ポケモン小説wiki
戦乱の果てに6-後編-

/戦乱の果てに6-後編-

名も無き人間
いよいよ最終話!最後のエロシーンをお楽しみ下さい!


「大丈夫か?ガーネット。」

「うん。少し痛いけど…全然平気だよ。」

「そうか。無理はするなよ。」

先端が入り切ったところで俺はガーネットに痛みが無いか聞いた。

少し顔を歪めていたが無理はしていないようだな……俺はゆっくりと進めた。

慣らした甲斐もあってか、純潔の証までは難なく挿入出来た。

「ガーネット。此処から先は……お前が決めろ。」

「クレハ……」

そして俺は体勢を変えて、ガーネットを俺の上に跨がせた。騎乗位というやつだな。

俺が純潔を破るのは簡単だ。だが俺はガーネットに委ねた。

男にとって無くすものはないが、女の純潔は最初で最後だからな。

「っつ…うぅっ……」

「大丈夫か?ガーネット。」

「っつ…うん。痛いけど…クレハと繋がれて…凄く幸せ。」

ガーネットは少し間を置いてから、一気に腰を下ろしてきた。

そして結合部分からは少量の血が漏れ出てきていた。純潔が破れた証だ。

ガーネットは苦痛に顔を歪めながらも嬉しく思っているようだった。

俺も後悔等一片もしていない。愛する者…護るべき者と繋がれたのだから。

直ぐにでも動く事は可能だ。だが俺はガーネットを優しく抱きながら口付けを交わした。

こうすれば少しは苦痛が和らぐからな。俺は苦痛が消えるまで待つ事にした。

「ありがとうクレハ。もう大丈夫だから……始めて良いよ。」

「分かった。ゆっくり突くからな。」

「うん。…あっ…んんっ……」

暫くするとガーネットは俺に体位を譲ってきた。痛みが消えたのだろうな。

だが慣れただけかも知れない。俺はゆっくりと出し入れを始めた。

様子を見る限り痛みは無いようだな。始めるとしよう。

俺は正常位になり、素早く出し入れをした。

それだけでも俺は今までに無い快感を覚えていた。正直、直ぐにでも達してしまいそうだ。

「あぁん!クレハァ!もっと…もっと突いて!」

「グゥッ…ガーネットッ!」

「ハァッ!気持ち良いよぉ!」

ガーネットは涎を垂らしながら乱れていた。本当に14歳なのか疑いたくなる程な。

その声を聞いて興奮しない雄は居ない。俺は更に激しく突き始めた。

ガーネットの中は温かく…そして狭くて俺の物を強く締め付けてくる。

だが体格差があり、全てを収める事は出来ていなかった。

勢い余って物が出てしまう事も多々あった。その度に入れ直し再開する。

もう既に俺の耳にはガーネットの声が届かない程、行為に熱中していた。

「ンッァ!クレハ…もっと私を突いて!もっと激しくしてぇ!!」

「グッ…ガアァッ!!」

「ンアアン!!激しい…激しいよぉ!!壊れちゃうぅ!」

ガーネットも行為に夢中になっているようだ。更なる快感を求めてきた。

俺は既に素早い出し入れをしていたが、更に速度を上げた。

正直達してしまいそうだ。だがガーネットより先に達してしまっては男が廃る……

だがガーネットもこれ以上に無い位素早い出し入れに、全身で快感を覚えているようだ。

そろそろ達しそうだな…俺は僅かに残る理性で制止し、一旦物を抜いた。

俺の物はガーネットの愛液でヌルヌルになっていた。

「ハァッ…クレハ?」

「最後は…後ろからだ。」

「……うん。きて。」

「いくぞ……グゥッ!」

「アァッ!」

俺はガーネットに後背位で達する事を伝えた。それが本来の体位だからな。

それを聞くと、フラ付きながらも俺に腰を上げてきてくれた。

俺はガーネットの腰を掴んで、一気に入れた。痛みは無いはずだからな。

ガーネットは大きく喘いで、痛みが無い事を伝えてくれた。

「グゥッ…ハァッ…ガーネットッ!」

「アァッ!ンンッ!クレハァッ!」

矢張り…この体位が一番快感を覚えるな…俺だけかも知れないが。

ガーネットも快感を覚えているらしい。さっきより喘いでいる。

そして次第に俺は射精感を覚えていた。我ながら良く此処まで持ったものだ。

ガーネットの様子を見る限り、同じく達しそうな雰囲気だ。

「ガーネットッ!そろそろ…グッ…達してしまいそうだ!」

「アンッ!私もっ…もう…ンッ!中に…出してね。」

「分かった。いくぞガーネット!……ガアァッ!!」

「ンアアン!!クレハァ~!!気持ち良いよおぉ!!!」

俺は念の為に絶頂が近い事を伝えた。ガーネットも矢張り絶頂が近いようだ。

ガーネットはこのまま中に出せと言ってきた。それ位は分かってるさ。

俺は押し寄せる射精感に堪えながら、最後の突きを始めた。

