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捨て犬が捨て犬を拾った

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空を見上げると今日は雲ひとつない爽やかな蒼空。
こう、天気が良いと何か良いことがあるのではないかと、期待したくなってしまう。
俺はいつも通り、自分の縄張りを見て回るべく歩き出す。
自分一匹で縄張りを見て回るのは正直、面倒だ。
本来ならば、グラエナという種族は群れで行動するが、俺にはその仲間が存在しない。
トレーナーはこの山岳で事故にあい残念ながら、帰らぬ人となってしまった。
そのまま、誰の手に渡ることなく俺は野生のポケモンとなった。
だが、一度人間の匂いがつくと野生のポケモンはこちらの警戒し、酷い時は襲われるほどである。
この辺のポケモンはレベルが高かったがエースだった俺には問題にならなかった。
それに相手に有利に戦えるように様々なポケモンの知識も叩き込まれている。
適当に縄張りをいただき、なんとか生活出来ていた。
それは良いのだが、野生のポケモンが寄り付かないということは、当然だが雌も寄り付かない。
欲求不満で最近は卵グループの違う雌の残り香を嗅ぐだけで勃起するほどだ。
なんとかならないだろうか……。
ため息をついていると、二匹のポチエナが視界に入る。
人様の縄張りを偵察にでも来たのだろう。

「おい、そこのお前等!  人様の縄張りでなにやってるんだ!?」
「げっ! 捨て犬野郎に見つかった! くそ、いいとこまで追い詰めたのに……」
「こ、今回は見逃してやる! 次に会ったら、こうは行かないからな!」

俺が怒鳴ると、二匹のポチエナは捨て台詞を吐いて、名残りおしそうに何度もこちらに振り向きながら、逃げて行く。
次に会った時、覚悟するのはお前等の方だろうと思いながら、二匹が視界から消えるまで睨んでいた。
ポチエナがいた場所をふと見ると茶色いポケモンがうずくまっている。
捨て台詞はこのポケモンに言ったのか……。
傷だらけのポケモンは弱々しく、顔を上げこちらを見た。
顔をも見て、要約そのポケモンの種族が分かる。
確かにイワンコと言う種族だったはずだ。

「ひっ! じ、自分は縄張りを荒らす気なんかないッス! お、お願いだから見逃して欲しいッス!」

どうやら、俺をさっきの奴等のボスだと勘違いしているのだろう。
泣きながら、何度も何度も頭を下げて懇願してくる。
正直、俺には関係ないと言いたいが、この辺にイワンコなんていない。
匂いをかいで分かったが、俺の股間がフル勃起、こいつは雌だ!
じゃない、人間の匂いが染み付いていて、助けてを呼ぼうとしないしこいつは捨て犬だ!
今すぐにでも犯したい衝動と勃起した逸物を隠し、俺はイワンコに話しかける。

「お前、人間の匂いがするな。はぐれたって感じるでもないし、人間に捨てられたのか?」

イワンコは何か言いたげに口をパクパクと動かすが、言葉が出てこないようだ。
いや、恐らく自分が捨てられたと理解していても認めくないのだろう。

「……そ、そうッス」

イワンコはやっとの思いで声を絞り出し、その事実を認めた。
やはりそうか。だが、下っ端のポチエナ達にやられるような、このイワンコだけで生きていけるほどここは優しくない。
だが、気の毒だと思うが俺にこのイワンコを助ける理由もメリットもない。

「別に、俺は何もしない。そう何もしない。
だから、お前を助けたりもしない。
すぐに俺の縄張りから出てけ。
同じ捨て犬の情けだ」
「同じ捨て犬? グラエナさんも捨てられたんですか? だ、だったら……」
「助けて欲しいか?
悪いな。俺にお前を助けるメリットがない。
何か役に立つ特技でもあれば別だが、今まで一匹だけで生活出来てたから、相当役に立つ特技じゃないと助けないぞ ?」

