…いろいろ話してくれたから…」
ぽろぽろと涙をこぼして一生懸命いいたいことを考えて話そうとする姿に俺は…。
「もういい、あの時…俺にその花…私も見て見たいって言ってくれただけで俺はルースに…いっぱい幸せの気持ちはもらったから…」
そのままルースを抱きしめていて、それに嬉しそうにルースは体を預けていた。
目が見えないくせに、無茶をして花を探しにいったルースの気持ちがとても暖かくて…涙が止まらない…。
それなのに、俺はとても残酷なことをしてしまうと思うと胸が苦しくなった。
そう思いながら抱きしめているとなんだかルースの息が耳に……//////

「春ぅ///苦しい//なんかからだがむずむずして…苦しい…よ///」
「えっ?おまっ…森を通って行ったのか;」
「通らなきゃ…お花…取れない…春…ハルゥ///」
その言葉を聞いて抱きしめをやめて聞くと通ってきたと言って、その時にキノコの胞子を吸い込んできたんだなと気が付いた。
顔を赤くしているようでどうやら胞子が体の中に回ってしまったようで、このままではまずいと思っているとルースが顔を近づけてきてその瞬間……。
「いだ“あ“あ”ぁ“ぁぁぁ!!ルース!やめ、死んじゃう!!!」
ルースが首元に噛み付いてとてつもない痛みが首から走って全身を振るわせた。
その痛みに体が震えてそのまま押し倒されてしまって、まるで食べられる獲物のような恐怖心が心の芯から振るわせた。
しばらくするとルースは口を離したがそこにはひどくくっきりと歯形が残ってしまって、血などは出ていなかった。
「ハルゥ…体がむずむずして春を噛んじゃった♪…助けて///」
頭が混乱しているのか噛んでしまったことに泣きそうになりながらも震え体の疼きを訴えてくる。
ルース…これ、本能的に絶対誰にも渡さないために付けたようなもんだな…;
首を残るように付けられた歯形からは、血がでてないと思っていたがじんわりと血が出てきてあとが残るような傷になるようになっていた

「どうなっても知らないからな…お前が、俺を選んだんだからな…だけど…これ以上はしてやれないからな…///」
ルースを仰向けに倒すと、抵抗せずただただそのままの状態になってしまった。
仰向けにされると、ルースの縦割れからは、もうすでにトロトロと恥ずかしい位に濡らしていた。
それを見るとさすがに自分のすることに罪悪感と恥ずかしさが湧くが頭を振ってこれは、ルースが望んだことだと心に言い聞かせた。
「は、春///は、はやくぅ…す、すごい濡れておかしくなっちゃったの///」
何も知らないルースは、初めて怒ったことに驚きながらも本能的かやれることをしてるように頼んでくる。
そういうことをするのは初めてなせいか俺は…濡れている縦割れの秘所を手で擦ってみた。
すると、その感覚にびっくりしたルースは足を閉じてしまって手を挟めるかのように感覚の酔いしれてしまったようだ。
「あ、足を開かなきゃこのままだぞ///いいのか、このまま強くしちまうぞ//」
その手をすばやく動かしたりすると、ルースは厭らしく喘ぎ声を上げてしまう。

「はるうぅ!///あ、頭がとってもフワフワして気持ちいい///もっと…んぐっ///」
そんなルースの喘ぎ声をとめるかのように口にキスをして黙らせてしまった。
「んんっ///ファーストキス♪じゃなくて、下に空是がいるからキスして声をさえるぞ///」
下に居る空是たちが上に来られたら、さすがにまずいと思いキスをして声を出さないようにすると、キスをされたのにうっとりとしてしまったのかルースはそのまま舌を入れてデイープキスにしてきた。

