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戦争のなかで2

/戦争のなかで2

 はい、第二話です。
 ちょこちょこ更新していきますよ~!



 実を言うと、俺の三年より前の記憶がない。俺の記憶は、誰からか追われているところから始まる(第一話参照だな)。その時の俺は、なぜ追われているのかも分からず、ただ逃げるしかなかった。
 そして、俺は何者かに追いつかれ、全てを諦めようとしたとき、奇跡は、起きた。今の依頼屋店主、ゼンさんが助けに入ってくれたんだ。俺が、何で見ず知らずの僕を助けたの?、と聞くと、助けたかったからだ、と言うのだから、結構変わっていると思う。

「お前、どこか行く場所はあるのか?」

と聞いてくる。そう言われて、ふと考えてみる。..っく!何も...思い出せない...?

「いえ...。何も、分からない、です。」
「ふむ、記憶喪失というやつか...。そのバッグに何か入ってるんじゃないのか?」

 そういわれて、バッグがあることに気がつく。中の物を調べてみるが...自分の名前が書いているサイフぐらいしか無い。

「...自分の名前が分かるぐらいのものしか...。」
「なぁに、それぐらい分かってれば、十分だっての。そいで、お前の名前は、何て言うんだ?」
「僕は、デンです。」
「ほうほう、デン、だな?俺はドンカラスのゼンだ。さて、お前は何も覚えていないんだろう?一緒についてくるか?」

と、ゼンさんが一つの提案をしてくる。それに少し戸惑いながらも、答える。

「え?いいんですか?」

と聞くと、笑いながら、

「当たり前だろうが。困った時はお互い様だろうが?」

と、言ってくる。その時、俺は泣きながら、感謝の言葉を口にしていた。

「ありがとう...ございます...。」
「お、おいおい、なくなって・・・。」
「だ、だっで...ゼンさん、いい人(ポケ)ずぎますよ~。」
「ほ、ほれ、とりあえず、俺の店に行くぞ。」

 そうして、そのままゼンさんに付いて行って、依頼屋に着いた。

 こうして、俺とゼンさんは出会い、一年間自分を鍛えていた。その理由は、また襲われても大丈夫なように、である。その中で、一人称を僕から俺に変えろー、と、言ってきたので、なぜ?、と聞くと、強そうに見えるからだー、ということである...。



 とりあえずここまで。
 デンの過去があきらかに!
 

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Last-modified: 2013-07-22 (月) 00:00:00
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