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孤島chapter4~

/孤島chapter4~

byROMりさん

chapter4−記憶の欠片
…体が怠い
僕はどうしたんだっけ
吹雪の中…遭難して…動けなくなって……
…そうか…僕は死んだのか……
迷子になってのたれ死にとは…情けない…
視界が明るくなってきた…さあここは天国か地獄か
僕が今までよい行いをしてた事を祈ろう
ここはショッキングピンクの壁に大きな鏡
ベッドが一つとテーブルにはボトルが数本
…うむ、まさに天国らしい
じゃない何これ!?
何でこんなに俗っぽいわけ!?
……ああそうか、生きてるんだな

よく考えると足も動くし浮遊感もない
幽霊に足が無くて浮いてるっていうのはぼくの勝手な想像なんだけど
と、それはおいといて
真面目にここは何処だろう
ああ目がチカチカする
気持悪い
センス無し
最低
誰がこんな部屋にしたんだ
最悪
ナンセンス
逝ってよし
呟いてみる
「ホントに趣味悪いな「誰が?」
「ふぇ?」
誰か居る!?
僕がキョロキョロしていると
「ウフフwここだよw」
ここってどこだよ
誰も見えないよ
「誰なんだ!?」
僕は問う
「聞きたい?」
「そりゃそうだろ」
「じゃあ特別に教えてあげる僕は君だよ」
「何を言っているんだ!」
「僕は過去の君なんだ」
「過去の俺?」
「正確に言うと、記憶喪失になった時に君の意識から離れた過去の『記憶』なんだ」
「過去の記憶?それはど!?
目の前に卵が現れた
そしてそれは徐々に形を変えていく
−卵が割れ
−イーブイの赤子がでてきた
−イーブイはすくすくと育っていき
−やがてサンダースに進化した
声がした
「どう?」
「このサンダースは…誰なんだ?」
「我ながら物分かりが悪いなあ。これは『君』であり同時に『僕』でもあるんだ」
「僕?いったい...」
「僕は昔の記憶であって昔の感情では無いから気をつけて。感情は君が記憶喪失になってる事で抑制されてるから.....」
「どういう事なんだよ!ちょっとまて!にげるな!」
それは部屋の隅の暗いところへと消えて行く
もう少しで見えなくなると言う所でそれは言った
「きおつけてね」
そう聞いた瞬間何かが弾けて、目の前から景色がふっとんでいった


ウェイン-....ひえ〜おたすけ〜.....うがー!!!ににんがしにさんがろく〜!!!
ルカ-........(珍しい寝言だわ)


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Last-modified: 2009-12-01 (火) 00:00:00
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