流石にイワンコ自身も一匹で生きていけると思ってはいなかったようだ。
正直に言うと、このイワンコが俺の役に立つとは思えない。
仮に交尾させてくれるって言うなら、助けると即答する自信があるが。
流石に俺自身から提案するには酷すぎる内容だ。
好きでもない雄と交尾するくらいなら、死んだ方が良いと言うかもしれない。

「自慢できるような特技は、自分にはないッス……。
で、でも自分にできることなら何でもするッス。
必ず、役にたってみせるっス。
だ、だから助けて欲しいッス……」
「ん? 今、何でもするって言ったよな?」

何でもすると言われたらこう返すのが礼儀な気がする。
……どうする、俺? エッチな事をしてほしいって素直に言うか?
野生になって、雌と話すのもこれが初めてだ。
こんなチャンスは滅多に来ないだろう。
現に今だって勃起していて、我慢の限界なのだ。

「う。流石に後遺症が残るような虐待とかは止めてほしいッス……」
「な、なら俺の性処理を要求しても良いのか?
してくれるなら俺はお前を助けると宣言する。
しないなら正直いらんから、すぐに俺の前から消えてくれ」
「せ、性処理ッスか!?
上手くできるか分からないッスけど、それでも良いなら自分、精一杯やらせてもらうッス……。
だ、だから助けてほしいッス」

イワンコは顔を真っ赤にして、俯いてしまう。
許可も貰ったし、すぐにでもこの逸物を鎮めてもらおう。
丁度そこに身を隠すのに木陰もある事だしな。

「じ、実はお前と勃起させながら会話してたんだ……。
そこの木陰で一発抜いて貰っても良いか?」
「さ、早速ッスか。分かったッス」

木陰に隠れる前に周囲を確認するが、誰かの気配は感じない。
これならば行為中に襲われる事はなさそうだ。
それでも、早く終わらせた方が危険は少ない。
木陰に身を隠すと、イワンコがこちらに尻を突き出す。
不安か恥ずかしさ、あるいはその両方か、その身体を小刻みに震わせる。
ぞの他者を受け入れるには幼すぎる膣は、当然ながら固く閉ざされていた。
初めて見るその聖域に俺は生唾を呑んだ。
この聖域が俺の物と考えるだけで先走りが滴る。
ここで、イワンコの事など考えずに己の欲望を突き立てても良いのだが、お互いの初めてはもっときちんとした場所でゆっくり楽しみたい。

「気持ちは嬉しいが今は素早くすませたいんだ。
だから、お前が俺に危害を与える気はないという確認をさせてもらう」
「そんな事言われても、どうすれば良いッスか?」
「別にそんな難しい事じゃない。
お前は最大の武器である牙があるその口で、俺の喰いちぎられたら死ぬかもしれない性器を射精させる。
その気になれば、お前は俺を殺してこの辺の縄張りを手に入る事ができるだろうな。
俺はお前を信じるから性器をくわえさせる。
お前は俺を信じるなら射精させる。
どうだ? 俺の性処理と互いの信頼関係の確認を同時にできる素晴らしい作業だろう?」

と、それっぽい理由でイワンコに奉仕させようとする。
流石に、こいつが今俺を殺してメリットなんてないはずだ。
でなければこんな提案はしない。
俺はあえては仰向けになり腹と性器をイワンコにさらけ出す。
こいつだって実際は俺を信用しきってはいないだろうし、覚悟と忠誠を確認するには都合が良い。

「こ、これが雄の性器ッスか……。
自分初めて見たッス……。
初めて何で上手くできないかもしれないッスが、そこは大目に見てほしいッス。
そ、それじゃあ失礼するッス」