「んんっ///んぁぁ///はりゅぅ//だいすきぃ///もっとキスして///」
「そんなに////んちゅぅ…キスできるか…///」
このままじゃ…こちらもまずいことになりかねない…ルースごめんな///
キスを楽しんでいるルースに不意打ちを掛けるかのように手を思いっきりすばやく動かして指を秘所ののなかに滑り込まして激しく動かしていく///
不意打ち耐えられなくなったルースは足をきゅぅっと強く閉じてしまってさらに快感が強くなってしまったせいで身体を震わせた。
「は、ハルゥ//もっと、もっといっぱいちゅうして愛してぇ////ハルゥゥゥゥゥ!!////」
身体を震わせながらキスを激しくて身体を震わせると手に潮をたっぷりと掛けてしまって、
イってしまったせいか少しぐったりとして口を離すと糸が引いていくがそのまま崩れて二人の身体を汚していく。
「ハルゥ///もっと気持ちよく……すぅ……すぅ……」
「悪いな、人間と竜は寿命と子供も作れないんだ…だから恋はしちゃいけないんだ…ゆっくり夢の中においき…」
ルースの顔に向かって眠り粉を振り掛けるとそのままルースは眠ってしまい、ルースの秘所から手を抜くとピクリと動くがそのまま眠ったままだった。
ごめんな…と言いベットのシーツにこぼれた染みなどシーツを取り替えてなかったことにしてルースの軽くキスをしていつもどおりに眠った。

「春らしいわね…♪」
部屋の影から様子を見ていたムウはクスクスと笑いそのまま下に消えていった。


日がだいぶ昇り遅くに起きてきたルースは昨日の事をまったく覚えていなかったのか…花のことを少し話すだけだった。
「さてと…ほい、春の言ってたとおりに作っておいたぞ…眠り薬を刃に塗った爪…」
「うん、これなら、無力化は簡単だ…かすればいいだけだ…」
爪の方をした武器でその爪の刃には睡眠薬を縫ってありこれを相手の傷口から全身に回らせて眠らせようとする作戦だ。
村の者たちもいろいろ出入りして空是の作った刀など武器を買い集めていたから戦いはもうすぐなのだろう…。
「俺はこの、刀だけで十分だ♪これで十分戦える…おっと、忘れるところだった…ほい、ムウ」
「えっ?いきなりなの!!」
空是がムウにむかって投げたものは闇の意思でムウは受け取ると光に包まれて姿を変えた。
体は大きくなり三角の帽子を被ったムウマージに進化したが、いきなりだったためにムウは空是におこっていた。
「進化したの…?いいな……」
その進化したと聞いたルースは羨ましそうに言って自分も進化したいと羨ましそうだった。
ドラゴンは寿命が長いというか、寿命は内政で経験で進化するしかないと本で聞いたことがあったな…。
「まあ、ルースも頑張って経験を積めば進化できるさ♪焦るな♪」
ぽんぽんと頭を軽く叩くと嬉しそうに、笑ってうんと…うなずいた。
「それじゃあ、ムウ…ルースのことよろしくな…」
「ちゃんと説明したとおりにしなきゃ空是も俺も浮かばれないからな♪浮かぶ気はないけどな♪」
空是と見合わせてそうそう浮かばれてたまるかっと笑って、その様子にルースは首をかしげた。
「花の種がいっぱいになるまでは戻ってこれないのは寂しいわ…でも頑張るわ…♪」
ムウの言う言葉にも首を傾げてなんとなくわかってきたようで…春の声がするほうを聞き分けて飛びついた。

「春!どういうこと!どこかに行っちゃうの?私春と一緒に戦いt」
「だめだ、ルースはあの夢の花の種が見つかったからそれを育ててくれなきゃ♪こんなところで道草はないだろ♪約束だ…絶対に平和になったあの広場で花を見るんだろ♪」
「なら俺も約束させろよ♪「お前は約束しなくても来るだろ!」
それはそうだな…とケラケラと笑って言ってしまった空是を見たムウもクスクスと笑ってしまった。
空是、大切な話をしているときぐらい黙ってくれよ…;
「……ほんとに約束してくれる…一緒に見てくれるの…」
「首の歯形に約束してやる♪」「春♪その歯形とうしたn」
ニヤニヤと笑っていきなり言ってくる空是をポーンと蹴っ飛ばした。
いい加減に少しは、黙っていろよ…このばかやろう!
「歯形?何で首なんかに歯形があるの?それって……」
「気にしちゃだめよ♪ちゃんと約束の証なんでしょ♪信じなきゃ♪それじゃあ、そろそろ行くわね♪」
それ以上追求される前にムウがルースのことを抱きかかえて頑張ってねというと海の方へ飛んでいこうとするのを……。

