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災難な通信士?のお話14(クリス編)

/災難な通信士?のお話14(クリス編)

作者:ぽーにょ
仕事が一段落したので何とかなりそう・・・なのかな?
―――――――――――――
私は今スペクトラとかいう奴に連れられて、島にある住宅地に来てるわ。
何か・・・故郷に似た景色ね、懐かしいな・・・
「今回の講習はアバカン、ドラグノフのチームを相手に合同訓練を予定しているの。
ポイントマンに必要なスキルをマスターしてもらうから・・・覚悟するように」
「分かったわ」
「ちなみにさっき支給した弾は麻酔弾だから心置きなく撃って構わないわ」
やったね!最近シグいじめて無かったから退屈してたのよ・・・フヘヘ
「クリスさんどうしたの?不敵な笑み浮かべて?」
「フヘヘ・・・あ、いや何でもないわ(汗
それよりシグ達は何処なの?」
「彼らなら港辺りにいるはずよ・・・」
早速姿を透明にして、私はシグ目掛けて全速前進DA!
「あれ、クリス?何処行ったの!?」
私の翼とステルス能力ならシグのトコなんてあっという間、
もうあいつが見えて来ちゃったわ!
ここから火炎放射だとバレちゃうからサイレンサーを着けて・・・とにかく連射!
「オラオラオラァァ!受け取りやがれッ、あたしからの『愛』をォォ~ッ!(小声)」
あれ?スイクンの・・・えっと・・・ドラグノフだっけ?なんか邪魔!何前に出て・・・
「ふッ!」
な、何この緑のオーラ!?弾丸ぜ・・・全部防ぐなんて!・・・一旦退いた方が良さそうね・・・
私は急いでスペクトラの所に戻った。
「・・・という訳なのよ」
それを聞いたスペクトラはため息をつく。
「はぁ・・・ちゃんと最後まで説明聞いてよね・・・彼、防御手段には結構うるさい青年(ボウヤ)なの・・・
その緑のオーラってのは完全防御の『まもる』なの。弾なんて効かないの!
だからね、後ろ完璧に取らない限りは全部防がれると考えた方がいいわ」
「むぅー」
「次は私も行きます、クリスさんも準備して下さいね」
「オッケー!」
私達は再びシグ達の居る港の近くに向かった。
「ドラグノフの事だからきっと停泊してる客船の甲板から狙うでしょう。
クリスさん、気配を強くして陽動して頂戴、私はその隙にボウヤの後ろを取るわ・・・」
「了解、すぐに終わらせてやる!」
――――――――
それにしてもアバカン達、遅いわね・・・連絡連絡・・・と、
「アバカン、何モタモタしてるの・・・早く準備して頂戴?」
『おう、もう少し待っててくれ』
「全く・・・急いでよね?」
あのバカでも遅刻だけはしなかったのに・・・一体何g
『はっ!』
メコッ
『おばあああっ!?・・・はぅん・・・』
「あ・・・アバカン?」
『いや、・・・何でもない』
メコッ・・・?アバカンの声も明らかに金的攻撃の

ま さ か

――――――――
あれ?スペクトラが血相変えてこっちに来r
「クリス!今すぐシグ達に東の廃倉庫に向かうように言って!」
「何かあったの?」
「アバカンのバカが・・・あの娘、メロディを犯」
私は急いでシグ達のもとに向かう。
「(メロディを犯す?冗談じゃないわよ・・・!まだ若いあの娘がヤられたりしたら・・・)」
しばらくするとシグ達が見えてきた。色々言いたいことあるけど・・・今は後!
「シグ、ラシャ、詳しい説明は後!今すぐ東の廃倉庫に向かって!」
シグ達は『何だ?』的な顔してやんの。
「何があったのだ?」
ラシャもきょとんとした表情ね・・・かわいいかも。
「メロディが・・・メロディがアバカンに『襲われてる』らしいの!」
これだけ言えば後は分かるはず!
「メロディ・・・ああ、あのボスゴドラだな・・・
・・・?・・・え・・・歳は幾つなんだ?見た感じ20後半だと」
「まだ15よ!そんな歳であれこれされたら間違いなくトラウマになるわ!」
「15だと・・・!?」
貴様の目は節穴かッ!メロディ聞いたらショックだろーなぁ・・・
「分かった、俺とラシャもすぐに向かう!クリスは先に行っててくれ!」
「分かったわ!」
私はスペクトラそっちのけで廃倉庫に急いだ。

・・・で、倉庫まで着いたのは良いけど・・・何コレ?
倉庫は謎の結晶で覆われ、どうすることもできない!
「メロディの危機なのに・・・何も出来ないの!?」
一人悩んでいたその時、倉庫が激しい光に包まれた・・・
――――――――
同時進行はレベル不足の様です。
>>災難な通信士?のお話15

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Last-modified: 2010-02-08 (月) 00:00:00
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