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玉なアイドル

/玉なアイドル

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官能・逆レイプの描写有り


作者はヤシの実です。変態野郎の玉なんて蹴り上げてしまえ!

 ロッカーを殴りつける音が響き渡る。
 音に畏縮するピンクのコスチュームを着た一匹のピカチュウが、人気の無いロッカールームで追い詰められていた。
「この変態ピカチュウめ、よくも抜け抜けと私達の中に紛れ込んでましたわね!」
 一匹は青と白のゴージャスなコスチュームを身に纏ったマダムピカチュウ。青いセンスで口元を隠しても有り余る怒りの感情は隠しきれない様子。
「袋の鼠とはこう言うんだな、もう逃げられないからなぁオイ!?」
 黄色い覆面の闘志を扮する力強そうな雄々しいマスクドピカチュウ。ロッカーを殴りつけたのは彼女だ。
「はわわ……じ、実物に触れてしまったのです……疑い様のない雄であると言う証明なのです~!」
 お下げなヘアーをセットにした学者帽子と白衣を身に纏い、ビン底メガネをかけた知的なドクターピカチュウ。ショックと混乱の余りにメガネがずれたりを繰り返してる。
「……」
 襟元のファーと銀色のメタルが輝く赤いジャケットのハードロックピカチュウ。腕を組んで眉毛をピクピクと動かし、無言でアイドルを見下ろしている。
「あわわわ……ぼ、僕、いや、私はぁ……」
 何を言い訳にしようか頭をフル回転して思考をめぐらせるが、この囲まれた状況を切り抜けれる言葉が思い浮かばず震えてばかりいた。
「さぁて、どう料理してやろうか?」
「ま、待ってぇ……」
 彼女らに囲まれ逃げ道はなかった。。
「ま、まままさかその格好で私達のグループに忍び込むなんて、とととんでもない変質者なのです!」
 メガネのずれを直しながらドクターが顔を真っ赤にして叫ぶ。
「こ、これには訳がぁ~」
「言い訳なら体の方でじっくり聞いてさしあげますわ!」
 マダムは閉じた扇子を咽元に突きつけ、氷の氷柱のように鋭く睨む。
「3週間ずっと君と一緒にいたけど、変装である事に全く気がつかなかったよ。雄である事を随分上手に誤魔化してきたんだね」
 ここでハードロックが口を開くとアイドルは口をつぐんで下を向いた。尻尾が項垂れる。
 事の始まりは3週間前だった。

 テレビでやっていたコンテストの中継で、コスチュームを着用して出演している姿に一目惚れしたのが切欠だ。アイドル衣装を飼い主に強請り、毎日の様に着用してはその可愛さを満喫していた。
 そんなある日、施設を借りてポケモンコンテストライブに出場する為にピカチュウのみで練習しているグループがあるのを知る。
 それぞれの得意分野に合ったコスチュームを着こなし、日々を練習に費やしているらしい。コンテスト自体に興味は無いが、同種の着ているコスチュームに魅力されて雄である事を隠してグループに入れてもらおうとしたが、そこは雄禁制だった。 
 そこでばれないように。雌らしい振る舞いを学び、尻尾の先のハートはハリボテで誤魔化し、トレーナーには無理を言ってグループに入れてもらったのだ。
 ばれる事なく仲間として迎えられ、彼女達のと練習がスタートした。
 3週間の間、短いよう大変だった。性別がばれる危険もあったが、彼女達との過ごす日々はとても楽しかった。
 仲間としてすっかり溶け込んできたそんなある日、事件は起きた。 
 衣装に着替えて通路の角に差し掛かった時、トレーナーの寝坊で遅れて来ていたドクターと運悪く衝突してしまったのだ。
 お互い派手に転倒し、幸い怪我が無かったが……
『アイテテテ……ご、ごめんなさいなのですぅ~……ん、このふにふにふかふかなのは何です……?』
 ドクターの赤いほっぺが丁度、スカートの中の股間に触れていたのだ。
 その数秒後に、施設内で"ハイパーボイス"並の悲鳴が響き渡ったのである。