「「ルース!ムウ!絶対に帰って来いよ!!」」
「「それは二人もね!ぜったいにこの村取られないで平和にしてよ!!」」
二人で叫んだ言葉が、二人で叫んだ言葉になってお互いそれで別れを告げた。

「さてと…ここから先は…厳しい戦いになるけど…力を合わせて…」
「最後の一人になってもこの村を…守りきらなきゃ…な…春…」
「当たり前のことを言うな…♪」
刀と爪を構えて意志を固めて村の人たちにまぎれて森の中へ駆け込んで行った。


そよ風が吹いて、心躍る…世界は色鮮やか見えるものすべてが芸術のよう…。
花は心を癒し人々を幸せにする…ふふん♪
人里は慣れた無人の島に、一匹の竜が花を穏やかに見つめていた。
「ルース!お花どんな感じ?」
その竜にフワフワと浮きながら近づいてくるのはムウでその手には花の種をいろいろ持っていて、その花の種はいろいろ形が違うが全部同じ種類の種だ。
「もう少しかな…もうちょっとで種ができそう……できた♪」
花は枯れてつぼみがムクムクと膨らむとパーンと弾け小さな虹を作ると辺りにばらけた。
やっと、種になった…これでやっと……お花畑に使える花に……。
「ルースちゃん!よそ見しないで!はやく拾って;;」
「はっ…わわわっ!はやく拾わなきゃ!」
はじけた種は土の上に落ちるとすぐさま根を下ろそうとしていて、急いでムウとともに全部拾い上げた…。
あーっ…びっくりした…これで三度目だけど…いつもこの花はすぐに根を下ろしちゃうから大変……だけど、この生命力が土を豊かにして共存する力なのね…。
「ここの島も最初の頃と比べてとっても豊かになったわよね…」
「私最初は見たことないからわかんない!」
「まだ、あの時はモノズだったものね…サザンドラになったときはたしの姿に驚いていたわよね♪」
「もう、それは言わないでよって言ってるでしょ…///」
あれから何百年と経ったかはわからないけど・・・私は進化してムウちゃんとお花の世話をしてきた…ムウちゃんは幽霊だったお陰で私の傍からはいなくならず、世話を見てくれた。
今じゃ、昔よりとっても大好きで仲良し…♪
そして、今やっとムウちゃんから聞いた約束の話…花畑に使える分だけの種ができたの。

「ムウちゃん!はやく種つめて春たちの所戻ろうよ♪」
「そうね、二人とも楽しみに待ってることだし♪」
何百ともある花の種をヤシの木の葉で包み腕の頭で咥えると翼を広げてムウちゃんを背中に捕まらせた。
道案内もかねてムウちゃんに教えてもらいながら私は青い空に飛び立った。
気持ちいい♪空とえて何でも見える♪進化できてよかった…♪春にもはやくこの姿見てもらいたい♪
「うーん…確かここら辺で大きな木が見えるはずなんだけど…あった!あそこよ」
「えっ?あそこなの?町も何もないただの荒れた土地にしか…」
目に見えた光景は町などもなく荒れた草が生えていない土地で大きな木が立っているがその周りには花などもなく緑が少し見える程度で、その近くには聞き覚えのない湖もあった。
こんなのって…ほんとに春と空是さんが居たところなの……。
私はそんな戸惑いを隠せずに緑が生い茂る木の近くに降りた。
「この木だけが何も変わってないわね…あとはみんな変わってしまってる…森も…この広場にあった花たちもみんな何もかも……空是の言ったとおり…」
木を触りながら生まれて初めてムウちゃんが泣く姿を見て、そのときムウちゃんは始めから知っていたんだと私は初めてこのときに気が付いた。
「ムウちゃん…春や空是さんは……」
「空是は、始めから花ができるのは三百年先だって春から聞いたって…その頃には俺たちはもう死んでるからどのみち会えないって……ムウなら思念で俺たちが生まれ変わってるのを見つけてくれって…馬鹿じゃないのって言ったら…言ったら……」
泣きながらムウは笑って、幽霊に恋してる時点で馬鹿だって……といわれて信じたみたいだった。