イワンコは恐る恐る俺の性器に顔を近づける。
しばらく俺の性器を見つめると、まずは舌で一度だけ舐めた。
顔を上げて俺の顔色を伺っている。
俺は無言で頷くとイワンコは俺の性器を何度も舐めた。
この際、上手い下手など関係ない。
と言うか、初めて性器を舐められる俺にその判断などできなかった。
名前も知らない幼い雌が俺の為に性器を一生懸命舐めてくれている。
その事実だけで十分だったし、それだけで興奮した。
欲望を溜め込みすぎた性器は早く射精したいとビクビクと震えている。
が、こんな早く射精するのは雄として格好悪い……。
押し寄せる快楽に抗うべく、目を瞑り視界からの興奮を遮る。

「あ、あの……。もしかして痛かったッスか?
 き、気づかないで歯立てちゃってたッスか?」
「……はぁはぁ。い、いや大丈夫だ。気にせずそのまま続けてくれ
 多分、もうすぐ射精するぞ」
「わ、分かったッス。このまま続けさせてもらうッス」

イワンコは俺の指示を守り性器を舐め続けた。
心臓が激しく動き、呼吸が荒くなる。
快楽に抗うなど無駄だった。
俺は雄の欲望をイワンコ目掛けて放つ。
その欲望は彼女の顔だけでなく、俺自身の腹も汚す。
こんな量を射精したのは初めてだ。
だが、それでも俺の性器は反り勃ったままである。
溜め込みすぎた欲望はこの程度の射精では満足しないようだ。

「うぅ。顔がベタベタするッス……。
 これで信用してくれるッスよね?」
「ああ、大丈夫だ。ここまで出したのにまだ収まらないが、とりあえず住処に行こう。
 お互い酷い事になってるが、住処には水場もあるからそれまで我慢してくれ。
 それと、また後でもう一度頼むと思う」

俺は起き上がると、イワンコに歩調を合わせて住処へと向かって歩き出す。
良く晴れた日に中々良い拾い物をしたもんだ。



目の前にようやく見慣れた洞窟が見えてくる。
イワンコに歩調を合わせたせいで、住処に着くまで結構時間がかかってしまった。
そのおかげで勃起した性器も小さくなってくれたのは良かったと思う。
お互いに付いていた精液もすっかり乾いている。
周囲に他のポケモンがいないのを確認し、洞窟に入った。

「ここが俺の住処だ。小さい洞窟で所々に穴が空いていて少々みすぼらしいが、洞窟内に川も流れていて結構住みやすいぞ。
まずは、その川まで案内するからお互いに体を洗おう」
「そうッスね。流石にこのままは辛いッス」

川にたどり着くとイワンコが飛び込み。
激しく水しぶきが上がり、結果的に俺も水を浴びる事になり、素直に俺も川に入る。
手早く汚れを落とし、川の近くで育てている木の実を採取した。
イワンコの方を見るとまだ楽しそうに泳いでいる。
先程までの不安な表情を今はしていない。
恐らく、元々は明るい性格なのだろう。
木の実を採取し、空いた場所にもう一度木の実を植える。
そろそろイワンコを呼んで、食事にしよう。

「おい、食事にするからいつまでも遊んでないで、そろそろ上がれ」
「食事ッスか!? でも、自分の分もあるんッスか?」
「当たり前だろ。使い捨ての性処理要員にする気はないからな。
 俺も捨て犬だから野生のポケモンに相手されないから、お前のような存在は貴重なんだ。
 そういや、お互い自己紹介がまだだったな。
 俺はハティ。グラエナなのに群を作らない異端児だ。
 正確には群れを作れないだがな。
 そう言う意味ではお前が初めての群れの仲間だ。
 で、お前の名前は?」

あんな事をしておいて今更だが、自分の名前を伝える。
向こうさんが裏切る気がなければ、長い付き合いになるだろう。
イワンコは困ったような顔をしている。
ああ。これは名前がなかったか?

