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木の実ジュース

/木の実ジュース

駄文執筆者 文書き初心者


「ふぅあ……」
僕は身体を起す。
段々、目が覚めてきて、隣の毛布が膨らんでいることに気付く。
またか……と思いつつも隣の毛布を取る。
パサッ
やっぱり彼女が寝ていた。
彼女は寝息を立てて寝ている。
トントンっと僕は軽く彼女に叩く。
「んー」
と言いながらも彼女は身体を起す。
彼女は目が半開きで眠たそうだ。
いつも僕はそんな彼女を見ると可愛いなと思ってしまう。
「お早う、ライチュウ」
「お早う…デンリュウ……」
「ほら、起きて。朝だよ」
「んーまだ眠いよぉ」
「とりあえず起きて」
「デンリュウが私にキスしてくれたら眠気がとれそう……」
「なっ……」
僕は顔を赤くする。
朝からそんなの出来るわけないし、キスだってそんなに頻繁にやってない。
「あはは、冗談だよ」
彼女は軽く笑う。
さっきの眠たそうな態度は何処へいったんだろう。
彼女は完全に目が開いている。
「まさか…眠たそうなフリしてた?」
「んー半分正解、半分外れ。お早うって言った段階ではまだ眠かったし」
「とりあえず、僕が寝ているときに僕のベッドに来ないでくれる?」
「あー、私の事嫌いなんだ。自分から告白しといて」
「そうじゃなくて、なんて言えばいいかな……」
「じゃあこれから貴方が私のベッドに来る?」
「いいの?じゃなくて二人で寝るってことは結婚とかしてからじゃないの?」
「私は貴方と結婚する気があるけど?貴方は無いの?」
「僕だってあるよ」
「じゃあ決定ね。これからも一緒に寝るってことで」
「うっ……」
僕は言葉が詰まる。
まぁいつもこんな感じで僕は彼女に勝てない。
「あっ朝御飯つくらなきゃ」
彼女は急いで部屋を出ていく。
僕も部屋を後にする。



顔を洗ってリビングに行くとキッチンでエプロン姿の彼女が料理している。
テーブルを見ると珈琲が置いてある。
椅子に座り珈琲を飲む。
うーん。珈琲が旨いと気分が良い。
まぁ嘘だけど。
そういえば両親が帰って来なくて今日で一ヵ月か……
僕の両親と彼女の両親は昔から仲が良く、今は一緒に何処かに旅行に行ってるら
しい。
一ヵ月前、僕が朝起きたら両親が居なくて、代わりに彼女が僕の家にいた。
両親が残した手紙には暫く旅行に行くから彼女と仲良く過ごしてね的な内容が書
かれていた。
彼女は事前に連絡されていて、まぁ僕は両親にハメられたと言うことだ。
彼女とは小さい頃からずっと一緒で、いつの間にか彼女のことが好きになってい
た。
そして僕が告白したという訳だ。
「御飯、出来たよ」
どうやら朝御飯が出来たらしい
「あっ、うん。運ぶの手伝うよ」



朝食が食べ終わって一段落する。
「今日何処行こうか?」
彼女は僕に聞く。
「うーん、昨日は君の買い物だったから木の実狩りでもする?」
「うん、いいね」
木の実狩りに決定したので僕達は支度をする。
そして家を後にする。



僕達が行く果樹園は家から徒歩20分ぐらいでそんなに遠くはない。
僕達は歩きながら適当に話す。
「君はどの木の実が食べたいの?」
「私はマゴの実かな。甘くて美味しいから」
「ああ確かマゴの実は曲がり方が大きいほど美味しいらしいよ」
「そうなの?知らなかったなぁ」
「僕も最近知ったんだ。あっ着いたよ」
前方には果樹園が見え、作業しているライチュウが見える。
僕達はそのライチュウに挨拶をする。
「お早う御座います」
「お早う御座います。木の実狩りですか?」
「はい。料金は幾らですか?」
「無料ですよ。でも持ち帰るときは20個までですけど」
「そうなんですか。独りで作業してるんですか?」
「いえ、向こうに夫がいるんで君は向こうで、そこの貴方は私が説明します」
「はい、分かりました」
「じゃあ後でね、デンリュウ」
「うん」
僕は奥に進む。
まぁ向こうは女性同士で同じライチュウだし、大丈夫だろう。
でも、あの人は夫って言ったよなぁ……
僕達とそんなに変わらないのに結婚してるなんてなぁ……
奥に進むにつれて人が見えてきた。
あれは……僕と同じデンリュウ?
「やぁお早う。木の実狩りかい?」
「ええ、そうです」
「お連れの方とかは?」
「ええと入口の方で別れて説明を受けてくれって言われたんですけど」
「もしかしてお連れさんは女性ですか?」
「ええ、どうして分かるんですか?」
「妻がね、浮気しないか心配するんで男性客は僕が、女性客は妻ってなってるん
ですよ」
「そうなんですか。色々と大変ですね」
「浮気する気なんて無いのになぁ…ああ説明をしないとね」