「そんな!ムウちゃん!なんで止めなかったの!止めれば春たちは…」
「止められるわけないでしょ!春や空是は…何より死を…命を奪われるのが許せない人たちだったんだから!」
泣きながらムウちゃんは私に抱き着いてしばらく泣き続けました。
そんなムウちゃんを見て私はムウちゃんのこの長い年の苦しみをようやくわかった気がした。
そんな昔に、こんなこと言われて今まで我慢してきたムウちゃん…ごめんね…気が付けなくて…。

「泣いたらすっきりしたわ…それじゃあ思念を探しましょう…」
「思念って何なの?」
「思念って言うのは…その死んだ人の魂の思いが詰まったもの…それは魂の一部だから見つけられれば…その魂がこの世にあればたどれば会えるの」
目を瞑り思念を探しているのかそんなムウちゃんを見ながら私は頷いて理解していた。
ムウちゃんが目を開けるとフワッと高く飛んで、それについていくと湖の方へ飛んで行った。
そのまま追いかけていくと湖のほとりに花が咲いていてその近くには赤くザラザラした破片が…落ちていてそれを拾い上げるとムウちゃんは小さく鼻で笑った。
「何そのザラザラしたの?それが思念?」
「これは鉄よ…ずいぶん昔のだからもうボロボロ……それといいことがあるわよ」
ニコッと笑うとその鉄を湖に投げ込んだ。
いいことがあるわよって言って湖に捨てることがいいことなのかな…もったいぶらないで教えて欲しいんだけど……。
フフッとムウちゃんが笑い始めると、その意味がわからず私は首をかしげた。

「何の悪戯かわかんないけど…思念じゃなくて記憶が入ってたのよ…今の二つ…このことから神の悪戯って言うべきかしらぁ……今は転生しているならその器が壊れたら記憶は主に戻る」
「そ、それじゃあ、あの二人はきっと今記憶を取り戻したの?」
にこりと笑ってそうなのよ…とムウちゃんが言った瞬間嬉しさのあまりに涙が……。
よかった…ほんとに…はるは死んじゃったけど…記憶が戻って…死んでも約束守るって…奇跡の悪戯なの…嬉しすぎて…。
「それじゃあ、お花でも植えて待っていましょうか♪」
花の種を取り出して、笑うと周りのほとりに何十個か回るように巻き始めて…。
すると、すぐさまに芽を出し始めて辺が緑できれいになっていく。
その様子を見て、私はあの木の広場に植えてくるね…と言って広場に飛んでいくことにした。
どうしよう♪ほんとに春が来てきれいに植えられた花を見てほめてくれたら♪キャ――――ッ♪嬉しすぎてあたしどうにかなっちゃいそう♪
嬉しそうに一人で顔を赤くしながらヤシの葉で包んだ種を腕の口で何とか剥がして、きれいに一つずつ腕の口からポロポロっときれいに並べていくことにして丁寧に植えていった。
植え終わった頃にはずいぶん日が傾いて…夕方ごろになっていた。
「やった♪綺麗にできた!だけど春の花の育て語ってみたことないからこんな綺麗な均一な円でいいのかしら…」
「まあまあ、綺麗にできたじゃないか…ルース♪」
ふぇ!?どこどこ!私のことルースって呼ぶのは誰…声は春じゃないけど………。
「だ、誰!何で私の名前知ってるの!姿を見せたら…!」
「見せたらって…もう後ろに居るんだけど……」
少し苦笑いが聞こえて後ろを振り向くとそこに居たのは少し穏やかな雰囲気を出しているカイリューだった。
そのカイリューを見ながら思ったことは…ほんとに春?春のことを偽った雄なんかじゃないかという疑惑…ただの体目当てかもしれない…そんな心が……。

