ポロ3作品目の短編です。楽しんで読んで頂ければ嬉しいです!一応クリスマスの暖かい日が終わって次の日です。
あ、暑い、でもそんな事を言ってる場合じゃないんだ!! アクアに買って貰った(炎のオーブ入りペンンダント)が無くなってる!! どうしよう……
はぁ~、本当にどうしよう。
「あれっ? ファイア何を探してるの」
アクアだ、何で僕が何かを探してるのに気づいてるの!?
辺りを見ると僕が散らかした物が散乱してるよ! ど、どうしよう、うーん、よし! ここは嘘で乗り切ろう。
「いや、特に」
「あっ、そう」
ふう~、一応何とかなった。
そういえば昨日……
「ファイア、これ何だ?」
酔っていた父さんが僕の胸に掛けていた(炎のオーブ入りペンダント)を取ったんだ。
「ちょっと、返してよ!」
僕の言葉も虚しく父さんは、僕を無視してどこかに行ったんだ。そして僕が父さんを捜してリビングに戻ると父さんが寝てて、その後(炎のオーブ入りペンダント)がどこかに行ったんだ…
あそこか! 僕は思いついた所に向かった。
しばらく歩いていると小高い丘が見えてきた。
小高い丘の名前は特にない、でもここは星が凄く綺麗らしい。
「すみません! 昨日ここにウインディが来ましたか!?」
僕はこの丘の近くに住んでいる、キュウコンの方に聞いた。
「うん、来たよ。そこで星を見て帰って行ったよ」
「ありがとうございます!
父さんやっぱりここに来てたんだ。
僕は(炎のオーブ入りペンダント)を探し始めた。
しばらく探していると、ペンダントの首に掛ける所が見つかった。その周辺には炎のオーブが砕けていた。
ど、どうしよう、砕けてるよ。
とりあえず家に戻って考えよう。
僕が家に向かってしばらく歩いていると、アクアがいた。
やばい! 砕けている物を隠さないと!
「ファイア! いっしょに散歩しよう」
「ちょっと今急いでるからまた今度」
アクアは不思議そうな顔をしていた。
はぁ、一応家に戻ってきたけど、どうしよう?
ずっと考えているとアクアが帰ってきた。
「ただいま!!」
うーんと、どうしよう?
「ファイア? いないの?」
えっ!? アクア帰ってたの?
ペタペタ
アクアの足音が近くなってきた。
「ファイアいるじゃん、あれ? これなに!。」
辺りに散らばってる破片がアクアに見られた。
「あの、これは…」
「なんなの!」
怒ってるよね。
「アクアに買って貰った炎のオーブ入りペンダントの破片…」
自分でも語尾が弱くなって行っているのがわかる。
「そんなの別に隠さなくても怒らないのに、私が怒ってるのは隠し事をしたこと」
へぇっ!? そうなの?
「でっ! 言う事は」
「ごめんなさい」
「いいよ、散歩に行こうか」
「うん!」
大事な事はすぐに謝る事だね。よく分かったよ。
僕はアクアといっしょに散歩に行った。
だけど少し罪悪感が残った散歩だった…
後書き
短いですね。すみません。何かあればどうぞ!!
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