デンリュウさんから説明を受けて木の実狩りをする。
デンリュウさんと話したところ、結婚したのは一ヵ月前ぐらいで、僕と歳が同じ
らしい。
どう考えても年上に見える……
それほど僕が幼稚なのかなぁ……
「あの、オレンの実って此処の果樹園に在りますか?」
「オレンの実は入口付近に在るよ。好きなの?」
「はい」
「そうなんだ。どうも僕はオレンの実は好きになれないんだよ。
味が飲み物のドクターペッ…いや何でもないよ……」
「じゃあ僕は取りにいってくるんで」
僕は来た道を戻り、入口に進む。
入口付近では彼女とデンリュウさんの奥さんが仲良く喋っていた。
どうやら二人共、僕のことが目に入ってないらしい。
僕はオレンの実を取り、他に欲しい木の実がないことを確認して、奥に戻った。



僕達は木の実狩りを終えて帰路についた
太陽が西に傾き、沈みそうだった
「今日は楽しかったね」
彼女が僕に言う。
「うん、あの人達も良い人だったし」
「私も良い事教えて貰ったしなぁ」
「良い事って?」
「美味しい木の実ジュースの作り方。今夜作ってあげるね」
「それは楽しみだなぁ」僕は袋に入っている木の実を見て言った。
 


同時刻、別場所にて
「そういえば君は今日来たお客さんと何を喋ってたの?」
「私特製の木の実ジュースの作り方とか」
「えっ!……チイラの実やイアの実が入ってる奴?」
「そうね。一応、彼女には教えておいたけど。媚薬になるって」
「はは……今夜は大変だな。そのお客さん」
「私達も今夜飲む?」
「えっ…今夜、君が良いって言うんだった飲むよ……」
「ふふ…じゃあ決定ね」


 
今夜の料理はいつもより美味しかった。
彼女曰く、ネコブの実を煮詰めて出てきたエキスを料理に入れたらしい。
これもデンリュウさんの奥さんから教わったと彼女は言っていた。
今、彼女は木の実ジュースを作ってる。
彼女は気分が良さそうだ。
まぁ僕も木の実ジュースは楽しみだし。
5分後、彼女がキッチンから出て来て、テーブルに木の実ジュースを置く。
色は飲めそうな色で大丈夫そうだ。
匂いも悪くない。
「どうしたの?飲まないの?」
彼女が心配そうに僕に言う。
「今から飲むよ」
僕は彼女に言い、木の実ジュースを飲む。
ゴクッ……
彼女は僕が飲んだのを確認すると木の実ジュースを飲んだ。
ゴクッ……
うん、美味しい。
美味しいけど何か身体が熱くなってきたような……
彼女なんか目がとろんっとしてるような……
はぁ…はぁ…呼吸も荒くなってきた……
彼女が欲しい……
彼女を押し倒したい……
あれ?思考回路がおかしくなってきた……
いや、おかしいだけじゃない……もう何も考え…られな…い……


 

