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平凡な日常

/平凡な日常

作者仮面の男

この物語は、ブイズ5姉弟(長女,次女,長男,次男,三女,の順)+トレーナーの
(題名の通り、平凡な学園生活や日常を淡々と書くもの)です。
過度な期待はしないで下さい。

…あと、期待にそぐわない場合は、すぐにお戻り下さい。

ちなみに、4足歩行は4足歩行ということで。


簡単なキャラ紹介

リーフィア

この5姉弟の長女。高校生1年生。
まじめな性格。
勉強が得意で、姉弟で1番博識だが、1番料理が下手でもある。

ブースター

5姉弟の次女。中学3年生。
おっとりした性格で、ボクっ娘。
痩せの大食いで、勉強はちょっと(?)苦手。
最近、ブラッキーに影響され、少々オタクになり気味。
しかし、本人はあまり気にしていない。

ブラッキー

三男(長男)で、中学1年生。
まけずぎらいな性格。
色んなとこで姉のブースターと競い、負けているポケモン。
最近、ゲームでも負けてきている。
勉強は姉のリーフィアとはほど遠いがかなりできる。
オタクとまけずぎらいの両方の顔を実は持つ。

イーブイ

四男(次男)。小学校6年生。
本人立っての希望で、唯一進化していないポケモン。
勉強は聞けばできるので、家では宿題以外やらない。
トレーナーはそこを心配している。
皮肉を飛ばすが、本当の性格に気づく奴はまだ現れていない。
ちなみに、料理が1番上手かったりする。

グレイシア
五女(三女)。小学5年生。
かなりひかえめな性格。
勉強は姉弟で2番にできる。
勤勉で、実はまじめではないかと思われている。
リーフィアと同じで料理が下手。
ちなみに、実はゲーマー。

トレーナー

5姉弟の男トレーナー。
フリーのライターをやっているが、少し収入が少なくなったと悩んでいる。
26歳。


…では本編ドウゾ!



ー朝

鳥ポケモンの声が響きわたり、朝の日差しがたくさんの人とポケモンを照らす。

そして、その日差しを受け、ある家に住む5匹+1人が起き出す。
そのうちの1匹、リーフィアに視点を移しましょうか。



「ふぁぁぁっ。よく寝た。」

私はちょっと恥ずかしいぐらいの大きなあくびをして起きた。

そして、もう一度寝ようとして、目に入った時計をふと見ると…。

「し…7時30分…ってヤバっ!
ほら!みんな!起きて!…ってあれっ?」

私が起こそうとしたら気づきました。
…誰もこの部屋にはいないことに…。
そして急いで毛並みを整え、学校があるので、制服に着替えてリビングにいくと、
案の定、もう朝食を3分の2は食べ終わっている妹たちと弟たちと、
もう食べ終わったのか、皿を洗っている主人がいた。

「姉さん、何やってんだよ。もうみんな食べ終わるぞ。」

上から3つ目の弟、ブラッキーがリビングに入ってきた私を見て呆れたように声をかけて来る。

「兄様。それはちょっと言い過ぎでは…。だって誰が姉様を起こしに行くかって言ってじゃんけんで決めて兄様になったのに結局い…モガモガ…」
「なっ…何でもないよ!姉さん!」

4番目の弟(進化するはずだったが、本人が嫌がった為、イーブイのまま)のイーブイがブラッキーに対して文句をつけるが、ブラッキーが途中で口を塞ぐ。
…そうだったのね。

「僕の勝ちぃ!ほら、ブラッキー君。僕が勝ったからねぇ。」

見ると、二番目の妹、ブースターがもう朝食を食べきっていた。
朝食の早食いをやってたみたい。

「あっ!ズリィ!」
「自分のせいでしょ、キミがイーブイの口を塞いだりしてるからぁ。」

確かにブースターの言う通りである。
ブラッキーはぐっ、と声を漏らして、

「…わあったよ!…で、何買ってくればいいんだ?」

と言った。…何か賭けてたのね。

「じゃあねぇ……あっ!じゃあ、あの店のモンブランお願いねぇ。
僕、あの店のモンブラン大好きなんだぁ~。」
「わあったよ。あの店のモンブランな。」

ブラッキーが鞄から財布を出し、中身を見て、…落ち込んでしまった。

「これでまたしばらく本はお預けかぁ~。」

お金がなくなってしまうみたいね。

「あの…姉さん?そろそろ食べないと…本当に遅刻しますよ…?」

末っ子のグレイシアがすまなそうに私に言ってきた。

「あっ!本当!ありがと!グレイシア!…いただきますっ!」

私は急いで席につき、ちょっと急いで食べ始める。

ー15分後

「じゃあ主人。行ってきますね。」
「いってきまぁす。」
「行ってくるよ!主人!」
「では、行ってきます。ご主人。」
「…いってきます…。」

5匹共違う挨拶をし、それぞれの学校に向かう。

イーブイとグレイシアは小学校。
ブースターとブラッキーは中学校。
私は高校。

ーさて、今日も頑張らないと。



ー中学校1限目·ブラッキー
えっと、俺はブラッキー。中学1年の2組だ。

1限目は…うわ。そういえば体育だ。
あの先生おっかねぇからなぁ。

「おーい!ブラッキー!早くいかないとおっかない先生がおっかない顔で怒るよー!あと5分だから、急いで!」
友達のガバイトが呼んできた。
やべえ…まだ着替えてねーよ…。
とりあえず…