雄の本能というものは不思議なものだ……これだけ早く出し入れ出来るとは……

ガーネットも今まで以上に喘いで結合部の下に水溜りを作り始めていた。

「ハァッ!クレハッ!私…もう……イヤアアアアアアアア!!!」

「グゥッ!!ガーネットッ!!!」

そしてガーネットは体を大きく衝動させて絶頂を向えていた。

それに伴い、ガーネットの膣が収縮し、俺の物を痛い程に締め上げてきた。

そして俺も続いてガーネットの奥で達した。二度目だと言うのに大量に。

射精は長い間続いていた。出ている最中、納まり切らなかった精液が溢れ出る位に。

恐らく俺は相当間抜けな顔をしながら余韻に浸っているに違いない。

暫くすると射精は収まり、萎えた物が抜け落ち毛皮の下に収納された。

そしてガーネットの中からは精液や血が混ざった液体が逆流してきていた。

「ハァッ…ハァッ…ハァッ……凄く…良かったよ。」

「あぁ。俺もだ。あんなに出たのは初めてかもしれない。」

「クレハも…興奮すると一端の雄なんだね。少し怖かったよ?」

「うっ…済まない。」

ガーネットは未だ息が整わないようで、荒く呼吸をしながら笑顔を見せてくれた。

俺もガーネットに笑顔を見せ、あれだけ出たのは初めてだと伝えた。

恐らく今まで自慰では考えも付かない量だった。どこに溜まっていたのだろうか……

ガーネットはそれを聞くと、少し笑いながら行為の最中の俺が怖かったと言って来た。

正直覚えが無い……微かにガーネットを激しく攻めている光景が浮かんでくる。

それを妄想していると…萎えた筈の物が再び現れて勃起してしまった。

「あ……ふふ、まだ大きくなるんだ?」

「こ、これは…いや、違うんだガーネット!」

「今度は…私が攻めるんだからね!それ~!」

「うわっ!?待てガーネッ…ガァッ!!」

それを見たガーネットは嬉しそうに笑むと、優しく扱いてきた。

だが流石にこれ以上は持たない。俺はガーネットを制止しようとした。

しかしガーネットは次は自分が攻める番だと言って、のしかかってきた。

くっ…抵抗しても動かないだと!?

そうしている内に俺の物は再びガーネットの中に納められていた。

それからは言うまでも無く、再び中で達してしまったのだった。

ここにきて…俺の雄としての本能には驚かされた。

三度目の射精でさえ、多少量は少なくなったが、大量に出してしまった。

よし、もう妄想はしない。

「ハァッ……お腹が温かい。一杯出してくれたんだね。」

「もう…これ以上は無理だがな。流石に…疲れた。」

「私も凄く疲れちゃった…このまま…一緒に寝よう?」

「あぁ…そうしよう。」

ガーネットの腹を見ると、どれだけ射精したかが判った。

普段よりも膨らんでいたからな。押したら出てしまいそうな位だ。

だが…ガーネットの激しい攻めで俺の疲れはピークになっていた。

眠い。目を瞑ったら直ぐにでも眠れそうだ。

ガーネットも同じく眠気を覚えたようで、俺の隣に寝転がった。

愛液塗れのシーツだが…ガーネットのなら気にならない。このまま寝よう……

「クレハ。」

「何だ?」

「愛してるよ。」

「あぁ、俺も愛している。」

そしてガーネットは俺に口付けをしてきた。愛の告白をしてから。

俺も同じく愛していると言ってから、口付けをし返した。

だが俺はガーネットに本当の名を言ってない事に気付いた。

クレハは俺の付けた名前だ。本当の名前は別にある。

「ガーネット。俺の本当の名はクレハじゃないんだ。」

「え、そうなの?じゃあ…本当の名前を教えてよ。」

「あぁ。……俺の本当の名は……」

俺はガーネットにクレハは仮名だと明かした。

すると少し驚いた様だったが、俺の本当の名を尋ねてきた。

ガーネットになら教えなければならない。護るべき者として…愛する者として。

「俺の名はクリムゾン=ブレイズ。それが本当の名だ。」

「でも…クレハはクレハだよ。これからも…ずっとクレハって呼ぶよ。」

「そうか。……何だか…眠くなってきた。そろそろ…寝よう。」

「うん。……オヤスミ…クレハ。」

「オヤスミ…ガーネット。」

俺はガーネットに本名を伝えた。親がくれた世界に一つだけの本名を。

クレハと言う名は…妹から貰った。モミジ…それの別の読み方を。

そして俺は睡魔に逆らえなくなっていた。限界だ。

俺はガーネットを抱きながら寝る事を提案した。

ガーネットも同じ意見の様で、挨拶をしてきてくれた。

俺もそれに応え、そのまま抱き合いながら体を休めた。

……色々な事が在り過ぎた…そして過ぎていき今の俺が居る。

妹…モミジは今の俺を祝福してくれるのだろうか?

