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此処は何処なんだ?

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「う、うぅん・・・」

俺が目をあけたら、目に大量の日の光を浴びてしまった。
俺が呻き声をあげながら周りを見回すと、そこは見たことも無い所だった。
街の周辺は、俺も理解しているはずだが、此処は見たことが無かった。
その時俺は、あることに気づいた。

「何なんだ、ここは・・・」

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とりあえず、俺は、近くにあった、大きな家に入った。

「失礼しまーす。」

中は、意外とこじんまりとしていて、綺麗だった。
上にはシャンデリアがあり、花瓶には、季節の花が添えられている。
俺は、近くにあったマットで、両足を拭き、中へ入ろうとしたときだった・・・。

「といやー!!」

静寂の中に後ろから甲高い声が響いた。

「ぎゃー!」

至近距離から、はなたれた冷凍ビームをもろに受けてしまった。

カイ は めのまえが まっしろになった!

#    #    #    #

「おきてください!!」

甲高い声が、空しく響く。
攻撃を加えた張本人は私、という罪悪感にさいなまれながら、必死に叫んでいた。

「お願い!起きて!!」

尚も私は必死に叫んだ。その時、

「ううぅん・・・」

ねぼけなまこをパチクリさせながら、ブラッキーが目覚めた。
私は嬉しすぎて、思わずハグしてしまった。

#    #    #    #

オレハ、イマ、ナニヲシテイルンダ?
え~~と・・・大きい家に入って、攻撃受けて、


グレイシアに抱かれている・・・!?
なんだこれはああああああああああぁぁ

#    #    #    #

あれ・・・また気を失ってる!!

「あ・・・・・・。」



#    #    #    #

およそ10分後
再び俺は、目覚めた。
・・・あれは、ゆめだったのか?
これらを考えていた時、グレイシアが、ここへやってきた。

「起きましたか! よかった~。」

非常に喜びに満ちた顔だった。

「すまんな・・・。」

それしか、言う事ができなかったが、グレイシアには、伝わったみたいに笑顔になった。
だが、その笑顔の下に、悲しみがあることを、俺はまだ知らなかった。

「あっ、自己紹介がまだでしたね!私は、グレイシアのフロウと言います!これから、宜しくお願いします!」

ん・・・?これから・・・?

「ちょっとすまんが、『これから』とは・・・。」

「あぁ!そうでした!君、ここに来た時、何か違和感を感じませんでした?」

「そうだな、そういえば、人気が無かったな・・・。」

「そう!そうなんですよ!ここに、「イースタルタウン」って書いてました!」

そういって、本棚を指した。ものすごく厚くまるで辞書だった。

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その後も色々と教えてもらい、大体のことを理解した。それは、
 
 ・人がいない、別世界だという事。

 ・俺たちは、共通の言語で話せる様になった事。

 ・この世界に来るモンスターは、どうして来るか未だ分かっていないこと。

 ・家の中には、電子機器が揃っている事。

 ・俺が家に来たのが、2番目だったという事。

 ・帰る術は未だ無い事。

俺は、よく分からなくなって、一人になった。
どうして、辞書がおいてあるのか。
どうして、ここに来たのか。
考えているちょうどその時、戸の開く音がした・・・。
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更新速度遅くて、本当にごめんなさい・・・。




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Last-modified: 2015-02-25 (水) 02:25:36
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