「すまん!まだ着替えてないから、先行っててくれー!」
「わかった!なるべく急げよー!」

俺がガバイトに返事すると、ガバイトは応答して、階段を駆け降りて行った。
さて、急がないと。
俺はとにかく制服を脱ぎ捨て、体育着になり、ファイルとシャーペンを持って体育館に急いだ。

体育館に着いて3秒後にチャイムが鳴った。セーフ。間に合った…。

その後、遅れてきた3組と1組の計4人が体育館10周させられていた。
俺も数秒遅ければ…。
しかし、次の先生の言葉で、俺は絶望に叩き落とされた。

「さあ、全員ファイル出して!
前回配ったプリントを集めます!
ないアンポンタンは7周してこい!」

…嘘…じゃないから悲しい。うちの体育館広すぎ…。いつもはありがたく感じる体育館の広さも、今日はただの地獄の広さだった。

全員がランニングを終了したあと、いよいよ授業が始まった。

「今日は、前回に引き続き模擬試合を行います。
試合時間は3分!では前回と同じグループに分かれて!」

俺のメンバーは…あ、いたいた。

「おーい!ガバイトとモウカザル!ここだここだ!」
「あっ、あそこだ!」
「あっちかよ。ていうか遠くね?」

ガバイトとモウカザルがこちらに駆け寄ってきた。

「んじゃ、今日はガバイトとブラッキーからな。」
「おっけ。了解。」

ちょうど戦闘体制が整った所で、先生が試合開始の合図を出した。
その瞬間、俺はガバイトにシャドーボールを放っていた。
しかし、当然のようによけられるが、浮いているガバイトにでんこうせっかを当て、地面に叩き落とす。
しかし、しっかり着地し、すかさず、きりさくで反撃してきたが、空中で移動することなどできる訳がない。
もろに直撃し、地面に叩き付けられた。
そして更にとっしんで追い討ちをかけてきたが、地面を転がってよける。
そしてその体勢のまま、あやしいひかりを繰り出し、ガバイトを混乱状態にする。
そして、だましうちを繰り出す直前に試合終了のホイッスルがなった。
先生が全員の状態異常を直して周り、ガバイトもキーの実で混乱が解けた。

「ふぅ。疲れた。次は…どうするんだ?」

ガバイトがそう聞いた時、

「はい!今度は今戦った中で背が大きい方と、今見学してた組が対戦します!」

「げ…まじ……?」
「さ、頑張ってこいよっと…やっ!」
「うわっとっと。…って後ろから押すなぁ!」

そう言ってガバイトとモウカザルは対戦をはじめた。

もう一回俺がモウカザルと対戦をしたところで授業終了になった。



ー放課後·グレイシア
私はグレイシア…。
みんなから暗いと言われるけど、元々こうなんだからしょうがない…と私は思っている。

「ねぇー、グレイシアちゃーん!」

授業も終わり、帰る支度をし終わった時、数少ない友達の一人、ポポッコが話しかけてきた。

「今日、たっくさん宿題出たでしょ、だから、ピチューちゃんとピンプクちゃんとでグレイシアちゃんの家に行ってみんなで宿題をすることにしたんだけど…いいかな?」
「別に…私は構わないけど…。」
「じゃ、決まり!さあ、みんな昇降口で待ってるから早く行こう!」

そう言って私の手を掴み、駆け出した。
ま…待ってよ…カバンが…。

なんとかカバンを忘れている事に気付かせ、取りに戻ってから再度昇降口へと向かった。そこにはもう待ちくたびれた、と顔に書いてあるようなピチューとピンプクがいた。

「おっそーい!もう10分も待ったよ!」
「そうですよ!行こうって言ったのはポポッコちゃんですよね。
もっと早く来るとかして下さいよ!
そもそも貴女は……(意味不明で長い為、割愛させていただきます。)」