「何か申し開く事はありまして。変態さん?」
「しゃしゃ、酌量余地の無い犯罪なのですよ、これは!」
「どうでもいいさ、ギッタンギタにしてタマタマをもぎ取っちまえばいいさ!」
 マスクドの唸る右手を見てアイドルは青ざめた。
「ピィッ!?」
 絶体絶命にアイドルは悲鳴を上げた
「待って」
 静止したのはハードロックだった。リーダ役の彼女が制裁を止めたのだ。
「何で止めるんだよ。お前も怒っているはずだろ?」
「そうさ、騙されてその上に仲間をあんな目に合わせられて激怒しているさ。でも暴力はクールじゃないし、魅力的でもない。何よりも衣装が乱れるのは好まない」
 ハードロックの言葉に皆が納得した。アイドルは胸を撫で下ろした。
「だが、このまま許す理由にはならない。なら僕らで彼を教育してみるのはどうだい?」
 制裁の代わりとなる提案に全員が注目する。
「教育ですって?」
「そ、それはどうするのですか?」
「このタマ野郎に体で教え込むのか?」
「そうさ、身内を辱められたのなら、同じように辱める。そして二度とこんな事が出来ないように徹底的に教育するんだ」
「辱める……ですの?」
 マダムが口を扇子で開いて考える。やがて不敵な笑みで同意した。
「いいでしょう。変態を調教して改心させるのも婦人としての嗜み……了解しましたわ」
「わ、私も暴力よりかはそっちの方がいいのです。生殖器には興味がありますし……」
「それはいいなぁ、練習ばかりでストレスが溜まってるしなぁ?」
「え、えぇ!?」
 アイドルは逃げようと考えたが、背後をマスクドに抑えられ身動きが取れなくなった。その周りを三匹が集まる。
「ご、ごめんなさい、お願いだから離して……」
「ダメだ、ストレス発散を兼ねて徹底的にお仕置きしてあげるよ」
 ハードロックはアイドルの顎を持ち、艶かしい笑みを浮かべて頬をペロッ舐めた。
「ふあっ……!?」
「顔舐められただけで震えるんだ。可愛いね」
 ハードロックは更に顔を近づけ、頬から耳元までねっとりと舌を滑らす。くすぐるような感覚に恐怖と刺激に喘いだ。
 他の三匹が嫌らしく笑い、マダムも進み出る。
「お上手ですわね、お手本を習って私も……」
 マダムは反対の頬に顔を近づけ、アイドルの頬に唇を近づけ甘く口付ける。
 両方から舌と唇に愛撫され、くすぶったい以上の快感にアイドルは甘い吐息を漏らす。
「い、いやぁ……」
「雌みたいな声で鳴いてんじゃねぇよオカマ野郎が」
「ふぅん、ちゅっ、んふ、可憐な少女の真似事で心まで純潔なつもりなのかしら。節操のない子……」
 マダムは繰り返し上品に唇を当て、とろけるような声で罵しる。頬にいくつも口付けの後が残っていた。
「変態君にはたっくさん躾が必要だね」
 ハードロックは舌を離すとアイドルの耳の付け根に唇を寄せ、唾液を含めて舌を滑らす。
 アイドルがビクリと震える。効果抜群と見たハードロックはそのまま上から下へと愛撫する。
「ちゃ、チャァ~ッ……!」
 上り詰めるような快感に震えが増し、本能的に耳を守ろうするがマスクドに抑えられてどうにもならない。 
「騒がしい口ですわね、少しお黙りなさい」
 アイドルは目を開くと美しい顔が間近に迫り、マダムが唇を舐めると次にアイドルの唇に重ねてきた。
 女装が雌と接吻すると言う奇妙な光景。
「わ、私も失礼す……いえ、失礼されたのですからお仕置きに参加しますのです」
 ドクターは火照り顔でアイドルの足元に屈みこむ。スカートの舌で膨張する物体を見つめていた。
「わぁ、雄ってこんな風に大きくなるのですかぁ……」
 アイドルらしかぬ充血した膨らみを見られて羞恥心のあまり涙を浮かべる。
「ツンツン……」
 ドクターの指先が雄の性器を悪戯に突き、敏感に感じてしまうあまりに塞がれた口の隙間から声が漏れ出してしまう。
 口を塞いでいるマダムも興が乗り、舌先を忍ばせ器用に絡ませる。アイドルは嫌々と首を振ろうとした。
「抵抗しても無駄だよ。もっと刺激してあげて」
 ハードロックに言われてドクターが恥ずかしそう頷いた。
「は、初めてですけど貴重なサンプルを得られるのなら……」