仇討ちとは言え…罪の無い多くの者の命を奪った俺を……

そして俺はその罪が無かったかのように今も生きている。

モミジは…俺を赦してくれるのだろうか……

もし赦してくれなくとも…それが俺の運命だ。

俺は今の使命を全うして生きて行く。

ドゥロールを守る為…愛する者を護る為。それで良いよなモミジ?兄さんを赦してくれ。

……聞こえもしない問い掛けだったが…モミジの声がした気がした。

俺を赦してくれた声が……ただの自己満足かも知れないが。


…………

………

……


それから更に数年後、過去の戦争等無かったかの様に平和な日が過ぎていた。

相変わらずガーネットの我侭に振り回されるのは今も変わらない。

そして変わった事も多くある。

ドゥロール騎士団が新たに、ドゥロール守護団として新しく結成された。

四人の隊長を元に結成された。トライス、俺、シックル。そしてガーネット。

最初は王を初め、王女や皆も反対していた。だが結局は押し切られてしまったのだ。

だが、ガーネットの強さは俺が知っている。何より愛する者だからな。

そして時折、王女からの誘惑的な視線を感じるが……気にしないようにしよう。

シックルにも恋人が出来ていた。メイドの一人を射とめたのだ。

そのメイドはあのサーナイトだった。シックルには勿体無いな。

俺はというと毎日の様に鍛錬に打ち込んでいた。ガーネットと共に。

俺の夢が叶った。平和な世で己を磨く日々を過ごす。……この上なく幸せだ。

そしてまだ幸せな事もあった。……それは……

「お父さ~ん!僕も鍛えてよ~!」

「お?よし、良いだろう。その代わり、本気で行くぞ?」

「わ~い!僕だって負けないぞ!」

俺とガーネットには子供が授かっていた。雄のロコンだ。

性格と姿はガーネット似。粘り強さや真面目なのは俺似、だな。

最後の最後まで諦めなければ…きっと新しい道が開く。

それを貫き通した結果が今の俺だ。

俺は過去の重い罪全てを背負い生きて行く。決して忘れ等しない。

だが…俺の周りには笑顔が溢れている。平和な時が流れている。

そして……俺は今日も平穏な時を過ごしている……。

「隙あり!」

「痛!?お前、それ鍛錬用の剣棒じゃないだろ!木刀じゃないか!」

「だって~、こっちの方が銜え易いんだもん。」

まぁ……恐らく平穏な時を過ごしているのだろうな……

くそ……頭が痛い……


Fin…


ついに完結しました!今まで応援していただき感謝感激です!
クレハ)「長きに渡り、俺達を応援してくれて感謝する。またどこかで会おう。」
ガーネット)「えへへ、応援ありがとね。またどこかで会えると良いね!」


最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • いやぁクレハが幸せになれて良かった。
    次の作品も頑張ってください(・∀・)ノ
    ――サーナイト好き ? 2010-01-14 (木) 11:37:16
  • シックルに女・・・しかもサーナイトなんて
    ずるいずるすぎるwwwww
    ―― 2010-01-14 (木) 18:35:25
  • アブソルはどうなったんだろう・・・?
    ――ZX ? 2010-01-14 (木) 22:50:22
  • クレハは末永く幸せに暮らす筈です!応援ありがとです!<サーナイト好き氏

    シックルにはサーナイトは勿体無いですね・・・ルージュラにすれb(ry 

    アブソルは・・後々に短編で生死が明らかになります!<ZX氏
    ――名も無き人間 2010-01-15 (金) 07:51:40
  • 完結しちゃった・・・(T∀T)本当ならもっと見たかったですが・・お疲れさまでした!
    ホントサイコーでしたよ!!^^
    ―― 2010-01-23 (土) 11:29:44
  • このキュウコン滅茶苦茶かわいい!!

    キュウコン好きの俺には刺激的だよ〜!

    この作品は神神神神神ぃーーー(真面目に)
    ――キュウ根 ? 2010-10-17 (日) 19:04:56
  • 究極に素晴らしい
    ――天界人 ? 2010-11-20 (土) 12:38:37
  • 私の思い出はこのセーブザクイーンと共に…
    ――ベアトリクス ? 2010-11-20 (土) 20:34:45
  • 初めて長編読んでみました。かなり良かったです。

    キュウコンは淫乱だな(笑)羨ましい…
    ――リシア ? 2011-03-02 (水) 17:03:43
  • とても素晴らしいです 次の作品も頑張ってください
    ――ポケモン小説 ? 2012-03-31 (土) 22:37:38
お名前:

トップページ   編集 凍結 差分 バックアップ ファイル添付 複製 名前変更 再読み込み   新規作成 ページ一覧 ページ検索 最近更新されたページ   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2010-01-13 (水) 00:00:00
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.