10分ちょっとの説教(?)が終わった後、ようやく私の家へ向かった。

家に着くと、先に帰って来ていたブースター姉さんと、ブラッキー兄さん、その友達のガバイトさんと、イーブイ兄さんでなにやらテレビに向かってやっている。

「…ただいま…姉さん、兄さん…。」

「あ、グレイシア。お帰り。」
「こんにちは、グレイシアちゃん、お邪魔してます。」
「やほー、おかえりー。」
「お帰りなさい、グレイシア。」

みんながこちらを向き、声をかけてくれる。

「こんにちはー!皆さん!」
「「お邪魔しま~す。」」

続いてポポッコが、それからピチュー、ピンプクが同時に返事する。

「で…みんな集めてゲームですか?兄さん、姉さん。」
「いや、今日は宿題がやけに少なかったから、ガバイトと一緒にさっさと終わらせて遊ぶ事にしたんだよ。
そしたら姉さんとイーブイもやりたいって言うから、みんなでやってたんだよ。」
「ブラッキ~、早くポーズ解除してよ~。」

ブラッキー兄さんが説明して、そこでまたゲームを再開した。
…っていうか、口にモンブラン入れながらしゃべらないでくださいよ。ブースター姉さん。

その日は宿題を終わらせ、みんなでゲームして6時くらいに解散になった。



ー翌日の学校で·ブースター
今日は数学、体育…をやって、これからは国語、社会、道徳…なんだか眠くなる教科ばっかりだねぇ~。
ちなみに、今は家庭科。3時間目。
とか、いろいろ考えながらうとうとしていると、バシッと教科書の背表紙(…だったっけ?あの固いとこ。)で叩かれた。

「いや、寝てません、寝てま…せん。」
「思いっきり寝てるじゃないか……ほら、起きろ!」

先生の攻撃をもう一度くらってようやく目が覚めてきた。
くらくらするよぅ~。

その時、授業終了のチャイムが鳴り響く。

「じゃあ、今日の授業はここまで!今日やった事は家でしっかり復習しとくんだぞ!」

休み時間に友達としゃべっていて遅れてしまい、ギリギリセーフで着席すると国語のユンゲラー先生が…
あれ?あれは英語のブーピッグ先生じゃん。何しに来たんだろ。

「今日は、ユンゲラー先生が仕事の都合で早退したので、代わりに英語を行います。
じゃあ、そういうことで…あっ、教科書は無くてもできるようにしたがら大丈夫よ。心配ご無用!」

英語の授業は好きなので、一気に眠気が飛び、真面目に授業を聞いた。
でも、復習中心だったなぁ~。しかも一年の。

授業が終わった後、僕はなぜか先生に呼ばれた。
もしかして、家庭科で寝てたのが原因!?

先生に指定された部屋に着くと、数秒後に先生が入ってきた。
家庭科のサーナイト先生だ。
……や…やっぱり……。

「ブースターさん。あなた、さっきの家庭科の授業で寝てましたよね?」
「は……はい……。」
「罰として、この掲示物全てをこの地図のマークにそって貼ってきなさい!」

そういって、でんと出てきたのは、大量の掲示物。
…うへぇ、40枚はあるよ…。

こうして給食の時間に生徒は一人だけ、せっせと掲示物を貼るのだった。

ー30分後ー

「これで…最後っ!」

と僕は独り言を言い、掲示物を画鋲で刺した。
…ん?これって…?

目に入ったのは、最後の掲示物、留学生求む!の掲示物だった。

「…って!じっと見てる場合じゃ無かった!給食ぅ~!待っててくれよう~!」

とにかく教室へ戻ると、僕の分がちゃんと…無かった。

「せっ…せんせー…僕の…僕の給食は…?」
「あっ…忘れてた…すまない!ブースターさ……うわっ!おい!ブースターさんが倒れた!誰か!保健室のラッキー先生を!俺はきゅ…く…を……ら……」

そこで僕の意識が途切れた。


読んだ方はアンケートにご協力下さい。
こちらから。


Wiiだともう容量がいっぱいなので、次からは新ページで執筆します。
読んでくれた方、ありがとうございました。
では、引き続き、別ページでお楽しみください。


コメントはこちらへ。

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • えっと、始めまして…ですか?勇です、よろしくです(?)。
    面白いと思います。個人的な意見ですが。本当にありそうな家族関係や学校など、しっかりとした描写で書かれているので親近が沸いてきます。
    続き頑張ってください。 -- ? 2009-04-04 (土) 13:19:11
  • ブラッキー………厄がついてそうなくらいついてないな^^; -- Fロッド ? 2009-04-07 (火) 04:38:10
  • お二方、コメントありがとうございます。
    勇様>
    初めまして。
    初めて書いた学園物だったので少々心配だったのですが、面白いのならよかったです。
    頑張ります。
    Fロッド様>
    そういうとこが、ブラッキーの面白いところですから。
    厄は付いてるかもしれませんね。 -- ジューダス 2009-04-07 (火) 06:56:58
  • 僕がイメージしていたブイズ系とは違って、個性的でおもしろかったです。続きを待っているので頑張ってください!
    ――GL ? 2010-06-06 (日) 22:14:50
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Last-modified: 2009-12-01 (火) 00:00:00
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