 ドクターはメガネを少しだけ持ち上げ、勃起した性器に口を付け、少しずつ口に含んでいく。その瞬間、アイドルは心地良さに包まれた。
「んちゅる、ちゅる、ちゅるる……」
 不器用にも歯は立てずにじっくりとしゃぶり付く。
「あらあら、間抜けな顔ですわね」
 マダムは唇を開放し、唾液の糸を引かせて怪しく微笑んだ。アイドルの口元が快感にだらしなく開いたままになる。
「小物を吸われただけで随分無様な顔ですこと……」
「いい顔じゃないか。変態君の味はどうだい?」 
 ドクターはアイスクリームを舐めるようにじっくりとしゃぶりつきながら答えた。
「ちゅるっ……ちょっと苦々しくて、れろっ……粘っこいのが、ちゅぅっ、先っぽから出ていて、舌に絡んじゃうのでふぅ……ずちゅるうるぅっ……」
 ドクターはしゃぶるだけじゃ飽き足らず肉竿の先も積極的に刺激する。アイドルはみるみる内に顔が強張る。
「見て御覧なさい。顔が醜く歪んでいますわ」
「それは拝みてーなぁ。そうだ、こいつの腕掴んでくれ」
 マスクドはハードロックとマダムに両腕を任せると、震えるアイドルの背後に回った。
「ポチエナみたいに腰振ってみろよ、オラァッ!」
 マスクドはアイドルの尻を強く蹴り上げた。
 衝撃でアイドルの腰が仰け反ると、肉竿が口内に前進する。唐突な出来事にドクター自身もビックリした。
 突き上げられた勢いで狭い口内の肉壁に擦れられ、その快感が絶頂の引き金となって仰け反る形でアイドルはとうとう射精を迎えた。
 堪えられない刺激に放出する勢いはドクター驚愕させ、子種全てを口で受け止めさせた。
「んぶっ、ぢゅっ……んっ、んんっ、んぅぅっ……!」
 全身が痙攣するような快感に包まれながらドピュドピュと射精を続けていた。
「んっ、ぷっ、かはぁぁっ……!?」
 口内に溜まり過ぎてついに堪えきれなくなりドクターは肉竿を離す。口からドロッとした白濁の液を灰色のタイル床にぶちまけた。息苦しそうに咳き込む。
 顔からずれたメガネから彼女の涙を覗かせた。
「んー、チュグチュグッ、ウォエッ……もぉ~、急に何をするのですかぁ、ビックリしちゃったのですっ!」
 どちらに怒っているかは分からないがドクターは頬を膨らませて抗議している。
「ハッハッ、こいつ尻に蹴りいられてドピュドピュだしたぜ、流石変態だ!」
「まぁ、汚らわしい……!」
 マスクドが指差して嘲笑し、マダムは扇子を開いて口元を隠して氷のような眼差しで侮蔑する。
「せっかくのサンプルなのに、試験ビンに入れ損ねちゃったのです……うぅ、まずいっ……ペッ!」
 ドクターは苦々しい表情で口の中を濯ぎ、アイドルの股間に向かって唾が吹っかた。
 精液を含んだ唾液がアイドルの性器に付着し、だらぁと液体を落とす。なんとも無様で最低なと雌達が嘲笑った。 
「誰がイって良いと言ったんだい。許可無く女の子の口に射精するなんて君は心底最低だね」
 鼻で笑うハードロックが射精後で敏感状態な肉竿に軽く蹴りを入れてきた。敏感な状態での性器の蹴りにアイドルは苦痛に近い衝撃に前屈みになり股間を抑えて跪いた。
 その無様な格好に彼女達がまたもや笑い、部屋中に木霊する。制裁と言う名の一方的な恥辱と屈辱にアイドルは怯えた。
 しかし、性器は鎮まるどころか以前と勃起状態を続けていて、むしろ固さが増していくのだ。それをばれたくないと懸命に両手で隠そうとするが、マスクドがその様子に気づいてしまった。
「コイツまだ勃起してるぜ。唾吐かれて蹴られて皆に笑われて興奮してるんだっ、キモッ!」
「はぇ~、雄って性欲の塊って本当だったのですねぇ。凄いのです~」
「まるで盛ったマンキーみたいですわ。こんなのと同じ種だと思うと情けないですわ。明日からマンキーを名乗れば良くて?」
「反省の色が全く覗えないね。今度はみんなの前で無様にイく姿を披露してみるかい?」
 ハードロックはマスクドにアイコンタクトをする。するとアイドルは突然マスクドに突き飛ばされ仰向けになった。隠そうとした手が離れ、天井に向かって勃起するあられもない姿を晒してしまった。
「辱めを受けてもなお興奮するような変態君、今度は足でイかせてあげよう」
