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災難な通信士?のお話14(シグ、ラシャ編)

/災難な通信士?のお話14(シグ、ラシャ編)

作者:ぽーにょ
ケータイ復旧したー!(b^ー°)
―――――――――――――
俺とラシャはドラグノフに連れられ、島にある古い港に来ていた。
(何かこう・・・昔のアルトマーレと似てるな)
「さて、今回のカリキュラムですが・・・アバカンチームとスペクトラチームとの合同訓練です」
「質問だが」
「何でしょう、シグさん?」
「他のチームは何処に居るんだ?特にクリスの。」
ドラグノフは丘の上を指す。
「彼女達ならあそこの住宅地に居ますよ?」
・・・猛烈に嫌な予感がする・・・っ
「クリスは何かあったら即行動するタイプだ、早く身を隠さないと攻撃を受けそうだな」
ラシャやドラグノフも頷く。
「見た感じ、そうだろうと私は思っていたぞ」
「僕もラシャ君に同じですね」
その時、住宅街の坂道を何かが駆け降りて来る。
「砂埃だけで姿はうっすらとしか見えない・・・クリスだな」
砂埃の中からは大量の弾丸が飛び出し・・・弾丸!?
「ここは僕に」
ドラグノフが二人の前にでて迎撃体制を取る。そのまま目を閉じ・・・
「ふッ!」
彼が眼を開くと周囲に緑色のオーラが張られ、弾は全てオーラに弾かれた。
「ほう・・・『まもる』か」
「ええ、狙撃手は防御手段に乏しいものです。その為にも防御スキルは欠かせません」
しばらくしたらクリスの気配が消えていった。
「・・・やっぱりクリスだったな。サーマルゴーグル*1があれば姿を捉らえられるんだが・・・無いよな?」
技を解除したドラグノフがアドバイスする。
「ふう・・・それならルートが制限される様な場所(ポイント)に・・・そうですね、今回は船の甲板に移動しましょう。
要所要所で防御スキルを使い、彼女の攻撃を防ぎます」
今まで黙っていたラシャが呟く
「問題はあのスペクトラが相手に居る事だ。・・・かなり骨が折れるぞ」
「はい、弾は全部避けられるでしょうね」
「むぅ・・・」
あれこれ悩んでいるうちにクリスの気配がまた強くなって来た。
「よし、迎撃・・・」
『ドラグノフ、聞こえる!?』
突然、ドラグノフの無線にスペクトラから通信が入る。
「どうしたのですか、そんなに慌てて?」
『実は・・・』
ドラグノフがスペクトラと連絡していると、クリスが俺の所に来た。
「シグ、ラシャ、詳しい説明は後!今すぐ東の廃倉庫に向かって!」
クリス・・・かなり焦ってるな
「何があったのだ?」
「メロディが・・・メロディがアバカンに『襲われてる』らしいの!」
コレには流石の俺も驚く。うん。
「何だと!?ぶっ飛んでるにも程があるぞ!」
「メロディ・・・ああ、あのボスゴドラだな・・・
・・・?・・・え・・・歳は幾つなんだ?見た感じ20後半だと」
「まだ15よ!そんな歳であれこれされたら間違いなくトラウマになるわ!」
「15だと・・・!?」
「分かった、俺とラシャもすぐに向かう!クリスは先に行っててくれ!」
「分かったわ!」
クリスは猛スピードで飛んで行った。
「よし、俺達も急ぐぞ!」
「私の背に乗れ!」
「はい!」
俺とドラグノフはラシャの背に乗ってメロディの所に急いだ・・・。
――――――――
今回はかなり短めになってしまいました・・・
>>災難な通信士?のお話15

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Last-modified: 2010-02-08 (月) 00:00:00
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