「ううん……」
何か身体が重いというか身体に何かが乗ってる。
その前に木の実ジュース飲んだ後の記憶が全く無い。
とりあえず目を開ける。
天井が見える。
天井を見る限り、此処は僕の部屋だ。
あれ?何で仰向けになってベッドにいるんだ?
次にお腹辺りを見る。
すると彼女が僕のお腹に頭を乗せて寝ていた。
どうりで重いわけだけど何故、彼女がこうなっているかも分からない。
「起きて、ライチュウ」
僕は彼女を起す。
「んー……」
彼女は身体を起す。
「あっ…お早う、デンリュウ。昨日は激しかったね」
「えっ?激しかったって何が?」
「えっ?覚えてないの?まぁ私も途中から覚えてないしなぁ……。
じゃあ今からやろうか…」
「ちょっとやるってな………」
僕は彼女に口を塞がれて言葉の続きが言えなくなった。
彼女は僕の口内に舌を入れて僕の舌と絡ませる。
僕は拒むことが出来ず、彼女は唾液を送り込んだり、僕の唾液を吸ったりする。
嫌々といっても身体はきちんと反応するものなので僕のモノが起ってしまう。
彼女は口を離す。
すると彼女と僕の間に透明の橋が掛かる。
透明な橋は窓から入ってくる朝日に照らされ、キラキラと光った。
彼女は何も言わずに僕のモノを握りだす。
「ちょっと待っ…くぅ……」
彼女は手と口を使ってシゴきだす。
僕は快感のあまり喘ぎ声をだす。
自分でシゴくのとは大違いだ。
チュパ…ジュル…ジュルル……
彼女は僕のモノに舌を絡め、溢れ出てくる透明液を飲む。
彼女は長い尻尾を自分の蜜壺にあてがうと蜜壺に尻尾を入れたり出したりする。
簡単に言うと自慰である。
ピチャ…ジュブ……
部屋は淫らな音と淫らな匂いでいっぱいになる。
「私はこうやって自分の…尻尾を…デンリュウのモノ…だと思いながら……して
るんだよ……」
彼女が口を開く。
「えっ……」
僕は驚く。
彼女が僕の事を思いながら自慰をしてるなんて考えてもなかった。
そして彼女は急にシゴく速度を上げる。
「くっ…待っ ……」
次に彼女は僕のモノの先端だけでなく、全体的に舐める。
どうにかして止めなくては……
と思って彼女を見ると、僕のモノを咥えている彼女は淫らで、興奮が高まり射精
感がこみあげる。
「やば…持たないっ……」
「あああっっ……」
とうとう限界で彼女の口内に精液を出す。
彼女の方も絶頂になったらしく蜜壺から淫液を出す。
彼女は僕の精液を嬉しそうに飲む。
「ほら…私の尻尾舐めて……」
彼女は尻尾の先端辺りをを僕の口に近付ける。
彼女の尻尾から淫らな匂いがして、気になって舐めてみる。
これが彼女の味か……
何かもっと欲しいような気がする……
理性にヒビが入る。
僕は身体を起して彼女を押し倒す。
「きゃ……」
彼女は不意をつかれ、倒れるときに甘い声を出す。
僕は彼女を覆う様な体勢になる。
僕は彼女と目が合う。
「私のこと弄んでいいよ」
彼女は僕に言う。
僕は頷き、彼女の胸に両手で触る。
「あっ……」
彼女は甘い声を出す。
彼女の胸の突起物を摘んだり、弄ったりする。
その度に彼女は喘ぎ声をだす。
僕は片方の手の位置を下げ、彼女の蜜壺に手を入れ、動かす。
膣はさっき絶頂したためか充分に濡れていた。
僕は顔を近付け、片方の胸の突起物を舐めるたり噛んだりする。
「ぁう…気持ちっ…いいよ…デンリュウ……」
それを聞いて僕は彼女をもっと弄ぶ。
「あっ…もう駄目っ……」
僕は顔の位置を蜜壺にずらして舐める。
クリトリスを重点的に責める。
「あぅ…イっちゃっっ……」
そして彼女は淫液を出す。
僕は口を開け、出てくる淫液を口に入れ、飲む。
尻尾を舐めたときとは違い、こっちの方が味が濃いような気がした。
顔上げて彼女を見る。
彼女の息遣いが荒い。
「大丈夫?」
僕は彼女に声をかける。
すると彼女は身体を起して僕を押し出す。
僕は咄嗟のことで反応が出来ず倒れる。
彼女は僕に跨がる体勢をとる。
「繋がろうよ……」
彼女がそう言い、僕は答える。
「うん……」
そして彼女は僕のモノを手に取り、彼女の蜜壺にあてがうと一気に沈める。
「うっん……」
途中、何かを貫いた感覚がすると、結合部から血が出てきた。
「痛くないの?」
「痛くないよ。それより動くね」
彼女は腰を動かし、上下運動をする。
彼女の膣は熱くてキツく、舌と手とは比べ物にならない気持ち良さだ。
「あっ…あっ……」
彼女は動きに合わせて甘い声をだす。
結合部から淫らな音がしたり、淫液が飛び出す。
「デンリュウ……気持ち良い?」
「うん…僕も動くよ……」
そして僕も腰を動かす。
さっきよりも快感が大きくなる。
「駄目っ……気持ち良過ぎて……」
そう言って彼女は僕の方に倒れ、僕は受け止める。
それでも僕は腰を振る。
彼女は僕に抱き付き、僕の口を塞ぐ。
下の口も上の口も繋がりさらに快感が増す。
上の口ではお互いの舌を絡めたり、唾液を交換したりしている。
下の口では今もなお、淫らな音を立てて、ピストン運動をしている。
彼女が絶頂に近いためか彼女の膣内の締め付けが増す。
そして射精感に襲われる。
「デンリュウっ…一緒にっ……」
「うん…分かってる……」
そして僕のモノが彼女の膣内の最奥を刺激した途端、僕達は果てた。
「くぅぁああっ……」
「あああぁぁっ……」
彼女の膣内は僕の精液で満たされ、行き場の失った精液はだらしなく垂れる。
暫く、見つめ合いそして僕達は再び行為を再開した。
 



結局、夕方頃まで彼女と交じりあっていた。
ちなみに飲んだ木の実ジュースは媚薬になるもので、
おまけに彼女はわざとチイラの実やイアの実を多く入れて作った。
どうりで記憶が無いわけだ……



あれから僕達は子供をつくって仲良く過ごしてる。
未だに両親達は帰ってこないけどそろそろ帰ってくるらしい。
デンリュウさんの果樹園にもたまに遊びに行っている。

 

僕達は幸せだ。
いつまでも…ずっと……



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Last-modified: 2009-12-01 (火) 00:00:00
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