作ザック
快盗8シリーズ三作目・・・まぁ、駄文ですがお付き合いください。
なお官能表現はありません。
それでは、どうぞ。
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今回の話は快盗サイト(ターゲット1参考)に書かれたものではなく直接パソコンにメールで依頼された話である。
しかし言っておくがメールアドレスは誰にも言った事もない。
裏の仕事柄そんなことはしないししたくてもできない。
ユリにすら教えていないほどだ。
だから今回の話は少し変わった話だと思って聞いて欲しい。
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「今日はそろそろ上がるよ。」
「そうなの~分かった~、お疲れ様~。」
「お疲れ様。」
どうも、カクジです。
今は仕事上がりの帰宅前の状態です。
上の会話からご察しのとうりですね。
「ああ、そうだ~。知ってる~、ベロリング会社の事~?」
「えっ、ベロリング会社ってあの大手自転車販売メーカーの事?」
「そうだよ~、そのね~ベロリング会社の社長の息子さんなんだけど~結婚するんだって~。」
「へぇ~、あの社長の息子がねー。でもそれがどうした?」
「えっ、いっいや~ね、け、結婚ていいな~とね、思ったからさ~、ね?」
「あぁー、なるほどね。まあめでたい事だよな、結婚って。僕もまあ、30とは言わないけど35までには結婚したいとは思うけど。」
「そ、そうだよね~、結婚。わた……………カク………と…たいな。ああ……」
あれ、ユリがブツブツ呟き始めた。
まあよくあることだし大丈夫だよね。
それは置いといて話は変わるけどベロリング会社の説明しといた方がいいよね。
ベロリング会社って言うのは上で言った通り大手自転車販売メーカーで社長がベロベルト(名前は忘れた)で世界中の自転車の90%以上はこの会社の製品とかなり大きい会社である。
そのベロベルトの息子はベロリンガ(こっちも名前忘れた)で跡取りがこんなので大丈夫かと心配されているポケモンである。
説明終了、これ以上はよく知らないしね。
というかいい加減家に帰るか。
そこまで時間は経っていないけど。
「ユリ、そろそろ帰るね。」
「あっ、うん、分かった~。お疲れ様ね~。」
そう言ってから僕は店を出た。
ああそうそう家に帰ったら依頼があるか見ておかないと。
しっかし今日こそはまともな依頼があるといいな~ホント。
無かったら無かったで平和なんだけどさ。
~40分後パソコンの前にて~
作者も一気に飛ばすな、おい!
まあこの場合はスルーの方向で行くけど。
しかし何だ、メールが来てるぞ。
ああ、冒頭に書いてあったな、そんなこと。
なお冒頭にも書いてある通りユリにすら教えていない、と言うか全く使われていないメール機能だがそこへメールとは何だろう。
とりあえず開けてみるか。
『快盗8様へ
直接のメールを先にお詫びさせてもらいます。
しかしサイトへ書き込んでもおそらく目を通されないと思われます無いようなのでこのような御無礼をお許しください。
早速本題に入りたいのですが、私を盗んでください。
これを読んでなんだこのメルヘン女は!と思うでしょうがちゃんとした理由があります。
それは1週間後には結婚しないといけないのです。
しかも好きでは無い、むしろ嫌いな相手と。
親が決めた結婚で断ることもできない。
なので快盗8様にお願いをさせていただきました。
御無礼は分かっているつもりですが、私を盗んで下さい。
宜しくお願いいたします。
住所は……
………
………。 ディルアより』
……えっ?私を盗んで。
メルヘン女かと始め思ったけど内容からなんだかやらないといけない、そう思えるないようだな。
うん、よしっ。この依頼を受けよう。
このほかも仕事は無いし、メルヘン女だったら逃げればいいだけだしね。
そうと決まれば行こうか。
時間は限りがあるんだしな!
俺の裏の仕事が今から始まる、的な感じで行くか。
しかしディルアさんか、なんだか不思議の多いポケモンだな。
家庭内状況だったり俺のメールアドレスだったり、どんなポケモンなんだろうな。
場所は変わって大手自転車販売メーカー社長ベロベルトの住む高層マンションカミド前。
何だろう、どんなポケモンが依頼を出したか予想できるのだが……。
さらに言うと今回の依頼は思った以上に難しいんじゃないかとも思う。
確かメールで届いた依頼に書いてあった場所はここの最上階と下の階の2フロア。
ちなみにこの高層マンションは32階建てで土地53坪最新型セキュリティ完備というからどんな金持ちが住んでいるか想像できる。
で、どうしよう……入る方法が全く浮かばない。
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カクジ「新キャラディルア登場。今のところ謎だらけのポケモンだよ。」
ユリ「しかし~私の出番ってあれだけとか無いよね~。」
カクジ「たぶん大丈夫だよ、きっと。」
ユリ「きっとって何~。」
カクジ「ええっと(汗)、それよりコメントや誤字、脱字の指摘などありましたら宜しくお願いします。」
ユリ「もお~、はぶらかした~(涙)」
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