 ハードロックがぶるぶる震える肉竿の先を足で突いた。
「ピッ、ピィゥッ……!?」
 先端部を撫で回すようにこねくり回される。再び電流のような快感が全身に駆け巡り、情けない悲鳴を上げてしまう。
「うわぁ、君のこここんなにもコリコリしててかたいなぁ。それにヌルヌルしてて気持ちが悪い」
 ハードロックは今度は筋に沿って撫でるようゆっくりとスライドさせる。根元から先っぽまでの快感がアイドルを襲い、背筋がピンッと伸びる。
 根元に辿り着くとまたもや遅い動きで先端部に向かってスライドすると先端部の透明な液体が沢山溢れだす。繰り返す内にハードロックの足がぬらりと濡れ、肉竿を撫でる度に液体を擦る音がクチュクチュと鳴り響いていく。
「はぁ、あっ、うぅぅっ……!」
「雄の大事な所を踏まれているのに善がってる。雄としてのプライドの欠片もないのかい?」
 罵る言葉を投げかけ、それでも善がるアイドルにハードロックは肉竿を撫で回すのを辞め、強く押し潰すように足に力を加えた。
「びがぁぁっ……!?」
 ギチギチと踏み潰すような音がアイドル耳にもしっかり伝わり、その上に悶絶しそうな程の苦痛と快感に表情が歪んでいく。
「ひぃっ、ぎっ、ちゃっ……あぁっ……!」
「そのまま踏み潰して本物の雌にしてさしあげたらいかがかしら?」
「オラ、気持ち良いんだろ。きもちい~って言ってみろよコラ」
 ハードロックの踏みつける力が更に増し、たらまなくなってアイドルは錯乱して叫んだ。
「んっ、き、気持ちいいぃっ……ぃぃっ……!」
「そうなんだ。ならみんなにも強力してもらおうかな」
 ハードロックは顔を振って合図すると、他の雌達がアイドルを取り囲む。皆は厭らしそうに笑うと一斉にアイドルの体を踏み躙り始めた。
 それぞれは腹、尻尾、顔を弄ぶかの様にぐりぐりと容赦なく踏みつける。足跡で汚されるピンクのコスチューム、ハリボテ部分をクシャクシャにされた尻尾、涙で濡れた顔に鼻血が出る。
 激しく擦られていく無様な勃起、沢山の異性に踏み躙られていく屈辱と快楽はやがて二度目の絶頂が迫る。見抜いたハードロックが残忍な言葉を投げかける。
「またイきそうかい。僕の足でイかされる変態も見物だね。それなら自分の着ている衣装にぶっかけてみるのも面白そうだ……」
 その言葉にアイドルは踏まれながら懇願する。
「ま、まっちぇ……それ、そだけはゆるひてぇ……はぁっ……!」
「うっせぇよ変態」
 腹を強く踏まれ、アイドルは激痛に苦悶する。
「自慢の可愛い衣装に自分の色を足してごらん。汚い変態アイドルのコスチュームが完成するだろう」
 ハードロックは無慈悲に言い、集中的に竿を上下に扱いていく。絶頂が目前となった。
「あっ、ああぁっ、だ、めぇ、だめっ、でちゃぁ、あぁ、ちゃっ……チャァァーーっ」
 雌ピカチュウに踏まれたまま、ビュクンッビュクンッと痙攣する肉竿は勢い良く二度目の白濁液を豪快に撒き散らした。
 他の三匹が咄嗟に身を引いて、行き場を求めた子種達は可愛らしい衣装にへと降りかかっていった。
 キラキラしたピンクの横じまに弧を描いた白色を足していき、上の衣装のリボンにも同じく付着していく。勢いは凄まじく、衣装に限らずアイドル本人の顔にも容赦なく降り注いだ。 
 射精の最後には、純潔アイドルの無残な姿を残した。
「アーハハハッ、自分のお顔にもお射精してますわ。おかしくてお腹が痛いですわ~」
「ふわわぁ~、また凄い量なのです……」
「きったねぇな~、衣装がドロドロじゃねーか」
 三匹が無残な姿となったアイドルを見て笑っていた。
「盛大な射精姿だったね変態アイドル君。君のせいで足が汚れちゃったよ……」
 ハードロックが自分の足元を見て苦笑した。アイドルの射精の後が若干付着していたのだ。
「下僕自身に始末させればいいのですわ」
「へぇ、どうやって?」
「そこで汁塗れになっている変態に舐めさせるのがいいですわ」
「そういう事ならまかせとけ」
 それを聞いたマスクドがアイドルの衣装に引っ掴むと強引に立たせ、ハードロックの足元へ乱暴に四つん這いにされた。
「オラ、舐めろよ!」
「ぐっ、ううっ……」
