ポケモン小説wiki
災難な通信士?のお話14(メロディ編)

/災難な通信士?のお話14(メロディ編)

作者:ぽーにょ
ペースのガタ落ち具合がハンパないなぁ・・・(;`皿´)
―――――――――――――
えと、今は・・・ここ何処なんだろ?
今日はスイクンの・・・ドラグノフさん達と合同訓練するのですよね?
「さて、今回のカリキュラムだが・・・」
どうしてこんな廃倉庫に・・・きゃあっ!
いきなりアバカンがメロディを押し倒した!
う、声が出ない・・・
「最近溜まっててな・・・俺はお前みたいな年上が好みなんだ」
え・・・何?年上?私が?
「・・・何だ、黙ってないで何か言ったらどうだ?」
ええ~っ!?な・・・何ですか・・・?
「ま、いいがな。愉しめれば」
あわわ・・・アバカンさんの・・・大きい・・・
え?まさか・・・
「グハハっ!もう一気にハメちまうぜ!
今回のカリキュラムは『近接戦闘』とでも言おうかな?」
き・・・来ちゃやだ、嫌っ!
私はもうとにかく必死にもがいて抵抗する。この体勢なら・・・巴投げです!
「うおぉぅ!?」
アバカンの巨体は宙を舞い、壁に背中からぶつかった
「うぐ・・・凄いパワー、流石ボスゴドラといった所だな・・・だがこの程度!」
アバカンは更に力強くメロディを組み伏せ、自分のモノをメロディの恥部に・・・
駄目、力が入らない・・・開始早々飛び級クラスな展開に私ついて行けてないです・・・
『アバカン、何モタモタしてるの・・・早く準備して頂戴?』
え・・・通信?
「おう、悪いがスペクトラ、もう少し待っててくれ」
『全く・・・急いでよね?』
そうだ!スペクトラさんにこの事態を伝えないと・・・声は出せないなら・・・そうだ!
「はっ!」
尻尾で奴の急所を叩き潰す!
「おばあああっ!?」
メロディの尻尾がアバカンの急所に痛烈なヒット!前足の力が一気に抜ける。
「はぅん・・・」
『あ・・・アバカン?』「いや、・・・何でもない」
『・・・』
スペクトラとの通信が切れた。
ああ・・・折角拘束から抜けたのに今切ったら状況が説明できないじゃないですか・・・
「・・・やってくれたな」
アバカンの一物からは関が切れたかの様に白いべたつく何かが飛び出ている。
「(あわわ・・・どうしたら・・・?)」
その時、何処からか誰かが囁く。
『メロディさん、メロディさーん・・・聞こえますか?返事はナシで聞いて下さいね・・・』
この感じは・・・『次男』さん?どうやって此処まで来たのでしょうか・・・?
『実はノワールさんから皆の様子を見てくるよう頼まれてました』
た・・・助けは呼べるかな?
『来る途中にシグさん達の様子を見て回ってきました。どうやらここの異変に感づいた様ですね・・・』
なら・・・時間をなるべく多く稼がないと!
「アバカンさん・・・」
「(意外と声かわいいな・・・)何だ?」
メロディが真っ直ぐな瞳でアバカンを見つめる。
「あなたの命日、今日になりそうですね」
その言葉だけでアバカンは自分の状態を把握出来たのであろうか・・・
「かァッ!」
アバカンの口から光線が放たれ、照射された壁が何と結晶で覆われてしまった!
「これで外からの脅威は無くなった訳だが?」
気が付くとメロディ自身も結晶で身体を四肢と尻尾覆われ、全く動けない!
「さーて、いただくとするか」
ひ・・・来ないで・・・嫌・・・
つぷっ
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ・・・!これ以上来たら

メリッ・・・

あ・・・

そこで私の意識は消え去った。
――――――――
疲れたなんて泣き言は言いません!
>>災難な通信士?のお話15

コメントはありません。 Comments/災難な通信士?のお話14(メロディ編) ?

お名前:

トップページ   編集 凍結 差分 バックアップ ファイル添付 複製 名前変更 再読み込み   新規作成 ページ一覧 ページ検索 最近更新されたページ   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2010-02-08 (月) 00:00:00
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.