「春だって言う証拠は?あなたほんとに春なの?」
そんな疑惑がある限りわたしは春とは思えない、もし嘘だったらこの腕であんたの首引裂いて…。
二本の腕の口が舌を出しながらいつでも襲いかかってやるという感じだ。
「そ、そんな…う、うーん…証拠って言われたって…人間だったの思い出したのはさっきだし…約束あったのも覚えている…ここは昔花畑だったし…首の歯形はないけどそれ…」
「そんなのあんたが長生きしてたまたま聞いていたら答えられることよ!」
証拠なんてあんたが答えられるようなことないわね…あんたは春なんかじゃ…。
「ツンベアーに襲われて泣き出してルースたちに助けてもらった///大地の力で不意打ち!」
「嘘…うそっ!うそっ!そんなの…春にとって屈辱的だったことだしあんな雪が降ってる中に近づいたら…」
「こうでも言わなきゃ信じてくれないだろ///トラウマ言わせやがって///」
いじけるように後ろを向いてしまって、暗い雰囲気を出し始めてその行動はたまに春がやるものそっくりで…それを見ると春の声だけだったがいじけ方は空是がよく言っていた。
春…なの…人じゃないけど…あのいつもとなりで傍にいてくれた…。
「春!会いたかったよぉ…ずっと頑張って花育ててちゃんと約束守ってるように…それから…」
「相変わらず…その焦ると何を言っていいか困る癖は治ってないんだな…ルース♪」
「だって…だってぇ…嬉しいんだもん…春あのままあえなくなると思ったし…」
ひくっ、ひくっ…と涙を流しながら春の背中に抱きついて、春に今まで甘えられなかった分…精一杯に甘えるかのように抱きしめていた…。
後ろから抱きしめられている春は私の手の顔を撫で撫でと撫でてくれていた。
とっても大切な風にその撫で方は昔に撫でられた頭のような懐かしい感じだった。


「空是も居るんだぞ…まあ、あいつは今身体を流しに湖に行ってるけど…生まれ変わっても仲いいっておかしい縁だな♪」
「体洗いに…?でも、もう夜になるから暗くて…」
辺りは暗くなり始めてホーホーなど夜の生き物が泣き始めている。
すると、春は少しため息をつくと、あいつ今エルレイドだから暗くても見えるんだ…俺はまったく見えなくて困っちゃうけどな…この時間帯は夜に慣れるまでわな…と少し苦笑いをした。
「ムウちゃんも湖に居るけど…会いに行くついでにいいんじゃないの?」
「あっそうだな…背中に乗って一飛び…ってルースは乗れ…いたたたたっ!!冗談だ!冗談!飛べないって…」
「背が大きいから飛べると思ったのに…♪あたしも乗せて飛べないの?」
ズシンと背中に乗ると無理無理と地面を叩いてやめてくれという春にあたしは素で振舞うことにした。
「む、無理です…ごめんなさい……;」
「春かわいい♪」
降りてあげると、体に付いた泥をほろうと空に飛び立って湖の方に向かうように一緒に飛んでいった。
しかし、湖に着くと空是とムウちゃんの姿はどこにも無かった…。