 耳を掴まれて強引にハードロックの足元に押し付けられる。射精の疲れにこれ以上の侮辱は受けたくないとアイドルは顔に足を押し付けられても意地として舐めないと僅かな抵抗を試みる。
「チッ、こいつ反抗するきか。そういう態度なら考えがあるんだぜ?」
 マスクドは片手でアイドルの股部をまさぐる。抵抗しようとする体を力で抑え付けながらやがて二つの玉に辿り着き、それを力いっぱい握りつけた。
「ピガアァァッ!?」
 苦痛を伴うような圧迫感にアイドルは悲痛な叫びを上げた。
「あわわ~、雄はそこを強く握られるとすごく痛くなるのですよ~」
「さっさと舐めないからそういう目にあうんだよオラッ!」
 マスクドは容赦無く力を込める。その痛みにアイドルは吐き気すら催してきた。
「ひぎぅぅっ、や、やめれぇ……」
 嘔吐感が込み上げてきて必然的に震える舌を出していた。
「ふぅ、ようやく綺麗にしてくれる気になったんだね。ホラッ」
 ハードロックが足でアイドルの顔を持ち上げる。上目で見る彼女の顔が冷徹に笑っていた。
 痛みと恐怖で全身の震えが止まらなくなり、そしてついに観念して涙を流しながら白濁液が付着した彼女の足に舌を付ける。
「あらぁ、以外に上手ですわね。ポチエナにでも仕込まれてたのかしら」
 チーズ粉を舐める様に丹念に舌を滑らし汚れを舐め取っていく。自身の吐き出した精の味など理解する余裕など全く無かった。次につま先部分を何度も往復するように舐め回し、ドロッとした体液を口の中に流しこむ。飲み込む時にその濃厚さが咽を中々通らず、気持ち悪さで嗚咽しそうになった。
「だらしねぇ格好だなぁ、ここも固くなってきたぜ?」
 マスクドは玉袋から手を離し、再び膨張した勃起に手を掛ける。一瞬アイドルがビクンと震えたが構う事なく握り締め、ゆっくりと上下に扱き出す。
「ぴ、ピィ……」
 マスクドの握る力は半端じゃなく強く、快感よりも痛みがあった。
「まぁまた興奮してらっしゃるの?」
「いいじゃないか。善がりながら綺麗にしてもらおう」
 ハードロックが足で続けろと言わんばかりに顔をグイッと持ち上げる。アイドルは躊躇しながらも舐め取りを再開させた。すでに精液は全部舐め取ったが、全部を綺麗にするまで開放されないようだ。
 その間にもマスクドは一定の速度で扱き続け、快感はやがて痛みを上回っていく。雌に扱かれる羞恥心が快感の元になっているのだ。
「ほら、休むんじゃありませんわ!」
 マダムが気合入れにお尻を蹴る。
「ひぅぅっ……ちゅっ、ぺろっ、れろっ……」
 気持ち良さに頭が飛びそうになるのを堪え、足の裏も舐め回していく。
「いいよぉ。足がふやけるまで全体を舐め尽すんだ」
「こっちも全力でしごいてやるよ、オラオラ!」
 マスクドが肉竿を扱く速度に勢いがつく。射精が近づき、アイドルの吐息が激しくなっていく。震える舌が何処を舐めているのかさえ理解が出来ずに吐息で舌先が乾いていく。
「も、もう、だ、だ、だめぇ……でちゃ、でちゃぁ~……」
「あ、出すならここに出してくださいなのです」
 ドクターが衣装から試験ビンを取り出し、射精間近の肉竿の先に強引にねじ込ませていく。マスクドが最後に竿の根元に力を込めて絞るように先端に向かって扱き、アイドルはついに射精を迎えた。
 低く呻いた後に試験ビンに白い液体が放出されていく。まるでミルクを絞るかのようにリズミカルに、ビクンビクンと震えながら狭い試験ビンの中を満たしていく。
「わぁ~、サンプルが沢山溜まっていくのですぅ」
 ドクターがウットリと射精する様を眺めている。
「はい、ご苦労様」
 射精と足の掃除が終わり、アイドルは脱力して顔を床に伏せた。その肩は微弱ながら震えたままだ。
「もう……そろそろ、ゆるしてぇ……」
「許してかぁ、皆どうしようかな?」
「私は胸の怒りが収まりませんわ、どうしようかしら。そうだ!」
 マダムは扇子を開き、試験ビンに蓋をしようとするドクターの手を止めた。
「わ、何なのですか?」
「それをお貸しになって」
 マダムはドクターから半分強引に試験ビンを取りあげる。蓋をされたない状態で少し斜めにしただけで中身が零れ落ちそうだった。そこでアイドルを蹴り上げて仰向けにさせる。
