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巡り会う運命 第6話 それぞれの物

/巡り会う運命 第6話 それぞれの物

皆様のおかげでこの話も6話になりました。これからも応援よろしくお願いします!!今回はグロテスクな表現が含まれますので苦手な方は戻ってください。


私達はナイトさんに渡された地図を頼りに宝具を取りに「濁流の森」に向かい始めて1時間ほど歩いていると濁流の森の入り口についたのですが、入り口当たりに、キャタピーの群れがお腹の当たりをなにかに食い千切らていて、血がその当たり一面に飛び散っていました。
「キャアァァァ!!!!」
とても大きな声でアンペアさんが叫び、その声に反応し、木の枝に止まっていたり、葉っぱなどを食べていた鳥ポケモン逹が飛び上がって空が黒掛かっています。
私はアンペアさんが取り乱しているので、そちらにかける言葉を考えて、口を開きました。
「落ち着いてくださいアンペアさん。ねっ、ここは自然な暮らしをしている人達がたくさんいます。その人達の食事後の死骸を見ただけですよ。それよりは私達の宝具探しを優先させましょう」
「わかりました、私はもう大丈夫ですから行きましょう」
大丈夫とは言うものの足は震え、目は怯えていて涙すらたまっています。そして、異様な威圧感を感じる。これは大変なのである提案をします。
「念のためにリフレクターと光の壁を貼って置きましょう。私はリフレクターを貼るので、アンペアさんは光の壁を張ってください」
アンペアさんは頷き光の壁が私も包みこみ。逆に私の放ったリフレクターはアンペアさんを包み込む。そして私は「丸くなる」を使い「バトンタッチ」でアンペアさんの体を教科しました。
「さあ、行きましょう!!」
私逹はそう言うと濁流の森に入って行った。
私達は入り口から、右を向きそのまま、歩いていた。
森の中は[濁流の]森という事だけあり、土は、湿りを帯びて足の裏がとても気持ちが悪いですね。そして時折、水が流れて来て私たちの足の足首の辺りは水や砂が付着しています。アンペアさんも気持ち悪そうな顔をして無言で私の後についてきます。
そして、私が感じた悪い予感が的中しました。ゴゴゴとでも言うような音が鳴り響き、目の前を猛スピードで波が迫って来ます。
「私の後ろに居てください。お願いします」
まだ、私のしようとしている事がわからないのか、アンペアさんはしぶしぶ、後ろにつきました。
そのような事を考えている間に波はもう、目の前です。
「守る!!!!」
私がそう叫び、絶対に止めるという、意志が、緑の壁になり、濁流の真ん中にちょうど、円の形に水が弾き飛ばされています。
「ふぅ、もう大丈夫で……
「フローラさん、後ろを見て!!」
私がアンペアさんの声に言われた通り、後ろを見ると、第2波が来てしまい、守るを使う間も無く、私達は森の奥の向かうべき方とは逆の方に流れてしまった。
流れている丸太に私達は捕まりながら、流れている途中、何故だか水が減っているのに気が付きました。
「アンペアさん、気をちゃんと持ってくださいね」
アンペアさんは、首を縦に振りました。やはり、会って間もないので距離が空いています。
そして、みるみるうちに水が無くなって、泥がとても気持ち悪いですね。
「だ、大丈夫ですか?」
声が聞こえたと思った瞬間に目の前の泥が盛り上がっていき、茶色の体に黒色の線があり、目の周りも黒色のポケモン、メグロコが出てきました。
目の前のメグロコは、一目見てわかるほど、成熟していません。
「あの、大丈夫ですか?」
何もせずぼーっとしていたせいで少し慌てながらも、返事する事にしました。
「あっ、いえ私は大丈夫です。アンペアさんは大丈夫ですか?」
「一応大丈夫だけど……」
アンペアさんは何か言いたいが、言えないような感じです。
全員が思っているであろうとあえて、言えないと言えば、やはり地面の気持ち悪さが気になっているようです。
「あっ、地面ですか。これはもうちょっとしたらすぐ乾くと思います」
誰も突っ込まないであろうと思っていましたが、突っ込んでいきました。
「僕はサンド•アイルと言います。あなた達のお名前は?」
「私はフローラ•ウィングで、あちらがアンペア•ニーフィさんです」
「自己紹介を済ましたところで本題に移りましょう。実はペンドラーが森の奥で地震を起こし、その衝撃で地面から少しずつしか出てこない水が溢れて困るんです。そこであなた達に一緒にペンドラーを倒したいのですが、いいですか?」
「成る程ですね。
返事は決まっています。勿論です!」
「ありがとうございます!早速ですが行きましょう!」
私達はサンドと共にペンドラー退治に森の奥に向かった。


後書き
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Last-modified: 2011-05-21 (土) 00:00:00
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