「あれ、ムウちゃんたちいないよ……二人どこ行ったの?」
「うーん……これはまた明日木のところでね!だって…」
「何でわかるの?」「地面に書いて行ってやがるよ;しかもハートマーク付き」
どうやら二人であって暗くなったために一足先に住処に帰ったのね…。
じゃあ…あたしは……春と二人っきり//////
だめだめこんなことあんなことばかり頭に思いついちゃう///春は好きだけど…あたしどうしよう…///
「なあ、ルース?仕方ないから俺のところで寝てくか?」
「ふぇ!?う、うん///そうする…///」
思ったとおりに春の住処で寝泊りするかという言葉に顔を真っ赤にしてしまった。
だけど、あたしは本能的に春のことを求め始めちゃっていた…どうしよう///

そこから住処は思ったよりも近く一飛びで見晴らしのいい洞窟だった。
春曰く、ここら辺でドラゴンに襲い掛かるやつが居ないからここに住んでも大丈夫らしく人間も来ることが無くなったらしく、襲われることもなく安全らしい。
「まあ、何もないけどゆっくりして…花片付けなきゃ…」
そういうと中の洞窟には拾ってきた花瓶に花がさしてあり…傍にあった花を片付けていた。
春らしい事するのね…昔から花を飾ったりいろいろ大事に使ってたわね…
あたし昔とずいぶん性格変わっちゃったかも…今すぐに…春のこと…///
高ぶる気持ちを抑えられなくなってきたのか、後ろから春の首に噛み付いた……。

「って!いたたたた!昔みたいな真似して首を噛むな…意外と厚いけど痛いんだぞ!」
「ほんとだぁ・・・強めに噛んだのに歯形しか付いてない……もう春の鈍感!」
「うおっ!」
真似して噛んだんじゃないのに…春が好きでたまらないからしたことなのに…。
そうよ、春がそんな風に思うなら…あたしの気持ちを…。
春を寝床の草がひいている場所に押し倒して上に乗っかって動けなくした。
「っ…ルース何するんだよ…今すぐ降りろ…///」
「春はカイリューでしょ…あたしは昔から春のことが好きだった…ずっと、だから春!あたしのことどう思ってるの」
「いろいろ言いたい事でとんでるぞ;うっ…俺はその…春のこと好きだけど…ああっ!好きだよ//もう…だからそんな顔するな!意地張らないから///」
春はじ――っと見つめているとついに観念したか心の内を話して顔を赤くして逸らしてしまった。
そんな姿を見ていると昔の春が恥ずかしがる声を思い出されてからだが…。

「ハルゥ///もう我慢できない…春のこと見たら昔みたいに///」
あたしはそういうと春の手を手で咥えて押さえ込んで顔を近づけてそのままキスをし始めた。
最初は春も心の準備が出来てないと言って嫌がるがあたしはもう昔から決めていたことだから、そんなこと言わせる暇も無く舌を何度も絡めて春とのキスを楽しんでいき…。
どうくつにはいやらしい水音を響かせながら…その音に二人は興奮していく。
ようやく口を離された時には下の雄はルースのお尻辺りにすり付いていた。
「ルース…昔って、覚えてたのか…何も覚えてなさそうなフリをして…」
荒い息をしてルースを見るとルースは首を振って後ろを向いてしまうと、昔のあの時のように、縦割れの秘所からは厭らしいほどの駅が溢れ出て春の顔を汚す。

「夢かと思っていたのを…ムウちゃんが教えてくれたの…だから今度はあたしが春を喜ばせるの…たっぷりとね♪」
「んはっ!はぅぅぅ///ルースや、やめっ!うぁぁっ!///」
あたしはそのまま春の固くそそり立った雄を手と口を使って三点舌攻めで舐めながら襲った。
春はその感覚に喘ぐ声を上げてその行為に耐えられずびくびくと身体を震わせていたが春も負けずと私の秘所を…舌で舐めあげたりと攻めていった。
二人の行為はどんどん激しくなり…お互いに責め合っていった…。
激しくなる行為に二人とも震えて耐えていくが最初に声を上げたのは…春だった。

