ずっと暗闇を走っていた私に差し伸べられた光があった。
ずっと私はこの光を待っていたのだろうか。
縋ってしまっては駄目だと分かっていても縋ってしまう。
あの笑顔
私はずっと見ていたいと思ってしまった。
私を認めてくれた。
私を受け入れてくれた。
私を――愛してくれた。
今は、これだけで十分なんだ。これ以上求めてはいけない。
私はずっと孤独でよかったのに。
あの人を守れなかった私がこれ以上を求めてはいけないのに。
もっと触れていたいと思ってしまうのはただの私のエゴに過ぎない。
でも……でも。
これだけは……言っていいよね?
「あ、愛してる……から」
これは月夜の空に-朝日-の番外?みたいな物です。
ソーレ視点です。
これからのシリーズにも書いていきます。
何かあれば、どうぞ。
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