「お尻をあげて足を広げなさい変態」
 威圧するマダムの声に畏縮しながら疲れきった体に鞭を打ってアイドルは腰を少し浮かた。萎えかけた勃起がはっきり見えるくらいに足を広げてまんぐり返し状態になる。
 マダムは試験ビンを見せ付けるかのように軽く振り、性器と尻尾の間にある菊の形をした肛門に目をやる。
「力を抜きなさい。痛いですわよ?」
 アイドルだけが理解できず様子を覗っていると、突然肛門に何かが挿入される。
「ピッ、ピィィッ!?」
「ウフフフ、まだ最初ですわよ?」
 マダムが不敵に笑みながら試験ビンを斜めにしてのずぶずぶと肛門の中へと沈めていく。その瞬間アイドルに激痛がはしる。
「ヂャアアアァッ!!」
 アイドル堪らず悲鳴を上げる。逃げようにも不利な体勢と体の痙攣で逃げる事が叶わない。それだけでなく、肛門に違う違和感が伝わってくる。なんと試験ビンの中身が出口を求めて肛門の奥へと流れ込んでいるのだ。
「あぁ~っ、サンプルがぁー!」
 ドクターが悲鳴を上げる。
「おほほほ、欲しければまたこの変態に出させればいいのですわ!」
 中身が空になってもマダムは抜く事をせず試験ビンを更に押し込む。試験ビンは精液の滑りによってスムーズに進んでいくようになった。
「ぴぃ……ぴぃ……」
「もう半分も入りましたわぁ~。変態のお尻の穴は想像以上にゆるゆるなのですわね」
 マダムが愉悦すると性器の反応に気付く。
 前立腺を刺激されてアイドル自身ですら気がつかない内に性器が反応していたのだ。
「ここをこんな風にして、こうなればもうお仕置きを兼ねてここを気持ち良くしてあげますわ……」
 マダムは試験ビンを弄りながら肉竿に顔を近づけ舌でペロッと舐める。
「んんぅぅっ……ぴぃぃぃ……」
「ぺろっ、れろっ、むちゅっ、れろぉっ……」
 試験ビンをぐりぐりと回し、根元から先端目掛けて愛撫を繰り返す。激しい衝動に肉竿はビクビク激しく痙攣する。
「んちゅれろろぉ……んふふ、気持ち良いのか痛いのかどっちなのかしらね?」
 唇を押し当て舌を這いずらせるよに舐めながら試験ビンを上から押し込んでいく。捻じ込まれた試験ビンはマダムの支えが無くても直立出来るほどになっていた。
「あぁぁぁぁっ、あぁぁっ、あぁぁっ……」
 もはや声すら満足に出せなくなり、涙と涎で顔をぐちゃぐちゃにした。それでも勃起だけはギンギンにまっすぐにおっ勃てている。
 マダムの愛撫に加速がかかり、肛門内をぐりぐりと弄られる快感にアイドルはついに我慢の限界を迎えてしまった。
「ちゃっ……あぁぁっ……」
 竿の先端から精液が迸る。四度目の射精は自身の顔へと降り注がれていく。それも集中的に、口や鼻、耳にまで降りかかり可愛らしいアイドルの顔をドロドロに汚していった。
「まぁ、たっくさんお出しになりましたわねぇ……」
 マダムが愉悦し、試験ビンをそっと抜いていくとアイドルの腰が力無く落ちる。ねじ開けられた肛門からは少量ながら白濁液がドロッと零れている。もう全身が精液まみれになっていた。
「へへ、もう誰だか分かんないくらいだぜ」
「あうぅ~、せっかくのサンプルが台無しなのですぅ……」
「顔中に新鮮なのがあるから拾えばよろしくてよ?」
 マダムがからかう様に言うとドクターは首を振って拒否した。
 四匹に弄ばれたアイドルは汁塗れになりながら吐息するだけでピクリとも動かなくなっていた。
「ふぅ、ちょっとやりすぎちゃったかな?」
「でも、これで腹いせにはなりましたわ」
「ところで、こいつはどうする?」
 マスクドが言うとドクターが時計の時間を見て、ハッとする。
「あ、そろそろ練習に戻らないとまずいのですよ~」
「げ、マジで!?」
 マスクドも時計を見て焦る。
「早く戻らないと大変ですわぁ」
 マダムがわざとらしく言う。
「そうだね。彼はこのままにして練習に行こう。きっと誰かがみつけてくれるよ」
 ハードロックは最後ににんまりと口元を吊り上げてこう付け加えた。
「この無残な格好をね……」
 四匹はアイドルをそのまま残し、ロッカールームを後にして練習へと行ってしまった。
 