「ルース!で、でる!うぐぁぁぁぁ!//////」
「んんぐぅぅ///んんっ…はぁ…はぁ…春のいっぱい過ぎるわ///」
勢いよく白い白濁の液をルースの口に吐き出してしまって、三つの口を何とか使って飲みきるが顔などを白く染めてしまってしまうが、恍惚な表象を浮かべる。
春は行為の反動かぐったりとしてしまうが…まだ硬くそそり立っているのをルースは小さくわ笑った。
一回空をとぶように浮くと秘所に合わせて一気に腰を下ろした。
「んぁぁぁ!は、春のが、春のが入ってくる///あたしのおなか喜んでるよ/////」
「くぅぅ…///ルース…のがすごい絡まって///くぅ…攻められっぱなしなんかじゃないぞ///」
「ひゃぁ!ハルっ、動いたらイッちゃうぅ!ひゃぁぁぁん!//////」
入れた余韻に浸ってるルースに逆に起き上がって押し倒してそのまま腰を打ち始めた。

二匹の竜の行為は激しく春が突く度にルースは激しく喘ぎ声を上げ、
二匹の行為はだんだん激しくなり何度も何度も突いていき続けてキスをして愛しあっていく。
何度も付いていくうちに子宮口に当たりそこを何度も突いていったり少しまわしたりなどいろいろ変えたりしながら攻めていく。
疲れる度に地面に愛液が漏れていきその勢いはとまりそうも無く激しく行われ、
二匹のいる洞窟は厭らしい匂いが散漫してさらに蒸れ上がっていった。
「は、はある////春の卵の元いっぱいはきだして///あたし春以外の雄なんかの子供作りたくにゃひよ///」
「くぅぅ///絶対ほかの雄にやんないから///安心しろ今日は寝かせないからなっ/////」
そういわれるとルースは嬉しそうに笑って愛惜しくキスをして春はそれに答えてキスをする。
激しく突いていくうちに春は身体をブルルっと強く震え始めてそれに気が付いたルースは手を回してできついた。
それに答えるかのようにルースのことをこちらも抱きしめキスをやめてルースの胸元を舌で舐め始めて、その初めての感覚に慣れていなかったせいか耐えられなかった…。

「ひゃぁぁぁ!は、ハルゥ///むねなんてないのになめちゃぃひゃがぁぁぁぁん!!//////」
「ルース///そんなに締め付けたら//////で、出ながらまたやりたくうがぁぁぁぁぁぁ!!///////」
ルースが先に絶頂したために春の雄が締め上げられてそれに耐えられなくなったのか、そのままルースのもっとも深い奥に押し当ててルースの子宮の中に精液を流し込んでいった。
その感覚ですらイってしまい息も絶え絶えで、春にぎゅっと抱きついていて。
その勢いは止まらず入りきらなかったのは地面に零れ落ちていく。

「は、ハルゥ///春のが///いっぱいであったかいよ…//しばらく…このままが…いい/////」
「くぅぅ//そんな顔されたらまたムラムラして…ルース少ししか我慢できないからな////」
「春のエッチ//////えへへへ♪」

その夜…洞窟では激しいく突く音と喘ぎ声が朝までやまなかった。


「春!はやくぅ!みんなもう来ちゃっているよ」
「だって、朝早すぎるんだもん…少しは寝かせて…」
「おやおや、春はまたルースと朝まで…」「違う!」
「じゃあ、夜までしてたのかしら♪」「違います!」
俺たち四匹は、あの大きな木のところで集まる約束をしてそれぞれ、食べ物を持ち寄っていた。
今じゃ、花のお陰で荒地だった土地は緑豊かになり、昔のような生き物たちが住む土地に戻っていった。
そして、今は昔と変わらず…平和でみんなが安心して住めるようになっていった。
昔約束をしたことが生きる時間は違って果たせないと思っていた…だけど果たすことが出来た。
形は違えども心は一緒で…ちゃんと守ることが出来た…幸せの約束となって…。
ただ変わった事といえば……。