「自分に名前はないッス……。
 好きなように呼んで欲しいッス」
「……やっぱりか。確か進化には太陽と月が関係してるんだったよな?
 じゃあ、今からお前の名前は太陽と月をたしてソルナにしよう」
「……ソルナ。ソルナ!
 了解ッス! 自分の名前はソルナッス!」

どうやら気にいったようだ。
ソルナは尻尾を大きく揺らし喜んでいる。
そして、首の岩をこすりつけてきた。
確かイワンコの親しみを表現する挨拶だったはず。
だが、これ結構痛いぞ。

「ここは吹き抜けで警戒しにくいから、別の場所へ移動するぞ」
「了解ッス! ソルナ、ソルナ。自分の名前。
 もう名無しじゃないッス」

食事をするために寝床へと移動を開始した。
寝床は穴もなく、きちんと雨風も凌げる。
ソルナを奥側に行かせ、一応入口を警戒しておく。

「ほれ。ソルナの分の木の実だ。
 傷を癒すためのオボンの実、病原菌対策のラムの実、疲れを取るオレンの実、デザートのモモンの実。
 これで足りないならオレンの実の追加なら許可する」
「こ、こんなに食べて良いんッスか?
 それにおかわりも良いだなんて、ここは天国ッスか?
 ハティさん、とっても良い方ッス!」
「夜にたっぷり相手してもらうんだ。しっかり、体力つけておけよ」

俺は何個かオレンの実を食べながらソルナの方を見る。
余程、お腹が空いていたのだろう。
ソルナは木の実を凄い勢いで食べ始める。
正直、雌らしさはこれっぽちもない。
今の姿だけ見せられたら、とても雌とは思わなかっただろう。
これからソルナを養うのだから、木の実は多めに植えてないといけないな。
追加でオレンの実を五個ほど食べたところで、要約食事を終えた。

「ふぅ。木の実美味しかったッス!」
「疲れてるだろう? さっきも言ったが夜までしっかり休んで体力つけておけよ。
 すごく溜まってるんだ。今日は出し切るまで眠らないからな」
「わ、分かったッス。お言葉に甘えて休ませてもらうッス。
 今夜は今まで経験したことのないような長い夜になりそうッス」

ソルナは干し草の寝床で横になる。
しばらくこちらを警戒してチラチラと見ていたがやがて寝息をたて眠りについた。
当然だが、まだまだ好感度が足りないようだな。
さて、俺も木の実の世話をして時間をつぶしていよう。
今夜が楽しみだ。



木の実の世話を終えると辺りはすっかり暗くなっていた。
今日は普段と違う一日で少し疲れたような気がする。
ソルナが目を覚ますと夜食をとった。
昼はお腹が空いていただけと思っていたが、夜でも良く食べていたな。
成長期の子供は良く食べるということか。
これから行うことを考えると興奮し、性器が顔を覗かせる。

「さぁ、夜のお楽しみの時間だ。
 これは子作り目的の交尾じゃない。
 俺の性欲を満たすためのセックスだ」
「うう、何か言い方が卑猥ッス。
 こ、今度は、その……入れるんッスよね?
 乱暴にされても文句は言えないッスけど、できるだけ優しくしてほしいッス」
「はっきり言うと俺も童貞だ。
 初めてやることだから、うまくできる保証はないから約束はしない。
 が、できるだけ善処はしてやるから、安心しろ。
 じゃあ、昼みたいにこっちに尻を突き出してソルナのオマンコを見せてくれ」

ソルナは恥かしそうに頷くと、尻を突き出す。
昼に見た光景だが、やはり素晴らしい。
その閉じきった膣は俺の性器を受け入れられそうにないな。
ならば、今度はこちらが味を楽しませてもらおう。
俺はソルナの性器に顔を近づけ、舌で舐める。

「ひゃっ! そ、そんなところ舐めたら汚いッス……」
「何言ってるんだ。まだ未使用の綺麗なオマンコじゃないか。
 それとも何だ? ソルナは俺のチンコを汚いと思いながら舐めてたのか?
 もし、そうならお仕置きが必要になるな」
「そそ、そんな事ないッス! す、好きなだけ自分のオマンコ舐めてくださいッス!
 だから、お仕置きはしないでほしいッス!」