 後日、施設内のロッカールームでひどい惨状のポケモンが居たとかの通報を受けて、施設内による性的虐待があったのではないかと関係者やら警察などが動き、周辺地域ではしばらく噂になったとか……



自己感想 

 
短編小説大会に初参加して、まずこれをご覧になって自分に感想と投票をしてくださった方々に一言言わせてください。
誠に申し訳ありませんでした!
参加者としてのルールの把握が至らないばかりに応援してくださった方の票を半減してしまうという事態になってしまい、結果的には6位となってしまいました。
今まで参加するかしないか思い悩み、今回の初参加で未熟な点もあってか、軽はずみで些細な箇所を弄くってしまい、これには応援してくださった方をガッカリさせたかもしれません。
他の作品とまさかの同票で並び驚いた事でしょうし、私も初参加で同じ票数でトップに上がっていた事に舞い上がっていましたが、まさかの減点にはショックを隠せません。
些細な箇所とは言え、ルールを把握しなかったのは間違いなく自分の失態です。
投票してくださった方の感想を自身の記憶に刻み、新しい創作への意欲にしていきたいと思います。改めて、感想ありがとうございました。
そして、今作品である【玉なアイドル】の登場するピカチュウ達ですが、一時期世間で流行っていた女装を取り込む事でテーマに沿った作品に仕上げる事ができました。雌限定のおきがえピカチュウだけに女装という要素は興味を引きやすく、場面も想像しやすいと言う理由で一匹の"被害者"を生み出してしまった訳です。テーマの「玉」もまた卑猥な意味で利用しやすく、自分らしい作品として出来上がりました。
何時も長文になりがちの自分が短編に挑むと完結に悩み、また完成時には制限文字数を超えてしまって調整にも苦しみましたね。
ちまちまやってた事もあってか、作品の完成には意外と時間が要しました。これは何時もの事なんですがね。
この度の結果は非常に残念なものになりましたが、他の作者様と同じテーマでの競い合いが出来て非常に楽しめました。そして【玉なアイドル】のご愛読ありがとうございました。
シッカシペナルティオオキイナァ……

コメント欄の方々へ

>変態万歳\(^^)/

人間の欲望は何処まで奥が深いのでしょうね(^^)

>おきがえピカチュウをこうして出してくるとは思わなかったwww酷すぎる、だがそれがいい。

おきがえピカチュウだけにコスプレプレイをイメージしてみました。文字数の問題でなぶって終わりでしたけど。

>ごちそうさまでした^^

誰を食べちゃったんですかぁ。

>"たま"といえば、最初に浮かぶのはこれという自分は末期かなw 変態仮面選手権の作品だと勘違いしてしまうくらいの変態っぷりがよかったです。

"たま"ですから間違ってはいないでしょう^^ けど参加する大会がちょっと違っていたかもしれませんね。短い文で官能を書くというのはまとめるのが難しいです。

>虐めてる姿が想像できて良かったです

想像力は大事ですからね。自分もその場面を細かく想像しながら文を書いています。

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Last-modified: 2015-02-11 (水) 02:31:18
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