「春はいつになったら子供生まれるの?」
「て、てめぇ!ご飯食べる最中にそんなこと!空是のほうはどうなんだよ//」
「誰が言うか、恥ずかしい///」
「えへへ、もう少しなんですよ♪」
「あら、私もよ♪子供たちも仲良くしてくれると嬉しいわね♪」
「「へーっ…盛んですな///」」「なっ!」「このっ!」
「喧嘩しないで食べましょうよ;」
「そうよ…そんなに喧嘩するんだったら私たち二人で食べちゃうわよ!」
「「ご、ごめんなさい;」」
二人とも奥さんが出来て幸せになったことだね♪

end


あとがき
今回は目が見えないモノズをお話のヒロインに出させてもらいました。
争いが絶えない世界観で、目がみえなルースとムウマのムウ、春と空是たちの日常…
変わっていくところなど、春たち人は年をとっていくが、彼女たちはそれを感じない感じのお話になりました。
今回初めて参加させてもらいました。時間ぎりぎりだったのですごい焦ったりもしたり;
書いていくのが楽しくて気がつけばそのまま何時間も経ったりでした。
目が見えないモノズだからこそかわいい、そんな思いが強く出たり進化して見えるようになって募ったことをぶつける、
そんな一面を見せるルースや悪戯風に笑って困らせたりするムウちゃんなど書いている自分も楽しかったからこそ…
ここまで出来たと思えます♪にしししw

それじゃあ、ここからは投票時に下さいました。感想やコメントなどです。


とてもいいと思います (2012/04/04(水) 16:48)


時を隔てた再会、約束を果たした所が良かったです。 (2012/04/06(金) 00:34)


自分はこういう話が好きなのでとてもよかったと思います。 (2012/04/06(金) 13:23)


人とポケモンの生きられる時間の違いの表現とモノズ(サザンドラ)の恋心の描写がとてもよかったです。 (2012/04/08(日) 22:13)


モノズのルースとムウマのムウがすごくかわいいです♪ 読者としてもすごく楽しく読むことができてすごく良かったです♪ (2012/04/10(火) 21:39)


皆さん、感想どうもありがとうございました!♪


ご自由にいろいろどうぞ♪

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 『///』や『♪』などを使うのはあまり良いことではないことと共に、しかもそれが多用され過ぎていて肝心の文章が殺されている印象を受ける作品でした。
    特に『///』の多用は非常に文章を見辛く、テンポを悪化させておりますので、読む手が止まってしまいます。
    また、舞台設定では戦乱にいつ巻き込まれるかもわからない状況のようですが、それに対する緊迫感や悲壮感を説明する説得力も足りない気がします。主観的な世界しか見えてきにくい一人称小説でありながら、セリフ過多で状況が見えてこないのも話に入り込めない一つの要因となっています。
    また、主人公の名前の読みもどこかで分かりやすく書いておかなかったため、ずっと読み仮名が分からないまま読み進めることになってしまったのも大きなマイナスですね。

    時間の経過もわかりにくく、残った思念によって前世の記憶(?)が蘇るという設定も大した脈絡もなく出てきてしまったために唐突な印象を受けました。
    この物語の根幹となる花も、『太古の花』という名前だけが独り歩きして、それ以外の設定……たとえば色や香り、大きさや、その花に関する伝説などが置いてけぼりでです。
    例えば、夜に星でも見ながらゆっくりと話すシーンを挟ませるなどして、『この種はとある伝説で……』なんて話すようなシーンでも入れておけば、唐突という印象も、置いてけぼりという印象もなかったのではと思います。
    全体的に、読む人の事を考えた、わかりやすい文章と設定があればよかったかと。官能シーンを含めて無駄な部分が多いので、無駄を省いてその分を別のところに力を注ぎ込めればいい作品になれたのではないかと思います。
    ――リング 2012-04-12 (木) 00:37:34
  • なるほど…とても参考になりましたw
    今回のことを取り込みながら頑張っていきたいと思います。
    アドバイスありがとうございます!
    ――ジャンク 2012-04-12 (木) 00:49:13
お名前:

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Last-modified: 2012-04-11 (水) 00:00:00
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