冗談でお仕置きと言ったつもりだが、ソルナはそう思わなかったらしい。
顔は見えないが、身体の震えが大きくなった。
この手の冗談はまだアウトだな。
まぁ、こちらは少なくとも今回の分の対価は払っている。
好きなだけ、ソルナのオマンコを楽しませてもらおう。
割れ目を何度も舐めても、唾液以外の味がしない。
豆を舌で転がすと、ソルナが大きく痙攣する。
ソルナの割れ目から愛液が滴った。

「どうだ、ソルナ。気持ちいいか?」
「ひゃん! こ、こんな感覚初めてで分かんないッス! 
 身体がゾクゾクして頭がフワフワするッス!
 ひゃああっん! 頭の中が真っ白になるッスぅううう」

ソルナが大きく仰け反り、先ほどよりも痙攣しグッタリする。
どうやら絶頂をむかえ、秘所をびっしょりと濡らしていた。

「じゃあ、今度は俺のチンコをオマンコに入れるぞ。
 大丈夫か? 少し、休むか?」
「はぁはぁ。は、はい……す、少し休ませてほしいッス」

洞窟内にソルナの荒い息遣いだけが木霊する。
その姿は先程、凄い勢いで木の実を食べてた雌とは思えない。
今のソルナは幼い子供だが、とても魅力的で色っぽく見えた。

「はぁはぁ。もう大丈夫ッス」
「そうか。じゃあ、行くぞ」

お互いの性器をあてがい、一度深呼吸する。
ソルナの幼い膣をこじ開けながら、ゆっくりと腰を沈めていく。
性器が中程まで入ったところで、純潔に侵入を拒まれた。
もう一度深呼吸して、侵入を再開する。
純潔の小さな抵抗を押しのけ、逸物は奥まで到達した。
逸物を膣壁包まれ、とても気持ち良い。
想像以上の快楽にこのまま射精してしまいそうだ。
正直、自分がここまで早漏とは思わなかった。
だが、ソルナも痛みがあるだろうし、すぐには動けないだろう。
大丈夫だ。問題ない。

「はぁはぁ。本当に全部入るんッスね。
 自分の身体なのに不思議に思うッス。
 ハティさんが気遣ってくれておかげで、想像してよりは痛くなかったッス。
 だからそのまま動いてもらって大丈夫ッス」
「……え? そ、そうか。じゃ、じゃあ射精するぞ……じゃない動くぞ」

射精しそうだから休ませてくれなんて言える訳がない。
俺は腰を動かし、そして射精した。
ソルナに入りきらなかった精液がポタポタと地面に滴る。
一度の射精では俺の逸物は収まらない。
抜かずにもう一度腰を振り始める。

「ひゃ、ひゃっん! お腹の中に熱いのが入ってくるッス!!
 ひゃ? 出したばっかなのにまだまだ元気なんッスか!?
 ハ、ハティさんのオチンチンが自分の奥をつついて凄いッス!!
 さっき以上に頭がフワフワしるッス!」
「はぁはぁ。ソルナのオマンコが気持ち良すぎるのが悪いんだ。
 絶対、決して、間違っても、俺が早漏って訳じゃないからな!」

一度出したあとだから、今度は流石にすぐには射精しない。
俺とソルナの喘ぎ声が重なり住処に響き渡る。
気持ち良い。とても気持ち良い。
やはり長くは持ちそうにない。

「ひゃ、ひゃぁあん! フワフワするッス!
 また、頭の中が真っ白になるッスぅううう!!」
「くぅう。お、俺もイきそうだ。
 また、中に射精するぞ! 俺の精液をたっぷり受け取れぇええ!!」

二度目の膣内射精も先ほどとほぼ同等の量を出す。
絶頂で足腰から力が抜けたのか、ソルナがぐったりと倒れる。
そのときに俺の性器が抜け、栓を失った膣から精液がドロドロと流れた。

「……ひゃあひゃあ。セックスって凄いッス……」
「ああ。それにこれ思った以上に体力使うな……。
 ソルナも疲れてるだろう? 今日はここまでにして、また明日セックスしような」
「は、はいッス。自分もセックスが好きになりそうッス……」

俺達は後処理の事を忘れ、二匹で寄り添いながら眠りにつく。
次の日、乾いた精液の処理に苦労する羽目になった。



出会いの日以降、俺はソルナに俺の持っている生活の知恵や戦いのコツを教えていった。
別に俺の手伝いをさせたい訳じゃない。
ソルナはまだ若い。だから、いつまでも俺が縛り続けるのはかわいそうだ。
夜の相手がいなくなるのは辛いが、いずれはソルナが自立できるようになれば良いと思っている。
熱心に俺の教えを聞くソルナは俺の知恵をどんどん自分のものにしていった。
勿論、夜は激しく身体を重ねる。
毎日の行為のおかげで、俺の早漏も少しはマシになった……と思う。
一匹だった頃とは比べ物にならない、充実感。
が、そんな日々も長くは続かなかった。
その日は朝起きるとソルナがいない。
すぐに戻ってくるだろうとその時は気にしなかったが、夜になっても帰ってこなかった。
いつでも、好きな時に出て行っても良いと言ってはいたが、突然いなくなるとはな……。
最近は自分のスタイルを探してたのか、口出しすると反論してきたが強く言いすぎたか?
年頃の子供の扱いは、どうも分らないな。
つまらない日常が戻ってきてしまった。
やはりひとりきりというのは寂しいもんだな。
そんなつまらない日常を繰り返し、いつも通り縄張りの見回りをするが、今日は妙な視線を感じる。
周囲を警戒していると崖の上から、何かが飛び出してきた。
飛び出してきた何かが、俺の目の前に着地する。
その正体は薄灰色の体毛に蒼い瞳を持つ岩の狼、太陽の影響を強く受けたルガルガンだ。
この嗅いだ事のある臭い。進化していても相手の正体は分かった。

「ハティさん、お久しぶりッス! 進化したんッスよ! どうッスか?」
「どうって言われてもな……。で、家出しておいて今更俺に何の用だ?」
「うう。かっこいいとか、可愛いとか、かっこいいって言って欲しかったッス
 それに自分は家出したつもりはないッスよ?
 一度ハティさんから離れて、自分の力を確かめてみたかったんッス」

かっこいいを二回言ったのは、わざとなのか?
そんなにかっこいいって言ってほしいのか?
だが、敵意はなさそうだ。
俺の縄張りを奪いに来なくて安心した。

「まだまだお子様だが、綺麗になったと思うぞ」
「そ、そうッスか! えへへ、綺麗ッスか!
 進化しても、やっぱり自分一匹じゃ不安で……。
 また自分の事、使ってくれるッスか?
 自分、ハティさんに感謝してるッス。
 ハティさんが居なければ自分は死んでたと思うッス。
 だから改めて言わせてほしいッス」

何か言いたいことがソルナにはあるようだ。
恥ずかしいことなのか、顔を赤くして落ち着きがない。

「今までありがとうッス! これからも一緒にいてほしいッス!」
「何だ、そんな事か。じゃあ、俺からも一言言わせてもらおう。お帰り、ソルナ。
 それとせっかくだ、進化してどれだけ能力が高くなったのか試してやる。
 ひとっ走り付き合えよ」

俺は一度ソルナを見て走り出した。
それを追いかけるように、ソルナも走り出す。
やはり、ひとりぼっちは寂しいからな。
見回りを終えた俺とソルナは、このあと無茶苦茶セックスした。


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Last-modified: 2017-03-04 (土) 15:28:46
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